2010年8月11日水曜日

歩く・なら「ぬるべの郷「曽爾」爽快トレッキング・絶景の山里に伝説をめぐる」

歩く・ならぬるべの郷「曽爾」爽快トレッキング・絶景の山里に伝説をめぐる」を歩いた。曽爾村を歩くのは、歩く・なら「伊勢本街道の難所越え・峠を越えて温泉にひたる」以来である。この時は純粋に旧道の急な峠を越えていく苦しい旅であったが、本コースは大自然の造詣を味わいながらトレッキングを満喫することができる。今回は約17kmのコースを一日でせわしなく歩いたが、雄大な自然を存分に楽しむなら、コース紹介にも書かれているように、二日に分ける方がいいだろう。曾爾高原は緑鮮やかで最高であったのだが、一面すすき野原となる秋がベストシーズンらしい。


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コースのスタートは曽爾長野バス停(奈良交通)か、長野バス停(三重交通)であるが、帰りの最終バスの時間が早いので時間を気にせずにすむよう、ゴールの太良路バス停(三重交通)にもほど近いコース中間点の葛バス停(三重交通)までマイカーで行き、そこから長野バス停(三重交通)までバスを利用した。曽爾郵便局の向かいに駐車スペースがあることはGoogle マップのストリートビューで確認した。こういう所はストリートビューの大変便利な所である。

バスを降りた所に、青蓮寺川を眺めるための高台があった。なかなかに風光明媚な滑り出しである。屏風岩道標から山の方へ登って行くと、曽爾村道標があったのだが、ここで30分も迷ってしまった。行くつもりのなかった曽爾長野バス停(奈良交通)まで戻ったのだがマップに示されているこのバス亭の位置も悪く、周辺道路を歩き回ってようやく本コースの道がわかった。曽爾村道標ある交差点はよく見ると五叉路になっており、登ってきた道を鋭角に左折するのだった。曽爾村道標には行先を表示していない写真に写っている左側の道から登って来て右側の道に行くことになる。

こちらの方が近道で、すぐに次の目的地の不退寺に着き、この後元の大きな車道に出た後、屏風岩道標から山登りの狭い道に入る。次の曽爾村道標から先程の道標通りの道と合流し、その次の曽爾村道標でも屏風岩公苑へ道を取る。そしてその次の曽爾村道標までくれば苦しい登りは一旦終わり、その次の次の曽爾村道標のどちらとも済浄坊の滝へ道を取るのだが、この間の杉木立に覆われて昼なお暗い下り坂が第1のハイライトで、爽快なトレッキングを満喫できる。屏風岩を望めるのはほんとにピンポイントで、それ以外は涼しい林間道が続くので軽快にウォーキングを楽しむことができる。

下り坂が終わった後、少しきつい登りが終わった所に多輪峰の森があった。なかなか眺望がよさそうなので立ち寄りたいのだが、時間がないので屏風岩公苑同様あきらめた。そして次の曽爾村道標から東海自然歩道に合流し、第2のハイライトである済浄坊渓谷へと降りていく。赤目四十八滝のようなこんな滝あんな滝こんな滝あんな滝が目と耳を楽しませてくれる。ご覧の通り段差の激しく鉄製の階段や勾配のある橋が設けられており、特に雨が降っているときは足を滑らさないよう慎重に足を運ばなければならない。そして清涼感溢れる渓谷沿いの道は東海自然歩道道標で終わる。

これまで全ての曽爾村道標マップに掲載されていたが、この道標は掲載されておらず、東海自然歩道道標&曽爾村道標と勘違いして少し迷ってしまった。どちらの道標もサンビレッジ曽爾に道を取ればよい。その途中にある長走りの滝は草が激しく覆っているためその雄姿を拝むことはできなかった。この後の曽爾村道標とその次の曽爾村道標へはサンビレッジ曽爾道標を経由、すなわちサンビレッジ曽爾の敷地内をショートカットしていくことになる。そして次の曽爾村道標もその次の曽爾村道標もその次の次の曽爾村道標奥香落温泉の敷地内に設置されていた。

この後の曽爾村道標からはまた登りとなり、東海自然歩道らしい舗装されていない山道を行く。山道を抜けた東海自然歩道道標で、付近の深緑の山とは明らかに違う新緑の鮮やかな斜面が遠くに見えた。ここからも自然道らしい細い畦道のような道が曽爾村道標まで続き、車道に出た東海自然歩道道標で、緑鮮やかな山肌はひょっとしてあれが曾爾高原?あんな遠い所まで歩くのだろうかという思いが頭をよぎる。この後の曽爾村道標の後、鎧岳の威容に一番近づき、曽爾村道標東海自然歩道道標&曽爾村道標東海自然歩道道標と山を下っていくと、バス道の東海自然歩道道標&曽爾村道標へと出る。ここからコース中間点の葛バス停(三重交通)はすぐそこである。要所要所にある「漆部の郷曽爾へ」案内図はわかりやすくてとてもよい。

曽爾村(東海自然歩道)案内図から、かずらはしを渡った所が蛍公園で、西行法師句碑がある。ここから眺める鎧岳もなかなか雄々しい。そして曽爾村(東海自然歩道)案内図通りに歩を進めたのが間違いで、本コースは一旦東海自然歩道からはずれて北に向かう。しかし突き当たった道に、東海自然歩道道標が、その後も東海自然歩道道標東海自然歩道道標と続いていた。かずらはしができてから道を変えたのかも知れない。ここから曾爾高原まで長くつらい登りが続く。

この後東海自然歩道道標&曽爾村道標では、広い車道ではなく近道の田舎道を行く。東海自然歩道案内図&曽爾村道標で広い車道に戻り、曽爾高原ファームガーデンへ向かう。残念ながら水曜日はお休みだった。すぐそこに曽爾高原温泉お亀の湯案内があるが、こちらは本コースから少し離れた広い車道からは少し奥に入った所にある。この後東海自然歩道道標からきつい登りの山道に入った所で、とうとう雨が降ってきた。台風4号が日本海を東に進む中、明日よりは天気がいいはずなので強行して来たのだから仕方ない。

この後曽爾村道標からまた広い車道の東海自然歩道道標へと出て、すぐ国立曽爾青少年自然の家道標からまたきつい登りの山道だ。車道よりも断然近道なのでこれまた仕方ない。再び曽爾村道標車道へ出るが、ここで東海自然歩道と別れて、曽爾村道標から、曾爾高原を目指す。そして曽爾村道標からは舗装もされていない雨が降ると道が川になる本当の山道となる。登りはいいとしても下りもこんな山道だと大変だと思ったが未舗装の本当の山道はここだけであり、駐車場を抜けて行くとつらい登りも終わり、絶景があった。

曾爾高原は本当に素晴らしい。本コース最大のハイライトである。毎春山焼きをするからこその新緑の美しさだろうが、実に鮮やかなライトグリーンである。その鮮やかな緑は広大でカメラに収めることができない。パノラマ写真なら収まるのだろうがこの感動は目に焼き付けるしかないだろう。なぜかあんなに降っていた雨も上がって雲の切れ間から日差しもこぼれている。こんなに素晴らしいとは遠望している時には想像もつかなかったので大感激だ。ここからお亀池を巡った先の曽爾村道標で東海自然歩道に出て帰り道となる。

