2015年12月19日土曜日

歩く・なら「ますますふれたくなる春日信仰」

歩く・ならますますふれたくなる春日信仰」を歩いた。歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)の前半と歩く・なら「恋する万葉集05ならまちルート」の後半を組み合わせたような約6.5Kmのショートコースである。興福寺から春日大社を参拝し最後はならまちを巡るので東大寺はもういいやという人には奈良市観光に最適だろう。ただし春日信仰にふれるには春日若宮おん祭りがベストシーズンになる。今回は祭りの後に訪れることになりとても残念だ。


地図の作成方法 軌跡の取得方法

Picasaウェブアルバム

コースのスタートとゴールは近鉄奈良駅でアーケード街のひがしむき通りを歩いて、興福寺南円堂興福寺南大門跡を訪れる。この後東に向かい春日大社の参道になる春日大社一之鳥居をくぐって直ぐ右に影向の松があり、奈良公園飛火野の手前左手にお旅所がある。ここまでの参道が春日若宮おん祭りのメイン会場でまだ行列と観光客を分ける竹垣が残っていた。この後春日大社から御間道を抜けて若宮神社を参拝すると春日信仰は一段落だ。

金龍神社からは春日山の原生林を歩いて下の禰宜道(ささやきの小径)を南へ下る。志賀直哉旧居からはしばらく退屈な車道を名勝大乗院庭園文化館まで西に歩いた後はならまち観光になる。元興寺の東をならまち格子の家の南の道まで南下した後西進し、奈良市音声館の東を北上する。この後はアーケード街のしもみかど通りもちいどの通りを歩くとコース最初に歩いたひがしむき通りへ出る。最後に商店街を歩くのでお土産を買うにも困らない。

2015年11月21日土曜日

歩く・なら「ますます訪ねたくなる長谷寺」

歩く・ならますます訪ねたくなる長谷寺」を歩いた。長谷寺を参拝するのは歩く・なら「“倭王”武と名乗った雄略天皇の拠点へ」を歩いて以来である。本コースは長谷寺観光に特化しているので約4Kmのショートコースなのだが、コースのスタートとゴールの近鉄長谷寺駅長谷寺初瀬川を挟んでかなり高所にあり、急坂の登り降りを2回体験させてくれるので決して楽勝ではない。この時期の期待としては当然紅葉狩りなのだが絶景にはかなり早く大変残念であった。


地図の作成方法 軌跡の取得方法

Picasaウェブアルバム

花の御寺長谷寺がある近鉄長谷寺駅をスタートして本コースは真っ直ぐ階段を下るのではなく、距離的には少し遠回りだが車道を下る。帰りの登りは階段よりも負荷は軽いだろう。坂を下り切った後、初瀬川三急橋を渡ると土産物屋が軒を重ねる参道となる。保存修理中が残念な仁王門を抜けると長谷寺の代名詞とも言える登廊を登るが階段が全然歩幅に合わないので歩きにくいことこの上ない。常日頃感じていることなのだが人間の足は階段を歩くようにはできていないのではないかと改めて思い出す。登廊の途中長谷六坊慈眼院の手前で右の脇道へ入り、源氏物語に出て来る二本の杉を訪ねる。

二本の杉を訪ねる石畳の石が非常に細かく苔色に染まった色も相まってこの坂道がとてもよかった。この坂道は車道に繋がっていて地元の人はこの坂道を登って参拝するのだろうなと実際歩いている人とすれ違って思いつく。長い登廊はこの後2回短くドッグレッグしていて2つのコーナーには天狗杉蔵王堂があり、登り切った所が愛染堂本堂の前庭である。眺望が素晴らしい本堂外舞台も保存修理中で上がれない。そのお詫びに別料金で本堂特別拝観をしているのだろう。この後五重塔開山堂を巡り、行きと違って坂道を下る。入山受付手前まで下った所でようやく食指が動くモミジに出会った。この後は来た道を辿って近鉄長谷寺駅へゴールする。

