2013年3月16日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「下市めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ下市めぐりコース」を歩いた。奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「行者の道コース」と同じ近鉄下市口駅をスタートして、岩森(下市温泉)バス停まで秋野川を南上するコースなのだが、いかんせん帰りのバスの本数が少ない。ショートコースなので往復できない距離でもないのだが、バスの待ち時間に温泉に浸かってねと薦める下市温泉秋津荘の先には奈良三大梅林の広橋梅林が広がっている。そこで先にバスに乗って単純にコースを逆向きに歩くのではなくオプションコースとして広橋梅林てくてくマップを追加した。秋野川にも見所がいくつかはあるのだが、川面を眺め水音に耳を傾けられるのは極一部になるので、季節柄どうしてもオプションコースがメインになってしまった。先週歩いた奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「奈良盆地北縁の古社寺・古墳めぐりコース」と同様満開を迎えるには一週間早いかなと思えるが、山腹を覆う豊かな梅林は素晴らしく春の訪れを堪能させてくれる。

より大きな地図で 奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「下市めぐりコース」 を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

近鉄下市口駅から20分ほどバスに揺られて広橋梅林で一番上にある広橋峠バス停に着く。そこからまずは山頂にある天守の森(広橋城跡)目指す。1Kmもないのだが結構きつい登り坂が多く苦労した割りには頂上からの展望は全くなく梅もまだまだなので登ることはなかったと後悔したら、帰りの山道を下った所で大和平野から遥か葛城山金剛山を眺望できる広橋峠梅林が広がるのでやはり頂上ははずせない。

広橋峠バス停まで戻ると隣に法泉寺が、またその前には綺麗な広橋梅の里園内図があった。広橋梅林散策路道標からバス道をはずれデッキテラスから眺める梅林が本日最大のハイライトだった。その後も梅を楽しみながら歩いているとあっという間に一番下の乳屋辻バス停に着いてしまった。バス道にも梅林は広がるので、乳屋辻バス停で降りて、バス道をはずれた道を登り帰りはバス道を下る方がいいのかも。オプションコースの方が長くなってしまうが。

この後もバス道をはずれた小道を一直線に下るとほどなく本コースゴールの岩森(下市温泉)バス停だ。バス停は食事だけもできる日帰り温泉「明水館」を持ち、宿泊の文字が消されたのがちと寂しい下市温泉秋津荘の敷地内にある。この後結構落差のある小滝が目を楽しませてくれる秋野川沿いに歩を進めるのだが道はほとんど平坦なのが不思議だ。瀧上寺を参拝した後訪ねる下市公園はただの運動場に見えた。

野球場が併設され立派な下市町立総合体育館がある本コース拠点の下市中央公園は公園部が山なので高台にある。ここへ来ての登り坂はなかなかきつい。願行寺庭園で癒された後戎神社前へ渡る鮮やかな橙色の橋にある秋野川小滝は圧巻だ。西迎院と観光案内所の下市町アメニティセンターせせらぎを後にして吉野川千石橋を渡ると大淀町でほどなく本コーススタートでなかよしの案内マップが素晴らしい近鉄下市口駅だ。