2012年9月22日土曜日

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「二上山コース」

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド二上山コース」を歩いた。二上山歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」で2回登ったのだが、いずれも雌岳から雄岳を歩くすなわち北から登って南へと下ったのだが本コースは逆に辿る。歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」は論外のハードコースだったので、歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」と比較すると北側がのんびり登れるのに対して南側は急斜面で体力が奪われて大変である。どうも北から登る人が多いようだ。健脚でない私を追い抜いていった人は一人で、追い抜いたのはまだ歩けない幼子を連れた夫婦一組だけであった。歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」に続いてもう山登りはこりごりの気分になったのだが、歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」の頃より加齢よりも加重した体が体力を無くしていないのかとても気になる。
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コースのスタートは奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「當麻寺コース」の続きのように近鉄二上神社口駅である。まずは大和高田バイパスを越えて真っ直ぐ西に向かうが葛城市道標で南下する。ここから傘堂までの田舎道が池も多くてご機嫌だ。途中二上山ふるさと公園に立ち寄るが歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」でとんでもない目にあった456段の石段は登らずに引き返すと道の駅「ふたかみパーク當麻」の右前に前回は気づかなかった近畿自然歩道案内図があった。近畿自然歩道開設時にまだ葛城市はなかったのには驚きだ。

葛城市新在家案内板近畿自然歩道道標と辿り、傘堂から進路を西にとりいよいよ登り坂が始まる。逆から回ると本当に景色が変わり次の近畿自然歩道道標からすぐにある當麻山口神社を参拝した。今回は鳥谷口古墳は遠くから眺めるにとどめて、公園だと思っていた緑の砂防ゾーン創出事業「初田川」を歩いてその次の近畿自然歩道道標に出た。この登り坂は前の2回とも軽快に下ったのだが登るとなるとえらい急坂だ。裏向不動明王を過ぎて祐泉寺から山道になるがすぐに青息吐息になった。ここから馬の背までの道が一番の難所だろう。

この後一番見晴らしのいい雄岳を登り降りした後、さらに雌岳まで登れば後は下りである。目と鼻の先にある大津皇子の墓を訪ねた後下りの山道がひどく長い。葛城市道標まで来たところでもう山道はすぐ終わると思っていたら全く終わらない。山道が終わったところにある倭文神社は最初に進路を南にとった葛城市道標とは本当に目と鼻の先である。この後は元来た道を辿り、近鉄二上神社口駅へゴールする。