曾爾高原を降りた所に東海自然歩道道標&曽爾高原案内図国立曽爾青少年自然の家がある。ここで少し迷っているとまた通り雨が降ってきた。実にいいタイミングである。日頃の行いがいいからだろう。感を頼りに国立曽爾青少年自然の家道標から第1駐車場のほうへ行くと、東海自然歩道道標があった。本コースはここでも少し東海道自然歩道からはずれているようだ。車も通れるようなコンクリート舗装の坂道を降りて行くと、曽爾村道標から東海自然歩道道標&国立曽爾青少年自然の家道標で広い車道に出る。その車道を渡ると行きにも通った曽爾村道標となり、曽爾高原ファームガーデンまで同じ道を辿り、そこからは車で曾爾高原を目指すなら通る車道をゴールの太良路バス停(三重交通)まで下る。

コース前半に比べたらコース後半の見所は曾爾高原しかないと言っていいぐらい、前半のトレッキングは楽しいし、曾爾高原一番の絶景は夕日に輝くすすき野原らしく日没後のウォーキングはあまり薦められないので、コース中間点の葛バス停(三重交通)までマイカーで行き、そこから長野バス停(三重交通)までバスに乗り前半のトレッキングをのんびり楽しんだ後、曾爾高原へは車で行って日没まですすき野原を楽しむのがお奨めかなと思う。しかし曾爾高原を遠目に見ながらこの暑い季節に長い時間をかけて自分の足で登った後に見る緑の絶景だからこそ感動を味わえたのも間違いない。

2010年8月7日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 7.山里めぐり 正暦寺・田原コース

奈良ウォーキングマップ其の参 7.山里めぐり 正暦寺・田原コースを歩いた。斑鳩の中宮寺、佐保路の法華寺と共に大和尼寺三門跡の一つで、華道「山村御流」の家元でもあるため山村御殿の異名を持つ円照寺奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コースで訪れたし、河瀬直美監督が第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「殯の森」のロケ地として有名になった田原は奈良ウォーキングマップ其の弐 3.麗しの茶畑田原コースで訪れたのだが、その両者を結び途中日本清酒発祥の地である正暦寺を訪れるとてもユニークなコースである。コースのほとんどが山の中の登りとなるがきつい急斜面はほとんどなく、木立ちに囲まれた昼なお暗い山道は真夏でも涼しさを感じられるほどで、森林浴を楽しみながら快適に歩くことができる。


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コースのスタートは山村町バス停であり、終点が山村町となる山村町行きのバスはまずまずの本数がJR奈良駅から出ており、もちろんそのバスは近鉄奈良駅を経由するので行きのバスについては問題ないだろう。しかしマップに描かれている山村町バス停の位置が間違っているので、コース最初の道がどこかわからずに思いっきり間違ってしまった。バス道は南北に走っているが山村町バス停はその南北の道を最後右折して東西に走る道にある。マップには南北に走る道にバス停があるので、円照寺バス停と間違っているのかと考え、円照寺バス停から円照寺参詣道を歩いていったが、どう見ても円照寺を東に抜けていく道はない。

そこで、歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」で歩いたように、大師堂から竜王池へ抜けてようやく、コースは最初の目的地の円照寺の南の道に設定されていると気づいた。仕方なくコースを探しながらもう一度山村町バス停に戻った。歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」で円照寺参詣道は最高と書いたこともあり、もう一度歩きたかったのではあったのだが、この季節は蝉の声がうるさく静謐な参詣道の面影はない。

気分を取り直して、コーススタートの山村町バス停を降りたらバスの進行方向の逆の東へ向かうと、バスが曲がった交差点に奈良奥山ハイキングコース道標があるので、最初の目的地の円照寺ではなく5番目の目的地である正暦寺へ道を取る。御霊神社の南を抜けて行くとかなり大きい竜王池が見えたら、その北西の角の北側の鳥居の道を行くと最初の目的地の円照寺があるが、参拝はできないしかなり遠いので、参詣道を歩く奈良ウォーキングマップ⑤のどか田園帯解コース歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」で訪れる方がいいだろう。

五つ塚古墳群が見えたら、次の目的地の霊元天皇皇女墓と次の次の後水尾天皇皇女墓はすぐそこである。いつもの宮内庁管理を示す案内板に円照寺宮墓とあったのは、初代門跡が後水尾天皇皇女で二代目が霊元天皇皇女であるためだと知ったのはこのブログを書いている時である。この知識があれば目的地がどこなのか迷わなかったのだが。墓石には霊元天皇皇女ではなく二代門跡の字が刻まれていたように思う。円照寺宮墓から帰る坂道から眺める五つ塚古墳群はなかなか見事であった。

次の奈良奥山ハイキングコース道標からいよいよ山道となるが、まだまだ車が入れるようにコンクリート舗装されている。正暦寺の手前数百mは車の通れない完全な山道であるが、登りは大したことはない。しかし奈良奥山ハイキングコース道標へ出る前の道は足を滑らさないか細心の注意を要する少し険しい下りがあるので気をつけて欲しい。

奈良奥山ハイキングコース道標で車道に出るが、この車道に出る位置がマップでは間違っているのでかなり迷ってしまった。とにかく正暦寺本堂をお参りしようと車道を北へ歩いたら、すぐに奈良市五聖地めぐり地図があった。ここから菩提仙川を渡ると車道が続いているので、この車道を行けばよい。マップでは一度南に下るように書かれているので実に紛らわしい。奈良市五聖地めぐり地図から日本清酒発祥之地石碑は近いのだが、正暦寺本堂まではかなりの距離があるだけでなく、何十段もある階段も登らなければならないのでこちらを参拝するのはかなり根性がいる。

ここまで行く所行く所迷ってかなり気分を害していたのが、菩提山国有林分収育林契約分収林から菩提山国有林の約1kmの道で機嫌は直ってしまった。車道の両側は杉林で昼なお暗くおまけに川に沿って上って行くため真夏なのに涼しく感じる。このコースを設定した真髄はここにある正に本コースのハイライトであった。この後田原に降りて行くのかと思っていたが、最初に見えた田原春日野町茶畑の方に左折して北上してさらに道の両側が田原春日野町茶畑となっている道も上りで、最後の最後にゴールの田原御陵前バス停の手前残り数百mだけがバス道に降りて行く下りだった。

田原御陵前バス停のすぐ隣に春日宮天皇田原西陵がある。帰りのバスの本数は極端に少ないので、道を間違えたために、本コースのハイライトであった菩提山国有林をのんびりとは歩けず、目標物もないので今どこを歩いているかわからずせかせかと時間を気にして歩かなければならなかったのが残念だ。時間を気にせず歩くにはコースを逆向きに辿る方がいいのだろうが、ほとんど下りになってしまうのでコースのおもしろさは半減するだろう。

