2011年5月21日土曜日

歩く・なら「大和三山に見守られし藤原京へ」

歩く・なら大和三山に見守られし藤原京へ」を歩いた。藤原京は、歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」歩く・なら「持統天皇行幸の道」(近鉄大和八木駅~石舞台古墳)歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)で訪れているが、香具山を登るのは本コースが初めてである。山頂から藤原京を見下ろすことができないのが残念であるが、同じ大和三山の畝傍山の眺望が素晴らしい。はからずも藤原京へ遷都した持統天皇が詠った「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」通りの季節になってしまったのが感慨深い。コース後半のおふさ観音ではバラまつりを開催しており、本コースのベストシーズンに歩くことができて大満足である。


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本コースは近鉄畝傍御陵前駅から真東に進み、万葉歌碑 大伴旅人のすぐ南が本薬師寺跡である。歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)では、飛鳥川歌碑から北上するが、本コースはさらに東進し、紀寺跡前を歩いて、法然寺から天岩戸神社を訪れる。天照大神がお隠れになった岩穴を御神体としているので拝謁する価値大である。

ここからコースは北上し、まずは天の香具山を登る。なぜ天がつくかは天から降ってきたからだそうで、とても神聖な山である。150m程度しかない山というよりは丘ではあるが、低い故に頂上への道は真っ直ぐにつけられていて結構急勾配だ。山頂には由緒正しい國常立神社があり、山を北に降りた所が天香山神社である。その北にある池が一面真っ赤なのには驚いた。最初は池が干上がって地面が剥き出しになっているのかと勘違いした程である。

この後進路を西に取り、参道に万葉歌碑 桧隈女王がある哭沢の社(畝尾都多本神社)から、藤原京を歩く。今も発掘調査中であり新発見が楽しみだ。橿原市藤原京資料室からおふさ観音まで西進した後、ゴールのJR畝傍駅まで、古代の幹道・下ツ道を北上するのだが、横大路と交わる八木 札の辻を訪れて、今でも近鉄大阪腺と近鉄橿原線が交わる近鉄大和八木駅にゴールするのがお奨めである。

2011年5月14日土曜日

大和郡山市観光モデルコース「金魚が泳ぐ城下町」

大和郡山市観光モデルコース金魚が泳ぐ城下町」を歩いた。歩く・なら「戦国武将の夢の跡・大和郡山の三城めぐり」の後半とオプションコースをほぼ逆回りするコースであるが、豊臣秀長に端を発する郡山城外堀内の自治を行った箱本が追加された観光コースである。コースの至る所で街の道WALK1道標を見かけたので、本コースは街の道WALK1をベースにしているのだろう。前半の市街地では旧所名跡が多く見所満載であるだけでなく舗道が整備されていてアクセントがあっておもしろいし、後半は金魚田が一面に広がる美しい自然風景を楽しめるので、時間が経つのを忘れてしまった。


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コースのスタートはJR郡山駅で、まずは外堀緑地北門から外堀緑地を歩く。素晴らしく整備された遊歩道で歩く・なら「戦国武将の夢の跡・大和郡山の三城めぐり」の時には是非もう一度歩いてみたいと思った遊歩道だ。前回とは逆向きに歩いたので箱本(はこもと)案内図を見つけた。向きが違うと見える風景も当然違う。外堀緑地を東西に横切る道はスタートのJR郡山駅とゴールの近鉄郡山駅を一直線に繋ぐ道で、その道を少し東に向かい薬園八幡神社を参拝する。

薬園八幡神社を参拝した後は、外堀緑地を再び歩き外堀緑地南門を抜けて、箱本を巡る。しかしマップの精度が悪い上に、洞泉寺源九朗稲荷神社を訪ねた後の旧川本家住宅はまだ一般に開放してないせいか表記が全くなく大いに迷ってしまった。おしゃれな新紺屋町歩道プレートもあるのに残念だ。箱本館「紺屋」の前の道は左車線と右車線が小さな堀で分かれていておもしろい。

趣のある大和郡山市役所を半周して、いよいよ郡山城跡を巡る。桜の季節なら間違いなく本コースのハイライトとなる桜の名所だ。柳澤神社へお参りした後は忘れずに天守台へ登りたい。段差の大きい不揃いの石を少し苦労して登る必要があるのだが、苦労しただけの眺望は楽しめるだろう。今回は風薫る5月も感じることができて大満足だ。郡山城跡の内掘の多くは水を湛えているが、その南には鰻堀池鷺池もあり、水は豊かである。大和郡山市が金魚の名産地になった所以である。

柳澤吉保公座像のある永慶寺と豊臣秀長公のお墓である大納言塚を巡った後、郡山金魚資料館訪れるのだが、そこへ向かう道がマップではかなりいい加減に描かれており、どの道を歩いていいのか全くわからない。街の道WALK1道標のある交差点は特徴的なので、そこを通るのはわかるのだがそこへ向かう道がわからなかったし、そこから金魚田を突っ切っていくようになっているのだが、金魚を育てる人しか歩けないような道しかない。しかし一面金魚田の風景は素晴らしく、薫風の中歩くのはとても楽しかった。

2011年5月7日土曜日

歩く・なら「太安万侶を輩出した多氏の故郷へ」

歩く・なら太安万侶を輩出した多氏の故郷へ」を歩いた。田原本町を歩くのは、歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅に続いて三度目である。二つの古道がクロスする要衝の地ではなく、逆に神代の時代から栄えた土地だから道路が発達したのが十二分にわかる極めて由緒ある寺社仏閣を巡る素晴らしいコースだ。惜しむらくはコース後半は大和・山の辺探訪物語唐古・鍵ゾーンを歩くのだから、唐古・鍵遺跡まで足を伸ばして近鉄石見駅にゴールしたかった。


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コースの前半は太安万侶を輩出した多氏の故郷を訪ねるため近鉄笠縫駅から寺川西岸を南下するのだが、マップ近鉄笠縫駅が北側に大きく描かれていたのでとまどってしまった。踏み切りを渡ってすぐ左におかげ灯ろうを見つけて事なきを得る。多神社鳥居までの寺川沿いの道は一度歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」で北上していて、こんな所に鳥居があるとは多神社はとてつもなく大きな社なんだと感じたのを思い出した。

かつては多神社の参道だった道を西進すると、田原本町しきのみち道標に筋違道(太子道)の表記を見つけた。歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅では多神社の境内を歩いただけなので、歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅は現代の道で歩きやすいコース設定をしているということなのだろう。

多神社参拝の前に小社神社を訪れるのだが本当に小さい社なのには驚いた。多神社境内中央から東進するのだが、次に左折して北上するまでの間に多・観音堂姫皇子命神社念仏寺があり見所満載だ。奈良県立高等養護学校の東を抜けて天神社まで来れば、ほぼスタートの近鉄笠縫駅まで戻ったことになる。

秦楽寺を訪ねた後、近鉄橿原線を東に越えて今度は寺川を北上する。田原本町しきのみち道標には下ツ道・中街道の表記があった。歩く・なら「藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道」では歩いた記憶がなかったのだが、鏡作坐天照御魂神社を参拝した後の帰り道の方を歩いていた。こちらも見所を考えたコース設定にしているのだろう。

