2007年3月31日土曜日

古都を舞う天女(学研奈良登美ヶ丘駅)


優美に天女が舞う姿をモノクロで描いており、なかなかに味わいのある絵だ。

実はこの絵は2006年3月27日に開業した近鉄けいはんな線の学研奈良登美ヶ丘駅の壁面に描かれている。


だがこの壁面は近鉄けいはんな線が近鉄京都線に接続する延伸工事が始まってしまうと取り壊されるので、この絵もそれまでの命である。そんな短い命なのによくこの壁画を描いたなあと思っていたが、調べてみるとこれは開業記念壁画装飾コンクールの最優秀作品だった。作者も承知のことであり、また作者が直接壁画を描いていなかった。勝手に題名を書いてしまいましたがお詫びの上、以下に作者と題名を記載します。

                 竹中宗指さん 「平成の古都奈良」

指や拳を使って描く指頭(しとう)画という手法で、薬師寺の東塔・西塔に舞い降りた天女を描いているそうで、勝手につけた題名が作者の意図通りなのでほっとした。

延伸工事がいつから始まるか調べてみたが、Wikipediaによると、延伸計画は今のところ頓挫している。壁画がなくなるのもさびしいが、けいはんな線が延伸しないということは京阪奈学研都市も発展しないということなのでがっかりである。


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2007年3月24日土曜日

常光寺の山茱萸


常光寺の庭の中央に山茱萸が咲いていた。

中央の花がポイントになって美しい。


外庭には趣きのあるもある。
近辺には梅林もあるので、梅の咲く頃に今度は来よう。


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2007年3月17日土曜日

花のオブジェ(東登美ヶ丘3丁目児童公園)

らんか何かの花をデザインしたように見えたのだが、

後ろに回ってみると、巻き貝だとわかった。
ここも奈良市が管理している東登美ヶ丘3丁目児童公園である。
全部の公園がこうではないが、かなり手の込んだすべり台が多い。
このままでは、すべり台シリーズになってしまいそうだ。


奥に見えている木の中には何もなく、子供が中に入れるだけである。
枝にはブランコでも下がっていたのか、金属の輪が残っている。
彼岸入りしたのに、季節が逆戻りしたように冷たい北風の強い一日であった。


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2007年3月10日土曜日

階段の向こうには?(登美ヶ丘近隣公園)

この階段は何のためにあるのだろうか。

左側に回ってみる。


右側から見ると。


二又のすべり台になっていた。


石を使ってかなり凝った作りのすべり台である。
野球もできる登美ヶ丘球技場に併設されている登美ヶ丘近隣公園にある。
菜の花がきれいに咲いていた。


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2007年3月3日土曜日

夕陽に輝く大渕橋

大渕橋とは思えない程、見事に黄金色に輝いていた。
光の加減で、こうまで見え方が変わってしまうとは感動である。

ちなみに下の写真が、暖冬少雨で大渕池の水が少なく普段でもないが
2月10日に撮った普段の大渕橋である。

奈良交通バスの向こうに見えるのは、松柏美術館だ。
上村松園・松篁・淳之三代の作品を展示してあり、特にすばらしいのが鳥の描写で、平面に描いている絵なのに、鳥の羽毛をそのまま貼り付けているのではないかと見まごうばかりに立体的に見える。

この時間帯に車がいなくなるのは無理でも、せめてバスが行ってしまうまで待てばよかった。



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