2012年9月29日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「大和川古墳めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ大和川古墳めぐりコース」を歩いた。奈良県の二つの浄化センターは奈良盆地を北に流れる多くの川が西に流れる県下最大の大和川に合流する地点に立地しており、ともに広大な土地を利用してスポーツ施設が併設されている。その二つの浄化センターをつないだ本コースは合計6本の川を巡るのだが、以外に川沿いに歩くことが少ない。しかしほとんどの道が車通りが少なくとても歩きやすい小さな道で快適に歩くことができた。
 
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コースのスタートは浄化センター公園が目の前の近鉄ファミリー公園前であり、駅を出た所に大和中央自転車道案内がある。この案内図通りに道を南にとると大和川杉ノ木橋大和中央自転車道起点があるが、大和中央自転車道は歩かず大和川杉ノ木橋を南に渡り土手を東に少しだけ歩いて大和川とはお別れだ。この後南に進路をとり一度近鉄橿原線を潜ると正念寺があり、近鉄結崎駅まで本コース最大の繁華街を南下する。近鉄結崎駅には観世の里川西見どころ散策MAPがあるのは歩く・なら「青き山々に抱かれた国・古代風景と磯城の古墳を訪ねて」で確認済みだ。

ウォーキングマップではこの後近鉄橿原線沿いに南下することになっているがそんな道はなく、その後寺川沿いに未舗装の道を歩くのだが草茫々の上に実りの季節で大変であった。この後も寺川沿いに歩くのだが雑草の背が高く水面が見えずに気分が晴れなかったのだが、本当に車が通らないのには感心した。寺川宮前橋の手前には糸井神社が渡ると面塚があり、その後島の山古墳を巡るのは歩く・なら「青き山々に抱かれた国・古代風景と磯城の古墳を訪ねて」と同じだ。

飛鳥川唐院橋を渡る前に唐院運動公園を訪れるが、川西町ふれあいセンタにはなかなかよくできた川西町全図がある。飛鳥川唐院橋を渡ると大和中央自転車道とクロスするがここでも飛鳥川沿いに進む大和中央自転車道を歩かない。曽我川小柳橋葛城川桜橋を越えてすぐの奈良県第二浄化センタには飛鳥葛城自転車道道標があり、高田川沿いにを飛鳥葛城自転車道案内まで飛鳥葛城自転車道を歩く。

この後右に左に折れて本コースでは一番わかりにくい道を春日神社を経由して、川合大塚山古墳から中良塚古墳(高山塚一号古墳)高山二号墳を巡る。ゴールの近鉄池部駅の北側の道は初めて歩くから楽しみにしていたら、歩く・なら「大和川・竜田川・富雄川と水辺をめぐる、龍田大社~廣瀬神社をつなぐ道」川合大塚山古墳から近鉄池部駅まですでに歩いていたのだった。

2012年9月22日土曜日

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「二上山コース」

奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド二上山コース」を歩いた。二上山歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」で2回登ったのだが、いずれも雌岳から雄岳を歩くすなわち北から登って南へと下ったのだが本コースは逆に辿る。歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」は論外のハードコースだったので、歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」と比較すると北側がのんびり登れるのに対して南側は急斜面で体力が奪われて大変である。どうも北から登る人が多いようだ。健脚でない私を追い抜いていった人は一人で、追い抜いたのはまだ歩けない幼子を連れた夫婦一組だけであった。歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」に続いてもう山登りはこりごりの気分になったのだが、歩く・なら「大津皇子が眠る二上山と葛城の里」の頃より加齢よりも加重した体が体力を無くしていないのかとても気になる。
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コースのスタートは奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「當麻寺コース」の続きのように近鉄二上神社口駅である。まずは大和高田バイパスを越えて真っ直ぐ西に向かうが葛城市道標で南下する。ここから傘堂までの田舎道が池も多くてご機嫌だ。途中二上山ふるさと公園に立ち寄るが歩く・なら「悲劇の皇子を悼む、二上山の頂へ」でとんでもない目にあった456段の石段は登らずに引き返すと道の駅「ふたかみパーク當麻」の右前に前回は気づかなかった近畿自然歩道案内図があった。近畿自然歩道開設時にまだ葛城市はなかったのには驚きだ。

