2010年1月23日土曜日

歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)

歩く・なら奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)を歩いた。奈良公園は奈良ウォーキングマップ③奈良公園見所たっぷり上級者コース奈良ウォーキングマップ③奈良公園見所たっぷり中級者コースでさんざん歩いているが、コースがちょっと違うだけで新しい発見ができて非常に楽しかった。


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コースのスタートとゴールは、近鉄奈良駅である。平城遷都1300年祭を盛り上げるべくマスコットキャラクターの「せんとくん」が一緒に写真を撮ろうと出迎えてくれる。最初に興福寺の北円堂を目指すのだが、マップのコース通りに国道369号線沿いに行くと、中金堂再建の影響で通行止めになっている道を迂回しなくてはならない。

最短で行くには東向商店街から行くのがベストだが元々コース全体が約6.2Kmしかないので多少の遠回りは問題ないだろう。この後南円堂の裏を通るのだがそこに三重塔があるのにはびっくりした。興福寺と言えば五重塔とばかり思っていたが、三重塔も古式ゆかしくなかなかの風情である。

次にコースは春日大社参拝のため、春日大社一之鳥居に向かう。春日大社はかなりの回数参拝しているが、この参道を歩くのは実は初めてで、旧いたたずまいの旧奈良県物産陳列所があることも知らなかった。なんと奈良国立博物館の所有だそうだ。さらに行くと国内最古の植物園である春日大社神苑 万葉植物園がある。

春日大社御本殿の後、春日大社二之鳥居まで戻って、下の禰宜道(ささやきの小径)から、志賀直哉旧居を目指す。奈良ウォーキングマップ③奈良公園見所たっぷり上級者コースでも書いたが静謐な春日原生林を歩くのは格別であり、本コースでもささやきの小径が一番のハイライトである。

この後新薬師寺を目指す道が少しわかりにくいが、要所要所にこんな道標やこんな道標があるので迷うことはないだろう。新薬師寺の前後には不空院鏡神社がある。そこからコースは西に折り返し奈良市写真美術館の前の道を十輪院まで西進する。この西進する道も奈良ウォーキングマップ⑥ならまち散策コースの道より一本南に設定されていて新鮮だった。

十輪院の回りには興善寺金躰寺法徳寺とお寺が集まっているのには驚いた。この後コースはすぐ北上し元興寺奈良町情報館猿沢池と抜けていくのだが、もう少し大回りをして「ならまち」散策コースにすればもっと奈良を体感できるいいコースになるのになあと感じた。