2009年7月25日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原西コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原西コースを歩いた。西コースは自宅からの散歩圏内なので、コースのほとんどを歩き済みである。公園緑地めぐり高の原東コースでも凄い散歩道があったが、西コースにも散歩道は繋がっていた。高の原はウォーキングフェチにはたまらない街である。


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公園緑地めぐり高の原東コース同様、スタートとゴールは近鉄高の原駅である。ここからコースの最西端までなんと歩行者専用道路を歩くのだが、歩行者専用道路がどう続いているか迷うかもしれない。まず西に向かって大きな階段を上がるとふれあい橋がある。そこを真っ直ぐ進むと南にサンタウンプラザ すずらん館見えるので、その前の赤い階段を登った所が色褪せてきているが赤い歩行者専用道路である。

この赤い歩行者専用道路は住宅街の細い道から車が入らないように車止めで車をシャットアウトし、主要道路は谷沿いに走っているのを陸橋で越えていくので全く車道を横断することなく快適に歩ける。この赤い道が途切れたかと思う所を北へ少し行った所が、神功一丁目緑地である。写真の奥に写っているがここに国の史跡名勝天然記念物に指定されている石のカラト古墳がある。

途切れたかのように見えた赤い道は北に向かってまだまだ伸びている。ちょうど石のカラト古墳が奈良県と京都府の境で、歩行者専用道路は京都府木津川市でも整備されているのである。いったいどこまで続いているのだろうか。コースは当然奈良市内に設定されているので、次に本コースのハイライトである万葉の小径を歩く。こちらは奈良県の施設なのだが万葉集に詠まれている草木を実際に植林して歌と草木を解説している。前回散歩で歩いた時に一番感動したのはであった。

万葉の小径の後は歩道のある主要道路を南下していくのだが、万葉の小径はその主要道路のを渡った西にもすこしだけ続いているので、最後まで見てほしい。万葉の小径の写真はその最後の所で撮っている。次の目的地の神功四丁目緑地緑いっぱいである。マップでは、神功四丁目緑地の北東側の道を歩くようになっているが、実際には緑地の中を抜けていくので注意が必要だ。

コースはその後、平城4号公園平城3号公園の二つの公園を通る。平城3号公園は少しだけ遊具があるだけの平凡な公園だが、奈良市平城プールが併設されているのが何よりの特長である。平城4号公園は見ての通り池一面に睡蓮が群生しており、しかも池の上に遊歩道が施設されているので、睡蓮のアップが簡単に撮れる。前回散歩したブログの平城4号近隣公園には、蓮と書いてしまったが睡蓮の間違いであった。もう少し季節が進んで多くの睡蓮が咲けば壮観かなと平城4号近隣公園に書いたので、前回よりも遅く訪ねたのだが睡蓮の花の量は壮観と言うほどには咲いていなかった。

最後は、奈良市北部会館の前を通ってゴールするのだが、駅前の主要道路はスタートと同様に陸橋を渡るので主要道路の方に降りないことがポイントである。平城4号公園の睡蓮を楽しむなら7月から8月がいいのだが、このとき万葉の小径は夏草がぼうぼうで見苦しい。夏草はいずれ奈良県が刈り取るのでそれが終わった秋に訪れるのがいいのかもしれない。

2009年7月18日土曜日

歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」

歩く・なら山の辺の道(奈良~天理)」を歩いた。コースのほとんどが東海自然歩道であると書いたら、古事記にも登場する日本最古の道である「山の辺の道」に対して失礼である。もちろん東海自然歩道が「山の辺の道」をコースにしたのである。山の辺とは文字通り奈良盆地東側の山裾沿いに発達した道であり、天理から桜井のコースが有名であるが、奈良から天理までも豊かな自然を満喫することができる。


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コースのスタートは破石町バス停である。コース終盤の天理本通りまで、コース途中に食事できる所やコンビニはないし、破石町バス停近辺にもコンビニはないので、コースから離れずにコース中盤に食事を取りたくて、しかもバスで破石町バス停まで行くのならバスに乗る前に弁当は用意しておく必要がある。

破石町バス停のから一本北の大きな道を東に向かい、奈良市道標で南下するのだが、奈良ウォーキングマップ⑥ならまち散策コースとなっている一本南の黄土色のアスファルトの細い道の方が断然風情がある。ここらへんは迷うかもしれないがいたる所に新薬師寺への案内が出ているのでそれに従えばよいし、その後は白毫寺案内が出ている。白毫寺案内の奈良市道標に歴史の道の表示があったが、この道標は新しく立てられたようで歴史の道の表示がある杭を使う場所を明らかに間違えている。

この後八阪神社手前の東海自然歩道道標から、東海自然歩道を歩く。合流するのが奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースよりも遅いのは予想外だった。東海自然歩道の厳選22コースの16番目の旧柳生街道(滝坂の道)のスタートは白毫寺で、破石町バス停が最寄の交通機関になっているのだから、旧柳生街道(滝坂の道)のスタート地点から東海自然歩道に合流して欲しかった。

東海自然歩道道標は充実しているので迷うことはないと書きたい所だが、山の辺の道道標には助けられた。この訳は奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースを見て欲しいし、奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースで撮った東海自然歩道道標は今回は撮っていないので、他の東海自然歩道道標も、奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースを見て欲しい。

この後、白山神社崇道天皇陵円照寺参詣道まで、東海自然歩道を辿るが、円照寺参詣道から東海自然歩道をはずれて、円照寺参詣道を歩く。奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースにも書いたが、円照寺参詣道は本当に素晴らしい。さらにこの後歩きたくてしょうがなかった大師堂案内の道を大師堂まで行く。この道はすぐ終わってしまうが、円照寺参詣道はわざわざ東海自然歩道からはずれるコース取りをしていることを十二分納得させてくれるコース前半のハイライトである。

この後東海自然歩道道標から東海自然歩道石上神社まで辿る。この間の東海自然歩道を歩くのは初めてなので、目についた東海自然歩道道標は全てカメラに収めた。また奈良市精華地区案内板には古くて奈良市ホームページには何も情報がない五聖地めぐりの道が表示されている。五聖地めぐりは奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コース五聖地めぐり道標を見つけて以来気になっている道である。

東海自然歩道道標は充実しているので迷うことはないのだが、弘仁寺マップのコースが二手に分かれているのが不思議だったのだが、荘厳な本堂を持っている弘仁寺を参拝してその理由は分かった。どうやら東海自然歩道弘仁寺の境内を通るようになっている。弘仁寺は入山料200円を取っているので、入山料を払わずに歩こうとすると別の道を歩く必要があるということのようだ。

コース後半のハイライトは古墳公園白川ダムの辺りだろう。人工湖だからこそかもしれないが深い水面は青く美しく、水の風景は目を十分に和ませてくれるだろう。
この後名阪国道をくぐってしばらく山道を入るのだが、この山道は竹で覆われているのもなかなかに風情があった。

布留の高橋は橋としては特にたいしたことはないように見えるが、その名のごとく高く橋が架かっている。すなわち布留川の谷底が深いということになるのだが、川底まで10mもないようなので川底を覗いてもそんなに怖くはない。この後石上神社を裏から抜けると、表に人麻呂万葉歌碑があった。

この後は市街地に入るが、天理市としても「山の辺の道」は大々的にアピールしており、舗道に大和・山の辺探訪物語を埋め込んでいるし、ゴールのJR・近鉄天理駅前広場に、山の辺の道てくてくマップを掲げている。

コースの最後は天理本通りで、約1kmのアーケード街を歩く、その手前に天理教本部神殿があり、天理教の法被を着た人が多く行きかっていた。天理教関係のお土産も多いのだろうが、できて新しいのか改装したてなのか、奈良市のアーケード街に比べてハイカラで明るい雰囲気である。多分道幅が広いのが好印象につながっているのだと思う。

2009年7月4日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原東コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原東コースを歩いた。近鉄高の原駅の東と西に2つのコースが設けられている。近鉄高の原駅までは散歩圏内なので西コースのほとんどを歩いたことがあるのだが、さすがに駅の東側は歩いたことがなかった。駅の西側はショッピング街が開けており、東側は何にもないと思っていたのだが素晴らしい遊歩道があった。おそるべし高の原である。


