2011年11月26日土曜日

歩く・なら「白泡の玉と響く、美しき清流・宮滝へ」

歩く・なら白泡の玉と響く、美しき清流・宮滝へ」を歩いた。宮滝歩く・なら「持統天皇行幸の道」(近鉄大和上市駅~宮滝バス停)で訪れて、紅葉の頃に是非とも再度歩きたかった。しかし吉野の山は吉野杉が代表の常緑樹が多く落葉する広葉樹は少ないようだ。本コースは象の小川沿いを往復するし、宮滝では川遊びを楽しめるのでベストシーズンは涼を求める夏のようである。心地良いせせらぎの音を聞きながら軽快に歩くことがメインだが、吉野離宮だけではなく古代遺跡のあった宮滝を巡る本コースは歴史ロマンも満喫できるだろう。


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コースのスタートとゴールは宮滝バス停である。バスの本数は極端に少ないので帰りのバスの待ち時間を調整するために最初の目的地の吉野歴史資料館を後で回ったのだが、吉野歴史資料館の前にある宮滝遺跡周辺図がなかなか良く出来ていて、宮滝の様子がよくわかるのでコース通りに最初に訪れるのがいいかもしれない。吉野歴史資料館に向かう途中にある「倭人堂」雷神も必見である。

コース通りに行くと、宮滝遺跡から史跡 宮滝遺跡を巡り、コース一番の風光明媚となる宮滝 夢のわだだ。この後うたたね橋跡から山へ分け入るようになるが平地を歩くのと変わらないほど緩やかである。桜木神社から象の小川沿いに歩く本コースのハイライトであり、万葉の象の小川で折り返すのだが、勾配のある山道だがほんの少しなので是非ともプラスαの高滝まで足を伸ばしたい。一見の価値はあるなかなか立派の滝だ。吉野方面案内図の傍には風情のある雪隠があるので、桜木神社は帰り道に時間をかけて散策するのがいいかもしれない。

2011年11月12日土曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 9.大渕池公園周辺コース 二名編

奈良ウォーキングマップベストセレクション 9.大渕池公園周辺コース 二名編を歩いた。奈良ウォーキングマップ⑩県立大渕池公園横断コースを拡充して二名まで足を伸ばしたコースである。地元のためコース周辺の道は隈なく歩いてよく知っているのだが、こんな所に道があったけと思い出せない細く気づきにくい道をわざわざ選んでいる所がおもしろい。このブログを書き始める切っ掛けになったのが夕陽に輝く大渕橋であり、久々に歩くと色々と変化もあっておもしろい。大渕池公園は四季を通じて楽しむことができるが、ハイライトはやはり御嶽山大和本宮で桜まつりが行われれる頃だろう。


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コースのスターととゴールは大渕池公園(東地区)で近鉄学園前駅から十分なバス便が出ているのに、次の目的地が西登美ヶ丘一丁目バス停になっているのは、コースは周遊コースのためよりバスの便数が多い西登美ヶ丘一丁目バス停を紹介しているのだろうか。大渕池公園(東地区)は駐車場も充実しているので、車で行ってもいい。

この後本コースの特徴となる二名へ足を伸ばし、奈良市立二名小学校奈良市立二名公民館が目的地となっている。しかし富雄川近くまで降りるのであれば、遥拝所役行者石像のある杵築神社は見逃せないし、本堂が新築された法融寺も参拝したい。

次の目的地は桜が有名な御嶽山大和本宮だが、本宮内には空を翔る大黒様など彫像やお社が目白押しで十二分に楽しめる。その次の目的地の大渕池公園(西地区)の裏口から入って公園内を歩くのがお奨めであるが、コース通り歩くととうとう大渕池の水没した木が倒れているのを発見してしまった。冬の渇水期を除いて水没しているのによく根腐りしないと関心していたのに残念である。

この後夕陽に輝く大渕橋を渡って、最後の目的地である松伯美術館訪ねる。女性美人画の上村松園と花鳥画の松篁・淳之三代の絵画だけでなく元が近鉄会長の大邸宅であり庭園も必見である。この辺りが登美ヶ丘の前に何もつかない真正の登美ヶ丘であり誰もが羨む大邸宅街を抜けてゴールする。