2010年6月19日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 4.丘越え 富雄北・二名コース

奈良ウォーキングマップ其の参 4.丘越え 富雄北・二名コースを歩いた。富雄川を2度渡るがその度に丘を登るので距離の割にはタフなコースである。この辺りは散歩コースだったため全コース歩いたことがあり難なく歩くことができたのだが、途中細いくねくねとした道を行くので十二分に下調べをして行かないとコースからはずれてしまうかもしれない。学園前のマンションと住宅地が続く街並みなのだが意外と田園風景も残っており心をなごましてくれる。マップを見ているときはどこを通るかよくわからなかったのだが、お気に入りの道を選んでくれていたのでうれしかった。


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コースのスタートは近鉄富雄駅奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコースに書いたとおり西口から降りれば富雄川は目の前である。その富雄川を渡り次の目的地の鳥見第1号街区公園へは近鉄奈良線のすぐ南側の道を歩くのだがいきなりきつい登り坂である。本当に鉄道と平行しているので登り切った後には撮り鉄には絶好のポイントがあった。鳥見第1号街区公園の目玉は静寂に包まれた池であり、神秘的ですらある。鳥見第1号児童公園(あひるの公園)を書いたときにいたあひるも鴨もいないようだ。あひるを飼うの止めたので公園名も変えたのだろうか。

この後進路は北へ取りUR都市機構富雄団地入口を過ぎてからは東に向かう。次の目的地の三松一丁目街区公園への道も結構登り坂である。この後富雄川へと再び下るのだが単純に東に下るのではなくしばらく富雄川同様に北へ歩く。この辺りは細かい道なのでコースに迷うかもしれない。この北へ向かう道は富雄川より少し高台にあり見晴らしがよく以前からお気に入りの道でならやま大通りまで続くのだが、本コースでは次の目的地の法融寺とその次の目的地の杵築神社へと向かうため、300m程歩くだけで残念だ。

法融寺は高台にあり数十段の階段を登るには根性がいるが、御堂が新築されており登る価値はある。杵築神社杵築神社の遥拝所杵築神社の役行者石像を書いた思いで深い地だ。この後の道も細かいのでコースを見失わないよう要注意であるが、次の目的地のさんだん(旧西登美ヶ丘北街区)公園の手前の住宅地に入るまでのわずが200mばかり道が本コースのハイライトである。灌漑用水の音を右手に聞きながら学園前の住宅街にすっぽり抜け落ちたのどかな風景を楽しむことができることを二名平野1丁目の田園風景に書いている。

さんだん(旧西登美ヶ丘北街区)公園の名前が変わったのは、西登美ヶ丘北街区公園に書いたのだが、番地が松陽台なのに西登美ヶ丘北公園ではおかしいということになったのだろうか。しかしなぜ「さんだん」なのか命名の由来がちょっとインターネット検索しただけではわからない。この後ならやま大通りなどの幹線道路の歩道を歩いた後、奈良学園 登美ヶ丘と最後の目的地である中登美ヶ丘近隣公園の間を抜けて、ゴールは近鉄学研奈良登美ヶ丘駅となる。

2010年6月12日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「大和の高原文化をのんびり歩こう いにしえの道コース」

奈良を歩く ゆきめぐり大和の高原文化をのんびり歩こう いにしえの道コース」を歩いた。奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースのスタートとゴールが都祁村交流センターであるのに対して、本コースのスタートとゴールが「道の駅」針T・R・Sと少し距離が伸びているだけで、ほとんど奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースと同じ道を歩くのだが、コース名になっているように都祁の里は本当にのんびりしている。よくある表現だがまるで流れている時間が違うように感じる。鄙びた田舎の田園風景の中をゆったりとした時間を感じながらのんびりと歩けば、間違いなくリラックスできるだろう。


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コースのスタートとゴールである「道の駅」針T・R・Sは阪奈国道(国道25号)と国道369号線の交わる要所にあり、レストランや土産物店が充実しておりドライバーでにぎわっているので、気兼ねなく駐車場を利用できる。しかし「道の駅」針T・R・Sから歩いて出るのに少々手間取ってしまった。奈良市針テラス情報館の先に歩道はなく、最後の目的地にもなっている都祁温泉フィットネスバードの前のスロープを下ればそのまま歩道を通って歩くことができる。

まず奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースのスタートとゴールである都祁村交流センターを目指す。都祁村交流センターの前には新しく奈良市都祁行政センターが出来ていた。その先には都祁山の道巡り道標を見つけた。本コースの要所要所には旧都祁村の道標が設置されているので、道に迷うことはないだろう。しかし国道369号線から来ればずっと奈良市を通って来れるのだが、遠回りなので名阪国道から来ることになるのだが、天理市の東側がまた奈良市なのは何度来ても違和感がある。

この後はゆったりとした時間が流れる都祁の里を歩く。のんびりした田園風景だけでなく目的地となっている都祁水分神社小治田安萬侶墓来迎寺国津神社三陵墓古墳群は見所も多い。特に都祁水分神社は厳粛な空気が流れており、この辺りが本コースのハイライトだろう。三陵墓古墳群の後に訪れる本コースで唯一の茶畑は緑鮮やかでとてもいいランドマークなので、マップにも掲載されている。

2010年6月5日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 3.阪奈道路横断 尼ヶ辻・学園前コース

奈良ウォーキングマップ其の参 3.阪奈道路横断 尼ヶ辻・学園前コースを歩いた。阪奈道路を本当に横断するわけではなく道路下のトンネルをくぐる。奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースでも阪奈道路を横断するコースとなっており、これを歩いた時富雄駅から西ノ京駅まで歩くのがよいと書いたのだが、本コースはそれを一回り小さくしたコース設定で、交通量も少なく静かな住宅街を気分よく歩くことができた。


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コースのスタートが近鉄尼ヶ辻駅で最初の目的地が垂仁天皇陵であるのは、奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースと同じである。こちらは西ノ京を巡るために南下するが、本コースはこの後西進する。垂仁天皇陵の東側の濠は奈良歴史の道になっており何度も歩いたのだが、西側の濠を見るのは初めてである。見栄えのする松も植わっており、なかなか風情のある景色である。

次の目的地の皇大神社垂仁天皇陵の陪塚で、この後県立奈良病院の南側の住宅街を歩く。住宅街の小さな道だが、マップは詳細に出来ており迷うことはなかった。第二阪奈有料道路をくぐると東坂下池があり、この辺りは古くからの農家も多く少し田舎の風景であるが、次の目的地の藤ノ木台第4号児童公園と次の次の目的地の藤ノ木台第3号児童公園はもちろん藤ノ木台住宅街で、地域名として有名ないわゆる「学園前」である。藤ノ木と言えば藤ノ木古墳が有名なのだが藤ノ木古墳は斑鳩町にあり、新興住宅街によくある○○台の○○を藤ノ木と命名されただけである。

藤ノ木台を抜けると川沿いの道を北上する。その次の目的地の富雄南中学校の後すぐ阪奈道路を抜けて、しばらく行くと最後の目的地である学園大和第3号街区公園である。この辺りの道は道幅の割には結構交通量が多いのだが、歩道が整備されているので快適に歩くことができる。ゴールの近鉄学園前駅の手前のこうの下池が釣り堀になっているのが、こんな所にあるのと思えておもしろい。近鉄学園前駅の南に隣接する帝塚山学園前キャンパスの西側はすこし鄙びたなごめる景色である。