2012年3月31日土曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 6.梅咲き誇る月ヶ瀬コース

奈良ウォーキングマップベストセレクション 6.梅咲き誇る月ヶ瀬コースを歩いた。月ヶ瀬の梅林を満喫するには奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コース奈良を歩く ゆきめぐり「ようこそ月ヶ瀬へ」もおすすめであるが、本コースの特徴はスタートとゴールが同じでマイカー利用には便利である。今年は梅の開花が遅れ来週は桜が見頃になるので雨の梅見もおつなものではないかと出かけたのだが、やはり青空に花は映えるし雨中のウォーキングは寒くてちっとも楽しめず失敗であった。まだまだ五分咲きの梅も多く今年1番の見頃は4月になるようだ。3月で終わってしまう梅まつりの開催時期は今後見直しが必要だろう。


より大きな地図で 奈良ウォーキングマップベストセレクション 6.梅咲き誇る月ヶ瀬コース を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートは奈良市月ヶ瀬福祉センターで鮮やかなピンクの枝垂れ梅がお出迎えだ。天気ならここの駐車場の交通整理が必要なのが全く閑散としている。月ヶ瀬梅林の祖園生姫を右に折れて坂を降ると保食神社八王神社がある。その手前の尾山老人憩いの家の南の梅が今回一番素晴らしい咲きっぷりだった。

尾山代遺跡を巡った後、ロマントピア月ヶ瀬の裏山を登りいよいよ月ヶ瀬のメッカに向かうが、梅の品種園は工事中のようだ。まだまだ梅林は続くが天神神社で折り返す。いつもらな人混みを縫うように歩かなくてはならない月ヶ瀬梅林にもほとんど人はいない。

この後月ヶ瀬中学校・小学校の間を抜けて、尾山老人憩いの家の南の梅から同じ道を辿り、スタートした奈良市月ヶ瀬福祉センターの隣りにある梅の郷月ヶ瀬温泉へゴールする。明日の4月1日の日曜日は天気も回復して観光客も増えそうなのに、梅まつりが終わる区切りなのかお休みの案内が出ていた。

2012年3月24日土曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 5.健脚 春日原生林コース

奈良ウォーキングマップベストセレクション 5.健脚 春日原生林コースを歩いた。奈良ウォーキングマップ其の弐 1.健脚春日原生林コースをさらに健脚コースにしている。本コースのハイライトは何といっても滝坂の道であり、奈良を歩く ゆきめぐり「石畳の道に石仏を訪ねる 旧柳生街道・滝坂の道コース」があるように、奈良県のウォーキンコースとして山の辺の道と人気を二分する旧柳生街道の一部である。その名の通り多くの小滝があり、前日の雨で水量が多く十二分に楽しませてくれたのだが、コースの後半からずっと雨に降られたのは残念だった。


より大きな地図で 奈良ウォーキングマップベストセレクション 5.健脚 春日原生林コース を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートは県庁前バス停であり、メインの滝坂の道まで相当の距離がある。春日大社一之鳥居から長い春日大社参道を抜けて、ささやきの小径(下の禰宜道)を下ると志賀直哉旧居がある。本コースで二度通る東海自然歩道道標東海自然歩道道標を柳生へ道をとるとまもなく歩くと滝坂の道だ。

滝坂の道では、能登川のせせらぎに耳を傾けるだけでなく、寝仏夕日観音朝日観音が目を楽しませてくれる。首切地蔵で折り返すのだが、トイレが新調されるのに合わせて、東海自然歩道(奈良~忍辱山)案内図も更新されていた。折り返した道は車も通れる春日山遊歩道で高低差もほとんどなく軽快に歩ける。途中三本杉跡休憩舎春日山滝阪妙見宮五色の紅葉があり、ベストシーズンは紅葉の季節だ。

奈良公園南部交番所を抜けると春日山遊歩道も終わり、東海自然歩道道標を今度は白毫寺に道をとるが、白毫寺を参拝するのではなく東山緑地を抜けた後、白毫寺道標の前を通った後、東山霊園に出る。東山霊園奈良歴史の道で何度も歩いており、歴史の道案内図の下に奈良ウォーキングマップベストセレクション 7.山の辺の道 北コースでも見かけた山の辺の道「奈良道」の案内図が新たに追加されている。

この後岩が山積みされている奈良県立高円高等学校を半周して、重症心身障害児学園・病院 バルツァ・ゴーデルを回って、護国神社へゴールする。奈良を歩く ゆきめぐり「高円山の山すそから大和の田園風景と眺望を楽しむ」のスタートが護国神社バス停だったのでここからバスに乗ればいいと考えていたら、奈良行きのバス停が見つからず激しい雨の中バス停一つ分歩いてしまった。帰ってきて調べると奈良行きのバス停はかなり南の方にある。やはり下調べは重要だ。

2012年3月17日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「能発祥の地・奈良で「お能のものがたり」を訪ねる」

