2010年5月22日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコース

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコースを歩いた。ならやまの田園風景をのんびり歩くのは本当にいい。青山遊歩道はもちろんコースの全てが車通りの少ないウォーキングに最適のコース、いや今まで歩いた中では最高のウォーキングコースであった。よくぞこれだけの道を選んで繫げたもので拍手喝采である。


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コースのスタートとゴールのJR平城山駅は橋上駅でそのまま車両基地の奈良電車区を見下ろしながら橋を東へ渡ると閑静な住宅街の佐保台である。佐保台を北側に下り次の目的地である鹿川を東へその次の目的地の大仏鉄道鹿川トンネル跡まで上るのが本コースのハイライトである。

右手に鹿川の水音を聞きながら、左手にはならやまの田園風景を眺望できる。季節もよく天気もよかったせいもあるが本当に素晴らしい風景だ。ならやま大通りのすぐ向こうにこんななごませてくれる田舎の風景が広がっているとは感激であった。途中道先案内人のように私の前をアオサギが飛んでは私が来るまで羽を休ませていた。飛び立つ所を撮りたいのだがある程度の距離まで近づかないと飛び立たない。近づきながら望遠で撮らえることは難しいので仕方なく止まっている所をカメラに納めた。

大仏鉄道鹿川トンネル跡は奈良県道・京都府道44号奈良加茂線の下にあるトンネルで今は用水路になっていた。なかなかしぶいレンガ造りのトンネルで一見の価値は十二分にある。奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道を越えた所が次の目的地の青山一丁目緑地で、ここから折り返し地点のバス停青山住宅までは歩行者専用道路になっている青山住宅の遊歩道を歩く。

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原西コースの歩行者専用道路と同様に幹線道路を鹿川橋滝見橋で越えていくので全く車を気にせず歩くことができる。途中次の目的地の青山近隣公園や珍しい日時計もあり、環境は抜群の住宅地である。

次の目的地のバス停奈良阪までは青山住宅の外周道路とばかり思って歩いたのだが道を思いっきり間違ってしまった。お陰で遊歩道から見たときには何故緑地じゃなくて設備の整った近隣公園なのか不思議に思った青山近隣公園は裏側であって、表側にはプールとテニスコートがある立派な公園であることがわかった。コースの正解はバス停青山住宅の東側の少し高台になってる道を西進する。道の周囲には竹林が多くこの道もなかなか歩いていて気分がいい。奈良阪に降りるときにはいつのまにこんなに高く登ったのか不思議に感じるほどで眺めもなかなかいい。

次の目的地のバス停奈良阪は、奈良ウォーキングマップ④ならやま縦断東大寺絶景コースのスタートでもあるし、奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」のゴールでもある。コースは周回しているので、JRに乗るのが不便な場合はここをスタートにするのもよいのであるが、自家用車があるなら鴻ノ池運動公園に駐車するのがおすすめである。その次の目的地の奈良豆比古神社にある樟の大木は奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」に紹介しており、確かに一見の価値がある。

正一位黒神大明道標からは奈良歴史の道を西進する。歴史の道が奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道に掛かる黒髪橋を渡るのはおもしろい。奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道からの高さを高所恐怖症の人が橋の上からは確かめることができないほどあるので、ここからの眺めは圧巻である。この後すぐ黒髪山神社があり、奈良歴史の道とは、奈良歴史の道道標で別れを告げ、最後の目的地である奈良自転車道へと入る。

途中奈良自転車道 奈良~西の京で歩いた時にはなかった新しい奈良自転車道道標があった。サイクリングロードもウォーキングしやすい道である。ここもならやま大通りのすぐそばとは思えないほど静かな山道を歩くことができる。気分よく歩いていたら奈良自転車道分岐を見逃してしまった。マップだけではなかなかコース通りに歩くのが難しい。小さな道だから見逃さないよう注意とかもう少し細かいコース説明がいるように思う。この小道を登ればならやま大通りで、ならやま大通りを渡ればスタート直後に歩いた佐保台の南となり、ならやま一周の終わりは目前である。