2015年10月17日土曜日

歩く・なら「ますます訪ねたくなる宝山寺」

歩く・ならますます訪ねたくなる宝山寺」を歩いた。4年前に歩いた生駒の散歩道「生駒山上コース」と違って完全に宝山寺観光に特化した超ショートコースであるが、急な石段を結構登るので観光気分で歩くとしっぺ返しを食う。去年から開催されている奈良・町屋の芸術祭「はならあと」に合わせて来たのだが、いつもは参道に人が溢れているのに参拝客がいない本堂を撮影できるとは夢にも思わなかった。


地図の作成方法 軌跡の取得方法

Picasaウェブアルバム

スタートは近鉄生駒駅なのだが、本コースは観光コースなので鳥居前駅から宝山寺駅まで生駒ケーブルカーに乗る。石段が整備された参詣道である聖天通りを10分も歩けば一の鳥居である。ここからは見所満載で、惣門を潜ると地蔵堂がある。本堂と檜皮葺が美しい拝殿(聖天堂)を参拝した後はハードな山道の石段だ。文殊堂常楽殿観音堂を巡り、烏枢沙摩明王を拝み延命水を飲んだら多宝塔を望む。大師堂子安地蔵を訪ねたら、少し距離を置いて最上部の開山堂だ。一本道を折り返して戻るが、本堂背後の岩壁にある般若窟を望み、奥に隠れて見えない明治前期の洋風建築の獅子閣を拝見するのを忘れてはならない。最後にはならあとを楽しんだ後石段が長く続く宝山寺参道を下り近鉄生駒駅へゴールした。

2015年9月19日土曜日

歩く・なら「藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」(近鉄笠縫駅~近鉄橿原神宮前駅)

歩く・なら藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道(近鉄笠縫駅~近鉄橿原神宮前駅)」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。今回はコースを4分割して逆向きに歩きようやくゴールを迎えた。本日のハイライトは本コース全編を含めても下ツ道と横大路が交差する八木辻の札の辺りかと思っていたが、シルバーウイークのこの時期は違った。藤原宮跡では曼珠沙華秋桜が見頃を迎え、本薬師寺跡周辺では真夏に開花するホテイアオイがまだまだ盛りで、一面を埋める紫色が壮観この上なく必見である。ホテイアオイがこんなに綺麗だとは思っていなかっただけに感激した。


地図の作成方法 軌跡の取得方法


Picasaウェブアルバム

近鉄笠縫駅からコースに戻るとすぐにならクル(C-5)橿原神宮↑ならクル(C-5)南下ツ道ルート橿原神宮7Kmならクル(C-5)田原本↑ならクル(C-5)南下ツ道ルート田原本2Kmがあり、しばらくは寺川西岸を南上するが時々ある歩道は西側なので川面を楽しむには交通ルールを破って左側通行が必要だ。多神社鳥居下ツ道←藤原京平城京→を過ぎて、奈良まほろばサイク∞リング 南下ツ道ルートとはならクル(C-5)橿原神宮→ならクル(C-5)南下ツ道ルート橿原神宮6Kmのある寺川興仁橋で袂を分かつ。0.1Km→梅川忠兵衛の碑近鉄新ノ口駅から↑0.9Km近鉄大和八木駅→0.6Km梅川忠兵衛の碑を経て、近鉄大阪線を渡ると下ツ道横大路交差点がある旧い街並に風情がある八木辻の札JR桜井線八木街道踏切まで続く。

おふさ観音でようやく南下を止めて橿原市観光案内図がある橿原市藤原京資料室まで東進し、天香久山を仰いで藤原宮跡へ入場した後振り返ると曼珠沙華の向こうに畝傍山が見える。少し南下して西進すると耳成山の方向に秋桜が揺れている。↑0.4Km鷺栖神社↑0.2Km藤原京西面南門跡・大垣跡→0.5Km橿原市藤原京資料室↓1.0Km奈良文化財研究所藤原宮跡資料室ならクル(C-7)飛鳥↑がある飛鳥川新河原橋まで南下した後西進し、ホテイアオイが素晴らしい本薬師寺跡を訪れる。そのまま西進して近鉄畝傍御陵前駅で近鉄橿原線を潜る。最後は県立橿原公苑沿いに歩くと宿泊もできる県立橿原公苑ジョギング&サイクリングステーションが新設されている。ならクル(C-5)橿原→を過ぎて本コースのスタート地点である近鉄橿原神宮前駅へゴールした。

