2016年12月23日金曜日

歩く・なら「千光寺・役行者と修験の道」

歩く・なら千光寺・役行者と修験の道」を歩いた。役小角と言えば大峰山に連なる修験道の開祖なのだが、元山上千光寺の縁起は大峯山を開く前に役行者が開く以前に鳴川の里に入り修行したところから元の山上に由来する。由緒正しいだけでなくユースホステルまで経営している大寺であることに驚愕である。古くからあるこの名刹へ向かう山道が秀逸で鳴川沿いに展望が開けた谷をかなりの高みから見下ろし実に爽快だ。山中に分け入ってもなかなか鳴川のせせらぎを楽しむほど近くに道がないのだが最終盤の清滝石佛群には脱帽した。渓流の傍らに素朴な石仏が懐かしい癒しの空間が広がる。帰りはのんびり舗装された車道をほぼコーススタートの近鉄元山上口駅まで下る周回のためどちらから回るかをGoogle Mapの向き通りに辿ったのでコースを逆回りしてしまった。元山上千光寺を参拝した後に清滝石佛群を訪ねたので厳かな雰囲気になれたのかもしれない。山道を登ってきて直ぐの疲れた体では体験できなかったのだとコースを間違えて得したと考えることにした。


地図の作成方法


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竜田川遊歩道案内図と本コースの元ネタである平群ハイキングマップがある近鉄元山上口駅から北へ向かい竜田川に隣接している近鉄生駒線の鉄道風景を楽しむ。この辺りは深い山の中のように渓流を間近に見ることができてなかなかに魅力的だ。竜田川椣原橋を渡り金勝寺を参拝した後、いよいよ西への山登りが←千光寺鳴川渓平群自然休養村2.5Km→元山上口駅0.7Km金勝寺0.1Kmから始まる。最初の急坂の後、←東山駅0.7Km↓千光寺↑金勝寺0.8Km→元山上口駅1.0Kmから←東山駅0.9Km↑元山上口駅1.3Km↑金勝寺1.0Km←千光寺まで住宅地を歩き、その後少しだけならクル(T-11)生駒↑左側通行ならクル(T-11)信貴山ルート三郷8Kmが新設されていた奈良まほろばサイク∞リング 信貴山ルートを歩くが、歩く分には大した坂道ではない。

この後予想に反して少し谷に降りてから登り返すのだが、←鳴川峠1.7Km→千光寺0.2Kmから始まる最後の急登を除けばさほどの急坂はない。階段の両側に一段ごとに居並ぶ役小角に見守られて千光寺観音堂(本堂)へ参拝した後の千光寺不動明王と三十六童子は異空間へのいざないだった。揺動地蔵尊まで登ってきた道を下り、→千光寺0.4Km→元山上口駅から冒頭に述べた山道に入ると、すぐに幻想的な鳴川清滝石佛群だ。貝吹地蔵清瀧地蔵があり、渓流沿いに石仏がある滝坂の道を彷彿させるが、残念ながら渓流沿いに進むのはごくわずかである。奈良まほろばサイク∞リング 信貴山ルートで渡った信貴フラワーロード鳴川大橋遥か上に見上げた後、←元山上口駅1.6Km→千光寺鳴川渓1.5Km平群自然休養村1.5Kmまでが、冒頭に述べた谷を見下ろす素晴らしい道が続く。

→千光寺2.0Km←元山上口駅1.0Kmを過ぎて鳴川神前橋→元山上口駅1.0Km←千光寺2.0Kmを渡ると生駒山口神社がある。↑元山上口駅0.5Km↓千光寺2.5Km↓生駒山口神社0.5Kmから↑4.8km県立竜田公園↑200m近鉄元山上口駅←1.0kmまぐわ淵←400m金勝寺↓4.0km鳴川峠↓2.4km千光寺を過ぎると↑元山上口駅0.1Km↓千光寺・鳴川渓2.5Km↓平群自然休養村2.5Km→長屋王墓1.5Kmで周回は終了し、←800m金勝←800m近鉄元山上口駅→4.0km県立竜田公園→1.0km近鉄平群駅→700m長屋王墓・吉備内親王墓寺←500m近鉄元山上口駅→4.3km県立竜田公園→1.0km長屋王墓・吉備内親王墓を南下するが、元ネタに忠実なのだろうがこの後の目的地はオプションコースを含めて歩く・なら「平群の里と歴史探訪の道」訪れていて完全に蛇足だ。

両岸に←800m近鉄元山上口駅→4.0km県立竜田公園→1.0km近鉄平群駅→700m長屋王墓・吉備内親王墓↑4.5km松尾寺↑700m長屋王墓・吉備内親王墓↓800m近鉄元山上口駅→4.0km県立竜田公園→1.0km近鉄平群駅がある竜田川西向橋を東へ渡り、←長屋王墓0.4Km紀氏神社0.3Km←長屋王墓0.4Kmから、←紀氏神社0.3Km→長屋王墓0.4Kmへ進む。近鉄生駒線踏切道平群第五号を越えて、最後は平群観光定番の吉備内親王墓長屋王墓を訪ね、↑長屋王墓0.2Km↑紀氏神社0.9Km←三里古墳0.3Kmがある国道168号まで出た後少し西へ戻ってから↑十三峠5.0Km↓長屋王墓0.6Km←平群駅0.1Kmを経てゴールした近鉄平群駅にも竜田川遊歩道案内図があった。もっと勘違いしてコースを逆に辿ればベストだったのかと思う。

