2020年5月1日金曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコース

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコースを歩いた。非常事態宣言中の外出自粛ではさすがに観光地でカメラは構えられない。奈良のコースは歩き尽くしたし京都に進出しようかと考えていたが、陽の光を浴びる近場のお散歩は健康維持のために必要なので奈良の二周目に突入することにした。電車やバスも避け久々に車を動かすべく周回コースにしようと思い起こしていたら散歩には最高のコースがある。機会ある度に褒め称えていたが二回目でも感動するか前回の奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコースとは逆周りした。この季節ハナミズキ藤さつきが目を楽しませてくれたが最後のならやま田園風景が広がる鹿川で翡翠を撮らえる僥倖を得た。ヒスイと書いてカワセミと読み清流の宝石と呼ばれている。正に千載一遇かと思い思わずこのブログが何本目が数えてみると366本目の奇跡である。感激を先に書いてしまったがこの出会いの前から本コースをべた褒めしたことに後悔は無かった。本コースタイトル通りのハイライトに加え本コース特有の青山遊歩道(車どころか自転車もシャットダウン)は逆廻りなら緩やかな下り坂となって超のんびり歩けるし、さらに歴史とは縁遠いが黒髪橋は平城山を実感できる奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する 「歴史の道」全長27kmコース」の絶景スポットだし、ならやま大通りのすぐ南を走っているとはとても思えない林間道路は奈良自転車道のベストロードだ。のんびり歩くには少し距離が長い約9kmのミドルコースだが全編車量が少ない細道は確実に三本の指に入るお気に入りの評価が不動となった。


地図の作成方法


Google フォト

コースのスタートゴールはJR平城山駅だが近鉄からの乗り換えは滅茶苦茶不便だ。前回も車を利用したようだ。最初は交通量の少ない閑静な佐保台の住宅地を行くが10年前にはなかったこんな名付けは有りと呆気にとられるビバリー公園を歩いてならやま大通りを渡ると、ならやまプロジェクト 奈良・人と自然の会→から冒頭に述べた←17km法隆寺まで→5km近鉄奈良駅 奈良自転車道だ。歴史文化遺産が集積する2 佐保路エリアとは縁遠い自然いっぱいの夏なら清涼を感じる木陰が多い林間コースを行く。奈良・西の京・斑鳩自転車道→とも呼ばれたここは奈良市奈良阪町です 奈良西の京斑鳩自転車道は蹴飛ばせば簡単に倒れそうな程根元は朽ち果てているので早く撤去すべきだろう。↑4km近鉄奈良駅まで奈良自転車道(平城宮跡経由)↓18km法隆寺までは便利だが作り放しは戴けない。奈良・西ノ京・斑鳩自転車道急傾斜注意に進まず高度を保ったまま奈良・西の京・斑鳩自転車道↑奈良公園から→般若寺←興福院 歴史の道奈良市へ入る。史跡黒髪山を過ぎて黒髪山音楽ホールからこれまた冒頭に書いた黒髪橋奈良加茂線を渡る。ここを通るとストーリーはすっかり忘れてしまったが浅見光彦シリーズの傑作である「平城山を越えた女」をいつも思い出す。

歴史之道般若寺から歴史之道般若寺を辿り→般若寺←興福院 歴史の道奈良市とは別れを告げて一旦北上して奈良豆比古神社を参拝し奈良阪バス停で木津横田線を渡る。この後急坂が100mほど続いて青山住宅バス停まで被写体のない退屈な道だがここも基本的には高台の閑静な住宅地の細道なので心地よく歩く。青山7丁目住居案内図からハナミズキ満載の青山遊歩道を歩くと青山七丁目街区公園では藤とさつきが満開だ。日時計に目を見張りながら青山五丁目街区公園青山遊歩道滝見橋を渡ると自然豊かで広大な青山近隣公園を左に見てさらに青山遊歩道鹿川橋を渡って青山一丁目緑地まで続く。この後大仏鉄道鹿川隧道奈良加茂線を渡りどんだけスリムな列車やねんと突っ込みたくなる大仏鉄道鹿川隧道も凄いハイライトなのだが、この後広がるならやま田園風景は天候を選ぶだろうが格別だ。おまけにシャッターチャンスは一度しかなかったが鹿川の翡翠に出会えたのは青天の霹靂だ。青い羽が飛び立つのを見てすぐにカワセミだと興奮したがまさかたかだかマイクロフォーサーズで10倍ズーム140mm(35mm判換算280mm)の手持ちでこれだけ寄れたのは日頃の行いがいいからだろう。カワセミが暮らす鹿川沿いに広がるのどかな田園風景を鹿川奈良電車区まで歩き最後は橋上からJR平城山駅奈良電車区を心ゆくまで楽しめる。