2009年3月14日土曜日

奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコース

奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコースを歩いた。奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースとほんの少しだけではあるがコースが同じで、富雄川の西岸を南下する。対岸の車の交通量が多くゆったりとは歩けても、車の騒音がやかましく気分よくは歩けないと思っていたが、奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースより南では、無粋なガードレールがない所が多く本当に川沿いの道を歩いているんだという満足感にひたれる。後半は富雄川右岸の山の手を帰るのだが、こちらはアップダウンが多く、しかもこの道でいいのかこれは人の家の庭の中ではないのかと思うほどの細い道をドキドキしながら歩くことになるので、おすすめはコースを逆に辿り前半は道に迷いながらせかせか歩き、後半はのんびり富雄川を上った方がいいかもしれない。

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スタートは近鉄富雄駅で、大差はないが西口から降りれば目の前に富雄川が見える。とにかく富雄川を左手に見ながら歩けばいいので迷いようがない。このコースの圧巻は霊山寺の辺りで、対岸の車道ともかなり距離があり、のどかな川景色を満喫できる。

次の大和国鹿島香取本宮からは丘の登り下りが多く、さらに添御縣坐神社からは、わざわざ一番細い道を選んだとしか思えないようなとんでもない道を行く。だいわ通りに出た所で格好の目印があったので、それを撮影している。その後大きなマンションに突き当たるのでどちらに行くのか迷ってしまったが、マンションに突き当たる前の道を見逃していた。

ここから多聞院までの道もある意味本コースの圧巻である。人が通った跡があるので道には違いないとは思うのだが、舗装されてなくその道と人家の庭に境目が全くない道を通る。ほんの少し大回りすれば普通の道があるので、コース設定に当たって実際にコースを歩いたのか疑ってしまうほどである。また多聞院の写真はコース上で撮ったものである。すなわち本コースは多聞院の境内を通る。奈良ウォーキングマップで境内にコース設定しているのはめずらしいのではないかと思う。写真の向こうが山門になるが、そこには愛くるしい「たもんちゃん」が迎えてくれる。

最後はスタート地点でもあるゴールの近鉄富雄駅へ向かうのであるが、駅に向かう道も一筋縄ではない。近鉄富雄駅東口前のバス乗り場を通るのではなく、わざわざ裏通りを通るようにコース設定されており、なんとも楽しいウォーキングコースである。