田原本町役場の北からは、大和・山の辺探訪物語唐古・鍵ゾーン遊歩道として整備されていてプレートが埋め込まれている道を歩き、途中新町竹村家がある。遊歩道はまだまだ続くが、本コースは三種の神器の一つである八咫鏡に所縁のある鏡作坐天照御魂神社を参拝して折り返す。田原本聖救主教会礼拝堂は記憶にあった。水仙会館前にもあるがここからは田原本町しきのみち道標が充実している。

國定教科書取次販売所のかかる旧い民家も印象的で記憶が蘇ったが、そこを右折して西進しその次の田原本町しきのみち道標を直進すると突き当たるが、田原本町しきのみち道標通りに右折すると右手に観光ステーション磯城の里があり、ゴールの近鉄田原本駅は目の前だ。

2011年5月5日木曜日

歩く・なら­「太子の里­・斑鳩名所­めぐり」

歩く・なら太子の里­・斑鳩名所­めぐり」を歩いた。斑鳩の里は歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」歩く・なら「大和川・竜田川・富雄川と水辺をめぐる、龍田大社~廣瀬神社をつなぐ道」でも訪ねているが、斑鳩だけを巡るコースは初めてだ。法隆寺iセンターを中心に北東方向と南西方向に8の字を描くように歩くのだが、聖徳太子の里はまだまだ見所があるのがよくわかった。訪れるのはやはり「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の秋も深まった紅葉の美しい季節がベストシーズンだろう。


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コーススタートの法隆寺門前バス停へ行くバスはJR法隆寺駅からしか出ていない。近鉄線なら王寺駅からコースゴールの法隆寺前バス停へ行くバスに乗り法隆寺松の馬場を歩くのがおすすめである。歴史街道 斑鳩町は全て法隆寺iセンターを起点終点にして斑鳩町を巡るのに、法隆寺iセンターの隣にある法隆寺前バス停をコースのスタートとゴールにする一周コースにしなかったのは不思議だ。ちなみに王寺駅に帰るバスは国道25号を西へ向かうので、国道を南側に渡って少し東側にあるバス停から乗る必要がある。

法隆寺門前バス停法隆寺南大門の目前であり、新しい奈良自転車道の標識を見つけた。法隆寺観光はコース前半の最後にとっておいて、まずは法隆寺東院伽藍南門を東に向かう。中宮寺を訪ねて悩ましい表情で有名な思惟半跏像を拝むならコースを少し北にはずれる必要がある。歴史街道斑鳩町道標を北に折れ、緑の道標大和路斑鳩から東に向かい、斑鳩町道路標識で再び北に歩くと法起寺の東を通る。

この後奈良自転車道標識通りに行かないのが本コースの特徴で、三井瓦窯跡から斑鳩溜池三井の井戸を経て法輪寺を参拝する。ここから法隆寺まで奈良自転車道を歩くが、奈良西の京斑鳩自転車道案内図の近くのコスモスが法輪寺によく映えるのを思い出した。この道が斑鳩の里の趣を一番感じる本コースのハイライトであり、途中斑鳩神社がある。加えて新しい奈良自転車道標識も見つけた。歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」を歩いた時には無かったのでどんどん整備が進んでいるようだ。

法隆寺東大門から法隆寺西大門まで法隆寺境内を歩いた後、十字路が全くない歴史的町並みを残す西里を抜けて、藤ノ木と古墳とそのガイダンス施設で出土品のレプリカ展示だけでなく映像ホールまである斑鳩文化財センターを巡る。斑鳩町役場を過ぎて龍田神社の辺りは奈良街道と当麻街道(近世の道)であり、歴史的風情を感じさせてくれる。ここまでで観光スポットを十分過ぎるほど回っているのだが、鹿塚を訪ねた後、紅葉の季節なら最大のハイライトとなるであろう県立竜田公園を歩く。

河藪橋に出た後竜田川の東岸を歩き、龍田大橋を西に渡って潜ってからは川の西岸を三室山歌碑まで歩く。神岳神社で折り返して木々が生い茂っていて見晴らしはよくない三室山山頂へ登った後、岩瀬橋まで戻って竜田川を渡り吉田寺を目指す。いかるがパークウェイ新たつたみちが完成すればこの道を通ればよいのだが、まだ工事中でコースより一本南の道へ迷い込んでしまった。ポイントは岩瀬橋を渡ってそのまま西進しないことで、橋を渡った後一度北へ左折して一本北の道をしばらく西進すれば白山神社がある。最後に斑鳩町中央体育館の敷地を通り抜けるのがおもしろい。

2011年5月3日火曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「石畳の道に石仏を訪ねる 旧柳生街道・滝坂の道コース」

奈良を歩く ゆきめぐり石畳の道に石仏を訪ねる 旧柳生街道・滝坂の道コース」を歩いた。柳生街道は、奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コース奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コースの2回に分けて踏破しているが、これを2回に分けずに一気に歩いてみたかった。ただし柳生からの帰りのバスの本数は少ないばかりか早い時間に終バスとなるのでマップの薦めにもあるように柳生から奈良へ逆コースに歩いたのだが失敗だった。やはり奈良から柳生へ向かう正コースの方が格段に楽しい。特に滝坂の道奈良ウォーキングマップ其の弐 1.健脚春日原生林コースでも歩いていて、能登川の小滝を目と耳で楽しめて最高なのだが、コースの終盤では身体も疲れている上に、下りでは石畳に足を滑らせる心配もあって興ざめになってしまった。十二分に楽しむには時間に余裕を持つために正コースを2回に分けて辿るのが正解だろう。


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柳生バス停をスタートしてまずは前回歩いた奈良を歩く ゆきめぐり「剣豪ゆかりの里「柳生」を歩く」を逆向きにほぼ半分辿る。バス道を十兵衛杉ビューポイント戻った所が東海自然歩道で、すぐ南に東海自然歩道道標がある。道標はとても充実していて本コースはこの道標を辿っていけばよく、マップはとてもラフである。

東海自然歩道旧柳生藩家老屋敷の後八坂神社の参道を通るはずなのだが、マップでは通らずに一本先の道を旧柳生藩陣屋跡へ向かうようになっていた。旧柳生藩陣屋跡のすぐ南に奈良観光案内図 柳生街道があり、東海自然歩道は笠置まで通じているようである。奈良県の東海自然歩道を制覇してJR笠置駅まで歩く覚悟ならば終電はかなり遅くなるので、旧柳生街道を奈良から笠置まで一気に歩くのもおもしろいかもしれない。

ほうそう地蔵から柳生の里に別れを告げいよいよ山道に入る。かえりばさ峠までの道は正コースでも逆コースでも最大の難所でもっともきつい登り坂であるが、峠の前後は落ち葉の絨毯状態で歩いていて楽しかった。特に峠の手前側は針葉樹の落ち葉で埋まっていて広葉樹の落ち葉のように踏み締めてもガサガサした音もしないで実にフカフカした足ざわりでとても気持ちがいい。

