2021年12月3日金曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 7.山里めぐり 正暦寺・田原コース

奈良ウォーキングマップ其の参 7.山里めぐり 正暦寺・田原コースを歩いた。先月の奈良ウォーキングマップ其の参 1.麗しの飛火野 奈良公園コースに続けて紅葉を追いかけた。11年前に奈良ウォーキングマップ其の参 7.山里めぐり 正暦寺・田原コースを歩いた時は真夏の涼しい林道が心地よかった。しかし正暦寺が奈良の隠れた紅葉の名所であり、「錦の里」の異名まであるとは知らなかった。先週のテレビで各地の見頃にも紹介されていたし12月初旬までシーズンなのを確認し気合を入れて訪ねたのだが、やはり季節は大きく過ぎていた。確かに季節が合えば素晴らしい紅葉狩りになるのは想像できるので再トライしたいかとも思ったが、テレビでも紹介していた最大の絶景ポイントである正暦寺福寿院の建物内からの撮影は禁止なので、再参拝することもないかと考え直す。正暦寺本堂を参拝すると8km近い山岳コースなのだが本格的な山道はほんのごく一部であり、すれ違う車もほとんどないウォーキングには持って来いの素晴らしいコースだ。

地図の作成方法

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前回とは逆向きに辿ればほとんど下りになると高を括って、本当に直ぐ隣に春日宮天皇田原西陵があるコースゴールの田原御陵前バス停を出発するといきなり田原春日野町茶畑とすすきまでまあまあの上り坂だ。湿地のすすきに撮影意欲を掻き立てられたら菩提仙川源流のようだったのだが、ここからしばらくはのんびり歩くには危険な急な下り坂だった。菩提山国有林に囲まれると昼なお暗い林道は菩提仙川路側注意とある通り小型車なら通行可だが一切車が通らないし、菩提仙川渓流沿いに続く最高のウォーキングルートだった。菩提山国有林分収育林契約分収林を過ぎるとお目当ての正暦寺菩提仙川に到着するが一目季節が遅いと落胆した。

日本清酒発祥之地石碑からやまとの水菩提仙川(正暦寺)を経て特別開帳の正暦寺本堂を参拝する。正暦寺龍神平の紅葉の色づきはまだオンシーズンで満足できたし、冒頭に述べた借景庭園が絶景の正暦寺福寿院も本堂とセットで参拝可能だった。見所満載でしかも至る所に紅葉も満載なのが凄い。この後←弘仁寺2.8km→正暦寺0.1km↑円照寺2.0km奈良市が無いと気づかない急登の山道を少しだけ登る。前回は下りだったので記憶に残らずどこまで続くか不安になったが、直ぐに奈良市菩提山町渓流沿いの下りの小道が続きご機嫌だ。toyouke no moriまで来ると車道に出るのだが、相変わらずほとんど車が通らない散策にはピッタリの田舎道である。

奈良市山町1046溜池は風光明媚だし、レトロ感満載の円照寺保健保安林案内図を過ぎて後水尾天皇皇女墓を訪ねた後、五つ塚古墳群から完全に干上がってビックリした弁財天社(大川池塚古墳)を訪ねるが、五つ塚古墳群~大川池塚古墳田園風景が何とものんびりしていて和ませてくれる。ここから山の辺の道→山町・高樋を経て弘仁寺2.4km←円照寺すぐへ入り、↓ 円照寺→弘仁寺 奈良盆地周遊型ウォークルート山の辺の道を経て、山の辺の道→山町・高樋を経て弘仁寺2.4km←円照寺すぐ↑(帯解方面)を直進する。御霊神社を右手に見て←県道帯解寺→円照寺0.7km奈良↓天理弘仁寺2.6km東海自然歩道に達すると、コーススタートの山村町バス停は目の前である。