2015年8月7日金曜日

歩く・なら「藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」(近鉄二階堂駅~近鉄笠縫駅)

歩く・なら藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道(近鉄二階堂駅~近鉄笠縫駅)」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。今回はコースを4分割して逆向きに歩いていて、本日は四分の三の行程で約7Kmの道のりであった。普段ならどうってことない距離なのだが猛暑日では話が変わってしまう。しかし歩く・なら「青き山々に抱かれた国・古代風景と磯城の古墳を訪ねて」の前半コースと同じ田原本町の観光名所を巡り見所多く何とか辿り着くことができた。

地図の作成方法 軌跡の取得方法


Picasaウェブアルバム

近鉄二階堂駅から南下すると地名の由来である本コース最初の目的地の二階堂地蔵堂を過ぎる。ならクル(C-8)法隆寺↑奈良まほろばサイク∞リング 物部ルート(まほろば健康パーク→石上神宮)と交差して河川公園(大和川・布留川北流合流点)を越えると下ツ道天理市高橋である。田原本町 町・村の歴史 大字今里から大和・山の辺物語唐子・鍵ゾーンに入り、ならクル(C-10)柳本↑(C-5)橿原神宮→奈良まほろばサイク∞リング 南下ツ道ルート(橿原→田原本)のスタート地点で、ならクル(C-5)柳本→ならクル(C-5)橿原神宮→から寺川安養寺橋を渡るとならクル(C-5)柳本↑ならクル(C-5)橿原神宮↑で、安養寺ではサルスベリが満開だった。

ならクル(C-5)橿原神宮←ならクル(C-5)南下ツ道ルート橿原神宮10Kmならクル(C-5)柳本→から首切地蔵尊のある田原本町 町・村の歴史 大字八尾大和・山の辺物語唐子・鍵ゾーン案内板を経て江戸時代 新町 竹村家を巡ると古代の下ツ道(近世の中街道)があるならクル横断位置田原本町役場で袂を分かつ。この後も名所旧跡巡りは続き平野氏陣屋跡から田原本救世主教会礼拝堂田原本陣屋跡楽田寺を辿り田原本町 南町道標で一段落だ。最後に旧多村道路元標を過ぎて西へ曲がると直ぐに近鉄笠縫駅である。

2015年7月25日土曜日

歩く・なら「藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」(近鉄九条駅~近鉄二階堂駅)

歩く・なら藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道(近鉄九条駅~近鉄二階堂駅)」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。今回はコースを4分割して逆向きに歩いている中本日は四分の二の行程で約9Kmの道程であった。後半は先月歩いた歩く・なら「城下町・大和郡山を歩く」とかぶってしまったが、前半は大和郡山の畦道を行く楽しいコースだ。圧巻はJR大和路線観音寺町踏切井路橋梁で、何と枕木を下から見上げることができる。すなわちかなり怖いが高速で走る電車の底をを真下から見上げることもできるのだ。


地図の作成方法 軌跡の取得方法


Picasaウェブアルバム

歩く・なら「藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」(近鉄大和西大寺駅~近鉄九条駅)で歩いた近鉄九条駅から平城京西市跡を辿り、ならクル(C-4)帯解寺↑ならクル(C-4)大和郡山↑からコースへ戻る。奈良まほろばサイク∞リング 九条ルート(帯解神社→大和郡山)のゴール地点であるのだがすぐに別れて野上池を三分の一周して田園地帯を歩き、冒頭に述べたJR大和路線観音寺町踏切井路橋梁を潜る。この後秋篠川の土手を歩き途中3番目の目的地の平城京羅城門跡を訪れる。佐保川稗田橋地蔵院川大師橋の間にならクル(C-3)北下ツ道ルート浄化センター公園7Km←があった。奈良まほろばサイク∞リング 北下ツ道ルート(イオンモール大和郡山→浄化センター公園)では本コースと同じ佐保川西岸を歩いた。明らかにならクルMAPとは違っている。ならクル(C-3)平城宮跡→とは直ぐに袂を分かち、ならクル(C-3)北下ツ道ルート浄化センター公園→横断位置を直進する。