山道を降りた所は阪原町でしばらく山里の風景を楽しみ、ここにはおふじの井戸南明寺がある。柳生街道は山道と山里を繰り返して歩くのが特徴で、この後青少年の森(奈良市青少年野外活動センター)を抜けると大柳生の山里である。ここには水木古墳夜支布山口神社を訪れ、東海自然歩道柳生街道橋を渡るとまた山道となり、この山道は少し長くコース中間点の円成寺まで続く。

柳生街道のメインコースはこの円成寺から柳生の里までであり、滝坂の道は春日原生林を散策するので、ここからが本コースで一番の不人気なコースなのだが、実は急な坂はごく一部で奈良県道184号須山西狭川線まではなだらかな山道が続くウォーキングには最適な本コースのハイライトである。この後舗装されている奈良県道184号須山西狭川線を抜けると誓多林町の山里であり、茶畑に五尺地蔵が見えた。

峠の茶屋の先から奈良ウォーキングマップ其の弐 1.健脚春日原生林コースの範疇であり、奈良奥山ドライブウェイを若草山山頂へ少し歩いた次の東海自然歩道道標とその次の春日山石窟仏下の道標首切り地蔵へ向かう。この後がいよいよ滝坂の道で、朝日観音夕日観音寝仏と石畳に石仏を訪ねるのだが、冒頭にも書いた通り実際一度ならずも二度も右足を滑らせてしまい十二分に楽しむことができなかった。

東海自然歩道はその次の東海自然歩道道標を南下するのだが、この道はまだ歩いたことがない。次の新しく敷設された山の辺の道道標から南下する道は何度も歩いているのだが。東海自然歩道16.旧柳生街道(滝坂の道)は白毫寺から柳生の里(旧柳生藩家老屋敷)を歩くのだが、本コースは滝坂の道を下った後真っ直ぐ西進して、破石町バス停へゴールする。

2011年4月16日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「剣豪ゆかりの里「柳生」を歩く」

奈良を歩く ゆきめぐり剣豪ゆかりの里「柳生」を歩く」を歩いた。先週の奈良を歩く ゆきめぐり「万葉歌碑めぐり」に続いて桜を追いかけたのだが、2009年の奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースでは桜まつりに合わせて訪れた時は凄い人出だったのに、今回は素晴らしい桜風景を独り占めできて大満足である。桜の開花が例年より遅く桜まつりの行われた先週には満開でなかったのが、今週はもう散り始めてはいたがまだまだ見頃であったからなのだが、少し天気が悪くくもりがちとはいえ、観光客をほとんど見かけないことに加えて花見をしている人が全くいなかったのには驚いた。観光にはイベントが重要なのことを思い知らされた次第である。


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コースのスタートとゴールは柳生バス停で、柳生の里を一周する観光コースである。バスの本数は少ないのでバス停近くの有料の無人駐車場を利用したのだが500円玉を用意していると便利である。コースは一周しているのでマップに紹介されている駐車場を利用してもいい。

歩き出してすぐ東海自然歩道道標近くでも桜吹雪の歓迎だ。もみじ橋を渡ると、きつい登り坂の上にでこぼこの石畳で非常に歩きにくい旧参道を歩くが、登り切った所は柳生の里の素晴らしい桜風景が広がるすでに桜名所の芳徳禅寺の前庭である。

桜並木は正木坂道場からの下り坂へと続いているが、天石立神社一刀石訪れるために山道を登る。山道は歩き易く剣豪の里を一番感じるスポットでもありコースのハイライトだ。この後柳生観光協会道標まで元来た道に戻り、東海自然歩道道標からほうそう地蔵へと寄り道して東海自然歩道を歩くことになる。

季節限定の柳生花菖蒲園は閉園中なので当然なのだが、桜まつりの会場である旧柳生藩陣屋跡はまだまだ満開の桜風景なのに、かたづけられていないぼんぼりが本当に祭りの後のさびしさを醸し出している。その後の柳生八坂神社の参道は桜並木も素晴らしいし、小山の上にある摩利支天碑からの桜風景のの眺望もよかった。

小山田家分家は今も現役の住居で非公開なのだが、主家の旧柳生藩家老屋敷は柳生観光の一つの目玉で見逃せない。柳生の地名の由来となった柳の森は距離的に帰りに寄るより行きによるべきだった。最後に東海自然歩道から十兵衛杉を訪れるが、こちらでも桜吹雪の歓迎だ。十兵衛杉は遠くから眺めが絵になる柳生のシンボルだ。

2011年4月9日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「万葉歌碑めぐり」

奈良を歩く ゆきめぐり万葉歌碑めぐり」を歩いた。この季節は佐保川の桜並木を歩くのが楽しみである。2009年は奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースを、2010年は奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」を歩いたし、奈良ウォーキングマップ其の弐 10.新 佐保川まなびやコースも素晴らしい桜風景を堪能できるだろう。今回は少し天気が悪く青空が無かったのが残念だが、ほとんどの桜が満開で一番の見頃を迎えており大満足である。本命の万葉歌碑はひっそりと設置されてどこにあるのかわかりにくいので、宝探しの気分も味わえるだろう。


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コースのスタートは近鉄奈良駅でまずは西方寺を訪れるため国道369号を西方に向かう。この道を西へ歩くのは初めてで新鮮だ。デザインの凝ったビルも多く楽しめた。境内は狭いので西方寺歌碑10はすぐ見つかったが、西方寺歌碑11が見つからない。マップ裏の注意書きを読んでいなかったら見つけられずにあきらめていたかもしれない。

西方寺からは佐保川を目指して、しゃれた車道と歩道のある舟橋通りを北へ歩く。随分遠くから鮮やかなピンクが目に飛び込んでくるので見逃すことはないと思うが、佐保川を渡るとすぐに大仏鉄道記念公園の枝垂桜は是非とも観賞したい。川辺りを探して歩いていたら法蓮緑地公園歌碑14はすぐ見つかったが、佐保川堤(北側)歌碑13がないと思ったら、日本料理「夢窓庵」の敷地内にあった。

桜の季節でなくてもここからが本コースのハイライトであり、栄楽橋を南に渡って桜のトンネルをくぐると佐保川堤(南側)歌碑15・16があり、その向こう岸には樹齢150年を越える名桜の川路桜が今盛りなりと春を描いている。佐保川小学校歌碑17には本コースを紹介した万葉歌碑散策マップが、近鉄新大宮駅からのメインストリートと交わる大宮橋には佐保川周遊案内図には本コースに加えて、奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」も紹介されていた。新二条橋で本コースは佐保川と別れるが、佐保川堤の桜並木はまだまだ南へ続いている。奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースでは八条まで歩いたが、まだまだ桜並木は続いていた。いったいどこまで続いているのかいつか確かめたいと思う。

奈良市役所前庭歌碑1を経て国道369号に戻り、菰川を越えた南に平城京左京三条二坊宮跡庭園がある。全く知らなかったのだが、こんな街中にもこんな立派な遺跡があるとはさすが古都「なら」である。国道369号を渡るのがかなり大変だが、是非とも立ち寄りたいところだ。