2010年7月31日土曜日

歩く・なら「戦国武将の夢の跡・大和郡山の三城めぐり」

歩く・なら戦国武将の夢の跡・大和郡山の三城めぐり」を歩いた。JR大和路線と近鉄橿原線は大和郡山市でクロスするが、本コースはそのJR大和路線を2度渡り、近鉄橿原線を2度潜り3度越えて、田園風景と養殖池の多い大和郡山の細かな道をうねうねと巡っていく。いつ道に迷わないかハラハラドキドキしたが、なんとかコース通りに歩くことができたと思う。戦国時代の歴史ロマンを堪能できるのはコース最後の郡山城跡だけであり、その他は迷路のようなコースを探すこと自体が宝探しをしているような気分を味わえるおもしろいコースであった。


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コースのスタートはJR大和小泉駅で、まずは小泉家にゆかりのある小泉神社小泉城跡金綸院を巡る。いずれも境内を抜けていくようにコース設定されており、マップでは凡例のマークが邪魔して入っていく道と出ていく道がわからないので、コース設定されている通りに歩くのに苦労する。しかしこの苦労がおもしろいと感じられればこのコースの価値が変わるだろう。

感動的だったのは金綸院の石段を登ったところが富雄川だったことだ。飛鳥葛城自転車道は富雄川沿いにコース設定されているので、ここから飛鳥葛城自転車道飛鳥葛城自転車道終点まで北上した後、富雄川を渡り東進する。片桐公民館の前を通った後の灌漑用水路沿いの畦道もおもしろかった。次の八幡神社跡地うしの宮の間にJR大和路線を越える。

この後もわかりにくい道を東進し、近鉄橿原線を近鉄筒井駅のすぐ北側を潜り(高架になっている)筒井順慶城跡を訪れるのだが、ここでは完全に道を間違えてしまった。
筒井順慶城跡小泉城跡よりは立派な史跡かと思っていたが、完全に逆であった。がっかりしたら確かにマップにも定石一個の写真が掲載されていた。この定石の南の民家のブロック塀にいた筒井順慶城跡見張り猫がとても悩ましい表情をしていた。この猫はひまさえあればブロック塀の上で見物客を見下ろしているのかもしれない。

この後、筒井順慶木造を安置している光専寺の前を通り順慶堤を越えていくが、あいかわらず戦国武将の歴史ロマンを感じなかった。堤は普通の川にしか見えないし、やはり石垣に濠がないと無理のようだ。この後はしばらく北上した後、豊浦八幡神社の手前で近鉄橿原線の西側に戻ってしばらく北上した所がJR大和路線近鉄橿原線交差である。JRがわかりにくいのでJR大和路線近鉄橿原線交差も撮影した。両者の電車が同時にこのポイントを通過したらおもしろい絵が撮れるだろう。

この後また近鉄橿原線を潜って郡山金魚卸売センターまで東進した後、今度は北上してJR大和路線を越える。この踏切から見るJR大和路線近鉄橿原線交差もおもしろい。ここまでは田園風景が多かったのが、この辺りからは金魚の街にふさわしく繁殖池ばかりが目立つようになる。この後西進してまた近鉄橿原線の西側に出る道についてマップにも「道細い足元注意」の表示が出ていたが、この時期草茫々で大変であった。特に踏切を越えた所がひどかった。

この後郡山金魚資料館&やまと錦魚園を遠目に見ながら北上すると、大和郡山市「街の道WALK」道標があった。ここで鋭角に曲がって西進すると新木山古墳があり、ここからは北上する。大納言塚は秀吉の異父弟の秀長公のお墓なので、お願いの砂を丁寧に参らせていただいた。ここまで来るとコースの終わりも見えてくるので、戦国武将の夢に思いを馳せる余裕も出てくる。

この後も永慶寺の東を北上するといよいよ本コースのハイライトである郡山城跡である。大和郡山市「街の道WALK」道標を東進し、奈良県立郡山高等学校正門から内掘を渡り、柳澤神社を参拝した後、郡山城跡天守台を目指す。あまり期待していなかったのが功を奏したのか、天主台からの眺めはなかなかのものである。この後一度柳澤神社に戻った後、追手門(梅林門)から郡山城跡を後にする。

この後最後にもう一度近鉄橿原線を越えるとまた大和郡山市「街の道WALK」道標があり、ゴールの近鉄郡山駅の前にももう一個大和郡山市「街の道WALK」道標があった。この郡山市街地では大和郡山市「街の道WALK」通りにコース設定されているようだ。この後ゴールの近鉄郡山駅からもう一つのオプションゴールであるJR郡山駅を目指してオプションコースを歩いたというのはうそで、ご存知のように奈良市中心部ではJRと近鉄の乗換駅がないため、スタートのJR大和小泉駅に向かうついでにオプションコースを歩いたのであった。

風情のある大和郡山市役所の前を通り、外堀緑地南門から外堀緑地北門を抜ける。えらく遠回りをするので不思議に思っていたら、遊歩道のある外堀緑地を歩くのだった。ウォーキングには最高の道なのに、マップに紹介がないのはおかしい。本コースは遠回りしているように見えて実はわざわざ遠回りする価値があるから遠回りしている部分が多くおもしろいコース設定となっている。

2010年7月24日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 8.棚田広がる 米谷コース

奈良ウォーキングマップ其の参 8.棚田広がる 米谷コースを歩いた。名阪国道は天理東インターチェンジと高峰サービスエリア間で大きく蛇行しており、その蛇行している名阪国道に囲まれている米谷町と中畑町を本コースは巡る。高速道路を通る車の爆音で気持ちよく歩けないかと思ったが、爆音が気になるのは名阪国道のすぐそばを通る時だけであり、コースのほとんどで棚田の田園風景を楽しむか昼なお暗い涼しい山道を軽快に歩くことができた。名阪国道は高い位置にあり、その名阪国道を3度潜り1度越えるのでアップダウンの激しいコース設定なのだが、以外にも名阪国道近くの道が冒険心をくすぐるおもしろいコースであった。


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コースのスタートとゴールは米谷町バス停である。バスの本数は少ないので、車で行ってコース途中の高峰サービスエリアに駐車するのもいいだろうし、最初の目的地の中畑町バス停の間にある精華スポーツクラブの駐車場に停めるのもよいだろうと書こうとしていたら、がけ崩れによりバスは椿尾町までしか来ないと中畑町バス停に書いてあるのを見つけた。米谷町バス停は終点でバスがUターンできるよう広くなっていて駐車スペースが十二分にあるので、がけ崩れが修復されるまでは米谷町バス停に停めるのがベストである。

中畑町棚田から次の目的地の名阪国道陸橋までつらい登りである。しかし名阪国道陸橋に到る前に一度名阪国道の下のトンネルを潜るのだが、その名阪国道の外側の道が本コースのハイライトである。一応コンクリート舗装もしており車が通った後もあるのだが、よっぽどのことがない限り誰も通ってないのではないかと思える寂しい道で森林に囲まれた日影の道は小さな冒険をしているようでワクワクする。

