2018年2月12日月曜日

スマホ2台持ちしたら~続編~

お世話になりました「Google Earth で表示」で記した通りZE551MLとSC-01Fのスマホ2台持ちだったのだが、何と後で買ったZE551MLが先に逝ってしまった。去年の秋からちょくちょくヘッドホンも挿していないのにヘッドホン表示したり(音が出ないと電話として使い物にならないが電源オンや再起動後の数10分だけなので目を瞑った)、消費電力が多くて1日持たなかったり(多分プリインストールの天気アプリのバグ)等不具合があったのが、年末にしばしば「システムUIの不具合なんじゃらかじゃら」が表示され操作不能になった。この異常表示はOKでクリアしても直ぐ同じ表示になるので、素早く再起動の操作をしなければならなかった。

まあ1日に一回なるかならないかなので月賦支払いの二年の年季明けたら春モデルがちょうど出てくるのでそこで買換えのつもりでいたら、本年最初の歩く・なら「1泊2日で聖徳太子ゆかりの地を歩く」(近鉄信貴山下駅~近鉄竜田川駅)を歩いている途中で前述の異常表示が出た後Andoroid自身が立ち上がらなくなってしまった。寒さに弱いのかと思い何度か温めたが復活しない。思えば年末の異常表示は、歩く・なら「1泊2日で聖徳太子ゆかりの地を歩く」(JR法隆寺駅~近鉄信貴山下駅)を歩いた時からのような気がしてきた。二年持たずにお陀仏なのは初めてだ。いやN-08D(ドコモタブレット)は1年持たずに正常起動しなくなったがドコモショップで無償修理し修理する間は代替機を貸してくれるので失念していた。

格安スマホの場合スマホ1台なら即買換えになるが、そこは2台持ちの強みで、SC-01FにSIMを差し替えると難無く動作した。実はメインで使用していたのはSC-01Fなのでほとんど支障はない。しかしZE551MLのみで使用しているアプリを家やウォーキングで時々ブランジングに使用しているN-08D(ドコモタブレット)に肩代わりさせたがやはり使い勝手が悪いし、スマホ2台持ちしたらに記述した同じ環境には到底ならないので、コスパに優れると評判のHUAWEI P10 liteをじっくり検討して購入した。

使用開始日  携帯電話      GPSハード     GPSソフト
2008/09/23 W51H(au携帯)     W51H(au携帯)      au地図ビューアー
2008/10/18 URBANO(au携帯)    URBANO(au携帯)    au地図ビューアー
2010/10/09 URBANO(au携帯)    IS01(au初代スマホ)     RMaps
2010/12/29 URBAN(au携帯)    IS01(au初代スマホ)    OruxMaps
2014/04/26 SC-01F(ドコモスマホ) SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps
2016/04/01 ZE551M(格安スマホ)  SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps
2018/01/01 HUAWEI P10 lite    SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps

お世話になりました「Google Earth で表示」にまとめた履歴に今回のHUAWEI P10 liteを追記する。SC-01Fは名機だ。バッテリーも交換していないのに電池の持ちも変わりなく文句ないのだが、これからも活躍してくれそうなのでご褒美として電池容量が倍になる「Sato Commerce GALAXY Note3 SC10 SCL22UAA 互換バッテリー Lサイズ ( SC-01F / SCL22 / N9000 ) 3.8V 6400mAh + TPUケース」を購入した。今のところすこぶる好調で普段の日ならバッテリーの保管に最適な50±10%の間で使用できている。(充電は基本的に使用しながらで、夜40%になったら充電を開始し寝てる間は充電せず朝出かける前に60%になるまで充電)旧バッテリーでは電池のダメージを抑えるべく20~80%で運用していた。

Andoroidの進化は早くZE551MとSC-01Fはバージョン5で止まったのだが、HUAWEI P10 liteはバージョン7である。「スマホ2台持ちしたら」と同じ環境を維持できるのかはなはだ疑問である。前置きが長くなったがここからが本題である。

1.Bluetoothテザリング
これができないとスマホ2台持ちの意味がほとんどなくなってしまうのだが、さすがにこれはあっさりHUAWEI P10 liteからSC-01Fテザリングできている。モバイルネットワークだけでなく念のためモバイルデータを切ったWi-Fi接続のみでも動作することを確認している。ただし後述するBluetoothタグとして利用するには問題があった。HUAWEI P10 liteはBluetoothをオフするとBluetoothテザリングも自動オフになり、BluetoothをオンするたびにBluetoothテザリングを手動でオンしなければならない。

2.Automated Device
スマホ2台持ちしたら」のメインテーマであるスマホ2台を互いのBluetoothタグとして利用するための肝心要のアプリなのだが、Google Playから消えたいた。こういうこともあろうかとアプリのバックアップをとっていたから事なきを得たのだが、後で調べるとAPK4Fun - Download APK for Fun Android Apps & Gamesからダウンロードできるようだ。しかしアプリのバックアップをとっていたことを失念していてとてもあせったのである。

