2015年11月21日土曜日

歩く・なら「ますます訪ねたくなる長谷寺」

歩く・ならますます訪ねたくなる長谷寺」を歩いた。長谷寺を参拝するのは歩く・なら「“倭王”武と名乗った雄略天皇の拠点へ」を歩いて以来である。本コースは長谷寺観光に特化しているので約4Kmのショートコースなのだが、コースのスタートとゴールの近鉄長谷寺駅長谷寺初瀬川を挟んでかなり高所にあり、急坂の登り降りを2回体験させてくれるので決して楽勝ではない。この時期の期待としては当然紅葉狩りなのだが絶景にはかなり早く大変残念であった。


地図の作成方法 軌跡の取得方法

Picasaウェブアルバム

花の御寺長谷寺がある近鉄長谷寺駅をスタートして本コースは真っ直ぐ階段を下るのではなく、距離的には少し遠回りだが車道を下る。帰りの登りは階段よりも負荷は軽いだろう。坂を下り切った後、初瀬川三急橋を渡ると土産物屋が軒を重ねる参道となる。保存修理中が残念な仁王門を抜けると長谷寺の代名詞とも言える登廊を登るが階段が全然歩幅に合わないので歩きにくいことこの上ない。常日頃感じていることなのだが人間の足は階段を歩くようにはできていないのではないかと改めて思い出す。登廊の途中長谷六坊慈眼院の手前で右の脇道へ入り、源氏物語に出て来る二本の杉を訪ねる。

二本の杉を訪ねる石畳の石が非常に細かく苔色に染まった色も相まってこの坂道がとてもよかった。この坂道は車道に繋がっていて地元の人はこの坂道を登って参拝するのだろうなと実際歩いている人とすれ違って思いつく。長い登廊はこの後2回短くドッグレッグしていて2つのコーナーには天狗杉蔵王堂があり、登り切った所が愛染堂本堂の前庭である。眺望が素晴らしい本堂外舞台も保存修理中で上がれない。そのお詫びに別料金で本堂特別拝観をしているのだろう。この後五重塔開山堂を巡り、行きと違って坂道を下る。入山受付手前まで下った所でようやく食指が動くモミジに出会った。この後は来た道を辿って近鉄長谷寺駅へゴールする。