2016年11月3日木曜日

歩く・なら「記紀・万葉のロマン満喫 聖徳太子ゆかりの王寺の里」

歩く・なら記紀・万葉のロマン満喫 聖徳太子ゆかりの王寺の里」を歩いた。2年前に歩いた歩く・なら「聖徳太子ゆかりの王寺・いかるがの里ウォーク」とコースタイトルはほとんどかぶっているが、歩くコースはかなり違い王寺の里のいろんな風景が広がり楽しい。マップを見るととても10Kmもあるようには見えないが、ちょこまかちょこまか入り組んだ道を行くので本当に10Kmあるようだ。特に後半は山端沿いにアップダウンの道が続きなかなかハードだ。前半少しだけ歩いた葛下川沿いの遊歩道は本当に素晴らしい。散歩には最高だろう。ただ心残りなのは遊歩道が整備される前に本コースが設定されたのだと思うのだが、新しく整備された西岸の遊歩道とは逆の東岸の車道をコース通りに歩いてしまった。本コースで歩く遊歩道はまだまだ一部だろうから次は遊歩道全部を踏破したい。


地図の作成方法


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本コースはスタートとゴールが同じJR王寺駅となる周回コースである。いきなり足跡が塗装されていて何だろうと不思議に思っていたら、冒頭に述べた葛下川遊歩道に出ると雪丸ロードの案内があり納得した。雪丸は和の鐘にも鎮座して大売り出し中だ。国道25号を渡ると本コース元ネタの王寺の町を探検だ!がある。このまま遊歩道を歩いて行きたいのだが、本コースではコースタイトルにある聖徳太子ゆかりの達磨禅寺を訪れる。達磨禅寺は時間を気にせずゆっくり楽しめるよう帰りの最後の目的地にして、コース前半は整備された遊歩道を進むようにコース変更すればずっといいコースになるだろう。この後JR和歌山線王寺~畠田間No.2門前踏切を渡り、葛下川薬王橋から葛下川阿弥陀橋まで東岸を上るのだが、冒頭に述べた通り西岸が遊歩道として整備されているようでトイレまで新設されている。

JR和歌山線畠田~志都美間No.1切屋踏切を渡り直し、乳垂地蔵尊を訪ねた後、その広大さに驚く尼寺廃寺跡の手前に↑白山姫神社・香塔寺近畿自然歩道道標があり、白山姫神社の後には←杵築神社近畿自然歩道道標がコース最南端となる折り返しだ。今池を過ぎて、永福寺からいよいよ山端をアップダウンしながら北上する。火幡神社の石段を登って東に抜けて芦田池中池を巡った後、孝霊天皇陵がコース最高地点だろうか。ここまでも田舎の細道をうねうねと来たのだがここからコース最終盤の葛下川王寺大橋を渡るまでの道がもっとこまごまとしている中、片岡神社放光寺を参拝するのだが、一部どう見ても実際に歩かずに地図上でコース設定したかもしくはコースをマップに描くのに道を間違えたとして思えない道がありとても難儀した。

2016年10月8日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「かつらぎの緑と歴史文化散策コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップかつらぎの緑と歴史文化散策コース」を歩いた。天気予報は曇り時々雨が曇のち雨になったが、所により雷を伴った激しい雨が降り蒸し暑いとは季節は夏かとツッコミたくなるが、雨の予報は外れ時折陽が射すいい天気になったのはよかった。しかし蒸し暑いの蒸しが取れた本当に暑い一日で真夏同様汗が吹き出続けるのにはまいる。ここの所ブログを書く時間を確保するため3連休の初日に歩くのが恒例になっていて天気より優先して雨の中を歩くのを覚悟していたら、日本の秋の風物詩である蒲の穂と赤とんぼに出会った。奈良の田舎をよく歩いているが滅多に蒲の穂と赤とんぼに出会うことはないのだが、天気予報におくせず出かけたご褒美か、「〽御所健民運道場柳田川の赤とんぼ とまっているよ蒲の穂の先♪~」に大感激である。本コースは3つの公園を訪ねる約10kmのミドルコースなのだが、何と言ってもハイライトは葛城山麓公園である。その公園名通りに山登りはないけれどかなりの高度を登るそこそこハードなのだが素晴らしい奈良盆地眺望を楽しむこともできるコースタイトルに反してほとんど自然満喫コースだ。


地図の作成方法


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柿本神社の隣りにある近鉄新庄駅を出発し、住吉神社鳥居をくぐって、最初の目的地である屋敷山公園へ到着する。本公園は奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「水と緑の山麓散歩コース」(何の事はないコースタイトルが本コースと逆になってるだけである)等で訪れているので公園内はパスし、南隣する奈良県新庄第二健民運道場の東を抜けるといよいよ上り坂が始まる。←葛城山麓公園→寺口近畿自然歩道道標からしばらくは奈良県葛城市名所旧跡ウォーキングガイド「笛吹神社コース」と同じ近畿自然歩道を歩いて第二の目的地で本コースハイライトの葛城山麓公園へ到達する。本公園を訪れる機会は最後だろうと公園内を登っていったが多目的芝生広場の急勾配を見て先に進むのを断念したが失敗だった。降りてきてから案内板を見たのだが最初に全体像を確認すべきだった。当たり前だが山麓公園は登るに連れて魅力が増す。どうして公園内を抜けるコース設定にしてくれなかったのかとても残念だ。機会があれば公園から葛城山へ登るか、もしくは山頂から公園へ山下りしてみたい。