名阪国道陸橋を渡ると登りよりもきつい下りでのんびりと棚田を楽しみながら歩くわけにはいかず、しっかり足に力を入れて踏ん張らなければならない。坂道を降り切った所に七曲り道ハイキングコース道標があった。この後も次の目的地の高峰サービスエリア道標まで登りである。名阪国道薬師橋の手前で軽快な爆音が聞こえてくると思ったらラジコンサーキットがあった。何もない所だと思っていたが、自然だけでなく人工物も色々と楽しませてくれる。

迷う程の道はないと気を抜いて歩いていると、寿福寺上之坊を過ぎた所でマップ上のどこを歩いているかわからなくなってしまった。七曲り道ハイキングコース道標の通りに進んで事なきを得たが、その道標は一周するコースの中で往きと帰りのコースが一番近づく地点であった。

名阪国道下トンネルで七曲り道ハイキングコースからはずれて名阪国道の外側にほんの少しの間だが名阪国道の外に出て、再び高峰サービスエリア道標で、七曲り道ハイキングコースに戻る。わざわざ七曲り道ハイキングコースからはずれることもないと思ったのだが、この名阪国道下トンネルは水漏れをしておりアドベンチャー気分を味わえる。高峰サービスエリアを過ぎた直ぐの七曲り道ハイキングコース道標で七曲り道ハイキングコースとは別れてほとんど道を折り返す。

この後、平らな日影の山道も少しあり暑さをしのげるが、ほとんどは熱い坂道を下っていき最後の目的地は白山比咩神社である。白山比咩神社道標の前をそのまま通り過ぎてあっさり終わりかと思っていたら、コースは白山比咩神社の境内を抜けて行くよう設定されていた。参詣道は昼なお暗い細い道であるし、参拝した後も急な階段を意外な方向に降りるし、なかなか最後まで楽しませてくれる。

階段を降りた所から米谷町バス停への道は、奈良市土地改良清美事務所が管轄している一般廃棄物の最終処分場へ通じる道で、米谷町バス停側から見ると立ち入り禁止の表示があり、道は閉鎖されていた。事務所の駐車場の側のアコーディオンゲートの方には人がすり抜けるスペースがあったので引き返さなくてよかったのだが、奈良市が閉鎖することがある道をコースにするのはまずいのでは。

2010年7月17日土曜日

歩く・なら「うるわしき葛城の古代風景・秋津州古墳の道」

歩く・ならうるわしき葛城の古代風景・秋津州古墳の道」を歩いた。雄大な葛城山を見ながら、日本書記や古事記に本州の古名として登場する秋津州と同じ地名を冠せられた古道を歩くのは実に爽快である。コースのほとんどは御所市秋津州の道であり、コース名の通り大和朝廷以前の古代古墳を巡る。御所市秋津州の道は御所市内を一周するコース設定になっているが、本コースは丘陵を越えて高市郡高取町の古墳も訪れるなど変化に富んだ道を歩くことができる。


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コースのスタートは近鉄御所駅で、駅前の24号線を400~500m南下した左手に最初の目的地の鴨都波神社がある。その境内を抜けて行くと鴨都波神社鳥居の前に秋津州の道道標があった。掖上鑵子塚古墳までは本コースの要所要所にこの道標があった。この後雄大な葛城山を右手に見ながら田園風景を南下するのが本コースのハイライトであり、途中2番目の目的地である野口神社がある。野口神社のある蛇穴は安珍・清姫伝説に似た話がこの地にあったことを示していて興味深い。

次の目的地の宮山古墳を探すのには苦労した。寶國寺桜田池公園の辺りにあるのかと思ったら、その先の八幡神社の境内から登るのだった。古墳の位置だけ示されてもその登り口がどこかを示してもらわないと訪れるのは困難だ。不思議な形の埴輪が飾られており見逃せないし、この辺りは細かい道を縫うように行く所なのでマップには是非とも拡大図を入れて欲しい所だ。

寶國寺を過ぎてからは概ね東進するのだが、この後の目的地もみやす塚古墳条池北古墳・条池南古墳條ウル神古墳と古墳巡りである。その次の目的地の日本武尊白鳥陵には何かあるかと期待していのだが、いつもの通り宮内庁が所管している立札がある他の天皇陵と変わりがないのでがっかりしたのだが、掖上鑵子塚古墳は見事に杉の木が前方後円墳の後円を形成しているのに感激した。

この後御所市秋津州の道は御所市中心部に戻るのだが、その道についてはマップにオプションコースとして紹介されているようだ。その分岐点から本コースは丘陵に入りかすかな登り道となる。ここからは雄大な葛城山を望む田園風景とは別れを告げ、静かな山あいの道を行く。丘陵を降りた所には三光丸クスリ資料館があった。御所市道標の後すぐJR和歌山線をくぐり500~600m行くと、いよいよ高取町に入り、近鉄吉野線が見える。

この後近鉄吉野線沿いに東進し、最後の目的地である市尾宮塚古墳市尾墓山古墳を訪れる。ゴールの近鉄市尾駅は二つの古墳の間にあるので、市尾墓山古墳を訪れた後はUターンしてゴールすることになる。歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)も古墳が多いコースであったが、本コースは全編古墳巡りであり、この辺りは本当に古墳が多い。日本武尊が詠んだ通り、真に「やまとは 国のまほろば たたなづく 青垣 山ごもれる やまとしうるわし」である。

2010年7月10日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 2.手始め奈良めぐり 西大寺・大宮コース

奈良ウォーキングマップ其の参 2.手始め奈良めぐり 西大寺・大宮コースを歩いた。近鉄新大宮駅をスタートして、近鉄大和西大寺駅へゴールするなら、歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(佐紀路コース)のように北回りのコースを思い出すが、本コースは南回りのコースである。佐保川と秋篠川沿いのウォーキングを楽しむ道だけでなく、阪奈道路と近鉄橿原線が交差する辺りの迷路のような道は冒険心をくすぐり、奈良めぐりの手始めではなく、かなりマニアックなおもしろいコースである。


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コースの出だしは奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースと同様に近鉄新大宮駅をスタートして佐保川を南下する。奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースでは車道の西岸を通るのに対し、本コースは東岸を歩く。特に高橋からは車が入って来ない未舗装の道が最初の目的地の奈良県立図書情報館まで続き、本コースのハイライトである。途中三笠中学校横のように水遊びも可能である。

次に奈良県立図書情報館の庭園を西にぬけて秋篠川に向かうが、この西に向かう道がつまらない市街地かと思っていたが、都跡中学校辺りからは田園風景だったので心がなごんだ。秋篠川の渡った所に新しい秋篠川周遊案内図があり秋篠川の西岸をコースにしていたが、本コースは東岸の奈良自転車道都跡小学校まで北上する。