この後イトーヨーカードーを半周するが、その東南に長屋王邸跡が、北東に長屋王家木簡の発掘がある。もう一つ立ち寄りとして紹介したいのは、昼食休憩がてらにイトーヨーカドーの屋上から平城宮跡を眺望することだ。素晴らしい眺めであることを保障する。本コースはイトーヨーカドーからもてなしボランティアセンターまで西へ向かって、二条大路南四丁目バス停へゴールするが、イトーヨーカドーのすぐ北が平城宮跡なので、平城宮跡をゆっくり歩いて近鉄大和西大寺駅にゴールするのがおすすめである。

残念ながら最後の朱雀大路緑地は発掘調査中で、棚田嘉十郎翁像以外は更地にされて、朱雀大路緑地歌碑39も撤去されていた。どこか近くに移設されているのかもと探したが見つからない。発掘中の間はどこか近くの目立つ所へ移設していたらいいと思うのだが、平城宮跡は国の管理なので奈良市の施設を置くのはなかなか難しいのだろうか。

2011年4月2日土曜日

歩く・なら「 “始まり”を­宿す、三輪山­の麓へ」

歩く・なら“始まり”を­宿す、三輪山­の麓へ」を歩いた。山の辺の道は奈良盆地東の山辺りに連なる道で、奈良県下で一二を争うウォーキングコースだが、本コースはその内の桜井市のみを歩く。今まで歩く・なら「山の辺の道(天理~桜井)」歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(桜井コース)で2度歩いたのだが、一番いいハイライト部分を本コースは選んでいる。この季節に本コースを歩いたのは桜の見頃は来週が多い中、大神神社の桜の開花が一足早いからなのだが、結果は満開の素晴らしい桜風景を楽しむことができたので大満足である。


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ゴールのスタートは近鉄桜井駅で山の辺の道に到るまでは、道に埋め込まれた大和・山の辺探訪物語プレートが案内してくれる。最初の目的地の「仏教伝来之地」碑海石榴市跡にあるが、桜が満開ならとても美しい風景だろうと想像できる。この後は山の辺の道道標通りに道を進めていくことになるが、次の目的地の金屋の石仏でも桜があった。そこから山の辺の道から少しそれた所に、その次の目的地の磯城瑞籬宮跡がある。この辺りからその次の目的地の平等寺までの道が一番好きだ。

次の目的地が今回最大の目的の大神神社であったが、境内に桜は見当たらない。その次の目的地の狭井神社でも桜は見当たらず、その次の目的地の大美和の杜展望台は桜風景であるが、見頃に程遠い五分咲きであった。新聞欄の桜便りには明らかに他より早く花見が楽しめるはずなのにおかしいなと思っていた所に、大美和の杜の最後に満開の枝垂れ桜があった。当然大美和の杜展望台から大美和の杜を歩いて訪れることもできるのだが、大回りになるし道もわかりにくいので一度山の辺の道に戻って月山記念館の手前の赤い小さな橋を渡るのがおすすめである。

次に玄賓庵檜原神社を巡った後は、歩く・なら「 卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」でも訪れた、ホケノ山古墳箸墓古墳を巡るために、山の辺から奈良盆地へと西へ下る。この下り坂の道にも大和・山の辺探訪物語プレートがあるし、山の辺の道ご案内もあるので、迷うことはないだろう。マップには紹介されていないが、坂道を降り切った所のすぐ南に茅原大墓古墳がある。ゴールは桜井線のJR巻向駅である。桜井線は万葉まほろば線というしゃれた名前もつけられているが、40分電車が来ない場合もあるのでゴールとスタートを逆にするのもいいかもしれない。

2011年3月19日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「ようこそ月ヶ瀬へ」

奈良を歩く ゆきめぐりようこそ月ヶ瀬へ」を歩いた。月ヶ瀬は梅の名所なので、この季節を選んだのだが失敗であった。梅を楽しむなら奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コースを歩くべきである。本コースのハイライトは何と言っても月ヶ瀬湖(名張川)沿いを歩く月ヶ瀬遊歩道なのだが、この遊歩道にほとんど梅はない。しかし紅葉が素晴らしいらしく、それは落ち葉の豊富さからも想像できる。またお茶の名産地でもあるので茶畑の風景を楽しむとともに、龍王の滝は涼しいので涼を求めて夏場に訪れるのもいいだろう。


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コースのスタートは桃香野口バス停で、まずは案内に従って菊家家住宅を目指して坂を登る。そこからすぐ何とも不思議な千体磨崖仏群があり、その後の下り坂で素晴らしい月ヶ瀬湖(名張川)の眺望を楽しむことができる。八幡神社もなかなか雰囲気のあるお社であった。自然風景編ばかりだと想像していただけに、ここまでの全ての目的地が歴史文化編なのは驚きである。

龍王の滝の手前に樹齢六百年の桃仙の梅があった。まだまだ満開には程遠く来週も冷え込むそうだから見頃は4月になって桜と同時期に楽しめるのではと思ったが、梅が遅れたら桜も遅れるのだろう。湖畔の里つきかぜには樹齢五百年の白髪の梅がある。弁当持参でないなら本コースではここで食事するのがいい。

八幡橋を渡る際に対岸の梅林が素晴らしかったのだが、桜の季節はここからの眺めが絶景らしい。そして月ヶ瀬梅渓(健脚)ハイキングコース道標から本コースのハイライトである月ヶ瀬遊歩道が約1Km続く。この後奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コースで歩いた月ヶ瀬梅渓を巡るとばかり思っていたら、本コースは月ヶ瀬観光案内図まで幅の広い車道を登る。

ロマントピア月ヶ瀬の手前の誤変換した(字が違う)のだろうとつっこみたくなる掘出地蔵が愛くるしい。尾山代遺跡を訪れた後、ゴールは梅の郷月ヶ瀬温泉からはどこにあるかわかりにくい梅の郷月ヶ瀬温泉バス停である。ご覧の通りバスの本数は極端に少なく、9時のバスで来て15寺のバスで帰るしかない。梅の郷月ヶ瀬温泉は駐車場完備なので、今回はその駐車場に車を停めて10時のバスで桃香野口バス停へ向かった。健脚なら本コースを逆に辿り帰りはゴールが同じ奈良ウォーキングマップ①梅咲き誇る月ヶ瀬コースを歩くのがおすすめである。

2011年3月5日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「追分梅林と隠れ古社寺めぐり」

奈良を歩く ゆきめぐり追分梅林と隠れ古社寺めぐり」を歩いた。2009年の2月下旬から3月中旬に訪れた奈良ウォーキングマップ⑫富雄川ゆったりコースの後半と奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースの後半を繫げたようなコースである。去年の同じ日にも歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」を歩いたのはもちろん追分梅林の梅見が目的であり、去年はもう散り始めていたのが今回はちょうど見頃であった。来週の週末は満開を迎えて天気さえよければ最高の花見ができるだろう。