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東コースも西コースともスタートとゴールは、近鉄高の原駅である。東側に足を踏み入れるのは初めてなのだが、いきなりきれいに装飾された歩行者専用道路になっているのにまず驚いた。この後少し京都府木津川市の並木道を歩きそのまま音浄化ヶ谷公園に入ってしまう。音浄化ヶ谷公園から奈良県奈良市であるが、歌姫史跡公園とはつながっているようで境目がわからない。奈良市の公園には朱雀1丁目緑地のように看板がかかっているのが普通なのだが、音浄化ヶ谷公園は写真の石標しかなく、歌姫史跡公園にいたっては公園名の表示は全くなかった。

この後も遊歩道が続き、一度車道は渡るがこの遊歩道はうたひめのみち道標まで続く。「うたひめのみち」は遊歩道で県道木津平城線に沿ってを南に続くのだが、コースは東へ左折して奈良市総合福祉センターに向かうが、ここからは遊歩道ではなく幹線道路の歩道を歩くことになる。総合福祉センターの隣には残念ながら今年の1月で閉園した野鳥の森がある。まだ看板がかかっていたので、記念に写真撮影した。この後もうしばらくいくとけいはんな学研都市の一つであるならやま研究パークがあり、住宅街だけでなくいろいろと施設も多い。

次は、平城1号公園だが、この公園はテニスコートと多目的グラウンドだけのスポーツ公園であった。平城2号緑地は完全に山で、コース上からは緑地に入る入り口は見えなかった。ここまで歩道のある幹線道路だったのだが、この後幹線道路から住宅街の中に入ってこのコースでは唯一車が通る道を歩く。歩道のある幹線道路沿いに行くこともできるのに何故ここだけ、歩道のない車道をコースにしたのか不思議だったのだが、住宅街を抜けて県道木津平城線に降りたところにうたひめのみち道標があった。「うたひめのみち」は次にこのコースで県道木津平城線を越えるうたひめのみち道標まで続いている。うたひめのみち道標を見つけて欲しいがために住宅街の中へコース取りしたとしか思えない。

そう思うと「うたひめのみち」をに歩かずにはいられなくなり、実際に歩いてみて感動した。なんとうたひめのみちは人口の小川がある遊歩道であった。県道木津平城線に沿っているのでかなり車の騒音がうるさいのだが、それを除けば絶好の散歩道である。なぜ本コースに入れていないのか全く理解できない。本コースを巡る際はうたひめのみち道標うたひめのみち道標の間を往復して欲しい。「うたひめのみち」が必ず本コースのハイライトになるだろう。

次の朱雀1丁目緑地にも驚いた。昔は平城3号緑地の名前だったのだろうか。二つの看板がかかっている。ひょっとすると平城3号公園と間違えるので改名したのかもしれない。何が驚いたのかと言えば本コースはこの緑地内を歩くのだが、これは山登りであった。まさかこのコースで山登りをするとは思っていず、心の準備が出来ていないと体力的にもこたえてしまったし、こんな道を歩く人はほとんどいないので登りきった後、どちらに降りるのかかなり迷ってしまった。そのため入り口と降り口の2枚も写真を撮ってしまった。

本コースの最後の目的地は平城第2号公園で、何故2号だけ第がつくのか不思議なのだが、公園を入るとまずテニスコートが目に入り、次に野球場があったのでここも平城1号公園と同様にスポーツ公園かと思ったが、自然しかない音浄化ヶ谷公園歌姫史跡公園とは違い、子供が遊ぶ遊具や写真のように人工池もあり奈良県立大渕公園にも匹敵する総合公園だった。

この後は団地の中の遊歩道を平城浄化センターアピール下水道まで歩いて、本コースの一周が終わる。後はスタート時に歩いた写真のようにきれいに装飾された歩行者専用道路を戻るのみである。再び繰り返すが本コースのハイライトは本コースでは歩かない「うたひめのみち」である。是非道標を頼りに「うたひめのみち」を往復することを本コースを歩く際には組み入れて欲しい。

2009年6月27日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 3.麗しの茶畑田原コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 3.麗しの茶畑田原コースを歩いた。奈良県が誇る河瀬直美監督が第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「殯の森」で有名となった田原である。映画を見ている時は奈良市内とはとても思えない素晴らしい茶畑の絶景であった。その素晴らしい絶景の茶畑こそどこかはわからなかったが存分に美しい茶畑を満喫することができた。


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コースのスタートはバス停「茗荷」食べ物のあの「みょうが」である。写真の通りバスの本数は寂しい。ゴールのバス停「田原横田」にJAならけん田原支店が写っているが、支店はバス停「茗荷」近くに移っており、新支店の駐車場はかなり広いので気兼ねなく利用できるが、バス停「茗荷」バス停「田原横田」のちょうど中間点にある奈良市の田原連絡所の方がさらに気兼ねなく利用できるだろう。

コースの最初の目的地は、松本邸である。マップでも紹介されている田原やま里博物館の一つである。バス停「茗荷」に写っている田原ブルーベリー園も田原やま里博物館の一つであった。この後少し歩くと遠くの丘に大きな茶畑が望め、また少し歩くと見事に鮮やかな緑の茶畑が近くに見えた。

次の目的地の天満神社を過ぎると小川のせせらぎがすごく心地よい。静かなのでのんびり歩いてじっくりと風景を味わいたいところだが、この後結構な登りとなりしばらくはのんびりとではなく気合を入れて歩く必要があった。山を登りきった後は高台のように平坦な道で変わった建物が目についたが、田原やま里博物館の一つである遊茶庵であった。

次の目的地の天神社の後、右手は山だが左手が野原になっている自然豊かな道を通るが、そこでは花一杯の野原の向こうの丘に茶畑が望めたし、その後すぐ道の右側に茶畑があり、茶畑を間近に見ることができた。茶畑を間近に見るのはここだけだと困るのでシャッターを切ったのだが、全くの杞憂であった。

次の目的地は県道183号を越えた今井堂天満神社だが、鳥居や社殿より社務所の方がとっても情緒ある風情に見えたのでこちらを撮ってしまった。次の光仁天皇陵に向かう途中にこれも田原やま里博物館の一つである田原東雲共同製茶工場の裏に素晴らしい茶畑を間近に望めたので、これが茶畑として圧巻かと思ったのだがそうではなかった。

最後の目的地の太安万侶の墓は、マップに急斜面の坂を登ると紹介されているが、その坂道の両側にも茶畑が広がっていた。この坂道は本当に急で茶摘は大変だなと思いながら、この坂道が本コースのハイライトかなと思ったのだが、さらに期待はいい意味で裏切られた。その坂道は途中から3つのコースに分かれているが、一番ゆるい左側へ折れる道を行くと太安万侶の墓である。茶畑で農作業をしていて偶然にも見つかったが、それが古事記編集者の太安万侶であるのもおもしろいし、墓の形も斜面に円形に造られているのもおもしろい。Googleマップに旧所名跡として掲載されているだけのことはある。

太安万侶の墓は行き止りなので、今度は急な斜面を降りなくてはならない。2番目に急な坂を降りていたのだが、本当にあぶないので足元ばかり見ていたのだが、途中でふと下を見下ろすと素晴らしい茶畑の絶景であった。慌ててもう一度坂を登って写真を撮った。高い所に登ったら必ず下を見下ろさなくてはもったいないと反省した次第だ。その後1番急な坂道を降りたが、ここには手すりが用意してある。確かに手すりがないとあぶなくてしょうがない。手が汚れるのでいやだなと思うような手すりであるが、とても我慢できなかった。降りたところにはきれいな手洗いがあるので、こちらで手を洗えば問題ない。最近できたようで何とも心憎い気配りである。

この後コースはその絶景の茶畑の中を歩いていくのだが、その道がとてもわかりにくい。しかし最後に茶畑の中を抜けていくのはとてもいいコース取りだと思う。その絶景の茶畑を抜けた後しばらく山道となり、その山道を下りた所も茶畑でちょうど茶摘をしていた。茶摘は手でもぎとるものとばかり思っていたが、それではとても追いつかない。機械で刈り取るのだがこれもかなりの力仕事で大変そうだ。茶の上を刈り取り機をすべらせていくが、お茶の両側から二人がかりでその機械を持つ形になる。機械に扇風機が内蔵されているようで、刈り取ったお茶葉はそのまま刈り取り機の後ろに備えられた袋に入っていくのだが、刈り取りが進むにつれて重くなっていくし、その袋も2mぐらいあるようなので最後は相当な重さになるのではと感じた。