葛城市新在家案内板近畿自然歩道道標と辿り、傘堂から進路を西にとりいよいよ登り坂が始まる。逆から回ると本当に景色が変わり次の近畿自然歩道道標からすぐにある當麻山口神社を参拝した。今回は鳥谷口古墳は遠くから眺めるにとどめて、公園だと思っていた緑の砂防ゾーン創出事業「初田川」を歩いてその次の近畿自然歩道道標に出た。この登り坂は前の2回とも軽快に下ったのだが登るとなるとえらい急坂だ。裏向不動明王を過ぎて祐泉寺から山道になるがすぐに青息吐息になった。ここから馬の背までの道が一番の難所だろう。

この後一番見晴らしのいい雄岳を登り降りした後、さらに雌岳まで登れば後は下りである。目と鼻の先にある大津皇子の墓を訪ねた後下りの山道がひどく長い。葛城市道標まで来たところでもう山道はすぐ終わると思っていたら全く終わらない。山道が終わったところにある倭文神社は最初に進路を南にとった葛城市道標とは本当に目と鼻の先である。この後は元来た道を辿り、近鉄二上神社口駅へゴールする。

2012年9月15日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「津風呂湖散歩コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ津風呂湖散歩コース」を歩いた。ほぼ自然満喫オンリーで、津風呂湖とは目と鼻の先にある吉野運動公園を拠点にする周回コースである。湖上のボートを楽しめるので避暑にもいいのだろうが広い湖に漕ぎ出している人は皆無なのに対し、魚が豊富なのか太公望の方が以外に多く専用の桟橋を設けて商売になっているようだ。湖畔には桜並木が多いのでベストシーズンは桜の季節になるだろう。
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スタートとゴールは吉野運動公園で、吉野町案内図から案内通りに津風呂湖を目指さず、まずは北に道をとり菅生寺を参拝すると次に吉野北小学校が目に飛び込んできた。さすが昔から吉野の桜と歌われた世界遺産の町は財政が豊かなのだろうと思わせる素晴らしいデザインである。この後竜門川沿いに吉野川まで下るのだが、南東岸にある車道とは別に北西岸の緑いっぱいの山道は9月なのに真夏を思わせる陽射しの中で清涼感のある風を感じて実に気持ちいい。

妹山樹叢の麓には大名持神社があり、その門前には伊勢湾台風痕跡水位の碑がある。この後津風呂湖案内板からまた山道に入り下った分だけ上るわけだが、津風呂湖温泉までは緩やかでほとんど上りを意識しない。この間はマップでは本当に川沿いすぐの道を歩くようになっているのだがそんな道はなく一本南の道を歩いたのだが、こちらも緑いっぱいでちょうど日も陰ったこともあり実に爽快である。津風呂湖温泉からコミュニティセンターつぶろまでが本コース最大の難所でつらい上りが続くが、この後いよいよコース名に冠せられている津風呂湖周遊である。

まず津風呂ダムの上を歩き目で落差を楽しんだ後周遊道路を歩くが、平尾橋までは大して視界が開けておらずかなり湖畔の形が複雑で曲がりくねっていてまるで山道を歩いているようだ。近畿自然歩道道標から吉野町案内図の案内に出ていた道と合流し、次の近畿自然歩道道標から本コースのハイライトでまず両側がオープンで下が薄い板で本格的な吊橋のみかえり橋を渡る。止まっていると大きく揺れてとても怖いので一気に歩いたのだが、人とすれ違うのに端によるのも怖い。この吊橋は近畿自然歩道になっているだけでなく、サイクリングロードにもなっているのだがとても自転車をよけるスペースはないというよりここを自転車に乗って渡れる人はそんなにいないだろうと思うドキドキの吊橋である。

この後すぐにある近畿自然歩道道標近畿自然歩道とは別れて今度は視界の開けた周遊道路を山口吊橋まで歩く。こちらは両サイドは閉じているし下はぶ厚い木で少し広くあまり揺れない。この橋を渡った後周遊道路とはおさらばして森の中の道を抜けると津風呂湖周辺案内図に出る。ここから普通の田舎道が吉野運動公園まで続き炎天下の直射日光がたまらない。もうすぐ彼岸だというのに真夏の暑さだ。最後は吉野運動公園を歩くがこちらは競技施設しかないようだ。体力のあるうちに津風呂湖を楽しむにはバスでも行けるコース上最も標高が低い津風呂湖口を基点にするのがベストだろう。

