2015年10月17日土曜日

歩く・なら「ますます訪ねたくなる宝山寺」

歩く・ならますます訪ねたくなる宝山寺」を歩いた。4年前に歩いた生駒の散歩道「生駒山上コース」と違って完全に宝山寺観光に特化した超ショートコースであるが、急な石段を結構登るので観光気分で歩くとしっぺ返しを食う。去年から開催されている奈良・町屋の芸術祭「はならあと」に合わせて来たのだが、いつもは参道に人が溢れているのに参拝客がいない本堂を撮影できるとは夢にも思わなかった。


地図の作成方法 軌跡の取得方法

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スタートは近鉄生駒駅なのだが、本コースは観光コースなので鳥居前駅から宝山寺駅まで生駒ケーブルカーに乗る。石段が整備された参詣道である聖天通りを10分も歩けば一の鳥居である。ここからは見所満載で、惣門を潜ると地蔵堂がある。本堂と檜皮葺が美しい拝殿(聖天堂)を参拝した後はハードな山道の石段だ。文殊堂常楽殿観音堂を巡り、烏枢沙摩明王を拝み延命水を飲んだら多宝塔を望む。大師堂子安地蔵を訪ねたら、少し距離を置いて最上部の開山堂だ。一本道を折り返して戻るが、本堂背後の岩壁にある般若窟を望み、奥に隠れて見えない明治前期の洋風建築の獅子閣を拝見するのを忘れてはならない。最後にはならあとを楽しんだ後石段が長く続く宝山寺参道を下り近鉄生駒駅へゴールした。