2017年4月29日土曜日

歩く・なら「伊勢本街道・暗峠越えハイキング」(近鉄枚岡駅~近鉄南生駒駅)

歩く・なら伊勢本街道・暗峠越えハイキング」を歩いた。暗峠は旅番組にもよく取り上げられる全国区の名所で、生駒の散歩道「暗峠コース」 で歩いた。ご覧の通りに石畳の国道としても超有名で国道特集の番組では欠かせない迷所でもある。この国道308号は旧暗越奈良街道で旅番組で取り上げられる大阪側だけでなく、奈良側もとても面白いのは生駒の散歩道「矢田山 遊びの森コース」 に書いたが、本コースの後半に当たる。大阪側も歩きたいと思っていたら本コースが開設されたのはタイムリーだったのだが、楽しみは後に取っておく方だし、本コースは17Kmのロングコースの上2度の山越えがある超ハードコースなので今GWまで寝かせてしまった。今回は前半の近鉄枚岡駅から近鉄南生駒駅を歩いたが、大阪側は本当に酷い酷道であった。全編大型車が通れない急坂でコンクリート舗装の細道だ。


地図の作成方法


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境内も広くウォーキングにも適している枚岡神社の門前駅である近鉄枚岡駅をスタートして、本コースは酷道308号を最初から楽しむべくまずは近鉄奈良線沿いに進む。見ての通りいきなりの急坂細道のコンクリート舗装なのだがこれが頂上まで続くとは夢にも思わなかった。勧成院と松尾芭蕉句碑を過ぎるとN-8椋ヶ根橋北←暗峠奈良街道↓近鉄額田駅↑梅林・近鉄枚岡駅N-14長持石前←暗峠奈良街道↓近鉄額田駅→椋ヶ根橋があり、まだまだ広大な枚岡公園が続きウォーキングコースが目白押しだ。を楽しむ人が多い。続いてN-18豊浦橋北←暗峠奈良街道↓近鉄額田駅↑なるかわ園地→椋ヶ根橋N-19額田東口←暗峠奈良街道↓生駒山上・あじさい園→椋ヶ根橋の後に大社之瀧楔行場の後一般国道308号八土-100で大台を超えた。

左手には清流が流れて心地いいはずなのだが、体力が追いつかず青息吐息である。←国道308号線-暗峠-↓・ぬかた園地約2.3km・生駒山上約2.5km→国道308号線-枚岡駅・額田駅-↑・神津嶽経由で枚岡駅約2.6km・らくらくセンターハウス約3.1kmがあるようにさらに広大な府民の森なるかわ園地が続き、奈良県民の森とは人出が違う。弘法の水と笠塔婆まで来ると急坂は終わり一息つくことができたが、生駒縦走歩道→なるかわ園地・休憩所←ぬかた園地・あじさい園の手前からまた急坂となり一般国道308号八土-148を迎える。暗越奈良街道と暗峠から一般国道308号八土-162の県境まで国道308号暗峠石畳は数十メートルに過ぎない。石畳は風情があって断じて酷道ではない。ここまで全編コンクリート舗装の急坂細道が酷い酷道なのだ。

奈良側の下りは一気に視界が開け、国道308号生駒市西畑町1091−1国道308号生駒市西畑町739からの棚田風景が素晴らしい。本コースのベストシーズンは稲穂棚引く9月中旬辺りだろうか。←暗峠↑鬼取方面→南生駒駅とくらがり峠 旅行く芭蕉を過ぎて←暗峠枚岡公園↑宝山寺生駒駅→南生駒駅矢田自然公園までは足を踏み締める急坂が多い。しかし大部分が二車線道路の普通の国道だったが、↑暗峠←南生駒駅の指し示す方向が怪しい。歩いている二車線道路の直角方向だ。振り向くと国道308号←車止めが目に飛び込んできた。普段自動車が通れないかなりの酷道である。この酷道はすぐ終わるのだがその間に目的地の石造阿弥陀如来立像があるのには参った。ぼーっと歩いているとかなりの確率で目的地を見逃してしまう。

暗超奈良街道 暗峠まで約2粁を過ぎて石仏寺の辺りは奈良側も酷道の本領を発揮しコンクリート舗装の急坂細道が生駒市萩原町西池まで続く。ならクル地域内ルート(I-6)三郷→からはアスファルト舗装だが細道が続き最後は↑この先一方通行につき進入禁止←左へ廻って下さいとなる。今回は竜田川を渡り近鉄南生駒駅へゴールしたが橋の手前は奈良まほろばサイク∞リング 竜田川ルート(東生駒→竜田川)で歩いた時には無かった ならクル(C-15)竜田川ルート三郷16Kmがあった。月一のウォーキングになっているなまくらの体ではこの後矢田丘陵を越えて10Kmも歩くのは甚大な損傷を体に受けることになる。本当は時間をかけて奈良街道を一気に歩きたかったのだが分けて正解だった。

2017年4月8日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「大和川の歴史文化と自然にふれるコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ大和川の歴史文化と自然にふれるコース」を歩いた。大和川沿いに点在するしきのみち はせがわ展望公園を巡る自然満喫コースである。桜の季節がベストシーズンとなるコースが多い中、桜満開の日にこのコースを歩いたのは、ウォーキングマップにあるしきのみち はせがわ展望公園 花見広場しきのみち はせがわ展望公園 さくら広場に誘われてのことだったがかなりのがっかりである。しかし結果オーライでもう一つのメインディッシュである唐古・鍵遺跡は宴会にはあまり適さないが隠れた桜の名所で多くの花見客で賑わっていて大満足だ。今回は本コース設定より長くウォーキングトレイル大和・山の辺探訪物語水の辺ゾーン唐古・鍵ゾーンを踏破したので約17kmのロングコースになってしまったが、ウォーキングトレイルは勿論のことだが歩くために整備されているので、季節を問わず歩いて楽しいご機嫌のコースだった。


