2018年9月15日土曜日

歩く・なら「奈良盆地周遊型ウォークルート」(航空自衛隊バス停~春日大社本殿バス停)

歩く・なら奈良盆地周遊型ウォークルート」(航空自衛隊バス停~春日大社本殿バス停)」を歩いた.前回の歩く・なら「奈良盆地周遊型ウォークルート」(近鉄大和西大寺駅~航空自衛隊バス停) に引き続き奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する 「歴史の道」全長27kmコース」 を辿る。今回のコースは奈良盆地の際である平城山を歩く。後半の奈良公園と合わせかなりのアップダウンがあり8Kmの距離の割りには結構疲れる。前回と同じく名所旧跡に事欠かないがいつもは退屈だと思っていた高台の平城山の宅地開発と自然のせめぎ合う道がアクセントを加えていて大層面白い。ハイライトは眼下20mはあろうか感じる奈良県道44号奈良加茂線を渡る黒髪橋だ。奈良盆地周遊型ウォークルートの特徴をよく表した象徴ポイントと言っていいだろう。平城山を眺望するベストスポットなので是非一度歩いて欲しい。手軽に楽しむなら奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコースが超お薦めである。一番大好きなお気に入りコースだ。


地図の作成方法


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航空自衛隊バス停航空自衛隊幹部候補生学校の門前だが敷地内でバスが転回できる。すぐに←コナベ陵→ウワナベ陵 歴史の道 奈良市がありウワナベ古墳を1/4周する。周濠と呼ぶには大き過ぎウワナベ池の呼称もある水風景は雄大で実に気持ちいい。国道24号に続き狭隘な古色然としたJR大和路線奈良市法華寺町跨線橋を渡ると業平寺の異名もある不退寺へ出る。ここからは歴史の道 奈良市 案内図の道標を辿るのも難しい挟矮な道が続くのだが、狭岡神社瑞景禅寺を参拝し、新設されているのに間違った方向を示す←狭岡神社・不退寺→興福院 歴史の道 奈良市から校舎の廃校が決まった奈良県立奈良高等学校に続いて、長慶寺興福院を訪ねる。神社仏閣に事欠かない歴史の道の真骨頂を現してくれる。

この後本格的に高台の平城山を歩くために奈良ドリームランド跡の東を登る坂道が長く険しく今回の最難関だ。黒髪山神社を経て冒頭に述べた黒髪橋を渡る。ほとんど高低差なく本当に平らな高台を歩き正一位黒神大明が転回点で奈良盆地を南に向かう。植村牧場奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」にも登場する般若寺楼門を左右に見た後は平城山を下り佐保川蛭子橋を渡る。五劫院から奈良奥山ドライブウェイを右折して広大な東大寺を歩く。東大寺鏡池から若草山の麓を登り下りして今回は春日大社本殿バス停で歩を止めた。さらりと書いたが奈良公園は見所満載だ。奈良公園は奈良盆地の際なのだと改めて思い知らされ実に愉快だ。