サブタイトルに麗しの茶畑とつけられているが、茶畑がそんなにきれいなものだとは思っていなかった。しかしそれは全くの誤解であり、初夏の茶畑は本当に美しかった。その緑は新茶の頃よりももっと色濃く鮮やかなのではないだろうか。麗しの茶畑を堪能することで充足感を得ることができる素晴らしいコースである。

2009年6月20日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 8.唐招提寺からはじまるのんびり京終コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 8.唐招提寺からはじまるのんびり京終コースを歩いた。平城京の西の口から東の果てまでを歩き平城京の大きさを体感できる。コースの大半が岩井川沿いであり、特にコースの後半ではのんびりと岩井川沿いを歩くことができるだろう。


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コースのスタートは唐招提寺である。奈良ウォーキングマップのスタートは駅とかバス停になっていてどう行くのか明示されているのが普通なのだが、いきなり旧跡から始まるのはこれだけである。なぜ近鉄西ノ京駅をスタートにしなかったのか不思議だ。マップにも西ノ京から京終までの京結びのコースと紹介されており、スタートは近鉄西ノ京駅の方がすっきりするのにと思う。どうしても唐招提寺からはじまるをコースのサブタイトルに入れたかったのだろうか。それとも奈良ウォーキングマップ其の弐にはサブタイトルが入るのだが、いいサブタイトルがなかったのかと勘ぐってしまう。
「平城京の大きさ体感」のんびり西ノ京・京終コースでどうだろうか。

コースの最初は西ノ京のメインストリートで薬師寺へと向かう。いつもなら観光客が多く行き来するメインストリートに、豚インフルエンザの影響だろうか、行き来する人は少なく、特に薬師寺の山門前に人っ子一人いなかったのには驚いた。この後秋篠川までは、奈良歴史の道と同じコースであるが、奈良歴史の道は秋篠川を少し南下するのに対し、本コースは南下せずに西進を続け、奈良朱雀高校を通り抜けてから、南下して柏木公園に向かう。

柏木公園の南から本コースはJR桜井線を越えるまで川沿いを歩くことになる。柏木公園の南から佐保川まではほんの少しなので名もないどぶ川かもしれない。その後佐保川をわずかに上った後岩井川沿いに西進するのだが、この辺りの岩井川は真っ直ぐ西に流れていて道幅も広く、東風が吹くとさえぎるものがなにもない。実際かなり風が強くて力を入れて歩かなければならず、とてものんびりとは歩けなかった。奈良市南部生涯スポーツセンターを抜けて、岩井川五重橋緑地からは状況が一変する。岩井川五重橋緑地は公園ではなく、岩井川沿いの桜並木で、並木道に併設する道もここからは道幅狭いので車が入ってこれない。この辺りが本当にのんびり歩ける本コースのハイライトである。

奈良歴史の道はどこでJR桜井線を越えるのか、その辺りに道標がなく市内観光マップによると踏切がない所を横断するようになるのでおかしいと感じていたが、本コースを歩いて奈良歴史の道道標ではないかと思われる道標を見つけた。本コースの道でJR桜井線を越えるのなら何も文句はなく市内観光マップの精度が悪いと納得するのだが、残念なことに見つけた道標に書かれていた文字は跡形もなくなくなっていた。

ゴールのJR京終駅は、奈良ウォーキングマップに数多く登場する。平城京の南端に位置し、ここで平城京が果てるので「きょうばて」と名前がついたと、NHKの「にっぽん木造駅舎の旅」で紹介されていた。色に幻惑されてとても築110年以上も経っているとは感じなかったのだが、ピンクの駅舎は明治31年(1898年)開業当時のものであり、歴史ある奈良のウォーキングマップのスタートゴールに最もふさわしい駅である。

2009年6月13日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースを歩いた。マップの印象とは違ってかなり山道もあり、広大かどうかは疑問が残るが確かにのどかな田園や山里の風景を楽しみ自然を満喫することができる。奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースと同様に、コースの半分以上を東海自然歩道と共有するのだが、国(環境庁)がやっているとはいえよくこんな道を東京から大阪までつなげたものだと感心する。


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コースのスタートはJR京終駅で、コースの前半は奈良ウォーキングマップ⑥ならまち散策コースの前半と全く同じ奈良歴史の道なので、そちらを参照して欲しい。奈良歴史の道とは奈良県立高円高等学校で別れを告げるが、奈良県立高円高等学校を境に風景は一転する。奈良県立高円高等学校の北と南では空気が違うと感じるほど、簡単に言えば南では田舎のにおいがする。これはとてもいいコースではないかと胸に期待が膨らむような山里の風景である。最初の目的地である八阪神社の手前は完全に山道であった。このまま帯解近くまでずっと山道かと思ったのだが、そうではなかった。

マップには東海自然歩道の道標のある場所を、東海自然歩道に入る所ととてもわかりにくい自衛隊藤原宿舎の辺りだけを星印で記しているが、もちろん道標はこれだけでは歩道を辿れるはずもなくもっと多くの道標がある。見つけた道標は全て写真に撮ったのだが、もっとも見つけにくいのはこちらの道標である。山の辺の道の道標が見えたので左に曲がるのだろうとはわかったが、これでは道標の役目を果たさないし、コースを逆から辿ってきた人は間違いなくこの細い山道を見過ごしてそのまま道なりに車道を歩いて迷ってしまうだろう。

東海自然歩道はどこもとてもいいのだが、特にこの道標辺りの小川沿いの道が一番よかった。やはり川のせせらぎの音は格別である。コースの次の目的地は嶋田神社であるが、その手前に白山比咩神社があった。こちらのほうが立派に見え、なぜコースの目的地に入れないかと思うほど小奇麗な神社である。

次の崇道天皇陵奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースでも訪ねた場所である。その時に東海自然歩道の道標はいつもいっぱいあるのにこの道標だけしかないのは疑問に思ったのだが、奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースは東海自然歩道を本当にかすめただけであることがよくわかった。この後のどかな帯解の田園の中を歩くが、本コースは舗装された車道を歩くのに対し、奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースは舗装されていない農道をのんびり歩くことができる。もちろん歩くには農道の方が断然いい。

最後に帯解寺を訪ねて、ゴールがJR帯解駅となるのは、奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースと全く同じである。総じて奈良ウォーキングマップ其の弐の方が、コース設定もこなれてきたのかユニークな変化に富んだコースが多いのだろうか。本コースもJR京終駅からJR帯解駅までの間の東海自然歩道を歩くおもしろいコース設定である。

2009年6月6日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コース

奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースを歩いた。ちょうど田植えの時期であり、田に水を入れるため用水路を流れる水量が多く、その水の流れる音が実に心地よかった。


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コースのスタートとゴールはJR帯解駅である。マップには最初の目的地である崇道天皇陵へ向かう道に「農道です」で書かれているが、その農道こそが本コースの名前の通り、正に田園の中を歩くことになる。週末に作業を行う兼業農家の方が多いのだろう、田に水を入れる作業に追われる人が多く、田植えを終わった田んぼは少なかった。田んぼに水を入れる音だけではなく、何の鳥かはわからないが道の両側のすぐ近くからステレオで鳥の鳴き声がしてくるのが実に気持ちよい。

田園の中を歩いているときは、そうでもなかったが田園を抜けて県道188号を北上しているときは、県道188号は少し高いところから田園を見下ろすので、のどかな田園風景だと感じることができた。崇道天皇陵は県道188号を右折して東進しなければならないが、その道の入り口には東海自然歩道道標があった。本コースを歩いていて道標はこれしか見つけることはできなかった。奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースでは、標識はいたる所にあったので1個しか見なかったのは不思議だ。標識の向こうにあるのは、奈良市が立てている奈良奥山ハイキングコースの標識である。コースを設定されたのが古いのだろう、奈良市ホームページでキーワード検索しても何も情報がない。本コースでは歩かないが次の円照寺よりもっと山奥を歩くコースのようである。JR帯解駅の前に帯解付近観光案内図があったが、正暦寺に向かう道がハイキングコースと書かれている。