2番目の目的地の大和郡山指定史跡稗田環濠及び集落を歩き売太神社で折り返し、ならクル(C-3)北下ツ道ルート浄化センター公園6Kmでまた合流するが、菩提仙川番条橋を渡った後本コースは熊野神社から番条環濠集落を歩く。旧い街並に細道が続きなかなかの趣きである。下ツ道←平城京→藤原京からならクル(C-3)北下ツ道ルート平城宮跡10Kmにまたまた合流し、ならクル(C-3)横断位置国道25号国道25号を渡り、ならクル(C-3)北下ツ道ルート浄化センター公園4Kmを進む。ならクル(C-3)浄化センター公園↑西名阪自動車道を潜ると前回は工事中だった西名阪自動車道郡山下ツ道JCTが完成していた。ならクル(C-3)浄化センター公園→で別れてそのまま南下すると下ツ道大和郡山市八条町菅田神社鳥居がある。京奈和自動車道には下ツ道周辺案内図下ツ道迂回路があったが、こちらも工事は終了し迂回する必要はなかった。下ツ道←藤原京→平城京を過ぎればすぐ近鉄二階堂駅である。

2015年7月11日土曜日

歩く・なら「藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」(近鉄大和西大寺駅~近鉄九条駅)

歩く・なら藤原京から平城京へ続く、大和の縦の基準線・下ツ道」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」では1日で藤原京から平城京まで約27Kmを踏破したが、今回は細切れで歩くので藤原京から平城京へ辿る感慨は味わえない。そこでコースを逆向きに歩くことにすれば違う雰囲気になるかと考えたが、本日は平城宮跡奈良まほろばサイク∞リング せんとの道で歩き慣れた道だけを辿ることになった。コースを4分割したつもりだったのだが8Km強の道程となり最後は少しバテてしまった。


Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

本コースゴールの近鉄大和西大寺駅北口から東に500m強歩くと平城宮跡資料館に着く。平城宮跡第一次大極殿の前庭を横切り東院庭園を巡ると平城宮跡を対角線上に移動したことになりトータル2Kmの道程だ。平城宮跡朱雀門に道を返し朱雀大路を歩いた後、秋篠川まで阪奈道路を西に向かう。ならクル(C-2)奈良公園↑(C-7)平城宮跡← (C-7)飛鳥→からならクル(C-7)奈良↑ (C-7)飛鳥←まで秋篠川東岸の奈良まほろばサイク∞リング せんとの道を歩く。4番めの目的地の平城京西市跡は本コースから外れて秋篠川を西岸に渡った平城京西市船着場跡の50m西にあり、そこは奈良まほろばサイク∞リング せんとの道コース上である。平城京西市跡から300m西進すると近鉄九条駅で今回はここで歩を止めた。

2015年6月20日土曜日

歩く・なら「城下町・大和郡山を歩く」

歩く・なら城下町・大和郡山を歩く」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。大和郡山市は大和郡山市観光モデルコース「自然豊かな矢田丘陵」などさんざん歩いたのではあるが、独特なコース設定で初めて歩く道が多くなかなか楽しめた。約12Kmのミドルコースで本来なら一気に歩き抜けるところだが、今年は月一ペースで足が鈍っているので、コースを2つに分けた。前半は郡山城跡を中心に市街地を一周し後半は南に環濠集落を巡りのどかな田舎道を散策する。二日に分けたので全く違うコースを歩いたように感じたのだが、一気に歩けばそのコントラストの違いを大いに楽しめて面白いのかもしれない。


