2018年4月7日土曜日

歩く・なら「雄略天皇ゆかりの“蜻蛉の滝”から吉野山最高峰“青根ヶ峰”を歩く」

歩く・なら雄略天皇ゆかりの“蜻蛉の滝”から吉野山最高峰“青根ヶ峰”を歩く」を歩いた.このコースは歩く・なら「雄略天皇ゆかりの“蜻蛉の滝”から吉野山最高峰“青根ヶ峰”を歩く」(オプションルート) で一度トライしたのだが、見ての通り道を間違えて途中からオプションコースを辿り吉野山の表玄関である近鉄吉野駅へゴールしてしまった。同じく桜の季節だったので紅葉の季節にリトライすると決意したのがハードコースに怖れをなしてもう5年も経過していたのに、上千本がちょうど満開との便りの誘惑に負けた。しかしスタートゴールともに本数の少ない(5年前には有った奈良交通の便が廃止されコミュニティバスしかなくなっているのにも驚いた)バス停なのはつらい。寒風が吹き一瞬雪が舞うことも影響しているが、時間を気にしてゆっくり桜を楽しめない。13kmのコース距離はバスの時間には余裕があるとは読めるのだが、吉野山を行き帰りとも山道となるのも前回の急勾配を思い起こして時間配分が心配になってしまう。結果として急勾配もあったが読み通りの時間で踏破することはできたのだがきつい登りの後ではやっぱり桜を愛でる気分にはなかなかならないのだ。桜を楽しむなら歩く・なら「吉野 金峯山寺から紀伊山地の奥へと続く修験の道へ」が王道だろう。


地図の作成方法


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今回はコースを間違えないよう大滝バス停を出発するが、登り口がわかりにくいしメインの蜻蛉の滝を訪れないがまあ前回と同じコースを辿るより違う道を行くのが本筋だ。しかしいきなりの急坂で中庭に見事に桜が見えるのに龍泉寺の石段を登る気にもなれない。やがて←蜻蛉の滝0.7kmとの合流点となるが間違えようがない大型トラックも通れる舗装道がしばらく続く。←青根ヶ峰2.9km→蜻蛉の滝1.1kmからは山道になるが勾配もゆるやかできれいに整備されていて気持ちいいが、崖側が崩れやすいのが丸わかりなのが今回のコースの上り下りともに携帯が圏外だとわかると恐怖を覚える。音無川マガリ谷口←蜻蛉の滝1.8km→青根ヶ峰2.2kmにある。水音も聞こえないほど谷底深かった音無川→青根ヶ峰1.4kmの手前ではすぐ横を流れる。←蜻蛉の滝2.8km青根ヶ峰1.2km→からは本コース最大の難所急登が←白倉山5.3km→青根ヶ峰0.8km↑蜻蛉の滝4.0kmまで続く。最後はすれ違いも出来ない細道で本格的な登山道である。足を踏み外せばだだでは済まないのでちょっと下りは願い下げである。

すぐに林道吉野町大峯線(起点)↑せいれいの滝3.5km←上千本経吉野駅7.6km→山上ヶ岳17kmへ出てこの上青根ヶ峰←山上ヶ岳→金峯神社近畿自然歩道道標には向かわず体力温存のためいや疲れてオプションコースの平坦コースへ道をとる。コースタイトルを二つとも飛ばすことになるが頂上は確か二回極めているのでいいだろう。しかし従是女人結界←金峯神社→山上ヶ岳近畿自然歩道道標まで冷たい北風を遮るものがなく手袋が必要なのには驚いた。西行庵と苔清水も何度も訪れているので宝塔院跡 左西行庵・苔清水から、西行庵←順路(観桜期のみ)までもオプションコース通りショートカットするというより桜の季節は一方通行に決まったようだ。金峯神社と隠れ塔の辺りが一番の観桜期だったが写真に蔵めるのを失念してしまった。冒頭に書いた思わぬ雪もこの後で高城山(ツツジが城)吉野水分神社別称子守宮も素通りしたが、帰りの下り山道入口のさくら咲競プロジェクト上千本の絶景に出会ったので面目躍如である。


←中千本・如意輪寺・蔵王堂→上千本・水分神社↑吉野宮滝方面のみち喜佐谷・宮滝↓上千本・辰ノ尾近畿自然歩道道標
まで急坂を下ると←喜佐谷・宮滝3.7km→稚児松地蔵経如意輪寺↑上千本・水分神社0.9kmの辺りだけ束の間の平坦な道を楽しむと←御園→如意輪寺↑宮滝近畿自然歩道道標からも厳しい下りが続き、←宮滝→吉野山近畿自然歩道道標を過ぎると吉野森林セラピーが広がる。象の小川源流に降りる手前からはは大した勾配ではないが足場が岩の連続なので鎖場になっている。この後渓流沿いに小滝もあり人心地のする勾配になった。吉野宮滝万葉の道・高滝を過ぎて←高滝(滝壺)から高滝を往復するが、ここからは歩く・なら「白泡の玉と響く、美しき清流・宮滝へ」 で歩いた道だ。万葉の象の小川→高滝で山道も終わり人里へ出る。この後も象の小川沿いに下る道は5本指に入る屈指のお気に入りだ。櫻木神社も絵になる屋根付き橋を渡って参拝すべきだが3回目なのでここも対岸から参拝して先を急ぐ。最後は吉野川の名所宮滝 夢のわだを鑑賞し吉野川柴橋を渡って宮滝バス停がゴールだ。