しかし本当にあせらなければいけないのはこの後であった。一回動作チェックしたら問題なく動作したがその後動作したりしなかったりする。どうもAutomated Device自体が動作停止している。バックグラウンドアプリが動作するとメモリーオーバーで起動順に古いアプリが停止してしまうのが原因のようだ。ZE551Mではデフォルトでバックグラウンドアプリは動作停止して動作させたいものを許可していく方式だったのだが、HUAWEI P10 liteはデフォルトがバックグラウンドアプリの動作停止をしないになっていた。「設定」→「電池」→「ロック画面のクリーンアップ」でバックグラウンドで動作するアプリを絞ったら問題なく動作している。

3.Bluetoothタグ
SC-01Fの設定はそのままでOKだ。HUAWEI P10 liteは前述の通りBluetoothをオンするたびにBluetoothテザリングを手動でオンする必要があるので、思い切ってBluetoothが切れた後のBluetoothオフオンを止めて警告音のみにした。元々Bluetoothをオフオンするのはおまじないでリスタートする意味しかないので問題はないのだが、再接続した後も警告音が止まらないのだ。よくわからないが再接続したら別音声を一回だけ鳴らすようにしたら別音声を再生して警告音は止まった。前回のZE551MとSC-01Fの組み合わせでは多いときは1日に数回途切れて再接続していたのだが、今回は全く途切れず安定している。実に素晴らしい。

気をつけなくてはいけないのは、HUAWEI P10 liteの電源オフオンや再起動したらBluetoothテザリングはオフになるので、こちらも手動でオンしなければならない。ZE551Mはときたま勝手に再起動するのだが、再起動してもBluetoothテザリングはオンのままなので、勝手に再起動しても自動的に再接続していた。HUAWEI P10 liteは勝手に再起動してしまうと自動的に再接続しないので気づくはずなのだが、今まで勝手に再起動したことはなく実に安定して動作している。こちらも大変素晴らしい。

4.「Smart Lock」の「信頼できる端末」
何故かHUAWEI P10 liteの「信頼できる端末」にSC-01FもN-08Dも登録できない。目的は画面ロックの解除を簡素かするためなので、HUAWEI P10 liteに搭載されている指紋認証で代用することにしたと言うか、「信頼できる端末」では押しにくい操作釦を押してロック画面を出した後に画面をスワイプする2アクションが必要なのが、指紋認証の1アクションで操作画面まで行くのでこちらの方がスマートだ。指紋スキャナーは背面にあるのでスタンドに置いたら使いにくいかと思いきや触る指の方向は問わないのでほとんどストレスがない。やっぱり生体認証は便利である。

5.Wi-Fi Matic - Auto WiFi On Off
スマホとは別問題なのだが、我が家のドコモ電波は弱い。ZE551MLでは圏外になることは滅多にないが、今回緊急で代用したSC-01Fではアルミサッシの雨戸シャッター(金属)を閉めるとほぼアウトだ。そこでHUAWEI P10 liteを購入する際、最近増えてきたau回線の格安simに変更することにしたのだが、こちらが予想外の結果になった。自宅ではWi-FiオンしてWi-Fi接続し、外出するとWi-Fiオフを自動で行うためにWi-Fi Matic - Auto WiFi On Offを利用していたが、auでは動作不可能なのだ。理由はWi-Fi Matic - Auto WiFi On Offは自宅で繋がる基地局かどうかでWi-Fiオンオフするのだが、auは4Gしか基地局として認識させずさらにAndoroid7の仕様らしいがWi-Fi接続したら4G回線とは切断してしまうから自宅の基地局を登録できないのだ。動作しないから調べたらすぐ検索できたのだが後の祭りだ。

仕方ないので代用を探したがあまりいい方法がない、Bluetoothタグでテザリング接続が遮断された時に自動的に再接続するためにSC-01Fに入れているBluetooth Auto Connectを普段は自宅に置いていて時々ブラウジングに使用していたN-08D(ドコモタブレット)に入れて、N-08Dがスクリーンオンする度にHUAWEI P10 liteにテザリング接続するようにした。HUAWEI P10 liteのAutomated DeviceにN-08DとのBluetooth接続したらWi-FiオンしBluetoothが切断したらWi-Fiオフするように設定した。これで外出する時は自動でWi-Fiオフすることができるし、家に帰ったら必ずN-08Dをスクリーンオンすれば自動でWi-Fiオンする。半自動ではあるがかなりましだ。散歩に出かけるときはバッテリーの持ちが心配なのでN-08Dも持ち出しているので、同じように持ち出したらHUAWEI P10 liteはWi-Fiオンのままになってしまうが、「Sato Commerce GALAXY Note3 SC10 SCL22UAA 互換バッテリー Lサイズ ( SC-01F / SCL22 / N9000 ) 3.8V 6400mAh + TPUケース」を身にまとったSC-01Fはバッテリーの心配もなくN-08Dを持ち出すこともなくなるだろう。

