2012年12月29日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「文化とふれあいの散歩道コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ文化とふれあいの散歩道コース」を歩いた。奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「曽我川めぐりコース」と同じ奈良県立橿原公苑を拠点として、コースの大半は大和中央自転車道を歩く。コース前半は古墳から旧い街並みの情緒を楽しみ、後半は視界が開け広大な奈良盆地を実感できる。クリスマス寒波と年末年始寒波の狭間の小春日和のような陽気になって、実に気分爽快であった。

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コースのスタートは近鉄橿原神宮前駅で、まず橿原遺跡のある橿原公苑を巡った後、橿原神宮北参道からイトクの森古墳(池田神社)の横をすり抜けて、神武天皇陵(畝傍山東北陵)から大和中央自転車道を歩く。綏靖天皇陵(桃花鳥田丘上陵)を訪ねてしばらく行くと、重要伝統的建造物群保存地区今井町がある。

今井まちなみ交流センター(華甍)から始まり、高木家住宅河合家住宅旧米谷家住宅音村家住宅中橋家住宅稱念寺豊田家住宅を巡り、春日神社で折り返した後も、今西家住宅上田家住宅吉村家住宅山尾家住宅西光寺と見所に事欠かない。

この後、歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅でも歩いた飛鳥川農振橋まで歩く。遮るものがなく視界良好気分良好だ。、途中新ノ口連絡線保線基地大和中央自転車道多駐輪場県営福祉パークがある。最後は道を東にとり、歩く・なら「太安万侶を輩出した多氏の故郷へ」でも訪ねた秦楽寺を参拝して、近鉄笠縫駅へゴールする。

2012年12月8日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「センター緑地めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップセンター緑地めぐりコース」を歩いた。大和郡山市観光モデルコース「古代ロマン額田部の里」を南に一回り大きく歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅で歩いたのんびり田舎道も歩く。浄化センター公園がコースのスタートとゴールなっているので、浄化センター公園駐車場に車を駐めて巡ることもできるし、近鉄ファミリー公園前駅は文字通り目の前なので電車でも便利である。しかし近鉄はなぜ浄化センター公園前駅にしなかったのだろうか、プールが開く季節だけ臨時停車していたそうだが、それならファミリープール前駅になるような気がするのだが。駅名に浄化が入るのを嫌ったのだろうか。確かに浄化を名に冠するのは好ましくない。ちょうどファミリープールは改装中なので、いっそのことリニューアルオープンに合わせて公園名はファミリー公園にプール名はファミリー公園プールに改名したらいいのにと思ってしまった。

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コースのスタートとゴールは浄化センター公園で、近鉄ファミリー公園前駅のすぐ北を近鉄橿原線を越えて北に向かい、近鉄天理線を超えた後佐保川三郷橋を西に渡ると、筒井順慶歴史公園がある。近鉄平端駅の北を近鉄橿原線を越えるときれいなお寺が目白押しで、来迎寺融通寺に聖徳太子ゆかりの額安寺を参拝する。途中額安寺五輪塔の傍には額田部窯跡もあり、歴史ロマンに思いを馳せることができる。

安堵町コミュニティバス岡崎西で西名阪自動車道を北に潜り、安堵町歴史民俗資料館から極楽寺を経て富本憲吉記念館(休館中)を巡るのだが、安堵町歴史民俗資料館の前の案内通り富本憲吉記念館(休館中)訪ねてから極楽寺に向かうのが素直だろう。今度は西名阪自動車道を南に潜り安堵中央公園で道を東に返し中家住宅を訪れ南に向かい大和川を渡ると本コースのハイライトで、のどかな田舎道のなか南陽禅寺から杵築神社を経て油掛地蔵を訪れる。

金福寺を最後に訪れると大和中央自転車道道標が目に飛び込んできた。この後すぐ大和川川久保橋を渡るのだがそこで凄いものを見てしまった。水量を確保するためよく水を堰き止めて段差が滝のようになっているのだが、その段差で強風に煽られて水煙が上がっている。まるで逆滝状態だ。大和川北岸の大和中央自転車道大和中央自転車道起点まで歩いた後、初めて浄化センター公園内を歩いた。自然豊かなきれいで広大な広場が広がっているのに感心したのだが、よく考えるともったいない原っぱでもある。

2012年12月1日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「水辺の緑地めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ水辺の緑地めぐりコース」を歩いた。近鉄生駒線近鉄信貴山下駅から近鉄東山駅を歩くが、主役は竜田川だ。竜田公園は言わずと知れた紅葉の名所で前回訪れた歩く・なら「大和川・竜田川・富雄川と水辺をめぐる、龍田大社~廣瀬神社をつなぐ道」では十二分に堪能できたのだが、今年は冬将軍の到来が早く、竜田川紅葉祭りが行われているのにもかかわらず見頃は少し過ぎていた。しかしいろんな表情を見せる竜田川と自然と調和した美しい公園や悲話に涙する墳墓を訪れる本コースは変化に富んでいてとても楽しかった。季節を問わず楽しめる面白いコースである。

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スタートの近鉄信貴山下駅にはさんごうふるさとマップがあり、すぐに三郷町文化センターもあり三郷町の中心部なのだが、これまたすぐに視界が広がる。大和川若草橋では春の若草のようにやわらかな緑が鮮やかで、大和川第一緑地まで県下随一の広大な大和川の土手を歩き気分爽快だ。土手を下りて川辺の遊歩道を歩くのも面白そうだ。この後道を左に折れ本題の竜田川を北上すると三室山から竜田公園となり桜と紅葉の名所だ。川辺の細い道が紅葉祭りの会場で凄い人熱れなのだが、会場を過ぎた後も川辺の道は橋の下を潜って平群町竜田川2丁目まで続き本コースのハイライトだ。この後予想していないかなりまとまった雨に降られしばらく雨宿りできない開けた道が続き閉口した。傘も持っていなかったので尻尾を巻いて近鉄竜田川駅から帰ろうかと思ったが、通り雨で済んで青空も広がったので安堵した。

この後平群町にある近鉄の全駅を訪れたが全てに平群町観光案内図があった。近鉄生駒線沿いに進んだ後修景池美しい平群中央公園を歩く。石室内部まで入れる西宮古墳は公園の一部であり、次に竜田川まで降りるまで本コース唯一の激しいアップダウンとなる。近鉄平群駅には新しく竜田川遊歩道案内図があったが本コースではほとんど歩かないのが残念だ。しかし平群観光マップもある長屋王御墓吉備内親王御墓ははずせない。近鉄元山上口駅を過ぎると竜田川の上に近鉄生駒線が走るさらに上を歩くのが愉快だ。もう少し季節を早く訪れたら紅葉が凄いと思わせる金勝寺を訪れた後、地形を活かして国道168号に架かる橋が面白い平群北公園へ寄り道する。最後に竜田川沿いを歩くのだが、ゴールの近鉄東山駅のすぐ近くなのに「ここはどこ」と思わず呟いてしまう山の中の渓流で感激する。