この後次の目的地の菅原はにわ窯公園までの道が田舎の畦道ありの都会の間道ありのはっきり言うとわかりにくい道なのだが、わかりにくいからおもしろいとも言える。浮き草で一面緑の長池の回りは細いくねくねした道だし、近鉄西大寺検車区では、近鉄橿原線を阪奈道路と共に越えていく正に迷路であり、裏のハイライトとでも言うべきだろうか。

次の目的地の菅原天満宮と次の次の目的地の喜光寺へは菅原天満宮遺跡天神堀を基点として同じ道を往復する。マップ通り行くと喜光寺の北側に出て入ることができない。参拝するには平城遷都1300年祭に合わせて再建した南大門から参拝料を納めて入場しなければならない。

再び菅原天満宮遺跡天神堀へ戻ってから、最後の目的地の西大寺へは真っ直ぐに北上するのではなく、東西に流れる二つの川を行きつ戻りつする。西大寺の東側の道を北上し終わったらゴールの近鉄大和西大寺駅は目の前である。

2010年6月19日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 4.丘越え 富雄北・二名コース

奈良ウォーキングマップ其の参 4.丘越え 富雄北・二名コースを歩いた。富雄川を2度渡るがその度に丘を登るので距離の割にはタフなコースである。この辺りは散歩コースだったため全コース歩いたことがあり難なく歩くことができたのだが、途中細いくねくねとした道を行くので十二分に下調べをして行かないとコースからはずれてしまうかもしれない。学園前のマンションと住宅地が続く街並みなのだが意外と田園風景も残っており心をなごましてくれる。マップを見ているときはどこを通るかよくわからなかったのだが、お気に入りの道を選んでくれていたのでうれしかった。


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コースのスタートは近鉄富雄駅奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコースに書いたとおり西口から降りれば富雄川は目の前である。その富雄川を渡り次の目的地の鳥見第1号街区公園へは近鉄奈良線のすぐ南側の道を歩くのだがいきなりきつい登り坂である。本当に鉄道と平行しているので登り切った後には撮り鉄には絶好のポイントがあった。鳥見第1号街区公園の目玉は静寂に包まれた池であり、神秘的ですらある。鳥見第1号児童公園(あひるの公園)を書いたときにいたあひるも鴨もいないようだ。あひるを飼うの止めたので公園名も変えたのだろうか。

この後進路は北へ取りUR都市機構富雄団地入口を過ぎてからは東に向かう。次の目的地の三松一丁目街区公園への道も結構登り坂である。この後富雄川へと再び下るのだが単純に東に下るのではなくしばらく富雄川同様に北へ歩く。この辺りは細かい道なのでコースに迷うかもしれない。この北へ向かう道は富雄川より少し高台にあり見晴らしがよく以前からお気に入りの道でならやま大通りまで続くのだが、本コースでは次の目的地の法融寺とその次の目的地の杵築神社へと向かうため、300m程歩くだけで残念だ。

法融寺は高台にあり数十段の階段を登るには根性がいるが、御堂が新築されており登る価値はある。杵築神社杵築神社の遥拝所杵築神社の役行者石像を書いた思いで深い地だ。この後の道も細かいのでコースを見失わないよう要注意であるが、次の目的地のさんだん(旧西登美ヶ丘北街区)公園の手前の住宅地に入るまでのわずが200mばかり道が本コースのハイライトである。灌漑用水の音を右手に聞きながら学園前の住宅街にすっぽり抜け落ちたのどかな風景を楽しむことができることを二名平野1丁目の田園風景に書いている。

さんだん(旧西登美ヶ丘北街区)公園の名前が変わったのは、西登美ヶ丘北街区公園に書いたのだが、番地が松陽台なのに西登美ヶ丘北公園ではおかしいということになったのだろうか。しかしなぜ「さんだん」なのか命名の由来がちょっとインターネット検索しただけではわからない。この後ならやま大通りなどの幹線道路の歩道を歩いた後、奈良学園 登美ヶ丘と最後の目的地である中登美ヶ丘近隣公園の間を抜けて、ゴールは近鉄学研奈良登美ヶ丘駅となる。

2010年6月12日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「大和の高原文化をのんびり歩こう いにしえの道コース」

奈良を歩く ゆきめぐり大和の高原文化をのんびり歩こう いにしえの道コース」を歩いた。奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースのスタートとゴールが都祁村交流センターであるのに対して、本コースのスタートとゴールが「道の駅」針T・R・Sと少し距離が伸びているだけで、ほとんど奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースと同じ道を歩くのだが、コース名になっているように都祁の里は本当にのんびりしている。よくある表現だがまるで流れている時間が違うように感じる。鄙びた田舎の田園風景の中をゆったりとした時間を感じながらのんびりと歩けば、間違いなくリラックスできるだろう。


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コースのスタートとゴールである「道の駅」針T・R・Sは阪奈国道(国道25号)と国道369号線の交わる要所にあり、レストランや土産物店が充実しておりドライバーでにぎわっているので、気兼ねなく駐車場を利用できる。しかし「道の駅」針T・R・Sから歩いて出るのに少々手間取ってしまった。奈良市針テラス情報館の先に歩道はなく、最後の目的地にもなっている都祁温泉フィットネスバードの前のスロープを下ればそのまま歩道を通って歩くことができる。

まず奈良ウォーキングマップ②都祁の里めぐりコースのスタートとゴールである都祁村交流センターを目指す。都祁村交流センターの前には新しく奈良市都祁行政センターが出来ていた。その先には都祁山の道巡り道標を見つけた。本コースの要所要所には旧都祁村の道標が設置されているので、道に迷うことはないだろう。しかし国道369号線から来ればずっと奈良市を通って来れるのだが、遠回りなので名阪国道から来ることになるのだが、天理市の東側がまた奈良市なのは何度来ても違和感がある。

この後はゆったりとした時間が流れる都祁の里を歩く。のんびりした田園風景だけでなく目的地となっている都祁水分神社小治田安萬侶墓来迎寺国津神社三陵墓古墳群は見所も多い。特に都祁水分神社は厳粛な空気が流れており、この辺りが本コースのハイライトだろう。三陵墓古墳群の後に訪れる本コースで唯一の茶畑は緑鮮やかでとてもいいランドマークなので、マップにも掲載されている。

2010年6月5日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 3.阪奈道路横断 尼ヶ辻・学園前コース

奈良ウォーキングマップ其の参 3.阪奈道路横断 尼ヶ辻・学園前コースを歩いた。阪奈道路を本当に横断するわけではなく道路下のトンネルをくぐる。奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースでも阪奈道路を横断するコースとなっており、これを歩いた時富雄駅から西ノ京駅まで歩くのがよいと書いたのだが、本コースはそれを一回り小さくしたコース設定で、交通量も少なく静かな住宅街を気分よく歩くことができた。


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コースのスタートが近鉄尼ヶ辻駅で最初の目的地が垂仁天皇陵であるのは、奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースと同じである。こちらは西ノ京を巡るために南下するが、本コースはこの後西進する。垂仁天皇陵の東側の濠は奈良歴史の道になっており何度も歩いたのだが、西側の濠を見るのは初めてである。見栄えのする松も植わっており、なかなか風情のある景色である。