まとめ
自宅に帰ったらWi-Fiオンが半自動になってしまったのが残念だが、それ以外は買い替え前と同じかそれ以上の環境を構築できた。Wi-Fiオンを忘れた時のデメリットはモバイルでのデータ通信量が枯渇してしまう点だが、今のところ速度制限がかかるほどデータ通信を使用していないのであまり気にしないことにする。まあ自宅ではスタンドを3台並べて新しく買ったHUAWEI P10 liteとSC-01FとタブレットのN-08Dを並べて使用しているので忘れようがないのだが、N-08Dのバッテリーが全然持たないので充電管理が大変だ。SC-01Fをスマホ2台持ちから早くN-08Dのポジションへ移動させたいが、大容量バッテリーに慣れてしまうのが怖い。現在の主流はバッテリー内蔵で交換不可になっているので大容量バッテリーを身に着けさせるのは夢のまた夢になってしまうかもしれない。SC-01Fを大事に使っていくのが一番の幸せのような気がしてきた。

2018年2月2日金曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「飛鳥川満喫コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ飛鳥川満喫コース」を歩いた。奈良まほろばサイク∞リング 飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)を歩いた時からキトラ古墳壁画体験館四神の館が開館したら歩こうと決めていたがいつものことで1年以上経過してしまった。しかしある程度時間を置いたので開館時の熱気も冷めて、望外にも玄武の本物を見ることができた。後で調べると本物の壁画の公開期間は限られていて事前申し込みが当たり前なのだが、平日ということもありほとんど待ち時間なく見れたのはラッキーである。真冬の飛鳥を歩いた記憶はないがいつ歩いても飛鳥は素晴らしい。表題の通りコースの半分以上は飛鳥川沿いに歩く約11Kmのミドルコースなのだが、石舞台古墳へ渡る玉藻橋近辺の道は真冬に歩いても実に風情があって感動した。


地図の作成方法


Google フォト

コースのスタートは歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース) と同様にコースのスタートは近鉄畝傍御陵前駅でも構わないと思うが、奈良県みどりをつなぐウォーキングマップとしては県立橿原公苑は外せないので、近鉄橿原神宮前駅をスタートすると左手には橿原神宮北参道が見える。→特別史跡本薬師寺跡↑橿原市昆虫館2.6Kmを東に過ぎて、飛鳥川新河原橋を渡ると故村田己喜次之碑があり、ここから飛鳥川東岸を南上する。飛鳥川大柳川の手前では東岸沿いの道が途切れるので一旦西岸に渡り奈良まほろばサイク∞リング せんとの道へ合流し再び東岸を左手に明日香村小山の景色も楽しみながら南上する。

国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区を訪れるため飛鳥川雷橋を西へ渡るが、すぐ飛鳥川浅瀬を渡り返すようになっているが、流量多く片足を水没させ本当に飛鳥川を満喫してしまった。飛鳥橋から西岸を歩くのだが南の山並みが雪景色なのには驚いた。ならクル(C-7)明日香(石舞台)↑(C-16)御所→を過ぎると橘寺があり、岡寺三重塔を望むこともできる。ここから冒頭に述べた最高の散歩道だ。奈良まほろばサイク∞リング せんとの道と同じ飛鳥川玉藻橋を渡るのではなくマップには飛鳥川祝戸橋を渡るように書いているが、飛鳥川玉藻橋飛鳥川祝戸橋と間違えているようだ。飛鳥川祝戸橋を渡るとすぐ国営飛鳥歴史公園祝戸地区「マラ石」があり、明日香第二種歴史風土保存地区の辺りは棚田風景が素晴らしい。

南渕橋で飛鳥川からは別れて退屈な二車線道路を歩く。交通量は少ないので歩きにくくはないが歩道はないので車が来ると気を使う。しかも急坂を上り降りするので本コース一番の難所である。見所もなくロータリーの森を過ぎて、坂を下り終わると右手遠くに文武天皇陵が見えた。正面の施設はてっきり飛鳥近隣公園の施設かと思いきや国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区檜隈寺跡前休憩案内所だった。体験工房農体験小屋から四神の広場と続き実に広大である。キトラ古墳壁画体験館四神の館地階展示室は常設無料で石室原寸大レプリカもあり30分くらいは軽く楽しめる。キトラ古墳壁画体験館四神の館特別史跡キトラ古墳のすぐ下に建てられた。最後は子嶋寺へ寄り道し、歩く・なら「昔日の薫ただよう高取城跡と城下町」が懐かしい土佐街道を少し歩いて近鉄壺阪山駅がゴールだ。