Picasaウェブアルバム Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

JR郡山駅をスタートして郡山駅前団地の西を北に向かうと郡山城外堀跡高付上池を西へ曲がるとすぐに郡山城外堀案内板 郡山城外堀跡広島下池があり、早速戦国旅情が漂う。そのまま西に向かうと箱本(はこもと)案内図 ←1.1Km平城京羅生門跡公園↓1.1Km九条公園公園→400mやまと郡山城ホール奈良自転車道標識からは何度も歩いた道だ。近鉄橿原線を越えて郡山天理教前バス停 ↑600m永慶寺←800mやまと郡山城ホール→3.8Km慈光院奈良自転車道標識から郡山城跡案内絵図がある郡山城跡(西)公園を経て天守閣跡を目指すが、郡山城天主台展望施設整備事業のため柳澤神社より先には進めない。仕方なく郡山城史跡柳沢文庫保存会で踵を返し元来た道を郡山天理教前バス停 ↑600m永慶寺←800mやまと郡山城ホール→3.8Km慈光院奈良自転車道標識へ戻る。この後道は南にゆるやかにカーブし、大和郡山市一の巨木「楠」を過ぎて東に左折して近鉄郡山駅へ着いたところで1日目は終わりだ。JRに乗り換えるのは不便なので近鉄郡山駅からJR郡山駅まで歩いているので、実査には一周したことになる。

二日目はようこそ、城下町元気 大和郡山へ!がある近鉄郡山駅からこちくや金魚すくい道場箱本館「紺屋」があり最も大和郡山らしい紺屋川を歩いた後、散歩にはうってつけの外堀緑地を南門から北門までフルに歩く。この後JR郡山駅のコンコースを歩いてJR関西本線(大和路線)越えてそのまま東に向かい、佐保川郡界橋を渡るとならクル(C-3)浄化センター公園↑があった。北川十三橋から北川沿いに南下して地蔵院川平和橋を渡るとやがて売太神社がある稗田環濠集落となる。ならクル(C-3)北下ツ道ルート浄化センター公園6Kmから菩提仙川番条橋まで奈良まほろばサイク∞リング 北下ツ道ルートを歩くと、番条の環濠集落を周回する菩提仙川土手道は草茫々のため環濠集落内にある熊野神社を経由して佐保川寿橋を西へ渡る。最後は筒井城跡から筒井順慶坐像が安置されている光専寺を訪ねて近鉄筒井駅へゴールする。

2015年5月4日月曜日

奈良まほろばサイク∞リング 柳生街道ルート(柳生→奈良公園)

奈良まほろばサイク∞リング 柳生街道ルート(柳生→奈良公園)を歩いた。奈良まほろばサイク∞リング ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)ルート(山添→奈良)奈良まほろばサイク∞リング 山添ルート(山添→天理)と同じく東に向かう山登りコースを逆に山下りしたつもりなのだが、コースの半分以上は登りだった。他の2コースより距離が3分の2の18Km程度なので体力的には余裕を残してゴールできた。コースのほとんどが国道369号を歩くので、険しい山越えのある柳生街道に比べても楽なのだがいかんせん退屈である。山中では歩測帯が狭いので行き交う車に気兼ねするので退屈を通り越して苦痛になったのだが、サイクリングコースを歩く奴が悪いのである。柳生観光のために車で何度も通ってとんでもなく閉口するのでないかと思っていたが、仕事関係の車が少ないGWの真っ只中朝方に小雨のぱらついた曇天に遊びに行く車も少なくなる日を選んだのはベストチョイスだったかも。

Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

本コースのゴールは大和青垣ルート(柳生→吉野)のスタート地点で←阿対の石仏1.1Km 笠置 →奈良 八坂神社0.6Km 柳生街道 東海自然歩道道標があり十兵衛杉がよく見える。最寄りの柳生上バス停からは←笠置 阿対の石仏1.1Km →八坂神社0.5Km 奈良 ↑笠置バス停0.1Kを辿って約50mだ。バスの本数は1時間に一本ないのでコースを逆に辿るのが現実的だ。早速バスで来た国道369号を戻るのだがいきなりまあまあの登りが結構続き一山越える。坂を下った所に新しく忍術学院が出来ていたのだが、土日しか開催しないようで閉まっていた。しばらく人里を歩いた後阪原バス停からまた登りになるが今回は山ではなく坂と呼ぶべきで登り切った所が奈良市青少年野外活動センターで、本コースのハイライトが始まりフラットな田園風景を楽しみながら歩道をのんびり歩く。