奈良を歩く ゆきめぐり能発祥の地・奈良で「お能のものがたり」を訪ねる」を歩いた。コース名通り能にゆかりのある名所旧蹟を訪ねるのだが、コースの大半がならまちを歩くのに最後は東大寺にゴールするのがユニークである。奈良ウォーキングマップベストセレクション 3.ならまち民話めぐりコースにも書いたように、ならまちは何度も訪れているのにまだまだ初めて訪れる名所旧蹟があったし、ならまちは広大なのでとても隈なく歩くことはできず初めて歩く道もあった。落ち着いたたたずまいのならまちを歩くのはリラックスできてとてもいい。


より大きな地図で 奈良を歩く ゆきめぐり「能発祥の地・奈良で「お能のものがたり」を訪ねる」 を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートは近鉄奈良駅で、奈良を歩く ゆきめぐり「万葉歌碑めぐり」と同様国道369号を西に辿るのだが、南側の歩道を歩くのは初めてなら最初の目的地の西照寺を訪れるのも初めてだ。淨教寺のある三条通りを東に戻り、アーケード街のもちいどの通りしもみかど通りを抜ければならまちだ。次の目的地で中将姫ゆかりの徳融寺誕生寺までそのまま南下するのだがその間にも奈良市立史料保存館など観光施設に事欠くことはない。

狂言大蔵流宗家屋敷跡まで東進した後北上し、定番の世界遺産の元興寺を参拝した後、とてもしぶく本間かいなと首を傾げたくなる俊寛供養碑へ足を伸ばした後、猿沢池を半周して采女神社を巡る。この後世界遺産巡りで興福寺の境内から奈良国立博物館を抜けて氷室神社を参拝した後、東大寺大仏殿を訪れる。この後観光客でごった返しウォーキングには適さない東大寺の参詣道を再び歩いて東大寺大仏殿・国立博物館バス停にゴールするのだが、2011年にできた東大寺ミュージアムを参観するのにこの道ははずせない。

2012年3月3日土曜日

歩く・なら「昔日の薫ただよう高取城跡と城下町」

歩く・なら昔日の薫ただよう高取城跡と城下町」を歩いた。3月3日に歩くには最高のコースだろう。3月中開催されているは街全体が雛飾りにあふれる町屋の雛めぐりのほとんどを巡ることができる。また高取城は芙蓉城の異名を持つほど山城にしては壮大な城郭であるしその城下町である高取町も観光資源には事欠かない。山城への道はまままあ厳しくもう一つの目玉である広大な伽藍と巨大偶像があふれる壺阪寺(南法華寺)の参拝はまたの機会にゆずることにした。山歩きと街観光の両方を満たしてくれる素晴らしいコースだ。おそるべし高取町である。


より大きな地図で 歩く・なら「昔日の薫ただよう高取城跡と城下町」 を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートとゴールは近鉄壺阪山駅町屋の雛めぐりの人々でごった返していた。今回は90の雛人形を楽しめる。じっくり見ればこれだけで1日がかりだろう。まずは城下町を色濃く残す土佐街道まちなみを歩くのだが、もちろん観光客で一杯だ。なぜ土佐なのかの理由は池田邸屋敷跡の土佐町由来に書かれていた。その他にも高取城ゆかりの石川医院臼井家(伊勢屋)屋敷跡地高取城松ノ門(移築復元)植村家長屋門と退屈することがない。途中の高取町観光案内所夢創館も華やかだ。

この後登り坂となるが高取川のせせらぎが心地よく、上子島沢砂坊公園もきれいだし、その手前の水車小屋も風情がある。高取城一の門の黒門跡から本格的な山道となるが宗泉寺までは自動車も上がれる。ここから猿石までが長くつらい山道であるが、ここまで来ても頂上までは相当の距離がある。下界の眺めは国見櫓跡の方が素晴らしく、松ノ門跡大手門跡を抜けてようやく高取城跡(芙蓉城)だ。とても広大である。

大手門跡まで戻って次は五百羅漢遊歩道を目指す。史跡高取城跡で一瞬車道に出るが基本的に山道を下る。五百羅漢は同じ仏像がたくさんあるのではなく、五社大神来迎如来を巡るのが五百羅漢遊歩道なのだが、遊歩道とは名ばかりで本コース最大の難所で急斜面を登り下りすることになる。壺阪寺(南法華寺)の手前で少し車道を歩くのだが、壺阪寺(南法華寺)の後も宮形大明神までまた山道で少し水はけが悪く歩きにくい。

この後すぐ土佐街道まちなみ作法の立看板があり、ジャンボ子ども雛が目を楽しませてくれる。お里・沢市の墓を過ぎれば、すぐ高取城松ノ門(移築復元)あり元来た道を辿ることになるがますます人並みが増えていて歩きにくいほどの大盛況だ。壺阪寺(南法華寺)から高取城跡(芙蓉城)では多くのパーティーに出会ったのでこの間は人気のウォーキングコースなのだろう。