2010年9月4日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」

奈良を歩く ゆきめぐり江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」を歩いた。ならまちは奈良ウォーキングマップ⑥ならまち散策コース歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)で歩いたが、この2コースはウォーキングとして十分な距離をとるためならまち以外も歩くのだが、本コースはならまちだけを歩く観光目的のショートコースである。その変わり他の2コースはならまちを通過する形になるのに対して、本コースはならまちを一周するのでならまちをきめ細かく歩くとともに古い町並みをより一層楽しむことができるだろう。


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本コースのスタートとゴールは近鉄奈良駅で、東向き通りから、興福寺南円堂裏を抜けて猿沢池へと出る。この後、奈良市ならまちセンターの前の道を南下するのだがこの道は車道なのでまだならまちの雰囲気を楽しむことはできない。この後ならまちの元になった元興寺を訪ねた後も、名勝大乗院庭園文化館まで車道を歩く。大乗院庭園は広大な庭園で散策する価値が十二分にあり、次の今西家書院からいよいよならまち界隈となり古い町並みを楽しむことができる。

この後のコースが少し変わっていて、興善寺の境内を抜けて十輪院へ出る。この辺りはお寺が密集しており完全に寺町の風情だ。御霊神社の北側にある元興寺塔跡はならまちが元興寺の境内跡に発展したことを実感するためにもはずせない。この後最南端のならまち格子の家を訪れて引き返していると、歴史体験工房「楽古」を見つけた。勾玉作りや埴輪ストラップ作りが楽しめてなかなかおもしろそうだ。

ここからは、庚申堂奈良町資料館時の資料館杉岡華邨書道美術館とならまちの目抜き通りを歩きなら工藝館を訪れた後、もちいどの通りから東向き通りとアーケード街を抜けてゴールする。