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コースのスタートは近鉄富雄駅でしばらくは富雄の住宅街を歩くが交通量の少ない細い道なので散歩には適している。最初の目的地の添御懸坐神社まで歩けば、結構のどかな田園風景である。しかしその次の目的地の大和国鹿島香取本宮の間に開発された住宅地を抜けるのによく似た道が続いて方向を取り違えてしまった。でも高台にあるので登り下りの際には見晴らしがいい風景を楽しむことができる。

その次の目的地の霊山寺県立矢田自然公園区域図があった。松尾寺までのハイキングコースが紹介されているが、前述した法隆寺まで足を伸ばす歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」がおすすめである。ここからハイライトの追分梅林までの道は近畿自然歩道道標を頼りに歩くのだが少し込み入った道なので迷い易く注意が必要だ。

追分梅林の西南の角にあるのが追分本陣村井家住宅であり、その前を東西に伸びる道は大阪と奈良を最短で結ぶ暗峠奈良街道で現在は国道308号となっており、生駒の散歩道「暗峠コース」生駒の散歩道「矢田山 遊びの森コース」で堪能した。今回は丸山古墳を訪れた後国道308号を西に向かう。最後に赤膚焼窯元 大塩玉泉・大塩昭山赤膚焼窯元 大塩正人・古瀬堯三で焼物を観賞した後、バス停赤膚山がゴールである。

近鉄学園前駅へのバスの本数は多く、バス停赤膚山は始発のバス停なので間違いなく座れるのだが、前述の奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースの最後にも書いたが、西ノ京駅にゴールするのもおもしろい。余裕があれば大池に出て、奈良を歩く ゆきめぐり「西ノ京の世界遺産を訪ねて」も同時に巡ってしまうのはどうだろう。

2011年2月26日土曜日

歩く・なら「 やまと天理・伝説の謎解きの道めぐり」

歩く・ならやまと天理・伝説の謎解きの道めぐり」を歩いた。天理市南部の古代幹道の上ツ道から奈良ウォーキングコース屈指の山の辺の道を辿る見所満載のとても贅沢なコースだ。歩く・なら「 卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」にも書いたが、景行天皇陵の辺りを歩くと最高に楽しい気分にさせてくれる。今回初めて山の辺の道から降りる方向に歩いたのだが、古代に暮らすなら最良の土地だと感じられる素晴らしい眺めを満喫できた。


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スタートは万葉まほろば線のJR長柄駅である。まずは東に向かい大和・山の辺探訪物語道標を南に折れて、2000余年の歴史を誇る大和神社を参拝する。この後車も通れるよう広く舗装された参道を東に歩くのだが、コンクリート舗装された道は白く違和感が無いどころか参道両脇にそびえる大樹の荘厳さが加わり、歴史の重みと神々への畏れ感じてしまった。

参道が終わる大和神社鳥居から古代奈良を縦断していた上ツ道を、ゴールのJR柳本駅から東に伸びるゴール前にも通ることになる卑弥呼の里道標まで南下する間に、矢矧塚古墳大和神社御神幸お休所渟名城入姫神社長岳寺五智堂と名所旧蹟のオンパレードで、退屈しないだろう。

柳本公園となっている黒塚古墳天理市立黒塚古墳展示館は見学しがいがある。万葉まほろば線は電車の本数が1時間に2本しかないので帰りの電車に時間調整のために帰りに立ち寄るのがおすすめである。しかしJR柳本駅から東へ向かう道は、歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(桜井コース)歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(天理コース)歩く・なら­「奈良盆地­を一望・龍­王山城跡」で3度歩いたのだが、卑弥呼の里探訪は今回初めて気づいた。こんなおしゃれな案内があるとは驚きである。

大和・山の辺探訪物語道標からその次の大和・山の辺探訪物語道標までほんの少しだけ国道169号を北へ歩いた後、東の山の辺の道へ向かい、天理市トレイルセンターを経て長岳寺を参拝する。長岳寺旧地蔵院はなかなかに見ごたえがあるし、往時は大伽藍でもあったので見逃さずに参拝したい。この後東海自然歩道道標を辿って景行天皇陵まで、山の辺の道を南下する。この間にも櫛山古墳大和の集落渋谷向山古墳(景行天皇陵)がある。

景行天皇陵を半周して正面に回ると国道169号であり、国道169号の向かいには名代手打大和まほろばが大にぎわいで、駐車場は満杯の空席待ち状態であった。値段は少し高いがそれを上回る味とボリュームで、方々からお客さんのおいしいと言う声が聞こえるし、実際本当に旨いので大はやりに納得した次第である。

この後国道169号の右側歩道を崇神天皇陵まで北上して帰り道かと思いきや、国道169号を西へ渡った所が大和天神山古墳であり、伊射奈岐神社の裏参道から表参道に抜けて、柳本藩主である織田家菩提寺の専行院を訪れてようやくゴールである。これだけ切れ目なく見所があるコースは珍しい。さすが古代日本の中心地、真に「やまとは国のまほろば」である。

2011年2月19日土曜日

生駒の散歩道「生駒山麓公園コース」

生駒の散歩道生駒山麓公園コース」を歩いた。いずれも近鉄生駒駅をスタートに生駒山麓公園ふれあいセンターをゴールとする3コースが設定されているが、コースCコースBを歩けば、既に歩いた生駒の散歩道「生駒山上コース」と合わせてほとんど歩いたことになる。したがって今回は往きを住宅街を歩くコースAにして、山道中心のコースBを帰りにしたのだが、結構山道が多く迷ったので往き帰りのコースを逆にした方がよかったかもしれない。しかし二つの異なるタイプの散歩道を楽しめて非常によかった。生駒山麓公園はとても広く樹林エリア自然観察路などおもしろそうだし、ふれあいセンターにはレストランも完備しているので、子供連れなら一日中遊べそうだ。


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近鉄生駒駅をスタートしてゆるい坂道を登るとすぐ最初の見所である芸術会館美楽来がある。閑静な住宅街が広がっていて、片側車線だが駅に出るには必須の生活道路の割には車量が少ないし、住宅街の割には自然の雑木林が多く残っていて歩いていてとても楽しい。地形に合わせて道は造られているので西松ヶ丘児童公園の辺りは少し道が畝っているのもアクセントになってよい。

生駒霊園を過ぎて、生駒市立俵口幼稚園からいよいよ山道に入りきつい登りも少しあるが全道コンクリートで舗装されていて歩きやすく、ほどなく生駒山麓公園に到着する。生駒山麓公園はとても広いので、公園内にあるゴールのふれあいセンターまではまだ一登りの距離がある。この後公園内にある野外活動センターを過ぎても登りが続き、公園を出てすぐにある信貴生駒スカイラインから下りに入る。

信貴生駒スカイラインを歩くわけはなく、生駒フィールドミュージアム道標から山道に入るが、これが思いの他本格的な山道で県南部の深い森を歩いている気分となった。生駒山にこんな日差しが入らない深い山道を歩くとは想像していなかっただけに驚きである。しばらく行くと今週月曜日から火曜かけて阪奈道路を封鎖した残雪がある渓流があった。往きはもう春も近いなと思える陽気でジャンバーのボタンをはずしたのを元に戻すほどの違いがある。

