2012年6月30日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「西奈良の緑地めぐりコース」

みどりをつなぐウォーキングマップ西奈良の緑地めぐりコース」を歩いた。地元を歩くのは奈良ウォーキングマップベストセレクション 9.大渕池公園周辺コース 二名編以来となるが、本コースは大渕池公園(西側)から生駒市総合公園までを往復する距離的にはミドルコースである。わかりやすくするためにバス道がメインになっているのが残念である。みどりをつなぐなら、是非ともあすか野北の緑道あすか野南の緑道をコースに入れて欲しかった。


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コースのスタートとゴールである大渕池公園にもちろん駐車場はある。学園前からバス便も多いのだがバスに乗るのが面倒な場合、コースは周回コースなので途中から回ってもいいなら最寄駅は近鉄けいはんな線の白庭台駅だろう。奈良ウォーキングマップベストセレクション 9.大渕池公園周辺コース 二名編で、大渕池の水没した木が倒れていたのを見つけたのがまだ枯れていないのを確認してから桜の名所である御嶽山大和本宮を通り過ぎて、行き止まりに見える所を強引に細い山道を下ってしばらくすれば、最初の目的地の学園赤松町緑地だ。

この後法融寺まで下って富雄川沿いを北上する。立派な拡幅道路でもちろん歩道が完備されて歩きにくくはないが、歩道と川の間に二車線もありビュンビュン車が通るのでかなり興ざめである。その後もバス道を西進し、あすか野デコボコ公園を通り過ぎて次の目的地のあすか野スポーツ広場を訪ねるためにバス道を一本北に入るのだが、この後が本コース最大の難所である。コース中間点の生駒市総合公園は山の頂上にありしばらく急坂が続く。視界が開けたところであすか野北3丁目からの眺望が素晴らしいのだが、そのままバス道から生駒市総合公園に入るのではなく、裏側から入るので道を間違えないよう注意が必要だ。

この後ローターリーが特徴のあすか野団地バス停まで戻り、そのまま北東方向へ進み真北にカーブする所から一本南に入った所にあすか野森の広場がある。あすか野北の緑道はここからあすか野スポーツ広場まで続いているし、あすか野南の緑道はもちろんその南へと続いている。この後次の目的地の北コミュニティセンターISTAはばたきを巡るため庄西口バス停から道を東に下り、富雄川を渡った後はその次の目的地の花のまちづくりセンター ふろーらむへの道を登る。最後は大渕池公園道標まで車量の多いならやま大通りを歩き最後の目的地の松伯美術館までくればゴールはすぐ目の前である。

2012年6月23日土曜日

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「柿本神社コース」

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド柿本神社コース」を歩いた。奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「竹内街道コース」と同様ショートコースであるが少し見所が少ないだろうか。交通量は少なく歩きにくいということはないがコースのほとんどが車道で退屈だった。しかし葛城市はえらい公共施設が充実しているのに感心した。コースのいたる所に福祉センターや体育館がある。もっと田園風景を楽しめるかと思っていたが、ほとんどが住宅街なのも以外であった。


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コースのスタートは近鉄忍海駅で、駅の右側すぐの葛城市・観光イラストマップの蓮花ちゃんが愛らしい。近鉄御所線を西へ渡るとすぐ「ようこそ葛城市へ」道案内がユニークだ。行き先を大きく見やすい写真で表示する巨大道標になっている。しかし次の「ようこそ葛城市へ」道案内を見かけたのがゴールの近鉄新庄駅だったのは残念である。葛城市歴史博物館を半周した後、飯豊天皇埴口丘陵を訪れるため北上する。

飯豊天皇埴口丘陵は小型ではあるが周濠もあり立派である。この後本コースのハイライトである屋敷山公園を目指すため再び西進するのだが、公園前の交通量の多い車道を潜っていきなり噴水に出たので、屋敷山古墳を越えてそのまま公園を抜けようとしたが古墳から東もしくは北に降りる道がなかったので、ついでに公園内を一周した。この後住吉神社参道を東進するが、道幅も狭いし旧家も立ち並んでいて少し風情がある。最後のコース名に冠せられている柿本神社はゴールとなる近鉄新庄駅のすぐ西に位置し、、、かなりがっかりである。

2012年6月2日土曜日

歩く・なら「建国伝承地の陵墓を歩く」

歩く・なら建国伝承地の陵墓を歩く」を歩いた。橿原市の古墳を訪ねるコースとしては歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)歩く・なら「葬るかたち・宮都「飛鳥藤原」西方の古墳を訪ねて」(近鉄橿原神宮前駅~近鉄飛鳥駅)を歩いており、その両者のコースがよく似ているのに対し本コースはそれらを補完しており、畝傍山をほぼ一周するのでいろんな方向から眺められるのも楽しい。地元観光ボランティアガイドおすすめらしい隠れた散歩道が素晴らしく大満足だ。


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コーススタートの近鉄畝傍御陵前駅から東には何度も歩いたのだが、本コースはまず西に向かいに大和中央自転車道飛鳥葛城自転車道のコースになっている県道161号に出る手前を右折して北に向かうとすぐに大窪寺がある。第二代綏靖天皇陵大和中央自転車道から西へ入った所にあり、初代神武天皇陵橿原観光案内図から入った所にある。この後県道161号には戻らずに山本山大師堂を目指して西進するのだが、そこへ向かう森の小径が秀逸だった。

この後畝傍山を左手に見ながら南下するのだが東向きに望むのは初めてで新鮮だし、南向きが多い天皇陵にあって次の第三代安寧天皇陵が東向きで西方向へ参拝するのが興味深い。次の第四代懿徳天皇陵で御陵巡りは一区切りとなり、橿原神宮西参道を左手にさらに築坂邑伝承地石碑まで南下した後、宣化天皇陵を訪れるために少し県道133号を西へ進む。

宣化天皇陵のすぐ南にある倭彦命墓を訪ねるのに、Googleマップは間違っているし訪ねた後に次へ向かうpdfマップの写真解説を倭彦命墓向かう道だと勘違いしてしたので無茶苦茶迷ってしまった。しかしその後の田舎道が正に蝶が舞い鳥がさえずる桃源郷のような心地がして大満足だ。歩く・なら「古墳に彩られた、「初期ヤマト政権」誕生の地へ」に地相学的に最高だと書いた三輪山の裾野に広がる珠城山古墳群から景行天皇陵へ向かう道に優るとも劣らない。

この後東に向かい鳥屋近隣公園から落ち着いた高取川沿いを歩き、近鉄岡寺駅前の牟佐座神社を抜けて、丸山古墳を訪れる。丸山古墳の巨大さを堪能するには歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)のオプションコースがはずせない。植山古墳植山古墳春日神社鳥居から眺めてもその概要は全くわからない。最後は孝元天皇陵まで北上した後西進して近鉄橿原神宮前駅へゴールするのだが、この辺りの古墳巡りには新しく地図付のく橿原市道標がとても便利だ。