マップには崇道天皇陵から円照寺へ向かう道を「山道です」と書いてある、前池の前の道は山道ではないが、普通に歩いていたら絶対に道ではないと思うような道であるし、前池の向こうに山道があるとも絶対思わないだろう。この道はほとんど人通りがないので、夏は草取りしないととても歩けない道になってしまいそうである。山道を降りた後円照寺の参詣道を歩くのであるが、しばらく行くと崇道天皇陵への山道の入り口を案内する道標があり、こちらの方がメインの山道なのではと思った。

円照寺は来る者を拒むめずらしい寺で、参拝はできないどころか本堂がどこにあるかもわからなかった。au災害地ナビあしあとデータをGoogleマップに貼り付けてやっとわかったが、立ち入りできる社務所の裏に本堂はあるようだ。参詣道は鳥の鳴き声しかせず静寂で砂利を踏む音が妙に耳に突き刺さり、由緒正しい寺社であることをうかがわせる。本コースの主役はのどかな田んぼ道なのだが、本コースの圧巻はこの参詣道かもしれない。

この後県道188号沿いに帰るのだが、もう少し田園風景を楽しめるコース取りはできなかったかと思うほどこの県道188号沿いの道は退屈である。コースの最後が帯解寺で、帯解の帯はもちろん妊婦帯のことで安産祈願のお寺である。日本最古の安産祈願のお寺で美智子皇后もかつてご祈祷されており、人気は高く週末は参拝者が絶えない。近鉄からJRへの乗換は不便なので、近鉄沿線の人は駐車場を完備している帯解寺の駐車場を利用するのも手であるが、おすすめは近鉄の最寄り駅から次の最寄り駅まで歩くのがおすすめだ。近鉄の最寄り駅は近鉄郡山駅で帯解駅までは約4Kmで、次の最寄り駅は近鉄奈良駅で、帯解駅から約4.5Kmである。帯解寺の前の道を真っ直ぐ北上すると、奈良ウォーキングマップ⑥ならまち散策コースのメインであるならまちに出るので、ならまちを歩くこともできる。

2009年5月30日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑧佐保路コース

奈良ウォーキングマップ⑧佐保路コースを歩いた。平城宮跡と古墳をめぐるコースは平坦で歩きやすく、またわかりやすい道なのでほとんど迷うこともないだろう。


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コースのスタートとゴールは近鉄新大宮駅北口である。この駅も奈良ウォーキングマップ其の弐 5.池めぐり あやめ池周辺コースのスタートとゴールである菖蒲池駅同様、近鉄新大宮駅北口近鉄新大宮駅南口の駅舎は独立している。近鉄はこういう駅が多いのだろうか。乗り過ごしたときは一旦改札口を出なければならない。

コースはまず平城宮跡東院庭園へ向かうが、マップに描かれている平城宮跡東院庭園の位置は明らかにおかしい。ルートの北西ではなく南東に平城宮跡東院庭園はある。

平城宮跡を抜けたあとは、水上池を半周する。この辺りは奈良自転車道と同じルートである。水上池の写真を撮った場所に、歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」のスタート地点の橿原神宮前駅にあった大和中央自転車道案内図と同様に、奈良自転車道案内図があった。飛鳥葛城自転車道 大和高田~明日香に自転車道の起点と終点の案内がなく、起点終点は観光地なのだがら自転車道を宣伝する案内図を設置したらと書いたのだが、場所の問題があるのかもしれないが奈良自伝車道は平城宮跡遺構展示館の近くも通るのだから水上池ではなく、どうせなら観光客が多く訪れる平城宮跡遺構展示館の辺り設置して欲しかった。

水上池を半周する間に磐之媛命陵があり、磐之媛命陵の前に奈良自転車道距離表示が自転車道に描かれている。スタートの近鉄奈良駅まで7Kmゴールの法隆寺駅まで15Kmであるがなぜか文字はスタートの方向に向かって描かれている。この後小奈辺古墳を1/3周するが、小奈辺古墳の濠沿いの道にガードレールがなく非常にスリリングである。

この後法華寺の前を通るのだが、マップの目的地に書かれていない。平城宮跡遺構展示館同様に余りにも有名なのであえて書いてないのだろうか。コースから少しはずれるが法華寺の前の道を少し東に行くとウォーキングin奈良 平城山・佐紀・佐保路コース案内図がある。案内図には奈良歴史の道がコースになっているが、コース通りに行くと法華寺は通らないのだが、ウォーキングin奈良 平城山・佐紀・佐保路コースでは訪れるように書いてある。元々奈良歴史の道のルートに入ってないのがおかしいほどの名刹だと思う。ウォーキングin奈良の案内図はよく見かけるのだがこれを設置したのはどこの団体なのだろうか。インターネットで検索する限りではよくわからない。

この後奈良市では珍しい牛舎の前をとおるのだが、牛はもういないようだ。この牛舎を通り抜けた後の道はGoogleマップには記載されていない畦道である。本コースのハイライトは水上池の半周だろう。季節にもよるが水上をさわやかな風が渡る中を歩くのは気持ちいい。またここの自転車道は自転車歩行者専用道路になっており、もちろん車は入ってこない。自転車道は散歩にもいい道なのである。

2009年5月23日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑩県立大渕池公園横断コース

奈良ウォーキングマップ⑩県立大渕池公園横断コースを歩いた。大渕池公園は東西の二つに分かれており、その両方を巡るコースである。ご近所なのでよく知っているが東西ともに素晴らしい公園なので、コースだけでなく公園内を隈なく歩きたい。


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コースは大渕池公園(東側)芝生広場の外周道路を一周する所から始まる。他にもマップに紹介されているように低山歩きも楽しみたい。またこの公園の北口にある回転扉もユニークである。

この後西奈良県民センターに向かうが、ブログ自己紹介に使用している画像は西奈良県民センターの敷地内にある道標で本当に地元で歩き慣れた道である。道標は南西の角にあるので横断歩道を渡ってすぐに見ることができる。

西奈良県民センターを過ぎればすぐに大渕池が目に入ってくる。大渕池公園(西側)はその名の通り大渕池のほとりにある。コースでは公園内の噴水を回るようになっているが、帰りの道は丸石を敷き詰めた山道になっており、本コースのハイライトである。公園内には多くの小径があり、そこを歩けば豊かな自然を満喫できる散歩にはもってこいの公園である。

公園を出た所が、本ブログを始めるきっかけとなった写真(夕陽に輝く大渕橋)を撮ったポイントで感慨深い。大渕池の最後に水没した木がある。冬の渇水期以外は水没しておりよく根腐れしないものだといつも感心しているとっても気になる木である。いったい何の木なのだろう。よっぽど運が悪くなければ、この木の辺りで大渕池の亀が出迎えてくれるはずだ。ブログを書いた頃から数が増え続けているようでどこまで増えるか興味深い。

最後は御嶽山大和本宮を参拝する。マップには、本当に参拝するようにコースは描かれている。ここは桜の名所であり、満開になる4月上旬には毎年桜祭りが行われる。ここの桜は本当にきれいで、桜祭りの時期に本コースを歩いたら間違いなくここがハイライトだ。他にも本宮の敷地は広く到る所に見所満載の彫像があり、特に空を翔る大黒様には感動した。ここも大渕池公園同様隈なく歩きたいところだ。

目的地は以上で終わり、これでは距離が足らないので来た道を引き返して往復するのだが、同じ道を帰るのではなく、秋篠川沿いに帰るのがおすすめである。御嶽山大和本宮で引き返す道を引き返さず登って行くと途中から山道を下ることになる。下り終わったところが秋篠川の源流なので是非訪れてほしい。下ったところを西に行く道の左側が秋篠川の源流なので、それを辿っていけば大渕池公園(西側)の裏を通りスタートの大渕池公園(東側)に迷うことなく着くことができる。

本コースはコースだけを歩くだけでは物足りないが、公園内と本宮内を隈なく歩けば相当な距離になるし十二分に楽しめること間違いない。

2009年5月16日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコース

奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースを歩いた。あおによしと言えば奈良の都の八重桜になるのだが、東大寺のあたりではなく西ノ京を歩くコースである。奈良ウォーキングマップに「まさにあおによしベストショットを自分の眼で」でとの紹介があったが、大池から薬師寺の向こうに若草山はまさに絶景であった。


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コースのスタートは近鉄尼ヶ辻駅で、まずは垂仁天皇菅原伏見東陵に向かう。奈良歴史の道では垂仁天皇陵の濠沿いのとても細い道を行くのだがこちらの方が名物の鳥の群生地に近く、より楽しむことができる。