←平岡↑寺口近畿自然歩道道標から←寺口↑平岡→山口近畿自然歩道道標を辿り、どうしても目に付く平岡日の谷水車を過ぎると冒頭にも述べた奈良盆地眺望が開ける。この後コース最高地点から下っていくと直ぐに馬駆ける新庄乗馬クラブを見下ろすことができた。再び←笛吹神社↑梅室→山口近畿自然歩道道標に出会い、安位川安位川橋を渡った後、鴨山口神社まで来れば下りも一段落だ。ここからは田園風景を存分に楽しむのだが、冒頭に述べた奈良県御所健民運道場南の柳田側で蒲の穂の先に羽を広げる赤とんぼに出会う僥倖に恵まれた。この後孝昭天皇陵を訪れるのに迷迷したのだが、奈良県立青翔高等学校青翔中学校がある国道24号線を南下してから訪ねるのが正解だ。次に葛城川を下り、レールと枕木から太陽が覗くJR和歌山線第一葛城川橋りょうを潜る。葛城川学ビ橋を渡ると、御所市役所からならクル(C-16)飛鳥↑ならクル(C-16)御所→があるが、ここは奈良まほろばサイク∞リング 飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)で歩いている。水が流れるのが特徴の最後の目的地である葛城公園を抜けると、本コースゴールのJR御所駅は東に一直線だ。そこから近鉄御所駅は目と鼻の先である。

2016年9月17日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「 橿原桜井史跡めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ橿原桜井史跡めぐりコース」を歩いた。3年前に歩いた奈良まほろばサイク∞リング 上ツ道ルート(桜井市春日神社→橿原神宮)に飛鳥観光を加えたようなコースだ。その飛鳥観光は3ヶ月前に歩いた歩く・なら「恋する万葉集01飛鳥ルート」と被っていて新鮮味にかけるのだが、本コース最大の特徴は安倍文殊院を訪れる所である。今まで奈良県内の数々のウォーキングコースを歩いたのだが、参拝するコースは今までなかった。本尊は快慶による国宝の文殊院菩薩をいただく日本三文殊なのに訪れるコースがないのが不思議だ。世界遺産だけでなく国宝級の神社仏閣に事欠かない古都奈良の裏返しなのだろうか。


地図の作成方法


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近鉄畝傍御陵前駅西口を真っ直ぐ出て奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に突き当たった後は、スポーツ競技場が集まる橿原公苑を南下する。この後東に戻って近鉄橿原線を越えて近鉄橿原神宮前駅まで南下するのだが、見慣れない黄色い保線車両?や客車がない茶色の貨物車両?が目を楽しませてくれた。近鉄橿原神宮前駅からはいつもの道を東進し、石川池(剣池)を過ぎると豊浦駐車場の奥には古宮遺跡(小墾田宮推定地)がある。この後飛鳥川を遡上し豊浦寺跡甘樫丘を訪ねる。飛鳥川を渡ると明日香村埋蔵文化財展示室の南に飛鳥水落遺跡が、北には石神遺跡がある。この後も飛鳥観光が続き飛鳥寺を参拝してから、亀形石造物飛鳥民俗資料館の間を抜けて奈良県立万葉文化館から大原神社のある小原の里へ登る。

この後もう桜井市となる奈良文化財研究所飛鳥資料館へと下るのだが二車線の幹線道路で路側帯が狭く歩きにくく、交通量が多いと閉口する所だ。直ぐに緑の道標桜井市山田 ならクル(C-1)奈良公園↑があり、山田寺跡を訪ねると、奈良県道15号桜井明日香吉野線桜井市山田 ならクル(C-1)橿原↑だ。勿論幹線道路で交通量も多いが路側帯が広いかきちんと歩道もあり無問題だが本コースでは中だるみとなる。ならクル(C-1)上ツ道ルート奈良公園26Kmならクル(C-1)上ツ道ルート橿原6Kmは次の訪問地の安倍寺跡の中間地点にあり、この後安倍文殊院山門から安倍文殊院を抜けるのだが、駐車場から抜けるのにはまいった。この後細く曲がりくねった道が続き多いに迷った。しかもコース終盤に急坂急登が続きかなりハードだ。艸墓古墳は急坂を下った後ヘアピンで登り直す必要があるし、道標を見落とすと辿り着けない。迷い道は土舞台のある桜井公園を抜けて若櫻神社まで続き、近鉄桜井駅へ到着する。





2016年8月12日金曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「斑鳩周遊コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ斑鳩周遊コース」を歩いた。かなりの部分を歩く・なら「龍田大社と廣瀬神社をつなぐ道 大和川の歴史をたどる」とコースを共有する約10Kmのミドルコースである。お盆と言えどもウィークデーなのか、はたまた猛暑を避けるためなのか、緑藻が揺蕩う小さな堀と法隆寺東大門北土塀に囲まれたとても風情のある小路を独り占めできたのは望外の喜びであった。また本コースは斑鳩観光だけなく、しっかり自然満喫コースになっていて特に斑鳩町幸前用水路沿いの未舗装道路は郷愁を誘う田舎道で本コース最大のハイライトだ。


地図の作成方法


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本コースのゴールであるJR法隆寺駅はゴールすることばかりでスタートした記憶がないので、前回(先月)の奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「太子道散歩コース」と同様コースを逆向きに辿った。直ぐにならクル(C-9)←があったが、そのまま北へ直進し、富雄川安富橋からはならクル(C-7)飛鳥↑を歩き、飛鳥葛城自転車道↑1.1km富本憲吉記念館←500m上宮遺跡公園→1.4kmJR法隆寺駅があった。ならクル(C-7)せんとの道ルート平城宮跡13Kmを過ぎると上宮遺跡公園があり、ならクル(C-7)飛鳥↑の後、ならクル(C-7)飛鳥↑とは道を別ち、冒頭に述べた斑鳩町幸前用水路沿いの未舗装道路を約500mほど歩く。未舗装なのが不思議な道幅があるしっかりした道なのは農業用途に車が走り土が固まっているからだろう。気分よくとても快適に歩けた。

