2010年3月13日土曜日

歩く・なら「北葛城 馬見丘陵の古墳群を散策する」

歩く・なら北葛城 馬見丘陵の古墳群を散策する」を歩いた。コース前半の奈良県馬見丘陵公園は見所も多く少し行っては立ち止まざる得ない正に散策となる。こんなに広い公園が奈良県にあったとは衝撃である。後半は単調な街路かと思いきや自転車・歩行者専用道であるかつらきの道が中心となっており、ウォーキング好きには堪らないコースである。


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コースのスタートは近鉄池辺駅で駅の隣は河合町役場でかわいコミュニティーマップがあった。河合町役場を通り過ぎると本コースハイライトの奈良県馬見丘陵公園である。まずは散歩道と自転車道以外には施設のない緑道エリアを行くが、ご機嫌な散歩道である。公園は南北に広がっているので東西に走る一般道とクロスすることになるのだが、一般道は谷になっており散歩道はその谷に橋を架けているので公園内は車を全く気にせず快適に歩くことができる。

花笑み橋を渡ると北エリアに入るが残念ながら工事中で閉鎖中であった。出切るだけコース通りに歩こうとようこそ靴下の町広陵町へから池上古墳南東まで足を伸ばしたが池上古墳を垣間見ることはできなかった。このまま次の目的地に向かおうとしたが道がない。仕方ないので中央エリア方面案内まで戻ったのだがそれならついでにと池上古墳の北へ回ったら北側には環濠があるのでかなりの眺めであった。

北エリア閉鎖されているので、中央エリアに入るまでは一般道を歩きしかもかなり遠回りをしたのでかなり不機嫌になっていたのが、中央エリアに入ってすぐの乙女山古墳の西側の木道で一変に機嫌が直ってしまった。この後池辺をしばらく歩くが素晴らしい景色でハイライト中のハイライトである。次に公園館前を通りナガレ山古墳へ向かうが、そこにあった史跡ナガレ山古墳地形模型も興味深いし、その後の大木トンネルには驚かされた。この大木はここに自生していたのだろうか。

佐味田狐塚古墳を登った所でようやく南エリアに入るが、南エリアでも特別史跡の巣山古墳を眺めることができるし、三吉2号墳を登ることができる。ここでようやく馬見丘陵公園は終わるがこの後も一般道に出ることなく竹取公園へ入る。この公園もかなり広いし施設も充実しており実にうらやましい。こちらは広陵町の公園で少女漫画の大家である里中満智子氏が絵を描いた「竹取物語」の舞台は「広陵町」があった。

この後、新木山古墳三吉石塚古墳を目指すが、竹取公園をどこから出るか間違ってしまった上に南に向かう所を完全に方向を失い西に向かっていたのでまいまいしてしまた。ポイントは公園の南東から出た所のすぐ南にマップの詳細図にある広陵町立図書館があることである。この後牧野古墳までは単調な市街地を歩くが、その後は後半のハイライトであるかつらぎの道真見ヶ丘東小学校まで歩く。近辺は新開発された住宅街で途中に真見ヶ丘メモリアル広場があった。

最後は新山古墳築山古墳を巡り近鉄築山駅へとゴールするが、この間の道の多くが車の通行量も多い市街地なので、疲れていればマップにも書かれているようにかつらぎの道を最後まで歩いて、近鉄五位堂駅にゴールすることもできる。正直今回は道を間違えるなどかなりロスしたのでショートコースにしたいと足が訴えていたが、近鉄五位堂駅は別コースで訪ねる計画なので意地でフルコースを踏破した。ショートコースの方が気分よくウォーキングを終えることができそうだが、どんどん道がよくなるようにフルコースを逆に辿るのがおすすめである。