この後唐招提寺までは奈良歴史の道を行く。唐招提寺から薬師寺へは近鉄沿いの観光コースの道ではなく、一度秋篠川沿いの奈良自転車道へ出る。道路に奈良自転車道距離表示が新しく描かれているのは、サイクリストには好評だろう。全長22Kmの自転車道なのだが、ここでは、スタートの近鉄奈良駅よりゴールの法隆寺の方が近いのには驚いた。

近鉄西ノ京駅に近い方が表で、コースは薬師寺の裏を通るのだと思っていたが、歩いてみると本コースの方が表であることがわかった。南門が表になるので南側が表になるのは当たり前と言えば当たり前である。

最後に大池を回って、ゴールの近鉄西ノ京駅に戻るのだが、大池は池にしては雄大であり、本コースのハイライトである。ピンポイントになるが池の向こうに薬師寺の遠景を入れて、さらに薬師寺の西塔と東塔の間になんと若草山を入れるベストショットを撮ることもできる。マップの紹介に偽りはなしであった。

薬師寺の塔はどの方向から眺めても風情があるので、歩いていて楽しい。また薬師寺の塔はいいランドマークでもあるし、わかりやすい道を選んでいるので道に迷うこともまずないだろう。本コースは西ノ京を満喫できる素晴らしいコースである。

2009年5月9日土曜日

奈良ウォーキングマップ④ならやま縦断東大寺絶景コース

奈良ウォーキングマップ④ならやま縦断東大寺絶景コースを歩いた。奈良ウォーキングマップのコース紹介では、興福寺五重塔から東大寺や若草山まで一望できる景色は絶景と紹介されていたが期待はずれであった。



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ゴールのスタートは奈良阪バス停である。写真の通りバスの便は悪くないのだが、コース通りだとならやまを下ることになるのでおもしろくないし、道に迷うことが多いと思う。おすすめはゴールの近鉄奈良駅からコースを逆向きに辿ればすんなりと歩けるだろう。帰りにバスを使うかどうかを体の疲れ具合を見て決めればいい。

奈良豆比古神社に写っている看板には天然記念物の樟の巨樹の説明がある。幹回りが10mを超えており一見の価値ありである。奈良豆比古神社を過ぎるとすぐに般若寺までは奈良歴史の道となる。

この後奈良市立鴻ノ池運動公園の中を通るが、ここには鴻ノ池運動公園のウォーキングコースが設定されているので、余力があれば楽しみたい所だ。おすすめはならやま縦断東大寺絶景コースを往復し行きと帰りで鴻ノ池運動公園を通る道を変えて、鴻ノ池運動公園のウォーキングコースの緑の丘コースの方を通り抜けるのがいい。本コースはただの車道なのだが、緑の丘の方は文字通り緑に囲まれた道なので雰囲気がとてもよく一番散歩に適しているし、なぜこの道を本コースに設定しなかった思うほどである。

次が本コースの命名となった多聞城跡(現若草中学校)であるが、写真の位置からは民家が邪魔をして興福寺五重塔から東大寺や若草山まで一望することはできず、興福寺五重塔を見るときと東大寺から若草山を見るときに場所を変えなければならない。もしかすると若草中学校の校舎屋上からなら絶景を一望できるのかもしれない。

次の聖武天皇陵内の砂利道では聖域を感じることができ本コースでは一番雰囲気がよかったし、その次の奈良女子大学も趣のある建物でとてもよかった。聖武天皇陵の前の道を東に向かうと転害門に行き着く奈良自転車道で、奈良女子大学の後、東向北通りを抜ければゴールの近鉄奈良駅である。

2009年5月5日火曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 5.池めぐり あやめ池周辺コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 5.池めぐり あやめ池周辺コースを歩いた。よくまあこんな隠れた道をよく選んだものだと関心する、いわゆる土地勘があるというか日頃この周辺を散歩している人しか知らないような道が多い機知に富んだコースである。


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コースのスタートとゴールは近鉄菖蒲池駅である。プラットホーム毎に駅は建てられていて、すなわち奈良へ向かうには西大寺方面駅舎から、大阪へ向かうには学園前方面駅舎から入場する必要がある。マップにはあやめ池由来の池が紹介されていないが、まず駅の北西にある菖蒲上池の南岸を西へ向かう。写真の橋は2004年6月6日に閉園したあやめ池遊園地内の夏には花火ショーをしていた所で懐かしい。

菖蒲上池の南岸が終わった後、道なりに行くと右折して菖蒲上池を北上してしまう。ここは右折せず車が入れない細い道を真っ直ぐに西に向かうのだが、そのまま西進するとマンションに入ってしまうので、マンションの手前で左折して舗装されていない車止めのある坂道を登ると左折して直進すると近鉄を超える道に出る。この坂道は車止めもあることから歩いているととても公道とは思えず、地図を持って歩かないと道とは思えない道である。

左折して直進すると近鉄を超える道で近鉄を超えるのではなく、マップに書かれているように階段を降りて近鉄沿いにさらに西進する。次の交差点で近鉄高架下を左折して南下する。左折できる道は一つしかなく左折し損ねるともう近鉄学園前駅が見えてしまうので、道を間違えたことがすぐわかる。次の大和文華館中野美術館ははっきり言って菖蒲池駅より学園前駅の方が近い。この辺りは案内看板も多く車通りの多い大きな道なので迷うことはないだろう。

次に左折して東進する道はあやめ池小学校への案内看板があるので、この案内看板通りに行けばよい。あやめ池小学校辺りから蛙股池沿いの道を通るが、本池めぐりでは蛙股池の雰囲気が一番よく菖蒲池神社から蛙股池を渡る本コース唯一の橋であるあやめ新橋がコースのハイライトである。

この後の道も正にこの道を散歩している人しか知らない道で、マップでは川沿いを東進するように書かれているが、これは川ではなく用水路であり車が入れない細い本当に散歩に適した道である。この用水路を最後に渡るのだがこれを渡る道も圧巻であった。道ではなく細い階段を登るのでここは事前に詳細地図で目印を確認しておく方がいい。ここさえ間違わなければ新池には一直線に東進するのみであり、西大寺野神緑地もすぐわかるだろう。地名通りこの辺りは西大寺駅の方が近い。コースは一周するのでコースのどこから始めてもいいことにようやく気づいた。

この後この辺ではメインの車道となっていてわりに車通りの多い道を北西に進み奈良自動車学校の東を抜けて近鉄の踏切を渡る。踏み切りを超えた後は近鉄沿いに西進し次に右折して北上するのが、右折してから登り坂で間違えるとダメージが大きいのでここも事前チェックしておくべきである。坂道を登っていくとまず、右手に天理教栄布分教会に見える。この後2車線の車通りの多い道となり大池の東岸を北上する。写真は旧奈良工業高校手前で左折し大池を半周した北西岸で自生している黄菖蒲を撮ったものである。

この後は道なりに左折して西進すればマップの階段が見える。階段と次の細い道も散歩している人しか知らない道だろう。階段を登った所がこだま保育園の裏で細い道はほとんど山道である。この山道は2010年4月に一部街開きするべく土地を整備中のため、ホッケーの練習場のある南都銀行健康保険組合あやめ池寮で終わり、こだま保育園南都銀行健康保険組合あやめ池寮の表側の車道に下りるしかなくなり、マップのコース通りには歩けない。最後にゴールの近鉄菖蒲池に南進していく途中の左手に見えるのが菖蒲下池で、昔の面影がない程変わってしまったようだ。

マップのイチオシポイントにいろんな景色や道を楽しめる絶対飽きないコースと書かれているが、そのイチオシ通りの素晴らしいコースである。

2009年5月2日土曜日

歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」

歩く・なら藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」を歩いた。文字通り藤原京と平城京の二つの宮跡を巡る全長約27Kmのコースは二つの宮跡を目指す道以外はほとんど一直線に南北に続く道である。下ツ道は上ツ道、中ツ道と並んで奈良盆地を南北に縦貫する幹道であるから南北に続くのは当たり前なのだが、味わいが違う二つの宮跡を同じ日に楽しむことができるとともに、二つの宮跡をつなぐ古代幹道の距離感を存分に感じることができるすばらしいコースである。


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スタートは近鉄橿原神宮前駅だが、大和中央自転車道の終点にもなっており写真はその時のものである。飛鳥葛城自転車道に、自転車道の起点と終点の案内がなく、起点終点は観光地なのだがら自転車道を宣伝する案内図を設置したらと書いたら、各自転車道の地図を入れた大和中央自転車道案内図が出来ていたのには驚いた。

