2009年5月5日火曜日

奈良ウォーキングマップ其の弐 5.池めぐり あやめ池周辺コース

奈良ウォーキングマップ其の弐 5.池めぐり あやめ池周辺コースを歩いた。よくまあこんな隠れた道をよく選んだものだと関心する、いわゆる土地勘があるというか日頃この周辺を散歩している人しか知らないような道が多い機知に富んだコースである。


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コースのスタートとゴールは近鉄菖蒲池駅である。プラットホーム毎に駅は建てられていて、すなわち奈良へ向かうには西大寺方面駅舎から、大阪へ向かうには学園前方面駅舎から入場する必要がある。マップにはあやめ池由来の池が紹介されていないが、まず駅の北西にある菖蒲上池の南岸を西へ向かう。写真の橋は2004年6月6日に閉園したあやめ池遊園地内の夏には花火ショーをしていた所で懐かしい。

菖蒲上池の南岸が終わった後、道なりに行くと右折して菖蒲上池を北上してしまう。ここは右折せず車が入れない細い道を真っ直ぐに西に向かうのだが、そのまま西進するとマンションに入ってしまうので、マンションの手前で左折して舗装されていない車止めのある坂道を登ると左折して直進すると近鉄を超える道に出る。この坂道は車止めもあることから歩いているととても公道とは思えず、地図を持って歩かないと道とは思えない道である。

左折して直進すると近鉄を超える道で近鉄を超えるのではなく、マップに書かれているように階段を降りて近鉄沿いにさらに西進する。次の交差点で近鉄高架下を左折して南下する。左折できる道は一つしかなく左折し損ねるともう近鉄学園前駅が見えてしまうので、道を間違えたことがすぐわかる。次の大和文華館中野美術館ははっきり言って菖蒲池駅より学園前駅の方が近い。この辺りは案内看板も多く車通りの多い大きな道なので迷うことはないだろう。

次に左折して東進する道はあやめ池小学校への案内看板があるので、この案内看板通りに行けばよい。あやめ池小学校辺りから蛙股池沿いの道を通るが、本池めぐりでは蛙股池の雰囲気が一番よく菖蒲池神社から蛙股池を渡る本コース唯一の橋であるあやめ新橋がコースのハイライトである。

この後の道も正にこの道を散歩している人しか知らない道で、マップでは川沿いを東進するように書かれているが、これは川ではなく用水路であり車が入れない細い本当に散歩に適した道である。この用水路を最後に渡るのだがこれを渡る道も圧巻であった。道ではなく細い階段を登るのでここは事前に詳細地図で目印を確認しておく方がいい。ここさえ間違わなければ新池には一直線に東進するのみであり、西大寺野神緑地もすぐわかるだろう。地名通りこの辺りは西大寺駅の方が近い。コースは一周するのでコースのどこから始めてもいいことにようやく気づいた。

この後この辺ではメインの車道となっていてわりに車通りの多い道を北西に進み奈良自動車学校の東を抜けて近鉄の踏切を渡る。踏み切りを超えた後は近鉄沿いに西進し次に右折して北上するのが、右折してから登り坂で間違えるとダメージが大きいのでここも事前チェックしておくべきである。坂道を登っていくとまず、右手に天理教栄布分教会に見える。この後2車線の車通りの多い道となり大池の東岸を北上する。写真は旧奈良工業高校手前で左折し大池を半周した北西岸で自生している黄菖蒲を撮ったものである。

この後は道なりに左折して西進すればマップの階段が見える。階段と次の細い道も散歩している人しか知らない道だろう。階段を登った所がこだま保育園の裏で細い道はほとんど山道である。この山道は2010年4月に一部街開きするべく土地を整備中のため、ホッケーの練習場のある南都銀行健康保険組合あやめ池寮で終わり、こだま保育園南都銀行健康保険組合あやめ池寮の表側の車道に下りるしかなくなり、マップのコース通りには歩けない。最後にゴールの近鉄菖蒲池に南進していく途中の左手に見えるのが菖蒲下池で、昔の面影がない程変わってしまったようだ。

マップのイチオシポイントにいろんな景色や道を楽しめる絶対飽きないコースと書かれているが、そのイチオシ通りの素晴らしいコースである。