↓0.4km国史跡中宮寺跡↑1.0km法輪寺↑0.4km法起寺←1.1km法隆寺から斑鳩観光となり、まずは法起寺を訪ねた後、奈良西の京斑鳩自転車道案内図と道を共有するならクル(C-9)平城宮跡←を歩くと、(伝)山背大兄王の墓所(富郷陵墓参考地)が新設されていた。法輪寺を参拝した後も、ならクル(C-9)↑からならクル(C-9)平城宮跡↑をたどり、斑鳩神社を訪れるためならクル(C-9)→からならクル(C-9)平城宮跡←まではならクル(C-9)平城宮跡→ならクル(C-9)←から外れる。この後いよいよ今回最大のハイライトであった冒頭で述べた法隆寺東大門北土塀を感激しながら歩いて法隆寺を参拝する。この後自転車道とは袂を分かち、歴史的町並み・西里を抜けると、藤の木古墳まではならクル(C-6)←だ。

斑鳩町役場からは奈良街道を歩き龍田神社を参拝した後、竜田川竜田大橋からみむろ山まで竜田公園を歩く。言わずと知れた桜と紅葉の名所なのだが真夏の真昼には人っ子一人歩いていない。次にならクル(C-15)三郷↑ならクル(C-15)生駒↑を過ぎるとならクル(C-15)竜田川ルート三郷7Kmならクル(C-15)竜田川ルート生駒12Kmとなる。三室山を抜けることが多いので大和川へ合流する手前の竜田川西岸を歩くのは初めてだと思っていたが、奈良まほろばサイク∞リング 竜田川ルート(竜田川→三郷)で歩いていた。交通量が多く歩測帯がほとんどない危ない道がルート設定されているのは次の大和川北岸に広がる広大な河川敷の大和川第1緑地を歩くためだ。最後は大和川昭和橋を渡り本コースのスタート地点であるJR王寺駅へゴールした。

2016年7月2日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「太子道散歩コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ太子道散歩コース」を歩いた。コースの大部分は太子道歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」ですでに歩いている。筋違道(太子道)は奈良盆地を斜めに北西から南東へ向かうのだが2度目なのでコースを逆向きに辿った。コース全般が交通量の少ない細い道でさすがに片手に余るとは言わないが、すれ違う車両の数が両手に余るのじゃないかと思わせるほど実に気持ちいい道が続いたのだったが、唯一近鉄結崎駅の東を北上する道の一部が歩道があるメイン道路でもったい事この上ない。近鉄橿原線を東に潜らずにそのまま北上していれば交通量の少ない道はいくらでもあるはずなので返す返す残念だ。梅雨の晴れ間を狙って歩いたのだが、梅雨前線は日本海に抜けて夏本番の様相となり各地で猛暑日となった。エルニーニョからラニーニャに移り長期予報は今夏を猛暑酷暑と予想しており、漸く7月に入ったところなのに猛暑酷暑を裏付けるような出だしだ。


地図の作成方法

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コースのゴールである近鉄笠縫駅は何度かゴールしている記憶があるがスタートした記憶がないのもコースを逆向きに辿る理由だ。定番の秦楽寺を参拝した後、大和中央自転車道になっている飛鳥川東岸を農振橋から落合橋少しだけ歩く。この後車は対向出来ない細い道を北上するのはどう見ても初めてなので前回はどこを歩いたのか帰って調べて見るとやはり前回は出来るだけ斜めの道を選択して少し東の道を辿っていた。保津の環濠集落を抜けた後は斜めに走る古道がそのまま残っていて前回と同じ道を辿り、奈良県健康づくりセンター田原本町保険センターがある京奈和自動車道宮古交差点 ならクル(C-21)田原本←を潜る。

筋違道(太子道)の案内板からいよいよ本日のハイライトとなり、まだ歩いていないがならクル(C-10)法隆寺↑(C-10)柳本→ならクル(C-21)田原本↑(C-10)柳本←とコースを共有する。近鉄黒田駅を過ぎるとならクル(C-10)柳本↑太子道ルート柳本7Kmならクル(C-10)法隆寺↑があり、ならクル(C-10)太子道ルート法隆寺8Kmを過ぎると、前回には無かった太子道万葉の花あざさ太子道恋人の聖地三宅の里見どころ散策マップ ならクル(C-10)法隆寺↑が新設されていた。この後名所旧跡のオンパレードで、杵築神社の後ならクル(C-10)太子道ルート柳本8Kmとなり、ならクル(C-10)太子道ルート法隆寺7Kmには杵築神社黒駒に乗る太子像がある。黒駒に乗る太子像も前回は無かったし、太子道の道標も前からあるように古ぼけて作っているが前回は無かったはずでなかなか気合いが入っている。

寺川宮前橋からは筋違道(太子道)とは別れを告げ寺川北岸の土手を東へ向かう。この道も車両の往来がないとてもいい道なのだがいかんせん余りにも緑が多すぎて川面を見ることが少ない上に水の流れが少なく水音が聞こえないのが玉に瑕である。この後土手から見える少し大きいワゴンなら天井を擦るのではないかと思うほど小さく反響音が半端じゃないトンネルより一つ北の近鉄橿原線陸橋を潜って北上する。この北上する道が冒頭に述べた結崎駅辺りの残念な道で、八幡神社正念寺に突き当たった後再び近鉄橿原線を西へ潜り、申し訳程度に南岸を歩いて大和川を渡るとならクル(C-8)法隆寺↑物部ルート法隆寺9Kmとなり、また申し訳程度に北岸を歩くとならクル(C-8)天理→物部ルート天理6Kmとなる。最後はまほろば健康パークがあり本コースのスタート地点である近鉄ファミリー公園前駅へゴールした。