次の目的地の皇大神社垂仁天皇陵の陪塚で、この後県立奈良病院の南側の住宅街を歩く。住宅街の小さな道だが、マップは詳細に出来ており迷うことはなかった。第二阪奈有料道路をくぐると東坂下池があり、この辺りは古くからの農家も多く少し田舎の風景であるが、次の目的地の藤ノ木台第4号児童公園と次の次の目的地の藤ノ木台第3号児童公園はもちろん藤ノ木台住宅街で、地域名として有名ないわゆる「学園前」である。藤ノ木と言えば藤ノ木古墳が有名なのだが藤ノ木古墳は斑鳩町にあり、新興住宅街によくある○○台の○○を藤ノ木と命名されただけである。

藤ノ木台を抜けると川沿いの道を北上する。その次の目的地の富雄南中学校の後すぐ阪奈道路を抜けて、しばらく行くと最後の目的地である学園大和第3号街区公園である。この辺りの道は道幅の割には結構交通量が多いのだが、歩道が整備されているので快適に歩くことができる。ゴールの近鉄学園前駅の手前のこうの下池が釣り堀になっているのが、こんな所にあるのと思えておもしろい。近鉄学園前駅の南に隣接する帝塚山学園前キャンパスの西側はすこし鄙びたなごめる景色である。

2010年5月29日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「佐保路の三観音めぐり」

奈良を歩く ゆきめぐり佐保路の三観音めぐり」を歩いた。歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(佐紀路コース)のごく前半部分を逆向きに歩く観光目的が主体のショートコースである。コースのスタートとゴールはバス停であるが、近鉄新大宮駅からももちろん徒歩圏内である。今回は期間限定であるが駐車料金が無料である奈良市役所の「奈良公園の観光にパーク&ライドで」を利用した。平城遷都1300年祭のメイン会場の一つである平城宮跡の東南端まですぐの上、レンタサイクルまで無料のなのでとても便利である。帰りに奈良市役所の隣のイトーヨーカドー奈良店に寄った。平城宮跡を一望できる展望台が無料開放されており素晴らしい眺望であった。


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コースのスタートは不退寺口バス停である。不退寺への大きな看板もかかっているので、新大宮駅から歩いても迷うことはないだろう。最初の目的地は美男子の代名詞である業平が開いた不退寺で、JR奈良線の踏切を越えてから小奈辺古墳までは、奈良歴史の道と合流する。宇和奈辺古墳に向かうために再びJR奈良線を越える跨線橋が歩行者専用のように狭いのがおもしろい。

宇和奈辺古墳小奈辺古墳は被葬者がわからないのが不思議なほど大規模で見ての通り周濠も雄大なので、両古墳を見ながら歩く本コースのハイライトである。次の目的地の海龍王寺とその次の目的地の法華寺は駐車場も立派なのでこちらに車を停めて巡るのもいい。ゴールの法華寺前バス停から海龍王寺はすぐそこなので、海龍王寺の駐車場をおすすめする。

2010年5月22日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコース

奈良ウォーキングマップ其の参 6.郊外のんびりならやまコースを歩いた。ならやまの田園風景をのんびり歩くのは本当にいい。青山遊歩道はもちろんコースの全てが車通りの少ないウォーキングに最適のコース、いや今まで歩いた中では最高のウォーキングコースであった。よくぞこれだけの道を選んで繫げたもので拍手喝采である。


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コースのスタートとゴールのJR平城山駅は橋上駅でそのまま車両基地の奈良電車区を見下ろしながら橋を東へ渡ると閑静な住宅街の佐保台である。佐保台を北側に下り次の目的地である鹿川を東へその次の目的地の大仏鉄道鹿川トンネル跡まで上るのが本コースのハイライトである。

右手に鹿川の水音を聞きながら、左手にはならやまの田園風景を眺望できる。季節もよく天気もよかったせいもあるが本当に素晴らしい風景だ。ならやま大通りのすぐ向こうにこんななごませてくれる田舎の風景が広がっているとは感激であった。途中道先案内人のように私の前をアオサギが飛んでは私が来るまで羽を休ませていた。飛び立つ所を撮りたいのだがある程度の距離まで近づかないと飛び立たない。近づきながら望遠で撮らえることは難しいので仕方なく止まっている所をカメラに納めた。

大仏鉄道鹿川トンネル跡は奈良県道・京都府道44号奈良加茂線の下にあるトンネルで今は用水路になっていた。なかなかしぶいレンガ造りのトンネルで一見の価値は十二分にある。奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道を越えた所が次の目的地の青山一丁目緑地で、ここから折り返し地点のバス停青山住宅までは歩行者専用道路になっている青山住宅の遊歩道を歩く。

奈良ウォーキングマップ其の弐 7.公園緑地めぐり高の原西コースの歩行者専用道路と同様に幹線道路を鹿川橋滝見橋で越えていくので全く車を気にせず歩くことができる。途中次の目的地の青山近隣公園や珍しい日時計もあり、環境は抜群の住宅地である。

次の目的地のバス停奈良阪までは青山住宅の外周道路とばかり思って歩いたのだが道を思いっきり間違ってしまった。お陰で遊歩道から見たときには何故緑地じゃなくて設備の整った近隣公園なのか不思議に思った青山近隣公園は裏側であって、表側にはプールとテニスコートがある立派な公園であることがわかった。コースの正解はバス停青山住宅の東側の少し高台になってる道を西進する。道の周囲には竹林が多くこの道もなかなか歩いていて気分がいい。奈良阪に降りるときにはいつのまにこんなに高く登ったのか不思議に感じるほどで眺めもなかなかいい。

次の目的地のバス停奈良阪は、奈良ウォーキングマップ④ならやま縦断東大寺絶景コースのスタートでもあるし、奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」のゴールでもある。コースは周回しているので、JRに乗るのが不便な場合はここをスタートにするのもよいのであるが、自家用車があるなら鴻ノ池運動公園に駐車するのがおすすめである。その次の目的地の奈良豆比古神社にある樟の大木は奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」に紹介しており、確かに一見の価値がある。

正一位黒神大明道標からは奈良歴史の道を西進する。歴史の道が奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道に掛かる黒髪橋を渡るのはおもしろい。奈良県道・京都府道44号奈良加茂線県道からの高さを高所恐怖症の人が橋の上からは確かめることができないほどあるので、ここからの眺めは圧巻である。この後すぐ黒髪山神社があり、奈良歴史の道とは、奈良歴史の道道標で別れを告げ、最後の目的地である奈良自転車道へと入る。

途中奈良自転車道 奈良~西の京で歩いた時にはなかった新しい奈良自転車道道標があった。サイクリングロードもウォーキングしやすい道である。ここもならやま大通りのすぐそばとは思えないほど静かな山道を歩くことができる。気分よく歩いていたら奈良自転車道分岐を見逃してしまった。マップだけではなかなかコース通りに歩くのが難しい。小さな道だから見逃さないよう注意とかもう少し細かいコース説明がいるように思う。この小道を登ればならやま大通りで、ならやま大通りを渡ればスタート直後に歩いた佐保台の南となり、ならやま一周の終わりは目前である。

