2010年9月18日土曜日

歩く・なら「馬見丘陵の古墳群と伝説を巡る」

歩く・なら馬見丘陵の古墳群と伝説を巡る」を歩いた。本コースは馬見丘陵公園バス停を共通のゴールとして、近鉄池部駅近鉄築山駅近鉄下田駅の3方向からゴールを目指すようになっている。歩く・なら「北葛城 馬見丘陵の古墳群を散策する」では近鉄池部駅をスタートして近鉄築山駅へゴールしたので、今回は歩いていない近鉄下田駅をスタートして前回とは逆向きに歩いて近鉄池部駅へゴールした。前回歩いた時は、第27回全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010のために奈良県馬見丘陵公園内が工事中で満足に歩けない部分があったので、やまと花ごよみ2010の開幕に合わせて本コースを歩いたのだが、奈良県馬見丘陵公園「やまと花ごよみ2010」に辿り着いた時には疲れてしまって、全国都市緑化ならフェアを楽しむことができなかったのが心残りである。


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近鉄下田駅をスタートしてまずは南下していくと狐井城山古墳があり、地蔵石仏を過ぎて直ぐに道を東にとる。マップに書かれている阿弥陀橋の石棺の位置が悪くて戸惑ったが、この後恵心僧都誕生之地を過ぎて、新池親水公園から北上し、十二社神社鋳鉄鳥居・燈籠を経て、近鉄五位堂駅へ辿り着く。近鉄五位堂駅構内を抜けてダウンスロープを降りた道を北上すると本コース前半のハイライトであるかつらぎの道に入る。

前回は香芝市立真美ヶ丘東小学校まで自転車・歩行者専用道「かつらぎの道」を歩いたので、これ以降は逆向きに辿ることになる。横峰公園まで来るとかつらぎの道の終わりが近いが樹木が多く木陰も多いので夏でも歩きやすい。この後、牧野古墳三吉石塚古墳新木山古墳と古墳巡りである。途中奈良県馬見丘陵公園から1kmほど離れている広陵町立図書館の前に第27回全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010のための駐車場が設けられており、実際に数十台の車が駐車していて盛況であることがわかった。

前回は広陵町立図書館の辺りで方向音痴になってしまい全く方向違いの道を歩いてしまったのだが、今回も讃岐神社と竹取翁で東進すればいい思ってと行ってみたら、訪れるつもりのなかった新家長福寺へ出てしまった。讃岐神社を参拝してから東進して、竹取公園学びの森へと出るのが正解であり、この後すぐ本コース後半のハイライトである奈良県馬見丘陵公園である。

公園内に入ってまず訪れるのははじまりは奈良ゾーンで、奈良県馬見丘陵公園館でもいけばな展が行われていた。未来の華ゾーンから乙女山古墳を一周するのが本来のコースであるが、途中コースが遮られていてコース通りに歩くことはできなかった。次の花の都ゾーンにあった金賞「深山と美林」が印象的であった。この後賑わいの広場ゾーン(飲食店あり)を抜けて、池上古墳を一周するのが本来のコースだが今度は古墳へ続く道が完全に遮断されており実に残念である。

再び花の都ゾーンに戻ると馬見公苑で「せんとくん」の撮影会が行われていた。集いの丘ゾーンの後は遊歩道である平城遷都1300年の道で、道には奈良の歴史を刻んだ石板が埋められており、最後はもちろん2010年全国都市ならフェア開催であった。奈良県馬見丘陵公園「やまと花ごよみ2010」を出るとゴールの近鉄池部駅はすぐそこである。