2012年9月8日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「西の京の寺社と緑地でやすらぐコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ西の京の寺社と緑地でやすらぐコース」を歩いた。コース前半の秋篠川は地元でありとてもいい散歩道だ。、奈良ウォーキングマップ其の弐 9.ならやま横断秋篠川沿いコースでコース通り歩いたし、コース後半も奈良歴史の道でさんざん反時計回りに歩いているのでコースとは逆向きに歩いたのだが、奈良歴史の道を歩くことはほとんどなかった。コース名通りに歴史と自然の両方を楽しめるミドルコースで秋篠川桜並木は本当に素晴らしい。
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コースのゴールの近鉄西ノ京駅薬師寺の門前駅で、まずは観光客でごった返すメインストリートを唐招提寺まで歩くのだが、夏休み明けの週末はほとんど人がいない。奈良歴史の道垂仁天皇陵の環濠沿いに設定されているが、本コースはわかりやすい車道を歩き、喜光寺からは奈良歴史の道の一本西の菅原神社へ通じる道を近鉄奈良線を超えてすぐある十五所神社まで北上する。途中西大寺南門から西大寺北門へ抜けるといい。

この後西奈良県民センターまでほぼバス通り沿いにコース設定されていて、秋篠寺を出て平城中山バス停からは秋篠川沿いを歩く。本コースハイライトの遊歩道となっている秋篠川桜並木龍王神社から始まり、秋篠川桜並木だけでなく秋篠川ヘイケボタルプロジェクトも繰り広げられるなど自然豊かで、今回は青鷺が見事なポーズを決めてくれた。

西奈良県民センター大渕池公園(東地区)大渕池公園(西地区)大渕池のほとりにあり、コーススタートの近鉄学園前駅からはなぜかバス通りを避けて非常にわかりにくい道にコース設定されている。コース通り歩くならPARADISパラディ学園前の前の通りを西に向かい、奈良女子大学附属小学校付属幼稚園案内板の次の交差点を北に折れることになる。

2012年9月1日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「曽我川めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ曽我川めぐりコース」を歩いた。コース前半は古墳巡りで新沢千塚古墳群歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)歩く・なら「葬るかたち・宮都「飛鳥藤原」西方の古墳を訪ねて」(近鉄橿原神宮前駅~近鉄飛鳥駅)で訪れているので、前回の奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「馬見丘古墳めぐり西コース」同様にコースを逆向きに辿った。コース後半の曽我川は初めて歩いたのだが車の交通量も少なく一部未舗装の車が入れない田舎道もあり、川面を見ながらゲリラ豪雨で水量の豊富な水音を聞きながらのウォーキングは実に気分爽快であった。土手には桜並木も多かったのでベストシーズンはやはり桜の咲く季節になるだろう。
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コースのゴールは近鉄真菅駅で西に向かうとほどなく最後の目的地の曽我川治水緑地だ。じゃぶじゃぶ池が素晴らしいし、上海井戸跡が出迎えてくれた。曲川大橋を渡ると本コースのハイライトで、未舗装の土手を歩く。水音が出るようわざわざ石を埋めているのが心憎い。未舗装の道はそう長くあ続かないがJR桜井線を潜り、次の目的地の橿原運動公園のある大和高田バイパスまで川面を楽しむことができる。

巨大なスライダープールが特徴の橿原市総合プールの前は飛鳥葛城自転車道で二度歩いたのだが、公園内を歩くのは初めた。実に広大で公園を抜けるとすぐ近鉄南大阪線だ。さらに次の目的地の橿原市千塚資料館まで南下する。残念ながら資料館は工事中だったが次の目的地の新沢千塚古墳群も抜けていくことができる。歩道橋を登ると、史跡新沢千塚古墳群を左に抜けて階段を登ると第173・178号墳で、そこから道なりに東へ向かえば新沢千塚126号墳を経て第139号墳で行き止まるが、この季節草茫々で足元が見えないが何とか南へ下り少し西に戻れば南の住宅街へ出られる。

次の目的地の橿原神宮へは高取川鳥屋橋を渡り、近鉄南大阪線を再び北に越えて、西参道から深田池を半周し、南神門から参拝した後表参道へ抜けるのだが、最初の目的地の県立橿原公苑をコーススタートの近鉄橿原神宮前駅から橿原公苑陸上競技場へ歩いて公苑を抜けると橿原神宮北参道に出るので、こちらをコースに設定してもよかったのではないかと思う。