まずスポーツ競技場の奈良県立橿原公苑を左手に見ながら、橿原考古学研究所付属博物館まで進む。ここで道を右折するのだがここで道を間違えた。道を間違えても近鉄畝傍御陵前駅の東西連絡通路を抜けていけばよいので迷うことはないだろう。右折する道の中で一番大きい奈良県立橿原公苑橿原考古学研究所付属博物館を分ける道が正解のようである。

コースはこの後藤原宮跡を目指すため東へ向かう。本薬師寺跡の後、飛鳥川を越えてコミュニティバス飛騨町からコミュニティバス橿原市藤原京資料室前までが、本コースのハイライトの藤原宮跡である。藤原宮跡がこの地に選ばれたのはこの地に立って見れば一目瞭然で、バス停の写真に写っているのは二枚とも香具山であるが、藤原京は大和三山の耳成山、畝傍山、香具山の中点に位置している。平城宮跡に比較して雑草が多いのが実に雰囲気がよく、また季節がらひばりのさえずりが耳に心地よい。一日中のんびりしていたいと感じたほどだ。

橿原市藤原京資料室を左折して、おふさ観音までは西へ進む。この後右折してJR畝傍駅の東を通りいよいよ下ツ道を北上するのだが、八木 札の辻付近までは、古い商店街が続き本コースの下ツ道中でもっとも雰囲気がいい。

国道24号線を超えた後多神社鳥居過ぎまで寺川沿いではあるが車通りが多い苦難の道となる。田原本町中学校手前では寺川を超える県道14号線を越えるのではなくくぐるために寺川から離れる。寺川沿いの土手を歩くには坂道を登ることになるのを避けているように思えた。本コースは本当に坂道が少ない。西名阪自動車道近辺で川越えをする時のみしか坂らしい坂はないフラットなコースである。

田原本町では歴史遺産巡礼コースの一部を通り、楽田寺田原本聖救主協会礼拝堂田原本町役場鏡作神社首切地蔵尊安養寺を巡るが、ここは薄茶色のアスファルトになっているので迷うことはないだろう。

コースを2回に分けて踏破するには交通の便がいい中間点の近鉄二階堂駅を過ぎて下ツ道道標まで真っ直ぐ北上し、常夜灯・地蔵堂河川公園常夜灯二階堂地蔵堂菅田神社鳥居を横に見ることができる。

番条環濠を通るために一度左折して熊野神社で右折するのだが、番条環濠はコースから確認することができなかった。探せばあるのだろうがもう時間的にも体力的にも無理である。しっかり名所旧跡を楽しむにはコースを2回に分けるべきだろう。番条環濠は見落としたが、下ツ道道標から売太神社まで続く稗田環濠はコース上にある。

この後佐保川沿いの土手を歩くが、下ツ道WALK道案内の矢印方向の本コース設定されている橋は工事中で通行禁止になっており、歩く・なら推奨ルートマップには載っていない新しい橋を通ってしまったようである。本コースでは全て舗装されたアスファルトの道だと思っていたのだが、佐保川の土手はほとんど舗装されていないし、また平城京羅城門跡を過ぎて佐保川から秋篠川までの間は、大和郡山の畑の中を通る道は全くの土道であった。この間は本当に道があるのと不安になる田舎の畑風景を満喫できるコース設定となっている。

秋篠川沿いは平城京西市船着場場跡から奈良自転車道と同じコースとなっており、すぐ薬師寺の遠景を楽しみながら歩くことができるのだが、もう体力的には楽しむ余裕はなかった。

最後に平城京朱雀門を抜けて、平城宮跡を歩くがすでに夕暮れである。しかし夕暮れの平城宮跡が雰囲気がいいのは新発見であったし、ここでも少しだがひばりの歓迎を受けた。平城宮跡資料館の駐車場を左折して西へ向かえばゴールの近鉄大和西大寺駅である。

ゴールの大和西大寺駅からスタートの橿原神宮前駅は近鉄橿原線の全線になる。へとへとになったが急行電車なら30分ぐらいのところを一日かけて全線を歩き切ったところに非常に達成感があった。

2009年4月29日水曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 4.奈良らしい古墳寺社めぐり佐紀コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 4.奈良らしい古墳寺社めぐり佐紀コースを歩いた。訪ねる古墳寺社は奈良歴史の道と同じであるが、歩く道はわざと奈良歴史の道を避けるようにコース設定がされている。


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スタートは近鉄平城駅で、まずは成務天皇陵に向かうのだが、いきなり道に迷うかもしれない。道標 成務天皇陵~神功皇后陵が見つかれば、これを成務天皇陵に方に道をとればいいのだが、次に右折する道はもう奈良歴史の道とは違う道となる。右折せずに行き過ぎてもすぐ右手に成務天皇陵が見えるので心配はいらない。成務天皇陵の写真は成務天皇陵の南側でコースから撮れる。しかし次の日葉酢媛命陵の写真はコースをはずれて2、30m南下しなければ撮れない。次に成務天皇陵日葉酢媛命陵の間を北上する道は奈良歴史の道と同じ道になるが、ここが本コースのハイライトである。両陵墓の外堀に囲まれた道は歴史のロマンを感じるだけでなく自然に満ち溢れた静謐な散歩道である。

次の瓢箪山古墳へ向かう道では大いに迷ってしまった。近鉄平城駅からこの辺りまで細い道が多いのであらかじめ詳細な地図を用意しておく方がいいかもしれない。次の八幡神社から神功皇后陵までは平城駅周辺を除けばほとんんど一本道なので、迷うことはなかったが、その後左折する場所が難しい。近鉄を超えてこの左折する所も奈良歴史の道の一部なのだが、この後すぐ奈良歴史の道は、道標 神功皇后陵~秋篠寺で右折するが、本コースは直進する。ここは奈良歴史の道を歩いている時も大いに迷った所で、ポイントは神功皇后陵の写真を撮った所はまだ八幡神社を通り過ぎていなくて、神功皇后陵の外堀を望むことができる次の道を左折することである。

この後、秋篠寺への南北を往復する道は奈良歴史の道と同じであるが、西大寺北側の道まで、道標 秋篠寺~西大寺の辺りで極一部をコースを共有するのみである。西大寺北側の道が終わればすぐゴールの近鉄大和西大寺駅となる。

どうしても奈良歴史の道と比べてしまうのだが、断然奈良歴史の道の方がいい。佐紀コースといいながら佐紀神社を通らないのはサキいやサギのように思うし、のどかな風景を楽しめるが、瓢箪山古墳から八幡神社へ向かう道は距離合わせのためのコース取りのように思えてならない。どうせなら近鉄大和西大寺駅の北口をスタートにして、平城宮跡の北側から奈良歴史の道の1/4をそっくりそのまま通り、近鉄大和西大寺駅の南口をゴールにすればよかったのにと感じた。そうすれば佐紀神社も通るし、なにより平城宮跡の北側が佐紀町なのだから佐紀コースの名にふさわしくなる。

2009年4月18日土曜日

歩く・なら「世界遺産に連なる修験の道」黒滝・吉野ルート

歩く・なら「世界遺産に連なる修験の道」黒滝・吉野ルートを歩いた。「世界遺産に連なる修験の道」黒滝・吉野ルートは、奈良県のウォーキングポータルサイトである歩く・ならの推奨ルート、大和風景堪能の道の一つである。桜の名所である吉野山の観光ルートを楽しんだ後、黒滝村のハイキングコースを巡る全長約17Kmのコースである。吉野山の観光ルートもほとんど登りで疲れた後に黒滝村での厳しい山道を行く正に言葉通りに修験の道であった。桜の咲く頃が一番ではあるが、桜がなくても十二分に自然の風景を堪能できる。


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スタートは近鉄吉野駅である。しかしハイキング姿の多くの人が二駅前の大和上市駅で降りていたのにびっくりしたのだが、大峯奥駈道の案内板にスタートは大和上市駅の近くにあることを見て納得した。コースは吉野山ロープウェイ千本口駅の右横を抜けて急勾配の山を九十九折りで登る七曲坂へと続き、登りきったところで車の観光客と合流する。電車の観光客の多くはロープウェイを利用するので七曲坂は静かで歩きながらの眺めもよい。七曲坂を登った後しばらく歩けば吉野山ロープウェイ吉野山駅である。ここから金峯山寺銅の鳥居金峯山寺山門吉野山ビジターセンター吉水神社と巡っていく間、道の両側は土産物屋がぎっしり詰まっている。