ここまで順調に歩いたのだが、次の生駒フィールドミュージアム道標からその次の生駒フィールドミュージアム道標大いに迷ってしまった。マップは道標通りに作成したつもりがコースだけでなく情報も間違っているようだ。この後一本道ではなく多くの山道があるのに、大乗滝寺近くの生駒フィールドミュージアム道標までに生駒フィールドミュージアム道標は1個しかなかった。歩いた軌跡を表示できるIS01が大活躍せざるを得なかった次第だ。

大乗滝寺からは住宅街になり、この後すぐ生駒フィールドミュージアム道標あるがそこからその次の生駒フィールドミュージアム道標は遠く、トンネルだがら見えないけど近鉄奈良線を越えた近鉄生駒駅目前のいこま保育園の前を通る道までない。途中滝寺公園へ向かうとてもいい雰囲気の道があった。なぜ生駒の散歩道に選ばれていないのは不思議に思うくらいである。そういえば矢田丘陵遊歩道(四季彩の森・山の端回廊ゾーン)も加えられていない。本当にきれいに整備されていて生駒の散歩道にはピッタリなのに残念だ。

2011年2月12日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「奈良の近代建築を訪ねて」

奈良を歩く ゆきめぐり奈良の近代建築を訪ねて」を歩いた。古都奈良の寺社仏閣ではなく、明治から昭和初期にかけて建てられた全9棟を訪ねる。ほとんどが歩いたことがある道なので新鮮さはないのだが、建築物はいろんな所に散らばっているので、奈良公園から一度ならまちまで南下した後また奈良公園を横切ってきたまちまで歩くおもしろいコースとなる。訪れた建築物はビジュアル的に美しいものが多く目を楽しませてくれる。


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コースのスタートは昭和9年建築のJR旧奈良駅舎のあるJR奈良駅にしたい。平城遷都1300年祭に合わせて高架事業が終わり駅もリニューアルされている。この後奈良市のメインストリートである三条通りを歩き、メインストリートの終わりにあるギリシャ式の建物が南都銀行本店で何と大正15年の建築である。

この後昭和5年建築の東向通りにある奈良基督教会を訪ねた後、三条通りをさらに東に歩いた最後に明治23年創業の和風迎賓館である菊水楼がある。そこからならまちの方へ南下し、明治42年創業の日本を代表する老舗ホテルの奈良ホテルを訪ねて、名勝旧大乗院庭園まで南下した後、三条通りの続きである春日大社表参道まで反転する。

春日大社表参道を明治35年奈良県物産陳列所として竣工された奈良国立博物館仏教美術資料研究センターまで歩く。この建物は歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)で初めて表参道を歩いた時に感動した建物である。ここから鴎外の門を左折してしばらくは西へ戻ることになる。

奈良を歩く ゆきめぐり「奈良公園めぐり~世界遺産奈良の魅力を訪ねて」を歩いた時に、奈良国立博物館本館は博物館入口ではない裏側が素晴らしいことを発見した。こちらは明治27年の完成である。この後地下道を通って国道369号を渡り、奈良県文化会館からNHK奈良放送局の前を西に道をとりきたまちを目指す。

明治42年に奈良女子高等師範学校本館として建設された奈良女子大学記念館奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」などで何回か訪れているが本当に美しい建物だ。なかなか写真に収めるのが難しいが、校門も同じ緑に統一されていて校門越しに眺める景色が素晴らしい。

この後、佐保川法蓮橋を右折して東大寺転害門まで再び東進した後、明治41年に建てられた奈良少年刑務所まで北上する。こちらも奈良を歩く ゆきめぐり「なだらかな北部の丘陵地「平城山」に沿って古社寺、古墳を訪ねる」で訪ねて、なぜ刑務所がこんなきれいなんだと感じたのだが、最初から刑務所として建設されており当時としては当たり前だったのだろう。

この後最寄の般若寺バス停がゴールだが、バス停は少し高台になっていてそこから大仏殿の威容を楽しむことができる。北側の屋根は前日の降った雪でほとんど覆われているのを望遠で狙ったのだが、残念なことにここからは電線が邪魔していい絵にならなかった。ここのバス停は昼間でも1時間に7本も便があるので時間を気にすることは全くないだろう。

2011年2月5日土曜日

生駒の散歩道「生駒山上コース」

生駒の散歩道生駒山上コース」を歩いた。約3.4km徒歩約1時間15分というのは、山頂までの片道分の距離と時間であり、マップに書かれているコースを全部歩いて往復するとほとんど10km4時間コースとなる。特に生駒山の上りの勾配はきつくウォーキングや散歩道の域を超えて完全に登山の感覚である。にもかかわらず結構散歩している風に見える人が多く歩いているし、地元ではなく本格的に山歩きをしているリピーターも多そうだ。繰り返し歩いて慣れれば楽しいのかもしれないが、勾配がきつかったり長い階段が続いていたりして、一度歩けばもういいかなと思うほど厳しいコースである。


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コースのスタートとゴールは近鉄生駒駅で、鳥居前駅から宝山寺駅まで日本最初の営業用ケーブルカーを利用する手もあるが、この間の勾配はそんなでもないので階段の続く宝山寺参道を楽しむ方がいい。帰りも同じ道を歩くのだがそんなに眺めもいいことはないので歩くのに疲れたり飽きたりしたら帰りに利用するのがおすすめである。ケーブルカーは元々宝山寺への参拝のために造られたのが、今では周囲が住宅地となって通勤通学の足になっているのがおもしろい。

参道の途中に鳥居があったし、また境内の入り口にも鳥居があった。参拝する時に全く違和感はなかったのだが、お寺に鳥居があるのは大変めずらしいことのようだ。ここから厳しい生駒山への山登りが始まるので、まずは旅の無事をお祈りするのは至極妥当なのだが、じっくり参拝できるよう帰りにお参りするのがおすすめである。観光生駒聖天通りを過ぎて一つ目の生駒フィールドミュージアム道標はそのまま階段を登り、その次の生駒フィールドミュージアム道標宝山寺鳥居へ真っ直ぐ進まずに左の細い階段を登ることになる。

すぐに梅屋敷駅に着いて、岩谷の滝を訪れるため踏切を渡って少し山道を下るのだが、こちらも帰りに寄るのが正解かもしれない。この後しばらく行くと休憩所が本当にいい所にある。この辺りはケーブルカーの隣を同じ勾配で直線的に登るのでとてもきつく休憩したくなるからだ。といってこの後きつい登りがないわけでなくずっときつい上りがケーブルカー終点の生駒山上駅まで続く。特に最後の長い登りの階段は特筆物である。

スカイランドいこまは冬は閉鎖されているが中を歩くことはできるようだ。本コースはその外周を少しだけ歩いて龍岳院を訪れる。生駒山テレビ・FM送信所の方へ歩きたくなるが、金剛生駒紀泉国定公園生駒地区案内図過ぎて直ぐの鳥居が目印の生駒フィールドミュージアム道標から旧鶴林寺を巡るため山道を下ることになる。ここからが本コースのハイライトで舗装されていない本当の山道が霞ヶ丘駅まで続くのだが、完全な裏道で人と出会うことは全くなかった。

