2020年11月6日金曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園見所たっぷりコース

奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園見所たっぷりコースを歩いた。錦繍の秋を愛でるには奈良公園はもってこいであるが少し季節が早かった。前回の2011年に歩いた奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園見所たっぷりコースでは遅かった。やはり奈良を歩く ゆきめぐり「奈良公園紅葉めぐり」と同様に11月中旬から下旬がベストシーズンだ。しかしコースを逆に辿ると新しい発見があるとは言っても奈良公園は自分の庭のように歩いているので期待していなかったのが、新しい案内板で出来ていたり期間限定の特別公開があったりするので気が抜けない。まあコースタイトル通り奈良公園は見所満載なので季節を問うことはないに異論を挟む人はいないだろう。

地図の作成方法

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コースのスタートゴールの最寄りの県庁前バス停の周辺は平日であれば駐車場にはことかかない。まずは見えている奈良公園登大路園地を抜けて奈良国立博物館の敷地を西から東に最東端にある鴎外の門まで歩くと東大寺南大門に通じるメインストリートの交差点だ。次にその交差点の北東に広がる奈良公園浮雲園地が今回のハイライトだった。確実に絵になる鹿さんが多数のんびりと寝そべっていていいのだが観光客も多く写り込みのが難点だったが、奈良公園春日野園地へ入って振り返った奈良公園吉城川浮雲園地が今回のベストショットとなった。

この後堀沿いに西進し東大寺鏡池で北へ転回して東大寺七重塔相輪右の車も通れる坂道を登ると東大寺鐘楼梵鐘に出る。さらに石段を登って東大寺二月堂眺望を楽しんだ後お気に入りの東大寺二月堂裏参道を南に下ってから再度転回して北上すると東大寺正倉院の雄姿を拝することができた。国立博物館で正倉院展を行っているこの時期の平日のみ開館しているのを思い出した。しかし広角レンズがないとその雄姿全体を一枚のフレームに収めるのは難しい。初見ではほとんどの人が思っていたより大きいと感じるはずだ。

さらに北上すると真新しい天然記念物「知足院ナラノヤエザクラ」(非公開)があった。奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース」で何度も見た知足院はどこにあるのか不思議だったのだが思わぬ死角である。歴史の道通りに北進し佐保川大日橋で折り返し五劫院を参拝する。東大寺転害門を訪れると、最後は大仏池から東大寺戒壇院(戒壇院・千手堂)を抜けて、衣水園と吉城園を経由して八重櫻古蹟 奈良公園バスターミナルへ出るとゴールの奈良県庁は目の前だ。