2016年6月11日土曜日

歩く・なら「恋する万葉集01飛鳥ルート」

歩く・なら恋する万葉集01飛鳥ルート」を歩いた。もう何度も歩いた飛鳥の里だが、小原の里まで足を伸ばすのは歩く・なら「古代の記憶が眠る飛鳥の里へ」以来まだ二度目であるし、今まで歩いたコースとは逆向きに歩く道が多く新鮮であった。今回密かに狙って田植えの時期に歩いたのだが、狙い通りにたゆたゆと水が流れる初めて歩く用水路沿いの道に水田地帯が広がり実に心地よかった。


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本コースのスタートは駅前に飛鳥蓬莱山が新設された近鉄飛鳥駅である。まずは檜隈川沿いに進み、先々月歩いた奈良まほろばサイク∞リング 飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)を逆向きに国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区から天武・持統天皇陵を経て橘寺を左右に仰ぐが亀石のある細い道を行くのがサイクリングコースとは道を違える。この後明日香村役場から北上して飛鳥浄御原宮伝承地を訪れた後冒頭に述べた用水路沿いの道である。

次に奈良県立万葉文化館を抜けて距離的には折り返していないが地理的には折り返し地点の小原の里は少し高台にあり山里の様相を呈していて大伴夫人之墓がある。飛鳥坐神社まで下った後、飛鳥寺明日香村埋蔵文化財展示室を抜けて甘樫丘をいつもとは逆に階段を登って坂道を下る。最後は向原寺を参拝した後和田池から石川池孝元天皇陵を巡って近鉄橿原神宮前駅へゴールするのが多いのだが、本コースは丸山古墳を右手に見て近鉄岡寺駅へゴールする。

2016年5月2日月曜日

奈良まほろばサイク∞リング 金剛葛城ルート(御所→五條)

奈良まほろばサイク∞リング 金剛葛城ルート(御所→五條)を歩いた。二日前に歩いた飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)の続きのようであるが、正確には中将姫ルート(三郷→御所)吉野川ルート(吉野→五條)を南北に結ぶ約16Kmのミドルコースである。車の交通量は雲泥の差があり、一部歩道もなく路側帯が狭く参ってしまった道もあるが、信貴山ルート(平群→三郷)を彷彿させる山端からの眺望が素晴らしい。一応山岳コースでアップダウンが激しいかと想像していたら、ずーっと登って行って後は下るばかりならととも面白いコースなのだが、惜しいことにアップダウンが2回あった。


地図の作成方法

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近鉄御所駅を出発して、二日前と同様に飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)のゴールであるならクル(C-16)飛鳥←(T-9)五條→ならクル(T-9)五條→100m に到着する。そこから右折してならクル(C-17)王寺↑(C-16)飛鳥→100mを過ぎると、中将姫ルート(三郷→御所)とゴールを共有する本コースのスタート地点であるならクル(T-9)五條→ならクル(T-9)御所←奈良県道213号櫛羅御所線櫛羅東交差点となる。すぐにならクル(T-9)五條↑から新屋敷バス停があり、近鉄御所駅から1時間に1本であるが、ならクル(T-9)五條↑葛城山ロープウェイ→2.4Km行きのバスが出ているようだ。ならクル(T-9)五條←200m↑2.0Km葛城山ロープウェイを通過して、ならクル(T-9)御所↑、ならクル(T-9)五條←奈良県道30号御所香芝線櫛羅交差点からならクル(T-9)御所→奈良県道30号御所香芝線へ入ると、ならクル(T-9)金剛葛城ルート五條15Kmとなる。

ここから右手に葛城山を仰ぎ見るだけでなく、結構登って来ているようで御所市街を見下ろすことも出来る。戒那山九品寺千躰地蔵尊までは気分よく歩いていたのだが、ならクル(T-9)五條↑左側通行楢原南ならクル(T-9)御所↑左側通行からは歩道がなくなり、しかも路側帯が狭い上に車の交通量が半端無く多い。この困難はならクル(T-9)五條↑名柄を過ぎても続き、ならクル(T-9)金剛葛城ルート五條12Kmから漸く解消されると眺望もよくなった。ならクル(T-9)御所↑左側通行葛城山は後ろに下がり、前には勇壮な金剛山が迫るコースタイトルの面目躍如だ。さらにならクル(T-9)御所↑左側通行ならクル(T-9)五條↑左側通行を過ぎた後のカーブからの御所市街眺望が素晴らしい。

初見の真新しい奈良盆地周遊型ウォークルート葛城古道・近畿自然歩道からは、ますます眺望がよくなり気分爽快となった。ならクル(T-9)五條↑左側通行ならクル(T-9)金剛葛城ルート御所6Kmから南太田川南太田橋を渡り、本コースの最高地点である深谷川深谷橋の手前がならクル(T-9)金剛葛城ルート五條9Kmだ。次の紀伊山地遠景が絶好のビューポイントだし、隣の貯水池のツツジが素晴らしいが桜の季節がもっと最高かもしれない。葛城川鴨神橋を渡った後、鳳凰寺五條大川杉東佐味バス停↓近畿自然歩道からならクル(T-9)五條↑左側通行奈良県道261号西佐味中之線に入り、水野川高トバ橋を渡ると五條市 ようこそ明治維新さきがけの地へ入り、ならクル(T-9)金剛葛城ルート御所9Kmとなる。