霞ヶ丘駅に併設されている踏切を渡るとすぐ登った時に歩いた生駒フィールドミュージアム道標へと出て後は同じコースをゴールまで辿ることになる。この山道がとてもいいのは本コースで唯一平坦な道が長く続いて楽しく歩けるからなのだが、途中落ち葉に足を取られそうな急な坂道があったり足を踏み外しそうな歩く部分が細い道があるので往きの登りに歩く方が安全である。

2011年1月29日土曜日

歩く・なら「 卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」

歩く・なら卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」を歩いた。本コースで訪れる古墳のほとんどは歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(桜井コース)で歩いていたが、昨今新聞をにぎわしている纒向古墳群を訪ねるのは初めてである。確かに古代日本の礎を築いたにふさわしい豊かな田園風景が広がっていて、卑弥呼に想いを馳せながらウォーキングを楽しむのもおもしろい。特に本コースの景行天皇陵へ向かう道は小川が流れていて最高だ。


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本コースのスタートはJR巻向駅で、まずは纒向遺跡群の東田大塚古墳纒向矢塚古墳纒向勝山古墳纒向石塚古墳を訪れるため、一度西へ向かった後反転しJR桜井線を東へ越えて相撲神社鳥居から、垂仁天皇纒向珠城宮跡へ向かう

ここからが本コースのハイライトであり、珠城山古墳群を登り古の宮跡の眺望を楽しんだ後、景行天皇陵を目指す。冒頭にも書いたが、この道がウォーキングには最高でこの辺りが纒向遺跡後期の中心で本当にいい所だ。この後山の辺の道をしばらく南下するのだが、額田王歌碑では後ろの三輪山が神にふさわしい遠望を魅せてくれる。

歴史街道 桜井市周辺ご案内の後、山の辺の道とは森岡観光果樹園で別れを告げるが、歴史街道 大和・山の辺探訪物語も整備されており、道に迷うことはないだろう。しかしマップは上半分にしかコースは描かれておらず非常にもったいない。縮尺を2倍にしてもう少し詳細な地図にして欲しい。

次は、宮内庁では第7代孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命大市墓(やまとととひももそひめのみことおおいちのはか)として管理されているが、元々は卑弥呼の墓ではないかと言われている箸墓古墳を半周するのだが、こちらはまたJR桜井線の西側にあり、国道169号に併設されている歩道橋で越えることになる。そして次のホケノ山古墳は東側にあるので三度のJR桜井線越えだ。

この後茅原大墓古墳へ南下しそのまま富士神社厳島神社神御前神社へと本コースには珍しく真っ直ぐ南下した後、また桜井市立埋蔵文化財センターを訪れるためJR桜井線を西へ越える。その後またまた反転して大神神社大鳥居の威容を楽しんだ後JR三輪駅へとゴールする。JR桜井線を4度も越えてスタートとゴールを含めると都合6度JR桜井線を拝むことになるのだが、一駅分しか歩いていないのがおもしろい。

2011年1月22日土曜日

生駒の散歩道「矢田山 遊びの森コース」

生駒の散歩道矢田山 遊びの森コース」を歩いた。生駒の散歩道「暗峠コース」の続きを歩いているようでその昔奈良街道と呼ばれた国道308号を辿って矢田丘陵を登る。生駒の散歩道「暗峠コース」と同様国道の名に恥じない広い二車線道路はごくわずかで車がすれ違うのも大変な細い道路が続く。生駒市は矢田山遊びの森の手前で終わるので本コースのマップには市境で終わる2.5Kmのショートコースとなっている。そこからは矢田山遊びの森ハイキングマップ(近鉄 南生駒駅~矢田東山バス停)通りに歩こうと思っていたが、あまりに国道308号がおもしろくどこをどんな風に通っているか確かめたくなり結局近鉄尼ヶ辻駅まで国道308号を踏破してしまった。国道故に酷道と揶揄されることもあるが、難波と大和をつないだ街道に思いを馳せるには立派な二車線道路の歩道を歩くより随分と興趣が上がるというものである。


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コースのスタートは生駒の散歩道「暗峠コース」と同じ近鉄南生駒駅で駅前を竜田川沿いに南北に通る道は今も国道168号であり、生駒の散歩道「暗峠コース」で竜田川を渡った橋は国道168号と国道308号が共有する橋だった。今回はその橋を渡らずすぐに矢田丘陵を登るべく東に道をとるが、標識もないので言われなければ国道とは思わない狭い生活道路である。

この辺りも開発が進み住宅街となっているがすぐに登り坂となり特に大瀬ふれあい公園の手前は急坂で体力を消耗する。せっかく登ったのに次は南北に通る広い車道へ降りることになり、そこには矢田山遊びの森案内図があった。この広い車道を矢田山遊びの森標識まで南下した後、進路を東に戻すため左折する。そこから最初で最後の目的地である歓喜乃湯 足湯までの道は広い二車線の歩道のある立派な道であり、一度大きく北へカーブを切った辺りから西への視界を遮るものが全くなく生駒山まで素晴らしい眺望を満喫できる、歓喜乃湯 足湯ともどもコースのハイライトである。

この後すぐ細く険しい道となり、分岐のある矢田丘陵遊歩道道標辺りが市境で本コースのゴールで、次の矢田丘陵遊歩道道標までは大和郡山市だがすぐに奈良市に入る。次の郡山警察犬訓練所矢田山遊びの森入口看板は大和郡山市だが国道308号は奈良市を通っているようで、そこからしばらく行くと見覚えのある矢田丘陵遊歩道道標に出た。歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」で歩いた道である。それなら次は追分本陣村井家住宅があるので追分は奈良街道にあったのだと納得したところで、この道が国道だったとは露知らずである。

この後第二阪奈の南側を奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースで歩いた道が国道308号だと思っていたら、国道308号は奈良市水道局大和田配水池を周って第二阪奈を越えるのだった。道はカーブしていてすぐに行き止まりになりとても阪奈道路を渡る橋に繋っているようには見えない道で、国道308号は本当におもしろい。この後しばらく下り坂となり降りた所の第二阪奈有料道路中町ランプ近辺は完全に農道の雰囲気である。

農道はそんなに続くはずもなくすぐに砂茶屋バス停があるが、こちらは近鉄富雄駅行きで1時間に1本の本数しかなく、その後すぐに近鉄学園前駅行きのある熊取バス停も同様の本数なので、バスの時間が合わなければすこし遠くなるが東坂バス停まで歩けばバスの待ち時間については問題はなくなるだろう。

ここからバスに乗るつもりは全くないので自宅最寄の近鉄学園駅前まで歩こうかと思ったが、距離的には変わりがないのでそのまま国道308号を近鉄尼ヶ辻駅まで歩いた。近鉄南生駒駅からは9Km未満でほどよい距離となった。ここから先落ち着いた味わいのある宝来町新池や懐かしい奈良市歴史の道道標があるが、宝来町で第二阪奈は終点で阪奈道路に合流するため、ここから国道308号は阪奈道路の裏道に当たり道が細い割には交通量が多くウォーキングには適さない。第二阪奈が国道24号まであればいいのにと思う。

