2016年11月3日木曜日

歩く・なら「記紀・万葉のロマン満喫 聖徳太子ゆかりの王寺の里」

歩く・なら記紀・万葉のロマン満喫 聖徳太子ゆかりの王寺の里」を歩いた。2年前に歩いた歩く・なら「聖徳太子ゆかりの王寺・いかるがの里ウォーク」とコースタイトルはほとんどかぶっているが、歩くコースはかなり違い王寺の里のいろんな風景が広がり楽しい。マップを見るととても10Kmもあるようには見えないが、ちょこまかちょこまか入り組んだ道を行くので本当に10Kmあるようだ。特に後半は山端沿いにアップダウンの道が続きなかなかハードだ。前半少しだけ歩いた葛下川沿いの遊歩道は本当に素晴らしい。散歩には最高だろう。ただ心残りなのは遊歩道が整備される前に本コースが設定されたのだと思うのだが、新しく整備された西岸の遊歩道とは逆の東岸の車道をコース通りに歩いてしまった。本コースで歩く遊歩道はまだまだ一部だろうから次は遊歩道全部を踏破したい。


地図の作成方法


Google フォト

本コースはスタートとゴールが同じJR王寺駅となる周回コースである。いきなり足跡が塗装されていて何だろうと不思議に思っていたら、冒頭に述べた葛下川遊歩道に出ると雪丸ロードの案内があり納得した。雪丸は和の鐘にも鎮座して大売り出し中だ。国道25号を渡ると本コース元ネタの王寺の町を探検だ!がある。このまま遊歩道を歩いて行きたいのだが、本コースではコースタイトルにある聖徳太子ゆかりの達磨禅寺を訪れる。達磨禅寺は時間を気にせずゆっくり楽しめるよう帰りの最後の目的地にして、コース前半は整備された遊歩道を進むようにコース変更すればずっといいコースになるだろう。この後JR和歌山線王寺~畠田間No.2門前踏切を渡り、葛下川薬王橋から葛下川阿弥陀橋まで東岸を上るのだが、冒頭に述べた通り西岸が遊歩道として整備されているようでトイレまで新設されている。

JR和歌山線畠田~志都美間No.1切屋踏切を渡り直し、乳垂地蔵尊を訪ねた後、その広大さに驚く尼寺廃寺跡の手前に↑白山姫神社・香塔寺近畿自然歩道道標があり、白山姫神社の後には←杵築神社近畿自然歩道道標がコース最南端となる折り返しだ。今池を過ぎて、永福寺からいよいよ山端をアップダウンしながら北上する。火幡神社の石段を登って東に抜けて芦田池中池を巡った後、孝霊天皇陵がコース最高地点だろうか。ここまでも田舎の細道をうねうねと来たのだがここからコース最終盤の葛下川王寺大橋を渡るまでの道がもっとこまごまとしている中、片岡神社放光寺を参拝するのだが、一部どう見ても実際に歩かずに地図上でコース設定したかもしくはコースをマップに描くのに道を間違えたとして思えない道がありとても難儀した。