2016年4月2日土曜日

歩く・なら「ますます訪ねたくなる東大寺」

歩く・ならますます訪ねたくなる東大寺」を歩いた。先週歩いた歩く・なら「ますます身近になる弘法大使 若き日の足跡を辿る~奈良市~」では見ごろの桜は片手に余ったが、さすがに今週は満開の桜に出会えた。本コースは東大寺を細かく訪ねる訳7.5Kmのミドルコースである。とはいえ何度も奈良公園は歩いているので既に歩いた道だろうと高を括っていたら素敵な道に出会えた。道だけが緑に浮かび上がる公慶道である。最初苔むしているいるように見えたがわざわざ芝を植えて手入れしているようだ。奈良観光のメッカを訪ねるだけでなく東大寺創建や復興に貢献した人物へ思いを馳せたり、創建当時の壮大な伽藍を感じることができてとても感動した。


地図の作成方法 軌跡の取得方法


Picasaウェブアルバム

コースのスタートとゴールは近鉄奈良駅である。南口広場にある行基菩薩像はごく最近新設された待ち合わせスポットである。まずはきたまちを抜けて、聖武天皇陵光明皇后陵を訪ねる。本コースの目的地としては異質な多聞城址を尋ねる前に素晴らしい桜に出会った。玉鐵稲荷神社にある。佐保川若草橋の桜はもう少し時間がかかるようだ。転害門から東大寺に入って大仏池を回ると満開の桜が多い。戒壇院手前の公慶堂の枝垂れ桜が五分咲きなのが残念。指図堂まで戻って光明皇后歌碑が次の目的地である。ここも大仏殿をバックに素晴らしい桜風景なのだが、少し時間がかかるようだ。この後正倉院へ向かう手前の本コースでは歩かないが大仏殿北の通りが桜花トンネルが素晴らしい。

正倉院は平日拝観なのですき間から覗いた後が冒頭に述べた公慶道を辿り鐘楼へ登る。左手の俊乗堂の右、行基堂の左の細い階段を降りると大湯屋となり、この手前の桜も素晴らしい。この後裏参道から二月堂へ登り降りる途中に良弁杉がある。降りた向かいに開山堂三昧堂(四月堂)が並び法華堂(三月堂)から手向山八幡宮を参拝する。この後東大寺本坊まで下るが目的地の東大寺東塔跡周辺の桜美林が素晴らしい。多くの観光客が誘われていた。最後は南大門を一周して大仏殿を拝み東大寺西塔跡奈良県庁屋上広場を巡り東大寺の広大さの余韻を噛み締めながらゴールした。東西に七重塔があったとの知識はあったのだが大仏殿近くにあったのだろうと思い込んでいたがとんでもなく大きな伽藍であったことに驚愕した次第である。