2013年5月4日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「水と緑の山麓散歩コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ水と緑の山麓散歩コース」を歩いた。屋敷山公園を起点に葛城市の旧所名跡のおいしいところを巡るコースかと思いきや、コースタイトル通りに緑を楽しむコースであった。奈良県みどりをつなぐウォーキングマップの中で一番多くみどり(公園)を訪ねるのではないだろうか。中将姫ゆかりの當麻寺石光寺花のお寺の異名を持つ。ぼたんが有名でGWに訪れると本コースはみどり一色に楽しめるだろう。コース前半は葛城山の雄姿を楽しみ後半は優美な二上山を愛でながら歩くのはウォーキングの醍醐味のうえ、多数の古墳を巡るのが以外だった。みどりだけでなく歴史ロマンも堪能できる秀逸コースである。

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葛城市・観光イラストマップようこそ葛城市へがある近鉄新庄駅をスタートしてまずは隣にある柿本神社を参拝して、住吉神社鳥居をくぐり新庄城址・屋敷山古墳が発祥の屋敷山公園を訪れるのは、奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「柿本神社コース」を逆向きに辿るようだ。次の奈良県社会教育センターが予想外のみどりの公園である。広大な中戸新池を一周すると神明神社古墳皿池古墳があり、岬の東屋からの開放的な眺望も素晴らしいし、レストラン・宿泊施設のあるかつらぎの森から見る中戸新池は深淵なリゾート地のようだ。みどりの公園を顕す代表名称を冠しないのは詐欺ではないかと思うほど素晴らしいが、神々の宿る郷「かつらぎの森」奈良県社会教育センター研修施設を併設しているのには仰天した。

次の近畿自然歩道道標からその次の近畿自然歩道道標まで近畿自然歩道を少しだけ歩き、葛城市太田案内板からその次の次の近畿自然歩道道標までは奈良県みどりをつなぐウォーキングマップにはめずらしく細くわかりにくい道を行く。芝塚古墳から當麻住宅地2号公園當麻住宅地1号公園を経て芭蕉ゆかりの綿弓塚を訪れるのは奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「笛吹神社コース」と同じだ。西光院を参拝するのは初めてだが、葛城市竹内案内板のある芭蕉旧跡綿弓塚から竹内街道・横大路~難波から飛鳥へ 日本最古の官道(大道)~一四〇〇年を西へ歩き、眼下に瓦堂池が広がる古墳満載の史跡の丘を経て葛城市當麻案内板へ至る道は歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」で歩いた。

中将姫立像のある當麻寺は花のお寺でもある。東塔を望む中之坊香藕園を抜けるとぼたん園の絶景だ。次の近畿自然歩道道標から近畿自然歩道道標までまた近畿自然歩道を歩いた後、傘堂を目指す。傘堂から少し足を伸ばせば當麻山口神社を参拝できるし、みどりに囲まれた初田川緑の砂防ゾーンから丘の上に鳥谷口古墳を巡ることができる。中将姫染の井糸掛け桜のある石光寺當麻寺と違いぼたんだけでなく季節ごとに色とりどりの花が咲き、今はしゃくやくが見頃だ。次に近畿自然歩道道標からその次の近畿自然歩道道標を経て葛城市新在家案内板過ぎると、近畿自然歩道(紀泉伊勢街道南ルート)があり目の前に二上山に繋がる緑豊かな二上山ふるさと公園が広がる道の駅ふたかみパーク當麻がある。ここから葛城市道標までの道は奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「二上山コース」でも歩いた本当にいい散歩道で、最後は近鉄二上神社口駅へゴールする。