ならクル(T-9)五條↑左側通行奈良県道261号西佐味中之線五條市小和町から←鳳凰寺スグソコ→金剛山入口海抜1260mを経て、ならクル(T-9)金剛葛城ルート五條6Kmの先が宇智川久留野橋だ。ならクル(T-9)五條↑ならクル(T-9)御所↑北山大橋東詰に引き続き、今までの橋とは本当に桁違いに大きい関屋川北山大橋渡ると、歩く・なら「明治維新前夜・維新の魁「天誅組」五條代官所襲撃の日」で訪れた5万人の森公園←五條文化博物館だ。西川北山橋を渡ると←金光寺→五條市立文化博物館↑草谷寺↓JR五条駅近畿自然歩道が見慣れた景色になり、ならクル(T-9)五條←200m橋本↑JR\五条駅←河内長野→まで下れば住宅街で山岳コースが終了し、ならクル(T-9)御所↑奈良県道261号西佐味中之線五條市田園左折するとならクル(T-9)御所→ならクル(T-9)五條↑田園一丁目バス停となる。

オシャレな奈良県立五條高等学校 夢 感動 情熱 はばたけ五高生を過ぎて、ならクル(T-9)五條→200mならクル(T-9)御所↑金剛山の後、ならクル(T-9)五條→ならクル(T-9)五條↑京奈和自動車道側道を歩くので、ならクル(T-9)御所←ならクル(T-9)御所←100m大和高田御所↑JR五条駅→は逆の側道だ。ならクル(T-9)五條←200mから見下ろす田園風景が気に入ってしまった。ならクル(T-9)金剛葛城ルート御所15Kmがあるならクル(T-9)五條←京奈和道24号国道168号↑五条市街国道310号←河内長野国道310号→を左に道をとるとならクル(T-9)五條↑ならクル(T-9)御所→五條インターチェンジ前からならクル(T-9)御所→100m国道310号となる。JR和歌山線を超えた後、ならクル(T-9)御所↑左側通行ならクル(T-12)吉野↑となり、浄土宗櫻井寺吉野川ルート(吉野→五條)とスタートを共有する本コースのゴール地点だ。最後は単純に←JR五条駅↑大和高田御所国道24号五條3丁目を経由してJR五条駅へ辿り着いた。

2016年5月1日日曜日

スマホ2台持ちしたら

お世話になりました「Google Earth で表示」で書いたが、現在ZE551ML(格安スマホ) とSC-01F(ドコモスマホ)のスマホ2台持ちである。

回線契約しているのはZE551MLで、SC-01FはBluetoothテザリングで使用している。出来る限り自動操作をするのが究極の目的になると、Bluetoothテザリングは消費電力が少ないので繋ぎっぱなしである。ここで思いついたのがBlootoothタグの代わりにならないかである。Bluetoothタグは貴重品等に取り付けてスマホとBluetooth接続して使用する。スマホとBluetoothタグが離れると警告音を発する置き忘れ防止グッズだ。ZE551MLとSC-01Fが物理的に遠くなりBluetoothテザリング接続が切れたら警告音を発するようにすれば、お互いがBluetoothタグにならないかの発想である。さらにZE551MLをストラップを財布と接続し、SC-01Fのストラップをキーホルダーに繋いで貴重品Bluetoothタグにすることにした。思いの外上手く出来たので、両方を常時携行するのに便利なように財布もキーホルダーも買い直してしまった。

後、家に帰ったら両スマホともにWi-Fi接続に自動的に切り替えたい。回線契約しているZE551ML(格安スマホ)は以前から利用しているWi-Fi Matic - Auto WiFi On Offで解決する。ネットワークが切り替わると誤動作するアプリが結構多いので外ではWi-Fi接続しないようにしている。Wi-Fi Matic - Auto WiFi On Offは登録した「セルID」の基地局のネットワークに繋がっていればWi-Fi=オン、外れたらWi-Fi=オフにしてくれるので、「セルID」は1個しか登録しないのが巧いやり方だ。

Bluetoothテザリングで使用する子機のSC-01Fにはこの方法は無理なので、GPSの位置情報を利用するタイプのWi-Fi自動オンオフアプリを試してみたが、やっぱり消費電力が大きくそもそも屋内ではGPS測位しないので使い物にならない。ZE551MLがWi-Fi接続したらZE551MLのBluetoothをオフする。そうなるとBluetoothテザリングが切れるので、SC-01FのWi-Fiをオンする。家に帰ったらBluetoothタグは必要ないので、Wi-Fiオンして接続できればBluetoothタグの警告音は発しないようにと複雑な制御を試してみたが、タイミングがとても難しく困っていたら思わぬ方向で解決してしまった。今まで親機がWi-Fi接続したらBluetoothテザリングは使用できないか、使用できてもスピードが全く使い物にならない程遅かったのだが、その理由はBluetoothと同じ2.4GHzのWi-Fiを使用しているために電波干渉を起こしていたのだった。ZE551MLのWi-Fi詳細設定にWi-Fi周波数帯域があり、「自動/5GHzのみ/2.4GHzのみ」が選択できる。デフォルトは勿論「自動」で2.4GHzのアクセスポイントに接続していたのを、「5GHzのみ」に変更して5GHzのアクセスポイントに接続したらウソのように快適に動作した。Bluetoothテザリングなので大きなアプリを落とす時は少々速度が物足りないがどうしても不満ならこの時だけ手動でWi-Fi接続すればいいのだ。結局子機のSC-01Fは常にWi-FiオフのままZE551MLとBluetoothテザリングで使用する。

上に書いた複雑な制御を試していたのはTriggerである。Bluetoothテザリングが切れたら、タイマー(30秒後)で警告音を発するだけなら簡単に設定できた。しかし1日に一回乃至数日に一度はスマホ同士が全く離れていないのにBluetoothテザリングが切れるのである。切れたら自動で再接続するようにも出来たのであるがいかんせんタイマー(30秒後)を発動させてしまったら手動で切るしかなかった。そこで動作を遅らせられるAutomated Deviceに乗り換えた。Triggerは条件に入った時だけの動作を設定するのに対しAutomated DeviceTriggerと違って条件に入った場合の動作と抜けた場合の動作を設定できる。すなわちBluetoothテザリングが切れても警告音発する前に自動再接続に成功したら警告音は鳴らないようにできるはずだったが、設定しているとまたまた難問が持ち上がった。