地図の作成方法


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近鉄ファミリー公園前駅をスタートして、まずは大和中央自転車道の起点にもなっているまほろば健康パークの桜を楽しむ。ちょうど見頃だ。しばらくは奈良まほろばサイク∞リング 物部ルートと同じ道を辿り、ならクル(C-8)物部ルート天理6Kmならクル(C-8)法隆寺←からならクル(C-8)天理→(C-3)平城宮跡←ならクル(C-3)平城宮跡↑(C-8)法隆寺←を経てならクル(C-8)天理←ならクル(C-8)天理↑で袂を分かつ。大和川下永橋を渡り対岸に桜を見ながら大和川南岸を東進し京奈和自動車道を潜る。大和川天神橋からは一昨年も歩いた下ツ道を南下し、下ツ道天理市嘉幡はまだ記憶に新しい。次の伊勢降神社からは初めて歩く道で、常寶寺から伊勢降神社を参拝して大和川大中橋へ戻る。伊勢物語に思いを馳せられたのには驚いたのではあるがここは素直に大和川を上るコース設定がよかった。

大和川と言えば東西に流れる大河のイメージしかなかったのだが、ここでは南北に流れていて規模も同様に南北に流れている寺川や飛鳥川と同規模である。しきのみち はせがわ展望公園はこの南北に流れる大和川の東西両岸に点在し、西岸はウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 水の辺 田原本町になっていて、西岸を南下するとまずは出会いの広場を訪ねることになる。そのまま南下するとメイン広場のながめの丘があり、展望台からの眺望は格別だ。この後奈良県フットボールセンター旧志貴高等学校の敷地を一周して大和川法条橋を渡り東岸を南下したのだが完全に失敗である。ウォーキングマップをよく見ると「自転車の方はこちらの道です。」を歩いてしまっているではないか。コース意図は当然ウォーキングトレイルをそのまま辿り西岸の大和・山の辺探訪物語 水の辺ゾーンを南下なのだが後の祭りだ。

冒頭に桜はがっかりとは書いたがネーミングが詐欺まがいになってるだけで公園の各広場にはそれなりに桜はあり十分に目を楽しませてくれる。本来なら北上する東岸を南下するとひとやすみの丘の後にはグラウンドゴルフ場があるえのき広場だ。本コースは次の大和川天王橋を渡って折り返すのだが今回は桜鑑賞が目的なので名前に誘われてさらに南下するとよりみち広場には桜並木があり期待は膨らむが、やなぎの広場は文字通り柳ばかりで、花見広場は支流合流点の三角地にあり遠慮なく宴会ができるがいかんせん桜は2本しかない。花見広場とさくら広場を繋ぐ橋を渡ると、ウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 水の辺ゾーンの終着点でならクル(C-23)桜井↑でもあった。さくら広場も名ばかりで他の木の方が多い。この後水の辺 大和・山の辺の大和川西岸を北上すると多彩な広場が目白押しだ。

森と泉の広場ならクル(C-23)法隆寺↑ならクル(C-23)桜井↑もあるすいせんの丘からスケボーも楽しめるげんき広場やゲートボール場もあるひょうたん広場と続く。ならクル(C-10)法隆寺↑(C-10)柳本→ならクル(C-10)法隆寺→(C-23)桜井←ならクル(C-23)桜井↑(C-10)柳本←から池坐朝霧黄幡比賣神社のあるならクル(C-10)法隆寺←ならクル(C-10)柳本→まではならクル(C-10)太子道ルートである。ここからは水の辺から離れて細長く散歩道のあるみちくさ広場を歩いてながめの丘に戻る。この後は大和・山の辺探訪物語 唐古・鍵ゾーンに移り西に道をとり唐古・鍵遺跡 唐古池を一周する。唯一のモニュメントの唐古・鍵遺跡の楼閣(復元)は池の対角にあり池の周りは桜で埋め尽くされているので一周しないと気が済まない。初めて歩く唐古・鍵 大和・山の辺も、ならクル(C-10)柳本↑(C-5)橿原神宮→ならクル(C-10)法隆寺↑(C-5)橿原神宮←まで来れば通い慣れた道となる。

奈良まほろばサイク∞リング 南下ツ道ルートとは道を逆に辿り、ならクル(C-5)柳本→ならクル(C-5)橿原神宮→からならクル(C-5)柳本↑ならクル(C-5)橿原神宮↑へと寺川安養寺橋を渡り安養寺を参拝する。ならクル(C-5)橿原神宮←ならクル(C-5)南下ツ道ルート橿原神宮10Kmならクル(C-5)柳本→を抜けると首切地蔵尊があり、疲れているので大和・山の辺探訪物語案内板のすぐ横にある鏡作神社はとばす。最後は本誓寺浄照寺を訪ねて近鉄田原本町へゴールすると、駅前の観光ステーション磯城の里の場所が変わっていて驚いた。唐古・鍵遺跡の楼閣(復元)は非常に魅力的でどうして中国風の楼閣があるのかとても興味をそそられるのだが、何故唐古・鍵 考古学ミュージアムをウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 唐古・鍵ゾーンに組み入れなかったのか不思議でしょうがない。