2010年5月8日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「西ノ京の世界遺産を訪ねて」

奈良を歩く ゆきめぐり西ノ京の世界遺産を訪ねて」を歩いた。歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(西ノ京コース)では薬師寺東塔が解体修理前の事前調査のために覆いがあったので雄姿を撮ることができなかった。本年11月からは本格的に解体修理に入る予定なのでこの機を逃すと当分拝むことができなくなるため天気のよい日を選んで出かけたのだが、結果は半分だけの満足に終わってしまった。何故大講堂の前に無粋な雨よけがあるのだろう。大講堂内から金堂の両隣に並んだ三重塔を撮るのが薬師寺境内の絶景ポイントなのに、無粋な雨よけが邪魔なのでそれをよけて大講堂の前から撮ると三重塔が金堂の陰に入ってしまう。無粋な雨よけは前回はなかったのでとても残念だ。


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コースのスタートとゴールは近鉄西ノ京駅でコースのタイトル通りに西ノ京の二つの世界遺産を巡るコースである。歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(西ノ京コース)で、奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースを参考に薬師寺を正規の表玄関である南門から参拝して欲しいと書いた通りのコース設定になっているのには驚いた。

本コースでは寄り道としてがんこ一徹長屋が紹介されており、がんこ一徹長屋の出口のすぐ北に養天満神社があった。この後最初の目的地である大池(勝間田池)を半周する。途中前回は台無しであった薬師寺三重塔の絶景ポイントを収めることができて大満足である。大池(勝間田池)は雄大で本コースのハイライトだ。この後寄り道として紹介されている三松寺と訪れた。なかなか施設の整った立派なお寺であった。

この後天満神社から北上し、薬師寺八幡宮参詣道を東進すると、次の次の目的地で世界遺産の薬師寺の門前神社で次の目的地でもある薬師寺休丘八幡宮である。本コースは薬師寺の二つの有料の伽藍である白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍を通るよう設定されており、まずは金堂のある白鳳伽藍を南門から興楽門へ参拝し、日本画の大家でシルクロードとも関わりが深い平山郁夫画伯が描いた大唐西域壁画殿のある玄装三蔵院を巡る。

最後に二つ目の世界遺産の唐招提寺までの西ノ京メインストリートを往復して、近鉄西ノ京駅へゴールする。この形式のブログを書く切っ掛けとなった奈良歴史の道(au地図ビューアー簡易ハンディGPS)の案内図が、唐招提寺前でも西ノ京観光案内図に、薬師寺興楽門でも西ノ京観光案内図に変わっていたのは寂しい。近鉄西ノ京駅の前にある西ノ京周辺観光案内図も新しくなっていると思ったが、奈良自転車道 西の京~斑鳩で撮影した時と同じであった。「歴史の道」は奈良を歩く ゆきめぐりで「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース」として紹介されておりまだまだ現役なんだけどな。

2010年5月4日火曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 5.閑静なる街登美ヶ丘コース

奈良ウォーキングマップ其の参 5.閑静なる街登美ヶ丘コースを歩いた。久々に我が町を歩いて懐かしく思わず遠回りをしてしまった。奈良は内陸性気候のため雨が少なくため池が多い。登美ヶ丘もその例にもれず本コースは池巡りで全部で9個の池を周った。一番のお気に入りは新池である。閑静な住宅街に落ち着いた雰囲気を醸し出していてこの池を見ながら暮らせないかと思うほどである。番外として押熊の地名の由来になったと思われる忍熊王と麛坂王の悲しい物語も紹介しよう。


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コースのスタートとゴールは近鉄学研奈良登美ヶ丘駅で、まず駅の東の階段を登る。駅の東に線路はないので階段の踊り場は鉄道ファンには絶景ポイントだろう。近鉄けいはんな線終着駅みたいな写真が撮れる。また線路が終わってしまう壁面も素晴らしいので、古都を舞う天女(学研奈良登美ヶ丘駅)に書いている。近鉄学研奈良登美ヶ丘駅の周辺はちょうど奈良市と生駒市の境界が入り組んでおり、駅の住所は奈良市中登美ヶ丘なのだが駅の東側とこの階段は実は生駒市である。

階段を登り切った所が、奈良市北登美ヶ丘で閑静な住宅街が続く。登美いこいの道を越えると東登美ヶ丘となりすぐに最初の目的地の二ツ池なのだが、一面葦の原で水面がほとんど見えなくなっているのには驚いた。一つしかないのになぜ二ツ池なのかとつっこみたくなるが、隣に池があったのだが埋め立てられて住宅地になってしまったと納得している。

二ツ池から次の目的地である山下池までは秋篠川自体が人工川なので秋篠川の支流の一つと言っていい秋篠川へ流れ込む用水路が流れており、本コースのハイライトだろう。秋篠川の源流を探索したら住宅街に消えていたので、始まりが人工池なのは至極妥当である。山下池はすぐそこにならやま大通りがあるとは思えないほどしっとりとした風情のある池でとても和ませてくれる。この辺りから新しい街の登美ヶ丘ではなく古くからある押熊町である。

ならやま大通りを越えてすぐ右手にはコースの目的地になっていないが奥山田池がある。一面水の華の奥山田池だったこごとがあったので、きれいになっていて安心した。次の目的地の蛭池には、睡蓮?の葉に乗って半分甲羅干しをしている亀がいた。頭の側面に赤い模様があるので大渕池の亀と同じ外来種だが最多品種の一つであるミシシッピアカミミガメだろう。

次の目的地の常光寺は趣のあるお寺であることは、常光寺の山茱萸に述べた。その次の目的地の押熊町郷土資料館とその次の次の目的地の押熊八幡神社は同じ境内にある。全国津々浦々にある八幡神社は全て仲哀天皇と神功皇后の子供である応神天皇をお祀りしていると知ったのは、押熊八幡神社に記している。

押熊八幡神社境内並付近案内図に場所が示されているので、ここで是非とも訪れて欲しいのが忍熊王子麛坂王子旧蹟地である。応神天皇の異母兄弟である忍熊王子と麛坂王子が仲哀天皇の後継者を神功皇后と争った悲しい物語については、コンクリートブロックの御祭壇(忍熊王子と籠坂王子の旧蹟地)に書き記した。ほとんど神話の世界から続いている押熊恐るべしである。少し足を伸ばして籠坂王子ゆかりのカゴ池も訪れた。忍熊王子麛坂王子旧蹟地の左手のとても雰囲気のいい坂道を登り下りして西へ150m程行けばよく、カゴ池からならやま大通りに出ることもできる。

本コースは押熊八幡神社の境内を再び押熊町郷土資料館から出てすぐの持池の北側の道を西進してならやま大通りに出た後、次の目的地の東登美ヶ丘3号街区公園までならやま大通りを歩く。ならやま大通りは車の交通量がとても多く閑静にはほど遠い。コースとなっているならやま大通りの北も南も東登美ヶ丘なのだが、ここはならやま大通りの南側の閑静な畑道から住宅街をコースに設定して欲しかった。