警告音はBluetoothテザリングが切れた時に遅らせて鳴らしたいのに、動作を遅らせられるのはBluetoothテザリング接続できた時にしか設定できないのだ。ここでまた色々考えて試行錯誤したのだが、色々試行錯誤していると気づいてしまった。一度はBluetoothテザリング接続できた時に遅れて警告音を発するように設定した後、動作条件を反転すればBluetoothテザリングが切れた時に遅れて警告音を発するようできたのだった。何だ早く言ってくれよである。また切れた時の警告音は大きく自動再接続に成功した暁には小さく成功音を鳴らすよう努力したのだが音声ボリュームをAutomated Deviceを変えることは出来なかった。他にも色々設定できるようになってはいるがスマホのハードやソフトにより動作するしないが違ってくるので仕方ない。一応今回設定した手順を以下に記す。

Automated Device設定(親機・子機共通)
1.「Rules」から「Tap here to create a new rule」を選択する。
2.「Name」を適当に(Bluetoothタグとか)入力する。(Descriptionは入れなくてもよい)
3.「Conditions」から「Tap here to create a new condition」を選択する。
4.「Bluetooth remote devise status」を選択する。
5.「Bluetooth接続する機器」を選択して戻る。
6.「Action to ~ unmached to matched」を選択する。
7.「Tap here to create a new action」を繰り返して以下を設定する。
8.「Bluetooth off (no repeat)」Once選択(Bluetooth動作停止)
9.「Bluetooth on (1 seconds delay) (no repeat)」Once選択 Execution delay=1
(1秒後Bluetooth動作再開)
10.「Play a sound 警告音 (30 seconds delay) (each 2 seconds)」
(切断してから警告音を遅らせる時間をExecution delayで設定する)
(連続して警告音を発生させるならPeriodicを選択し時間設定する)
11.「Conditions」を再度選択し「Bluetooth remote devise status」を選択する。
12.「Check if ~」のチェックをはずす(条件を接続から非接続に反転する)
13.動作を停止するには「There arent actions」のEnabledのチェックをはずす。

上記だけではBluetoothテザリング接続するわけではなく、接続にはBluetooth Auto Connectを利用する。一度手動でBluetoothテザリング接続しておけば、GeneralのSet Last DeviceとEventsのBluetooth onにチェックを入れれば自動で再接続するはずだ。またActionのNotificationを設定することによりBluetoothテザリング再接続の成功音を接続が切れた時の警告音より小さく鳴らすことができた。誤動作誤操作等で警告音が止まらない場合は手動でBluetoothテザリング接続するのが手っ取り早いが、無理な場合は上記13.の「There arent actions」のEnabledのチェックをはずすか、スマホの電源を切るしかない。

最後に常時Bluetoothテザリング接続する大きなメリットを紹介すると、互いを「Smart Lock」の「信頼できる端末」に追加しておくとロック解除が不要になる。正確には何時間か操作していなかったり、Bluetoothテザリング再接続した場合はロック解除が必要だが毎回ロック解除する必要はなくなる。もちろん2台とも持って行かれたらしょうがないが、1台だけ盗まれた場合はロック解除が必要となるし、警告音を大きく設定していたら盗んだスマホを放置するか電源を切ることしかできないと予想する。互いをBluetoothタグにするアイデアはスマホ2台持ちする物凄く大きな理由になる。しかしAutomated Deviceの設定は大変だ。専用アプリが欲しい。アプリを作ってもいい人は是非Google+のコメントから連絡ください。商用利用は禁止ですが無料アプリなら快諾します。


お世話になりました「Google Earth で表示」

本ブログの最大の目的は散歩記録なので下記のようにGoogleマップを挿入している。下記マップは記念すべき第一回目の地図を張り付けた奈良歴史の道(au地図ビューアー簡易ハンディGPS)の時のマップだ。



本マップの特徴は歩いた軌跡と撮った写真のサムネイルを表示している。軌跡(GPSログデータ)については後述するが、写真のサムネイルは撮影場所を表示しているだけでなく、サムネイルをクリックすると以下の機能も有する。

1.写真を拡大表示すると共にに写真の説明(タイトル)を表示
2.写真を格納しているPicasa ウェブ アルバムのリンク表示

が、しかーしPicasa ウェブ アルバムは閉鎖される。GoogleがPicasaを買収した時から不安があったが、Google フォトが開始されてからは時間の問題であった。本ブログはマップのサムネイルだけでなく撮影写真にタイトルを付け本文内に記述し、そのタイトルもPicasa ウェブ アルバムへのリンクを張っていた。Picasa ウェブ アルバムの写真はGoogleフォトへ引き継がれるのでよもやPicasa ウェブ アルバムへのリンクが途切れることはないかと思っていたが、閉鎖の発表後に作成した以下に述べる撮影写真のサムネイルでは拡大表示が出来なくなってしまった。とても残念だがPicasa ウェブ アルバムのリンクは何とかGoogle フォトへ繋がってくれればよしとするしかない。

ただし、Googleマップに張り付けていた撮影写真のサムネイルの作成に利用しているPicasa ウェブ アルバムの「Google Earth で表示」(詳細は奈良歴史の道(au地図ビューアー簡易ハンディGPS)に記載)が無くなるのは非常に困る。本ブログの更新を辞めようかと悩むほどの出来事である。

