2009年5月16日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコース

奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースを歩いた。あおによしと言えば奈良の都の八重桜になるのだが、東大寺のあたりではなく西ノ京を歩くコースである。奈良ウォーキングマップに「まさにあおによしベストショットを自分の眼で」でとの紹介があったが、大池から薬師寺の向こうに若草山はまさに絶景であった。


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コースのスタートは近鉄尼ヶ辻駅で、まずは垂仁天皇菅原伏見東陵に向かう。奈良歴史の道では垂仁天皇陵の濠沿いのとても細い道を行くのだがこちらの方が名物の鳥の群生地に近く、より楽しむことができる。

この後唐招提寺までは奈良歴史の道を行く。唐招提寺から薬師寺へは近鉄沿いの観光コースの道ではなく、一度秋篠川沿いの奈良自転車道へ出る。道路に奈良自転車道距離表示が新しく描かれているのは、サイクリストには好評だろう。全長22Kmの自転車道なのだが、ここでは、スタートの近鉄奈良駅よりゴールの法隆寺の方が近いのには驚いた。

近鉄西ノ京駅に近い方が表で、コースは薬師寺の裏を通るのだと思っていたが、歩いてみると本コースの方が表であることがわかった。南門が表になるので南側が表になるのは当たり前と言えば当たり前である。

最後に大池を回って、ゴールの近鉄西ノ京駅に戻るのだが、大池は池にしては雄大であり、本コースのハイライトである。ピンポイントになるが池の向こうに薬師寺の遠景を入れて、さらに薬師寺の西塔と東塔の間になんと若草山を入れるベストショットを撮ることもできる。マップの紹介に偽りはなしであった。

薬師寺の塔はどの方向から眺めても風情があるので、歩いていて楽しい。また薬師寺の塔はいいランドマークでもあるし、わかりやすい道を選んでいるので道に迷うこともまずないだろう。本コースは西ノ京を満喫できる素晴らしいコースである。