2011年1月15日土曜日

歩く・なら「古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」

歩く・なら古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」を歩いた。コース名通りの旧所名跡に加え現代的な公園まで遺跡に造られていて見所満載であるし、ほとんどが交通量の少ない歩きやすい道でウォーキングも楽しめるだろう。安堵町を中心に西の斑鳩町から東の大和郡山市へ歩くのだが、真っ直ぐ東に向かう道は少なく一度北東に歩いた後次は南東に向かい最後にもう一度北東に歩く。東西や南北方向に向かう道が多い中これほど斜めに歩くのはコース的にもおもしろい。


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コースのスタートはJR法隆寺駅でまずはJR大和路線をくぐるが、この辺りは富雄川安富橋付近の工事のため富雄川沿いに設定されている飛鳥葛城自転車道の迂回路になっているので、自転車道道標通りに歩けばよい。自転車道の工事はもう終わっており後は河川工事が終わるのを待つばかりのようである。富雄川安富橋から上宮遺跡公園までは富雄川沿いの飛鳥葛城自転車道を歩くが、成福寺を訪れるため上宮遺跡公園の手前で富雄川土手を西へ降りる。

上宮遺跡公園を楽しんだ後、平安のプレーボーイである在原業平のゆかりの新業平橋で富雄川を渡り、再びJRを横切るJR大和路線踏切から飽波神社までは太子道(筋違道)を歩く。ここから安堵町中心部の極楽寺までが本コースのハイライトである。歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅を歩いた時は細い道で大いに迷ったが、太子道道標を安堵町が整備しているので難なく歩けるだろう。

ハイライトはわずか1km余りなのだがその他にも善照寺広峰神社八王子神社安堵町歴史民族資料館富本憲吉記念館と見所が目白押しだし、ハイライト後もゴールの近鉄平端駅まで、大変保存状態のよい中世の二重環濠住居の中家住宅や、聖徳太子ゆかりの額安寺、鎌倉時代に瓦を焼いた額田部窯跡、通称「鎌倉墓」と言われる額安寺五輪塔と見所が続く。

2011年1月8日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「芸術の香りが漂う高畑から古刹を訪ねる」

奈良を歩く ゆきめぐり芸術の香りが漂う高畑から古刹を訪ねる」を歩いた。歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)の3分の1を切り取ったようなショートコースであるが、奈良公園は奥が深くまだ訪ねたことがない重要ポイントがあった。最後に訪れる白毫寺の裏は「歴史の道」で何度も歩いているのだが、参拝するのは初めてである。コースタイトル通りの古刹名刹の上に奈良市街から生駒山系から葛城山系まで一望できるのは素晴らしい。「花のお寺」の別名もあり季節を選べばもっと楽しめるのだろう。


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コースのスタートは広大な芝生に鹿が群れる飛火野にある春日大社表参道バス停で、苑萬葉植物園まで表参道を歩いた後、右へ参道をはずれると1番目の目的地の鹿苑であった。鹿の角きりはいつもニュースで流れるのだが、春日大社表参道のこんな近くに立派な観客席まであるとは全く知らなかった。日時を選べば勇壮な伝統行事を楽しめるようだ。

今回のコースは春日大社を参拝せず、二之鳥居の手前で右折して、次の目的地のささやきの小径(下の禰宜道)からその次の目的地の志賀直哉旧居を目指す。本当に静かでその静寂を破らないようにささやくように話したくなるからこんなしゃれた名前がついたのだろうか。本コースのハイライトだけでなく奈良公園全体でも屈指の散歩道である。

この後天平のスーパーレディである光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒を祈願して建立されたと伝わる次の目的地の新薬師寺を参拝した後、その次の目的地の入江泰吉記念奈良市写真美術館で芸術を堪能する。その両者の間には鏡神社があり、この辺りが高畑町のメッカである。

白毫寺道標歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」で訪れたこともあるが、最後の目的地の白毫寺を参拝するコースは今まで皆無だった。参道の途中には東海道自然歩道案内図がある。東海自然歩道は歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コースで歩いているがちょうどこの辺りが抜け落ちているので、いつか歩いてみたいものだ。

この後2008年に新薬師寺の七仏薬師金堂と推定される遺構が発見された奈良教育大学を半周して建立当時の新薬師寺の大きさを感じた所が、バスターミナルのあるゴールの高畑町バス停である。入江泰吉記念奈良市写真美術館をじっくり観賞するなら1日コースであるが、普通に観光するなら半日コースとなるので奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」と組み合わせるのがおすすめである。

2011年1月2日日曜日

生駒の散歩道「暗峠コース」

生駒の散歩道暗峠コース」を歩いた。コースのほとんどが暗越奈良街道の異名を持つ国道308号であるが、アスファルト舗装の広い二車線道路はほんの一部で、さすがに未舗装道路はないが大部分が細く険しいコンクリート舗装の車が対向するのも大変な国道とはとても思えない凄まじい道であった。圧巻はゴールの暗峠でなんととても風情のある石畳の舗装道路である。マップには約4km約1時間20分との記載があるが、コース上にバスは走っていないのでゴールの暗峠からは最寄りの駅まで歩く必要があり、結局コースを往復する。オプションコースを含めると計10km以上の坂道をアップダウンするかなりハードな道が続くが、復路では眼下に拡がる眺望を楽しむことができる素晴らしいコースだ。


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コースのスタートは近鉄南生駒駅で、竜田川を渡ると暗越奈良街道道標があった。この道標通りに真っ直ぐ細い道を行くとやがて登り坂になり、生駒市立生駒南小学校がいいランドマークである。とにかく国道とは思えない細い道が、国道308号暗峠道標の辺りだけ国道らしい二車線道路となる。ここから道を左にとればむかいやま公園だが帰りに寄ることにしてまずは一直線に暗峠を目指す。

石仏寺を参拝し石造阿弥陀如来立像から暗越奈良街道道標を過ぎた後、万葉歌碑の側には芭蕉も歩んだことをうかがわせる石標もあり歴史ある奈良街道を偲ばせる。この後視界の開けた棚田を楽しみ、信貴・生駒スカイラインをくぐればゴールの暗峠だ。何でこれが国道なのと不思議に感じる見事な本格的石畳がごく少しだけ拡がるのも奇妙で、全国唯一の国道ではないかと思わせる。

帰り道では、先程の棚田を見下ろした後も、眼下に拡がる眺望を楽しみ、つぎの暗越奈良街道道標から、鶴林寺を訪れるため、一旦奈良街道からはずれるのだが、この鬼取町も険しい急坂が続く。暗越奈良街道道標で奈良街道に戻るのだが、その手前で振り向いてみると生駒山テレビ・FM送信所がきれいに見えた。生駒市中央公民館南別館を過ぎて、西池の眺めも風情があってよかったが、さらに最後に寄り道したむかいやま公園へ向かう道でも、生駒山をバックに素晴らしい眺望に出会うことができた。

正月だというのに多くの同好者に出会ったのも、歴史街道だけでなく雄大な自然風景を満喫できるからであり、リピーターも多いのだろうと納得した次第である。