2017年4月8日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「大和川の歴史文化と自然にふれるコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ大和川の歴史文化と自然にふれるコース」を歩いた。大和川沿いに点在するしきのみち はせがわ展望公園を巡る自然満喫コースである。桜の季節がベストシーズンとなるコースが多い中、桜満開の日にこのコースを歩いたのは、ウォーキングマップにあるしきのみち はせがわ展望公園 花見広場しきのみち はせがわ展望公園 さくら広場に誘われてのことだったがかなりのがっかりである。しかし結果オーライでもう一つのメインディッシュである唐古・鍵遺跡は宴会にはあまり適さないが隠れた桜の名所で多くの花見客で賑わっていて大満足だ。今回は本コース設定より長くウォーキングトレイル大和・山の辺探訪物語水の辺ゾーン唐古・鍵ゾーンを踏破したので約17kmのロングコースになってしまったが、ウォーキングトレイルは勿論のことだが歩くために整備されているので、季節を問わず歩いて楽しいご機嫌のコースだった。


地図の作成方法


Google フォト

近鉄ファミリー公園前駅をスタートして、まずは大和中央自転車道の起点にもなっているまほろば健康パークの桜を楽しむ。ちょうど見頃だ。しばらくは奈良まほろばサイク∞リング 物部ルートと同じ道を辿り、ならクル(C-8)物部ルート天理6Kmならクル(C-8)法隆寺←からならクル(C-8)天理→(C-3)平城宮跡←ならクル(C-3)平城宮跡↑(C-8)法隆寺←を経てならクル(C-8)天理←ならクル(C-8)天理↑で袂を分かつ。大和川下永橋を渡り対岸に桜を見ながら大和川南岸を東進し京奈和自動車道を潜る。大和川天神橋からは一昨年も歩いた下ツ道を南下し、下ツ道天理市嘉幡はまだ記憶に新しい。次の伊勢降神社からは初めて歩く道で、常寶寺から伊勢降神社を参拝して大和川大中橋へ戻る。伊勢物語に思いを馳せられたのには驚いたのではあるがここは素直に大和川を上るコース設定がよかった。

大和川と言えば東西に流れる大河のイメージしかなかったのだが、ここでは南北に流れていて規模も同様に南北に流れている寺川や飛鳥川と同規模である。しきのみち はせがわ展望公園はこの南北に流れる大和川の東西両岸に点在し、西岸はウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 水の辺 田原本町になっていて、西岸を南下するとまずは出会いの広場を訪ねることになる。そのまま南下するとメイン広場のながめの丘があり、展望台からの眺望は格別だ。この後奈良県フットボールセンター旧志貴高等学校の敷地を一周して大和川法条橋を渡り東岸を南下したのだが完全に失敗である。ウォーキングマップをよく見ると「自転車の方はこちらの道です。」を歩いてしまっているではないか。コース意図は当然ウォーキングトレイルをそのまま辿り西岸の大和・山の辺探訪物語 水の辺ゾーンを南下なのだが後の祭りだ。

冒頭に桜はがっかりとは書いたがネーミングが詐欺まがいになってるだけで公園の各広場にはそれなりに桜はあり十分に目を楽しませてくれる。本来なら北上する東岸を南下するとひとやすみの丘の後にはグラウンドゴルフ場があるえのき広場だ。本コースは次の大和川天王橋を渡って折り返すのだが今回は桜鑑賞が目的なので名前に誘われてさらに南下するとよりみち広場には桜並木があり期待は膨らむが、やなぎの広場は文字通り柳ばかりで、花見広場は支流合流点の三角地にあり遠慮なく宴会ができるがいかんせん桜は2本しかない。花見広場とさくら広場を繋ぐ橋を渡ると、ウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 水の辺ゾーンの終着点でならクル(C-23)桜井↑でもあった。さくら広場も名ばかりで他の木の方が多い。この後水の辺 大和・山の辺の大和川西岸を北上すると多彩な広場が目白押しだ。

森と泉の広場ならクル(C-23)法隆寺↑ならクル(C-23)桜井↑もあるすいせんの丘からスケボーも楽しめるげんき広場やゲートボール場もあるひょうたん広場と続く。ならクル(C-10)法隆寺↑(C-10)柳本→ならクル(C-10)法隆寺→(C-23)桜井←ならクル(C-23)桜井↑(C-10)柳本←から池坐朝霧黄幡比賣神社のあるならクル(C-10)法隆寺←ならクル(C-10)柳本→まではならクル(C-10)太子道ルートである。ここからは水の辺から離れて細長く散歩道のあるみちくさ広場を歩いてながめの丘に戻る。この後は大和・山の辺探訪物語 唐古・鍵ゾーンに移り西に道をとり唐古・鍵遺跡 唐古池を一周する。唯一のモニュメントの唐古・鍵遺跡の楼閣(復元)は池の対角にあり池の周りは桜で埋め尽くされているので一周しないと気が済まない。初めて歩く唐古・鍵 大和・山の辺も、ならクル(C-10)柳本↑(C-5)橿原神宮→ならクル(C-10)法隆寺↑(C-5)橿原神宮←まで来れば通い慣れた道となる。

奈良まほろばサイク∞リング 南下ツ道ルートとは道を逆に辿り、ならクル(C-5)柳本→ならクル(C-5)橿原神宮→からならクル(C-5)柳本↑ならクル(C-5)橿原神宮↑へと寺川安養寺橋を渡り安養寺を参拝する。ならクル(C-5)橿原神宮←ならクル(C-5)南下ツ道ルート橿原神宮10Kmならクル(C-5)柳本→を抜けると首切地蔵尊があり、疲れているので大和・山の辺探訪物語案内板のすぐ横にある鏡作神社はとばす。最後は本誓寺浄照寺を訪ねて近鉄田原本町へゴールすると、駅前の観光ステーション磯城の里の場所が変わっていて驚いた。唐古・鍵遺跡の楼閣(復元)は非常に魅力的でどうして中国風の楼閣があるのかとても興味をそそられるのだが、何故唐古・鍵 考古学ミュージアムをウォーキングトレイルの大和・山の辺探訪物語 唐古・鍵ゾーンに組み入れなかったのか不思議でしょうがない。