コースはそのまま観光コースを観光客と共に歩くので迷うことはないが、吉野山は一本道ではないので道の分岐点を写真入りで解説しているルートマップは重宝する。その後竹林院吉野水分神社金峯神社と巡っていくが相変わらず観光客は多く、さらにほとんどの人が西行庵まで足を伸ばしているのには驚いた。疲れたら奥千本口バス停からバスに乗って帰り、後半はまた今度にしようかと考えていたが観光客に負けてはいられないし、バスに乗るにはかなりの時間待ちのようでもありバスに乗らずに引き返すのであれば距離的にはこのままゴールを目指しても変わらないので、山道の17Kmは体力的にかなり厳しいと思いながらも気合を入れて頑張ることにした。

当然のことながら黒滝村へ向かう観光客は全くおらず、吉野町と黒滝村の境での眺めは最高であった。写真の中央が高城山展望台であり、視界がさらに開けた絶景だろうなと類推できる。余力があれば是非行ってみたいところだ。その後コースは上級者向けと平坦な道の分岐点に出る。ルートマップおすすめの百貝ヶ岳山頂理源大師廟塔ははずせないからと迷わず急な勾配が続く山道を選んだ。黒滝村の山道は一面吉野杉で覆われており百貝ヶ岳山頂でも眺めはよくないが、理源大師廟塔は国の重要文化財にもなっており一見の価値ありである。吉野山でもかなりの急坂がありそれに慣れているので大した急勾配には感じなかったし、頂上まで登れば後は下りで楽になると考えていたのだが甘かった。下りの方がもっと急勾配で自分の体重を抑えるのに大変でほとんどひざが笑う状態になっており、登りの方が楽だと感じたのは初めてである。

分岐していたコースは鳳閣寺で再び交わると共に山道も終わり、しばらくは舗装された車道を歩く。次の鳥住春日神社で車道を行くのか、舗装されていない道を下るのか迷ったのだが神社の前の舗装道路を南下すればいい。このままゴールまで車道でいいと思う程疲れているだが、地蔵堂からまた山道を登り下りする正に修験の道であった。ここからは黒滝村ハイキングコース道標が整備されており迷うことはないと思ったのだが、山道が多く大変であった。道標にはNoがふってありそのNoを確認しながら歩くことになるのだが、特に最後の分岐点の黒滝村ハイキングコース道標17には参った。写真の左方向から来て右方向に行きなさいの表示なのだが、写真に写っている登る道は来た道を左折することになるし、他には右折して下る道があるのみで右方向に道はない。ここで道を間違うとバスの時間に間に合わなくなると非常に焦った。地図では九十九折りに下る道が描かれておりこのくだりの道の先は九十九折りになっているようなので下る道を進んだのだが、黒滝村ハイキングコース道標18がなかなかない。距離的には400mなのだが道があっているかどうかドキドキもんであったので、非常に長く感じた。ここで山道は終わりこの後は粟飯谷川沿いの平坦な道となる。

粟飯谷川沿いの見どころは、粟飯谷八幡神社正西寺、妙見神社と続くが妙見神社は奥まった所にあるようで、コースから望むことはできなかった。粟飯谷川が黒滝川に合流した所が、黒滝・森物語村で大きな吊橋がまず目に入る。御吉野の湯を営業していたが、日帰りで遊びに来る所ではなく宿泊施設になっておりゆっくり自然を楽しむようになっているようだ。ここからは2車線の県道で歩道を歩くことになる。長瀬八幡神社光明寺を右手に見た後すぐにゴールの道の駅「吉野路黒滝」である。その敷地内に黒滝案内センターバス停はある。予定通り15:50発の近鉄下市口駅行きに乗れたのだが連絡が悪く約25分電車待ちをした。

時間を気にせず歩くにはコースを逆に辿った方がよいのだが、吉野山が下りになってしまうのでは魅力半減になってしまう。つらい登りを続けるからこそ体力的にきつくなるし、またバスの時間が限られて時間制限がある中で歩き抜けたことが達成感につながると感じた。さらに黒滝山の山道では体にパワーがみなぎるのを感じた。今回だけでなく先週も山道のある柳生街道を歩いたせいでもあるが、たっぷり森林浴ができたからだと思う。もしかすると世界遺産の霊場からもパワーをもらっているのかもしれない。17Kmも歩いて疲れるはずなのに不思議である。

2009年4月11日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コース

奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースを歩いた。奈良ウォーキングマップのコース紹介では、柳生花しょうぶ園が紹介されているが、芳徳禅師は奈良の桜の名所になっているので、柳生桜まつりに合わせて訪れたが、柳生街道はやっぱりずばらしく季節を選ばないコースである。


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スタートは忍辱山バス停ゴールが柳生バス停の全長が10kmを超え、山の中を上り下りするハードなコースであることが予想されるので、時間に縛られるは嫌だが、今回は素直に奈良交通バスを利用した。行きはJR奈良駅なら8時15分、近鉄奈良駅なら8時18分の石打(柳生、梅の郷月ヶ瀬温泉)行きに乗り、帰りは柳生を13時44分のJR奈良駅行きにちょうどいい按排に乗ることができた。時間に縛られずにマイカーで行くにはコースを往復する必要があるが、今まで歩いた奈良ウォーキングマップの中で一番ハードなコースで、体力的にも時間的にも無理があると予想したのだが、実際に歩いてその通りであった。トリッキーな方法として、柳生までマイカーで行き柳生から忍辱山までバスで戻ることも考えたが、柳生から忍辱山へのバスの時間が合わなかったので止めた。

コースの最初の目的地は円成寺で、スタートの忍辱山バス停からすぐそこである。その後コースは山道へ入るのだが、いきなりどこから山に入るのかがわからない。奈良ウォーキングマップのコース紹介には東海自然歩道道標を目印にしなさいと書いてあるのだが、全くその通りで、最初から東海自然歩道道標を目印にすることを当てにして奈良ウォーキングマップの地図は作成されており、奈良ウォーキングマップの地図だけでは全く道がわからない。なので見つけた東海自然歩道の道標も写真に撮った。

次の目的地の夜支布山口神社まではほぼ下りで、本コースのハイライトである。山道に入った途端に左側は一部が滝になっている川のせせらぎを楽しみ、その後道は未舗装の本当に「柳生一族の陰謀」と同じ時代の山道で、映画のように今にも忍者が出てくるのではと思うような江戸時代以前と同じ自然の山道を下る。

夜支布山口神社から次の南明寺までは人家もある田舎の道で時々田んぼのあぜ道を通るようになっているが、道標がしっかりあるので迷うことはない。南明寺の後奈良ウォーキングマップのコースは東海自然歩道と明らかに道が違うが、東海自然歩道の道標を目印にする方が迷わないし、奈良ウォーキングマップのコース通りでは、おふじの井戸を素通りしてしまう。柳生剣豪ゆかりの地コースなのだから、柳生宗矩の妻に迎えられた際の逸話が紹介されていて、東海自然歩道の標識にも名前が出てくるおふじの井戸がコースのポイントになっていないのが不思議である。

この後コースは山越えとなり一番の難所となるが、きつい登りは1kmもないのでそれほどでもないと思う。山越えした後は柳生の里の観光地巡りとなり、疱瘡地蔵の後天乃石立神社へ向かう道からは東海自然歩道からはずれる。剣豪ゆかりの地コースとしては、天乃石立神社にある柳生石舟斎が切断したと言われる一刀石ははずせない。一刀石の裏側にも簡単に回ることができた。

芳徳禅寺は桜の名所となっているが、柳生の里全体が桜の名所と言っていいと思う。実際柳生桜祭りの会場は旧柳生藩陣屋跡である。柳生花しょうぶ園は花の咲く6月~7月上旬のみ開園のため当然閉園中であったのだが、奈良ウォーキングマップの地図がおかしく、旧柳生藩陣屋跡以上に南にあった。観光地の案内が充実しているし再度東海自然歩道と合流するので迷うことなく最後の目的地となる旧柳生藩家老屋敷に到着できた。距離的にも時間的にもちょうどよく自然と歴史を満喫できる素晴らしいコースである。