このまま続けるとしても何らかの変更は必須だ。一番いいのはGoogle フォトで同様の機能を提供してもらうことだが、現時点では期待薄だしブログの更新に待ってられない。手間は増えるが以下のように従来同等のGoogleマップを作成することにした。Picasa ウェブ アルバムへのアップロードには当然Picasa 3(Windowsパソコン用写真管理ソフト)を利用していた。Picasa ウェブ アルバムの閉鎖より前ににPicasa 3の提供も廃止されていたが、Picasa 3からGoogle フォトへアップロードしても構わない。(現状Picasa 3の表示は「Google フォトへのアップロード」となっていて、Google フォトとPicasa ウェブ アルバムはつうつうで結果的に両方に同時アップロードしていた。)

Picasa 3をインストールするだけでなく、以下の手順にはGoogle Earth のインストールが必須である。しかも最新版ではなく、Google Earth 7.0でないとPicasa 3の「Google Earth ファイルへのイクスポート」が動作しない。

準備
1.Google Earth プロのダウンロードから「 以前のバージョン (7.0)」をダウンロードする。
2.ダウンロードした「GoogleEarthProWin.exe」をダブルクリックして、Google Earth 7.0 をインストールする。
(下記操作中にGoogle Earth 7.0 を開く必要はなくアンダーグラウンドで動作してくれる)

写真へ位置表示の埋め込み
1.散歩する際にはカメラの時刻を正確に合わせる。
2.GPSログデータを取得(取得方法は後述)しながら写真を撮影する。
3.Picasa 3のフォルダに撮影した写真をまとめる。
3.Jpeg GPX Mergerを利用して、撮影した時刻のGPSログデータを写真に格納する。
(格納する写真はフォルダ毎に指定する仕様)

Googleマップ写真サムネイルのファイル作成
1.写真の説明にタイトル等を記入する。(書かないと味気ない写真のファイル名が表示される)
2.フォルダを選択して「ツール(T)」→「ジオタグ(G)」→「Google Earth ファイルへのイクスポート」を実行する。
3.作成されたファイルに名前を付けて保存する。

Google フォトへのアップロード
1.Picasa 3 のフォルダを選択し、「Google フォトへのアップロード」を実行する。
2.アップロードする写真を新規アルバムにする場合はここで入力してアップロードする。
(Google フォトのホームではフォルダ名毎に写真は表示され、メインメニューからアルバムを選択するとアルバム名毎に表示される)

Googleマップの作成
1.Googleマップのマイマップから「新しい地図を作成」を実行する。
2.「無題のレイヤ」のインポートからGPSログデータをアップロードする。
3.「レイヤを追加」してインポートから「Googleマップ写真サムネイルのファイル」をアップロードする。
4.写真サムネイルを選択すると編集UIが表示されるので「カメラ(画像または動画を追加」を選択する。
5.Google フォトのアルバムから張り付ける画像を右クリックして「画像アドレスのコピー(C)」を実行する。
6.「画像アドレスのコピー(C)」を「画像のURLをここに貼り付け:」にコピーして「選択」から「保存」する。
7.Google フォトへのリンクを表示する場合は「鉛筆(編集します)」からURLを記述する。

「画像のURLをここに貼り付け:」と「鉛筆(編集します)」は写真の枚数分必要だが、元々本ブログでは全写真のタイトルを本文内に紹介して、タイトルにはPicasa ウェブ アルバムへのリンクを張っていたので、本文とGoogleマップの作成を同時進行すれば増えるのは、「画像のURLをここに貼り付け:」と考えることにした。

最後に軌跡(GPSログデータ)の取得方法だが、GPSロガーは使用せず携帯やスマホで済ましてきた。
奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース」にかなり経過は書いているが、いい機会なので下記にまとめてみた。

使用開始日 携帯電話       GPSハード      GPSソフト
2008/09/23 W51H(au携帯)    W51H(au携帯)    au地図ビューアー
2008/10/18 URBANO(au携帯)   URBANO(au携帯)   au地図ビューアー
2010/10/09 URBANO(au携帯)   IS01(au初代スマホ)   RMaps
2010/12/29 URBAN(au携帯)   IS01(au初代スマホ)   OruxMaps
2014/04/26 SC-01F(ドコモスマホ) SC-01F(ドコモスマホ)  OruxMaps
2016/04/01 ZE551ML(格安スマホ) SC-01F(ドコモスマホ) OruxMaps

IS01はAndoroid1.6で止まったのでN-08D(ドコモタブレット)を2012年夏に買い増しした。いわゆる携帯とスマホの2台持ちである。GPSロガーとしてN-08DをIS01と入れ替えようとしたが電池が持たないので、散歩する時は携帯とIS-01とN-08Dの3台持ちになってしまった。2年前にガラゲーとおさらばし買い換えたSC-01Fが優秀でIS01は漸く引退となった。この後もSC-01F(スマホ)とN-08D(タブレット)の2台持ちをしていたのだが、N-08Dの電池が持たなくなって来たしAndoroid4.0で更新も止まったので、SC-01Fの割引が終了する時点ででZE551ML(格安スマホ)へ移行した。N-08Dは引退させてZE551MLとSC-01Fのいわゆるスマホ2台持ちである。2台持ちと言ってもN-08Dの時は常時携行するには大き過ぎて鞄に入れているのが常だったが、スマホ2台持ちに移行した時点で2台とも常時携行することにした。元々2台持ちの狙いは長時間使用に耐えるよう役割分担させることである。

前振りが長くなったが今回GPS散歩写真のまとめをしたのは、実は「スマホ2台持ちしたら」を書きたかったからなのだ。本ブログには「スマホ2台持ちしたら」がちょっと唐突になるためにまとめをしたのが本音である。是非本題の「スマホ2台持ちしたら」をお読み頂きますようお願いします。