JAならけん東部経済センター大柳生支店を過ぎると本格的な山登りが延々と続き、奈良の杜ゴルフクラブを過ぎ、柳生街道が合流する円成寺のある忍辱山バス停を過ぎてもゆるやかな登りが続く。柳生街道と別れ円成寺口バス停般若寺↑9Km奈良公園・東大寺↑10km興福寺・春日大社↑11km過ぎても緩やかながらも登りが続いた後やっと下りになったかと思ったら登りがまた始まる。ようはアップダウンを繰り返しながらも基本的に高度が上がっているのだ。大慈仙町から一山越えると基本的に下りになるが新奈良ゴルフ倶楽部の辺りではまだまだアップダウンを繰り返し、法用町地区砂防指定地からようやく登りのない下りになる。奈良動物霊園から下中ノ川バス停を過ぎても歩測帯が狭い地獄の山道が続く。

長尾町バス停まで下ると歩道が併設されていて時折佐保川の流れに耳が癒される。川上町バス停の手前の交差点で国道369号を離れて一車線道路に入ると佐保川を渡ると懐かしい奈良歴史の道に合流するのは一瞬で、佐保川大日橋から五劫院を経て国道369号へ戻る。何で国道369号をここだけ外れるのは不可解なのだが、スタート地点が手貝町バス停がある転害門なのは納得がいかない。奈良自転車道を接続した所にしているのだとは思うが奈良まほろばサイク∞リングの他コースのほとんどのスタートゴール地点は他コースと接続しているのだから、ここは上ツ道ルート(奈良公園→橿原神宮)と同じ奈良県庁をスタート地点にするのが順当だ。

2015年4月4日土曜日

歩く・なら「恋する万葉集04佐保川ルート」

歩く・なら恋する万葉集恋する万葉集04佐保川ルート」を歩いた。本コースのベストシーズンは間違いなく桜の季節である。佐保川の桜を楽しむのは奈良ウォーキングマップベストセレクション 2.恋歌めぐり 佐保コース以来三年ぶりだが、やっぱり佐保川の桜並木は見事の一言でちょうど桜まつりが開催されていた。雨の心配をしていたのが青空まで覗いたのは望外の喜びだ。後半の東大寺でも随所に桜は咲いていているので退屈知らずだ。奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」の後半を端折った5Km未満のショートコースなのでお花見にも最適だ。

Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コーススタートの近鉄新大宮駅から北へしばらく歩くと袂に佐保川周遊案内図がある佐保川大宮橋を渡る。若草山まで一直線に桜並木が広がる絶景ポイントだ。ここから佐保川を東上し佐保川学び橋を南に返しさらに東に歩を進めるとJR関西本線前で見事な花筏に出会った。名桜川路桜を過ぎて佐保川栄楽橋を北へ渡ると桜まつり会場は終わり一旦佐保川ともお別れだ。枝垂れ桜の大木が絶景ポイントの万葉歌碑/大仏鉄道記念公園を過ぎても東に向かうのは初めての道だ。佐保橋から佐保川越しに奈良女子大学を右手に見て歩く歩道橋は佐保川に飛び出ていて楽しい。

観光案内所が新設された転害門から東大寺に入り大仏池を半周すると三番目の目的地の万葉歌碑/東大寺なのだが桜が目白押しだ。南大門を潜ると最後の目的地の吉城川なのだがここでもお誂えの桜の下に鹿が歩いてまたまた絶景ポイントだ。東大寺ミュージアムまで引き返して西へ帰る道が初めてで、東大寺真言院の長い土壁に圧倒される。吉城園から奈良県庁を経由して近鉄奈良駅にゴールするのだが、途中八重桜が楽しめるのではないが八重桜古蹟の奈良の八重桜のおまけまであり、これは完全に奈良市さくら観光ルートだ。

2015年3月14日土曜日

歩く・なら「恋する万葉集07山の辺の道桜井ルート」

歩く・なら恋する万葉集07山の辺の道桜井ルート」を歩いた。去年の秋に辿った歩く・なら「恋する万葉集06山の辺の道天理ルート」とは兄弟コースだ。山の辺の道は何度も歩いてもう庭みたいになっているのだが、南から北へ辿るとが多いので今回はコースを逆に歩いた。あいにくの雨だが、今月は忙しく月一のブログ更新を最低限の目標にしているので決行した。この雨の中歩く物好きはいないだろうと思っていたらすれ違うのに苦労するほどの盛況である。山道のぬかるみに閉口しないかが心配の種だったのだが、本コースは石畳が多く整備されていて杞憂に終わった。唯一の失敗は穴師山を望むが雨に霞んでしまったことぐらいだ。季節的には梅を楽しみにしていのだが、玄賓庵の前にある立派な梅林が満開にはほど遠かったのが至極残念である。

Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースゴールのJR巻向駅をスタートするとすぐに朝臣柿本人麿公屋敷跡ならクル(C-16)橿原→ならクル(C-1)奈良公園←がある。奈良まほろばサイク∞リング 上ツ道ルートとほんの少しだけクロスして東に向かう。かつて知った道かと思いきやこの道は初めてだ。次に南に道をとると冒頭に述べた穴師山を望むから何度も訪ねた茅原大墓古墳までの道も初見参である。この後は定番コースで万葉歌碑めぐりロマンラリー9わが側にある井寺池から桧原神社へとかけ昇る。

ここからがいよいよ山の辺の道の本番だ。万葉歌碑めぐりロマンラリー12枝から万葉歌碑めぐりロマンラリー13道を辿ると冒頭に述べた玄賓庵だ。万葉歌碑めぐりロマンラリー42けから万葉歌碑めぐりロマンラリー50とを巡ると薬の神様の狭井神社へと出て、久すり道を下ると三輪山がご神体の大神神社だ。平等寺から金屋の石仏を経て山の辺の道←金屋の石仏→海石榴市まで下るとハイライトが終わり車道を歩く。

万葉歌碑めぐりロマンラリー16ちを経て大和川馬井手橋を渡るが橋の北岸と南岸に万葉歌碑めぐりロマンラリー18く海石榴市がある。この後は足下の大和・山の辺探訪物語 山の辺を辿り、コーススタートの近鉄桜井駅へゴールした。しかし最後の南へ曲がる手前にあったスーパーが広大な空き地になっていたのにはぶったまげてしまった。東に新しいスーパーが出来た影響なのだろうか。いやはや寂しい限りである。

2015年2月28日土曜日

歩く・なら「恋する万葉集02藤原京ルート」

歩く・なら恋する万葉集02藤原京ルート」を歩いた。持統天皇が詠んだのあまりにも有名な天の香具山を登るのは、歩く・なら「大和三山に見守られし藤原京へ」以来である。歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」は北へ歩き、奈良まほろばサイク∞リング 横大路ルート(桜井→橿原)は西へ辿った。古代の幹道が交差する本コースの辺りは北や西へ向かうことが多い。しかし本コースは南へ東へ道を辿るので何度も歩いた道を逆向きに辿るのがとても新鮮であった。ただし本コースのハイライトは万葉の森であり、万葉歌碑が多くあるだけでなく散歩道としても秀逸であるし、そこへ香具山を下って裏から入るコース設定が面白い。さらに畝々と細い道でコース通りに歩くには道に迷ってえらく時間がかかったのも楽しめた。コース距離は7Km程度で大したことはないと思っていたが低いとはいえ香具山の山登りは傾斜がゆるい故に山道は頂上に向かって一直線に切られていて結局きつい登りになっていて結構きついのである。

Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法


八木駅からはじまる「いにしえのロマンあるれるまち歩きマップ」が新設されていた近鉄大和八木駅の南スタートして東に向かうとこれも真新しいかしはらナビプラザの南を抜けてさらに東へ進むと八木まちなみ案内板のある小さな公園にぶつかる。ここから南へ右折して草臥て宿かる比や藤の花(芭蕉)歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」奈良まほろばサイク∞リング 横大路ルート(桜井→橿原)が交差する八木札の辻交流館からJR桜井線を越えておふさ観音まで下ツ道を歩く。おふさ観音からは東に向かえば一直線に藤原宮跡である。藤原京資料室橿原観光案内図がある交差点からおふさ観音まで西に辿るのは歩く・なら「大和三山に見守られし藤原京へ」などでよく歩いた。