2009年4月5日日曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 9.ならやま横断秋篠川沿いコース

奈良ウォーキングマップ其の弐 9.ならやま横断秋篠川沿いコースを歩いた。このコースも奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコース同様に季節を選ぶ。佐保川のように両岸ともに桜並木にはなっていないが、秋篠川源流を愛し育てる会の活動の一つとして、1988年に114本の桜を植樹されたからである。佐保川の桜はこの週末が一番の見頃だが秋篠川の桜は若いので、今週末より来週末の方が見頃になるはずだ。

奈良ウォーキングマップ其の弐 9.ならやま横断秋篠川沿いコース(全ての写真はこちら

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スタートは奈良県立大渕池公園で、最寄のバス停は「中山町西1丁目」である。バスで行くなら近鉄学園前駅からほぼ15分おきに出ているので不便はないが、近鉄学園前駅から大渕池公園までは約2Km程度なので、バスに乗らずに歩きたい。そして特におすすめしたいのが、秋篠川源流を愛し育てる会が植樹した桜並木のスタート地点から秋篠川を楽しむことである。スタート地点はコナミスポーツクラブ学園前で、近鉄学園前駅から行くには駅の北口を出てすぐ東側の大通りの西側の歩道(左側通行になってしまうけど)を1.5kmほど北上すると、西側に学園前やまとの湯が見える。その前を流れる川が秋篠川なので、大通りの歩道橋を渡らずに秋篠川に向かって坂道を降りていけばいい。秋篠川は東に流れているので、その方向に500m程度いけば、秋篠川桜並木のスタート地点である。大渕池公園を巡るコースは別途設定されているのに、秋篠川桜並木のスタート地点を本コースの含めないのには憤りを感じる。その理由はこの辺りの地理に詳しい理由と合わせて秋篠川桜並木を読んでもらえればわかって頂けると思う。

桜の見頃を狙ってだと思うのだが、4月の第1週か第2週の土日に秋篠川桜まつりが開催されているが、イベントも少なく冒頭にも書いた通り本当の見頃はその1週間後の土日になることが多いので、その頃に歩くのがベストだと思う。秋篠川桜並木は次の目的地の龍王神社まで約1300m続く。桜の頃でなくとも本コースのハイライトはここまでになる。龍王神社にはかわいい龍王様を拝むこともできる。

近鉄大和西大寺駅まで秋篠川沿いにコースを設定してもいいように思うのだが、奈良ウォーキングマップのコースは必ずメリハリをつけないと気がすまないのか、秋篠川とは平城小学校で別れを告げ、コースのゴールは近鉄高の原駅となる。

奈良市の外環状線であったならやま大通りまでは、奈良大学や東大寺学園がある閑静な所で、これも季節によってしまうが鳥のさえずりを十二分に楽しむことができるだろう。ならやま大通りから先は完全に住宅街の中を通ることになる。特にゴールの近鉄高の原駅にはAEONも出店して、奈良にしては都会的な所である。正確には近鉄高の原駅は奈良市だが、AEONは木津川市すなわち京都府であるが。

2009年3月28日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコース

奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースを歩いた。このコースは奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コース以上に季節を選ぶ。なぜなら佐保川の土手は両岸ともに桜並木となっているからだ。コースのコンセプトは佐保川での水遊びになっているが、子供連れでもないかぎり佐保川に降りて水遊びはしないだろう。おすすめは桜が満開の季節である。

奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコース(全ての写真はこちら

より大きな地図で 奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコース を表示 地図の作成方法

コースのスタートは近鉄新大宮駅(南側)で、ゴールは近鉄新大宮駅(北側)
である。コースの前半は佐保川を南下する。三笠中学校横大安寺西小学校横には、奈良ウォーキングマップに紹介されている通り、川の中に飛び石が敷かれていて「さかなの学校」となっている。両校の間にある2005年に開館した奈良県立図書情報館を紹介するためなのか佐保川の西岸を歩くようになっているが、西岸では川を見下ろせる川岸近くの散歩道はちょっとしかなく、車道をはさんだ歩道を歩くようになってしまう。東岸は車道もなく全編散歩道なので、断然東岸を歩くべきである。

まだまだ佐保川沿いの桜並木を歩きたいところだが、済生会病院の前を通り大安寺に向かうことになる。佐保川から大安寺までの道は「奈良歴史の道」とコースを共有している。

大安寺から奈良100年会館前の大通りまでは、細い道なのでコースを迷うかもしれないがまだ道はわかる。わからないのは再び佐保川へ出る前辺りの道である。どう見ても奈良ウォーキングマップ通りの道はない。とにかく再び佐保川出ればいいので細かいことは気にしないことにしよう。

奈良ウォーキングマップでは紹介されていないのが不思議だが、佐保川小学校「水辺の学校」が目に入るはずだ。写真を見てもらえばわかるが桜まつりが毎年開かれている。ただしまつりは桜が見ごろの土曜日(雨天の場合は翌日曜日)だけであり、2009年は4月4日に開催される。さくら祭りの日にこのコースを歩けばハイライトは間違いなくさくら祭りである。佐保川の落差が大きく水音が心地いいし、水辺の学校も新しいので、さくら祭りでない日でもハイライトは佐保川小学校「水辺の学校」辺りになるだろう。

2009年3月21日土曜日

奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコース

奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースを歩いた。都祁村は奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コースの月ヶ瀬村と時同じく、2005年4月1日に奈良市に合併しているが、このコースは、旧都祁村の「都祁 山の道巡り」をベースにしてというより、ほとんど一緒である。

コースのスタートは都祁交流センター(表玄関)、ゴールは都祁交流センター(裏玄関)で、のどかな田園風景を満喫しながら都祁の史跡巡りを楽しめる。JR奈良駅または近鉄奈良駅から都祁交流センター行きのバスが出ているが本数は午前午後一本ずつなので、マイカーを都祁交流センターに駐車するのがおすすめである。

奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコース(全ての写真はこちら

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コースの最初の目的地は小治田安萬侶墓であるが、案内がなく行き過ごしてしまった。行き過ぎて戻ってくると案内は見えたので案内がないというのは正確ではない。本コースと逆に回るコースの案内があったのであった。ここも迷ったのであるが、都祁水分神社から来迎寺へ行く道にはまいった。奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコースにも書いたが、コースはとにかく最短になるようしている。今回は道はなくなって一般の民家に入ってしまい道が途切れているように見えた。しかし、コースを迂回して戻ってみると、民家の塀沿いに無舗装の細い道があったのであった。コースは曲がらないで直線で最短がいいのではあるが、コースを実際に歩いて少しぐらい遠回りでもわかりやすい道を選んで欲しいものだ。

来迎寺から国津神社への道は都祁 山の道巡りの道案内が残っており、道に迷うことはなかった。この後奈良ウォーキングマップでは、健脚者は都介野岳へ足を伸ばすように案内されている。のどかな田園風景を歩くだけでも充分に満足できるのであるが、本コースは坂道がなく体力的にも余裕ができるし、ここはアクセントをつけるために是非とも山登りをしておきたい。

山道は当然のことながら非常に細い道であるが、都祁 山の道巡り都介野岳山道入り口がしっかりと道案内をしてくれるので迷うことはない。都介野岳山頂へは登り20分下り15分程度であった。山頂は木々に覆われており眺めはそんなによくない。都祁 山の道巡りでは、三陵墓古墳群(西古墳・東古墳)の方に降りるようにコース設定されており、案内もあったのでこの案内の通りに行くのもいいだろう。

その三陵墓古墳群(西古墳・東古墳)が本コースのハイライトである。のどかな田舎の風景を楽しめるが山登りをしなければ単調なコースかと思っていたが、期待はいい方に裏切られた。ここの古墳は大和高原では最大級の前方後円墳なのだが、なんとその前方後円墳の上を歩けるのであった。特に西古墳は古墳そのものが公園のようになっており、古代ロマンを満喫できるのである。また西古墳後円の部分が一番の高台になっているが、そこからは360度のパノラマビューが楽しめ、ここから眺める東古墳はなかなかに風情を感じる。

史跡めぐりの定番は神社仏閣であるが、逆に見慣れているので新鮮味がない。しかし古墳の上を散策できるのには興奮した。のどかな田園風景を楽しむだけでも十分リラックスできる上に古代ロマンを感じることができる本コースは素晴らしい。