2013年8月15日木曜日

奈良まほろばサイク∞リング 吉野川ルート(吉野→五條)

奈良まほろばサイク∞リング 吉野川ルート(吉野→五條)を歩いた。ならクル 大和青垣ルート(柳生→吉野)のゴール地点と奈良まほろばサイク∞リング 芋ヶ峠ルート(飛鳥→吉野)のゴール地点をスタートして、ならクル 金剛葛城ルート(御所→五條)とゴールを共有する。ならクル最南コースのため高原ルートに分類されているが、吉野川の流れは緩やかで大和平野内における幹線ルートと同様に奈良県道39号五條吉野線は平坦である。しかもメインロードが対岸にあるので交通量も少なく極めて歩きやすい。もちろん主役は吉野川なのだが、主役は恥ずかしがり屋で支流が流れこむか橋がないとなかなか姿を見せないのが残念だ。しかし時折垣間見せるその雄姿は実に素晴らしく疲れた体を奮い立たせてくれる。コース上には川遊びに興じる人達も多く川遊びできる時間がとれるなら夏がベストシーズンとなるが、酷暑の中20Kmを超えるロングコースではコースを踏破するのが精一杯だった。真夏の避暑には最適な奈良まほろばサイク∞リング 芋ヶ峠ルート(飛鳥→吉野)の続きで歩いてしまったのだが、もっといい季節を選べばよかった。

より大きな地図で 奈良まほろばサイク∞リング 吉野川ルート(吉野→五條) を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートは吉野川桜橋で1Km強西に歩き近鉄吉野線を越えると吉野神宮一の鳥居があり、そのすぐ北の近鉄吉野神宮駅が最寄駅である。ここまでは奈良まほろばサイク∞リング 芋ヶ峠ルート(飛鳥→吉野)の帰り道で歩いたので今日は近鉄吉野神宮駅から歩き始める。広大かつ杉の大木が印象的な北村林業株式会社を半周し、吉野川左曽川合流地点でようやく主役がちらっと顔を見せた。吉野川美吉野橋には柳の渡し(六田の宿)があり、少しだけく吉野川を見ながら歩く。奈良県道39号五條吉野線が少しだけ二車線となり視界が開けて眺望が素晴らしい吉野川奥六田で吉野町を後にして下石町へ入る。

吉野川新椿大橋を過ぎると当麻曼荼羅縮図(光明寺蔵)があるが、阿智賀川阿智賀橋國栗神神社の辺りでは川岸が遥か彼方だ。吉野川千石橋の手前は吉野川絶景ポイントである。(御所→下市)は奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「下市めぐりコース」で渡ったが、下市町アメニティセンターせせらぎもありならクル 巨勢ルート(御所→下市)のゴール地点だ。コース半分に満たないが吉野川千石橋を渡ればすぐ近鉄下市口駅なのでコースを分けるならここしかない。国道309号を渡ると下石町観光案内図吉野川秋野川合流があり、阿弥陀如来坐像(専念寺)を越えるといよいよ田舎風景となり、吉野川梁瀬橋を過ぎると五條市だ。

八田町田園風景を楽しんだ後、南阿田大塚山古墳←ここから230mからは二車線が続き、カルディア・キャンプ場には多数のゴムボートが浮かんでいた。そこからすぐで吉野川阿田橋手前の川岸崖沿いに架けられた南阿田橋が本コースのハイライトだ。贈正五位天誅組義士橋本若狭生誕地之碑の前後が本コースで初めてのアップダウンで今後は高原ルートの名にふさわしい坂道が出現するようになるが、歩く分には平気の平左だ。その後の芝崎河川公園川遊びのメッカだ。芝崎河川公園県立吉野川津風呂自然公園になっていて、次の吉野川五條市滝町でも川遊びが盛んだった。

五條市島野町田園風景を楽しんだ後は、カヌーが浮かぶ吉野川大昭橋を渡って北岸に道をとると近畿自然歩道道標←水辺の広場↓栄山寺があった。吉野川五條市小島町で道はかなり長く川岸沿いに続いているのだが、自転車歩行者通路は山側にあり川面が見えずとても残念だ。モンベル五條店を過ぎると近畿自然歩道道標←公衆便所があり栄山寺の前には五條市マップがあった。カヌー教室が行われていた吉野川栄山寺橋の北詰には近畿自然歩道道標←金剛寺↓栄山寺があり、吉野川栄山寺橋を渡った南詰には栄近畿自然歩道道標←金剛寺↑山寺があった。 この後吉野川とも近畿自然歩道とも袂を分かち直進して南下する。

ならクル最南端の五條市東野原1丁目交差点にある五條市観光協会道標←吉祥寺3.7k←十津川方面→栄山寺1.8k↑辨天宗1.4k↑金剛寺1.1kから金剛寺を参拝し、近畿自然歩道道標←金剛寺・栄山寺↓大川橋・国道168号線から近畿自然歩道道標←金剛寺↓JR五條駅へ道を辿って吉野川大川橋を渡ると、お盆最終日に第42回吉野川祭り音と光のファンタジーが開かれていた。北詰にあるよしのがわ(きのかわ)海から60.1Kmをそのまま北上して、歩く・なら「明治維新前夜・維新の魁「天誅組」五條代官所襲撃の日」で歩いた五條市新町通りを過ぎて突き当たった櫻井寺がゴールだ。1K弱向こうのJR五條駅には、近畿自然歩道紀泉伊勢南街道ふれあいルート高野龍神ふれあいルートがあった。