藤原宮跡を南に一直線に突っ切ると大和三山である天香久山耳成山畝傍山がよく見渡せる。藤原京は大和三山の中心に築かれたのだから当然だ。この後三度東に向かうと奈良文化財研究所都城発掘調査部へ出て少し北の万葉歌碑桧隈女王泣澤女の神の社がある畝尾都多本神社を訪ねる。いよいよ万葉ツアーの始まりだ。Uターンして南に向かい橿原観光案内図から四度東へ向かいいよいよ香具山登山が万葉歌碑舒明天皇から始まる。頂上の國常立神神社までは迷わなかったが←天香山神社↑万葉の森→頂上から迷ってしまった。普通に歩くと人跡の多い天香山神社に降りてしまいそうだが、次の←香久山山頂国常立神社→万葉の森万葉の森へ道をとる。

←天香久山→水辺ゾーンでは既に万葉の森に入っていていよいよ迷ったのだが右折して一直線に山を下ると万葉歌碑柿本人麿万葉歌碑山上憶良があったのでコース設定通りに歩けたのだろう。冒頭に述べた通り万葉の森は散歩にも最適だし万葉歌碑山部赤人万葉歌碑大伴旅人を辿りさらには万葉植物の解説が興味深い。万葉の森円形観光地図がある正面玄関を出てからも田舎の畦道を万葉歌碑大津皇子まで歩き実に楽しかったしこの後も田舎の細道を行きなかなかコース取りが素晴らしい。最後は→吉備池万葉歌碑↑安倍文殊院聖林寺談山神社↓JR・近鉄大福駅歴史街道道標から万葉歌碑めぐりロマンラリー33の万葉歌碑めぐりロマンラリー32みがある吉備池を訪れて近鉄大福駅へゴールする。

2015年1月10日土曜日

奈良まほろばサイク∞リング 巨勢ルート(吉野口→下市)

奈良まほろばサイク∞リング 巨勢ルート(吉野口→下市)を歩いた。既に歩いたコース前半の奈良まほろばサイク∞リング 巨勢ルート(御所→吉野口)とは打って変わって2車線道路である国道309号をほとんど辿る。大部分が歩道があり歩きにくい部分は少ないが交通量も多い上小雨もパラツキ全く楽しくなかった。平行している旧道をできる限り歩く奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「行者の道コース」の方が当たり前だがウォーキングコースに適している。

Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

吉野口駅を再出発し曽我川吉野口橋を渡りならクル(T-7)御所↑からコースへ戻るとすぐにならクル(T-7)下市↑ならクル(T-7)御所↑がある国道309号バイパスを潜る。ならクル(T-7)巨勢ルート下市6Kmを過ぎてならクル(T-7)下市→ならクル(T-7)御所←から旧国道309号はバイパスと合流する。ならクル(T-7)巨勢ルート下市5Kmならクル(T-7)御所↑左側通行を過ぎると左手に阪合黒彦皇子墓を仰ぎ見た。少し入れば甲神社もあった。この辺りの国道309号は歩く奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「行者の道コース」で歩いている。ならクル(T-7)巨勢ルート御所12Kmからならクル(T-7)御所↑左側通行を過ぎるとならクル(T-7)巨勢ルート下市4Kmとなる。ならクル(T-7)下市↑左側通行から本コース最難関で急な登り坂が続き、しかも歩道もない。

ならクル(T-7)巨勢ルート下市3Kmからならクル(T-7)下市↑左側通行を過ぎても長い登り坂はならクル(T-7)巨勢ルート御所14Kmまで続く。ならクル(T-7)巨勢ルート下市→2Kmならクル(T-7)御所←まで急坂を下り、ならクル(T-7)下市↑ならクル(T-7)御所↑左側通行を過ぎるとならクル(T-7)巨勢ルート御所15Kmとなり、一旦国道370号に入って近鉄吉野線を潜る。ならクル(T-7)巨勢ルート下市1Kmならクル(T-7)下市←及びならクル(T-7)御所→ならクル(T-7)御所→を辿り、ならクル(T-7)下市→ならクル(T-7)御所←から国道309号に戻り、ならクル(T-7)御所←ならクル(T-7)御所←から北へ道を辿ればすぐ近鉄下市口駅だが、本コースは吉野川千石橋を渡り、ならクル(T-12)五条→ならクル(T-12)吉野←下市町観光案内マップがある下市町アメニティセンターせせらぎが本コースのゴールである。