東登美ヶ丘3号街区公園の手前の仏池は太公望がとても多い。次の目的地に東登美ヶ丘小学校の西側に最後の目的地の新池があるが、新池の西側の本コースの道の前は東登美ヶ丘幼稚園である。仏池を目的地にせずとりたてて特徴の無い東登美ヶ丘3号街区公園を目的地にしているのも不思議だが、東登美ヶ丘幼稚園のすぐ南にある入道池がコースからはずれているのはとても残念だ。入道池の周囲は散歩にはうってつけの散策路があるのだが。

新池を眺めなから暮らしたいと思ったのには訳があって、新池の南西に住宅用の空地があり、そこから撮った写真が空地から望む新池である。新池入道池からもう中登美ヶ丘で、この辺りは豪邸が立ち並んでいるのも住みたくなる理由かもしれない。ここでもう一つ番外編を紹介したいのが、中登美ヶ丘近隣公園の東のバス通りに出た所で、右手の坂道を登って欲しい。多分市道ではなく私道なのではないかと思うのだがわざわざ丘に登る道を作ってもらって感謝感激の道で絶好のビューポイントである。坂を登った後そのまま坂を下って欲しい。もう一度登って元来た道へ戻りたくなること請け合いである。

中登美ヶ丘近隣公園は登美ヶ丘で一番大きい公園で遊ぶにも一番の公園だ。この後イオン奈良登美ヶ丘ショッピングセンターの東を歩けばゴールの近鉄学研奈良登美ヶ丘駅である。したがって車で行って2000円の買い物をすれば3時間駐車料金は無料のイオン奈良登美ヶ丘ショッピングセンターに駐車する手もあるが、コースは一周しているので、途中からでも構わないならコースの一番東からすぐにあるコープおしくま(マップにはスーパーと記載されている)に駐車することをおすすめする。時間制限もなくとても広い駐車場でコープおしくま専用でもないので気兼ねなく停めることができる。

2010年5月2日日曜日

歩く・なら­「奈良盆地­を一望・龍­王山城跡」

歩く・なら奈良盆地を一望・龍王山城跡」を歩いた。オプションコースは歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(天理コース)とスタートとゴールが全く同じであるが、山の辺ではなく大和青垣の山々を巡る道は距離的に長いだけでなく、龍王山までの登りは急峻な山道でかなりハードなコースであった。しかしコースの多くが川沿いなので心地よい水音を楽しみながら軽快に歩くことができる。


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コースのスタートはJR柳本駅で、山の辺の道てくてくマップがあった。今回のコースは大和青垣国定公園の山中を歩くことがわかる。黒塚古墳の南を通り、国道169号線に出た所で龍王山歴史と健康の道案内図があった。健康の道なら年配の方でも歩ける楽勝の道だと思ったのだが全く違っていた。

この後国道169号線を山の辺の道道標まで南下し、崇神天皇陵の南を抜けて、櫛山古墳に出て、東海自然歩道道標まで少しだけ「山の辺の道」を歩く。ここから先の山道で道に迷わないか不安だったのだが、龍王山歴史と健康の道道標が充実しておりその心配は杞憂に終わった。次の道標を超えた辺りから本当に渓流のそばを通るので水音が実に心地よい。

龍王算古墳群の目印は何もなかったのでよくわからなかった。その次の道標とその次の次の道標の辺りがそうだと思うのだが、この辺りから急峻な所も歩きにくい石も多い険しい道となる。長岳寺奥の院までの道がことのほか長く感じられ、さらにもう1つの道標を通り抜けた後の道標に行先表示を見つけた時にはまだここなのかと感じた。

長岳寺奥の院を通り過ぎてもまだまだ厳しい山道が続き、次の道標で車道に出るので一段落となる。左手に龍王山城跡案内地図が見えるが、まず右手に道をとるとすぐに藤井田龍王社がある。このまま龍王山城跡まで車道を歩き、またこの道標やこちらの道標を頼りに山道を歩く。そしてこの道標の後の階段がつけられている急峻な山道を登った所が奈良盆地を一望できる絶景ポイントの龍王山南城跡すなわち龍王山山頂である。

ここまでの道でも多くの登山者に出会ったが山頂にも多くの人がいた。理由は一目瞭然で本当に素晴らしいパノラマ風景である。お弁当を広げる家族連れもいるが城跡を示すものは何もない。険しい山道だが人通りが多いこともわかり人気の登山コースなのだろう。この後龍王山城跡案内地図まで元来た道を戻りそのまま車道を歩く。すぐにみどりと歴史のビューポイント整備事業の看板や散策路の表示もあるのだがここから先を歩いている人はいなかった。

次に龍王山城跡石碑から龍王山北城跡を目指す。こちらも城跡を示すものは何もなく奈良盆地を見渡すこともできるが、龍王山南城跡より視界が狭くなるのでまた険しい山道を登り下りする意味がないのだろう。龍王山城北城概略図の所から立派な道があったので間違ってそこから龍王山北城跡に入ってしまった。この後モデルコースは別ルートで山道を降りてスタートと同じJR柳本駅へ帰るのだが、今回は天理ダムを経由してJR・近鉄天理駅へゴールするオプションコースを歩いた。

ここから次の道標と次の次の道標までが、車通りも少なく水音を聞きながら軽快になだらかな坂道を下る本コースのハイライトである。その後少し交通量が多くなってしまうが渓流沿いの道を天理ダム風致公園まで歩く。バーベーキューには一番いい季節のようだ。公園では多くの人が楽しんでいたし、天理ダム近くの天理ダムの案内の前でもいいにおいを出していた。天理ダムによる人工湖は青垣湖と命名されているが、渇水期なのか青々とはしていず残念であった。

この後はしばらく国道25号線を歩く。次の桃尾の滝へ入る道は桃尾瀧石碑に大きな看板が出ているので迷うことはないだろう。本当に水音を楽しめるコースでこの後も布留川沿いを歩くのだが、桃尾の滝は水量豊かで暑い季節には清涼感を満たしてくれるだろう。そのそばには大国見登山コースの看板があり、戻り道で石上神社があったのでお参りした。石上神宮と同名の神社なのだが関係はあるのだろうか。

この後平木橋で国道25号線とは別れを告げるがほぼ国道の隣を歩き蔵谷口橋から本格的に別れる。その後東海自然歩道道標から「山の辺の道」を石上神宮まで歩きく。途中布留の高橋を渡るとこの道標とこちらの道標があるので迷うことはないだろう。この後柿本人麿の歌を右折し、山の辺の道道標で大通りにでる。次の交差点の近くでかわいい大和・山の辺探訪物語道標を見つけた。この後奈良県一番のアーケード商店街である天理本通を通り、JR・近鉄天理駅を越えて、龍王山城伝説の首斬地蔵を拝んだ後、JR・近鉄天理駅まで引き返してゴールとなる。