2011年2月26日土曜日

歩く・なら「 やまと天理・伝説の謎解きの道めぐり」

歩く・ならやまと天理・伝説の謎解きの道めぐり」を歩いた。天理市南部の古代幹道の上ツ道から奈良ウォーキングコース屈指の山の辺の道を辿る見所満載のとても贅沢なコースだ。歩く・なら「 卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」にも書いたが、景行天皇陵の辺りを歩くと最高に楽しい気分にさせてくれる。今回初めて山の辺の道から降りる方向に歩いたのだが、古代に暮らすなら最良の土地だと感じられる素晴らしい眺めを満喫できた。


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スタートは万葉まほろば線のJR長柄駅である。まずは東に向かい大和・山の辺探訪物語道標を南に折れて、2000余年の歴史を誇る大和神社を参拝する。この後車も通れるよう広く舗装された参道を東に歩くのだが、コンクリート舗装された道は白く違和感が無いどころか参道両脇にそびえる大樹の荘厳さが加わり、歴史の重みと神々への畏れ感じてしまった。

参道が終わる大和神社鳥居から古代奈良を縦断していた上ツ道を、ゴールのJR柳本駅から東に伸びるゴール前にも通ることになる卑弥呼の里道標まで南下する間に、矢矧塚古墳大和神社御神幸お休所渟名城入姫神社長岳寺五智堂と名所旧蹟のオンパレードで、退屈しないだろう。

柳本公園となっている黒塚古墳天理市立黒塚古墳展示館は見学しがいがある。万葉まほろば線は電車の本数が1時間に2本しかないので帰りの電車に時間調整のために帰りに立ち寄るのがおすすめである。しかしJR柳本駅から東へ向かう道は、歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(桜井コース)歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(天理コース)歩く・なら­「奈良盆地­を一望・龍­王山城跡」で3度歩いたのだが、卑弥呼の里探訪は今回初めて気づいた。こんなおしゃれな案内があるとは驚きである。

大和・山の辺探訪物語道標からその次の大和・山の辺探訪物語道標までほんの少しだけ国道169号を北へ歩いた後、東の山の辺の道へ向かい、天理市トレイルセンターを経て長岳寺を参拝する。長岳寺旧地蔵院はなかなかに見ごたえがあるし、往時は大伽藍でもあったので見逃さずに参拝したい。この後東海自然歩道道標を辿って景行天皇陵まで、山の辺の道を南下する。この間にも櫛山古墳大和の集落渋谷向山古墳(景行天皇陵)がある。

景行天皇陵を半周して正面に回ると国道169号であり、国道169号の向かいには名代手打大和まほろばが大にぎわいで、駐車場は満杯の空席待ち状態であった。値段は少し高いがそれを上回る味とボリュームで、方々からお客さんのおいしいと言う声が聞こえるし、実際本当に旨いので大はやりに納得した次第である。

この後国道169号の右側歩道を崇神天皇陵まで北上して帰り道かと思いきや、国道169号を西へ渡った所が大和天神山古墳であり、伊射奈岐神社の裏参道から表参道に抜けて、柳本藩主である織田家菩提寺の専行院を訪れてようやくゴールである。これだけ切れ目なく見所があるコースは珍しい。さすが古代日本の中心地、真に「やまとは国のまほろば」である。

2011年2月19日土曜日

生駒の散歩道「生駒山麓公園コース」

生駒の散歩道生駒山麓公園コース」を歩いた。いずれも近鉄生駒駅をスタートに生駒山麓公園ふれあいセンターをゴールとする3コースが設定されているが、コースCコースBを歩けば、既に歩いた生駒の散歩道「生駒山上コース」と合わせてほとんど歩いたことになる。したがって今回は往きを住宅街を歩くコースAにして、山道中心のコースBを帰りにしたのだが、結構山道が多く迷ったので往き帰りのコースを逆にした方がよかったかもしれない。しかし二つの異なるタイプの散歩道を楽しめて非常によかった。生駒山麓公園はとても広く樹林エリア自然観察路などおもしろそうだし、ふれあいセンターにはレストランも完備しているので、子供連れなら一日中遊べそうだ。


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近鉄生駒駅をスタートしてゆるい坂道を登るとすぐ最初の見所である芸術会館美楽来がある。閑静な住宅街が広がっていて、片側車線だが駅に出るには必須の生活道路の割には車量が少ないし、住宅街の割には自然の雑木林が多く残っていて歩いていてとても楽しい。地形に合わせて道は造られているので西松ヶ丘児童公園の辺りは少し道が畝っているのもアクセントになってよい。

生駒霊園を過ぎて、生駒市立俵口幼稚園からいよいよ山道に入りきつい登りも少しあるが全道コンクリートで舗装されていて歩きやすく、ほどなく生駒山麓公園に到着する。生駒山麓公園はとても広いので、公園内にあるゴールのふれあいセンターまではまだ一登りの距離がある。この後公園内にある野外活動センターを過ぎても登りが続き、公園を出てすぐにある信貴生駒スカイラインから下りに入る。

信貴生駒スカイラインを歩くわけはなく、生駒フィールドミュージアム道標から山道に入るが、これが思いの他本格的な山道で県南部の深い森を歩いている気分となった。生駒山にこんな日差しが入らない深い山道を歩くとは想像していなかっただけに驚きである。しばらく行くと今週月曜日から火曜かけて阪奈道路を封鎖した残雪がある渓流があった。往きはもう春も近いなと思える陽気でジャンバーのボタンをはずしたのを元に戻すほどの違いがある。

ここまで順調に歩いたのだが、次の生駒フィールドミュージアム道標からその次の生駒フィールドミュージアム道標大いに迷ってしまった。マップは道標通りに作成したつもりがコースだけでなく情報も間違っているようだ。この後一本道ではなく多くの山道があるのに、大乗滝寺近くの生駒フィールドミュージアム道標までに生駒フィールドミュージアム道標は1個しかなかった。歩いた軌跡を表示できるIS01が大活躍せざるを得なかった次第だ。

大乗滝寺からは住宅街になり、この後すぐ生駒フィールドミュージアム道標あるがそこからその次の生駒フィールドミュージアム道標は遠く、トンネルだがら見えないけど近鉄奈良線を越えた近鉄生駒駅目前のいこま保育園の前を通る道までない。途中滝寺公園へ向かうとてもいい雰囲気の道があった。なぜ生駒の散歩道に選ばれていないのは不思議に思うくらいである。そういえば矢田丘陵遊歩道(四季彩の森・山の端回廊ゾーン)も加えられていない。本当にきれいに整備されていて生駒の散歩道にはピッタリなのに残念だ。

2011年2月12日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「奈良の近代建築を訪ねて」

奈良を歩く ゆきめぐり奈良の近代建築を訪ねて」を歩いた。古都奈良の寺社仏閣ではなく、明治から昭和初期にかけて建てられた全9棟を訪ねる。ほとんどが歩いたことがある道なので新鮮さはないのだが、建築物はいろんな所に散らばっているので、奈良公園から一度ならまちまで南下した後また奈良公園を横切ってきたまちまで歩くおもしろいコースとなる。訪れた建築物はビジュアル的に美しいものが多く目を楽しませてくれる。


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コースのスタートは昭和9年建築のJR旧奈良駅舎のあるJR奈良駅にしたい。平城遷都1300年祭に合わせて高架事業が終わり駅もリニューアルされている。この後奈良市のメインストリートである三条通りを歩き、メインストリートの終わりにあるギリシャ式の建物が南都銀行本店で何と大正15年の建築である。

この後昭和5年建築の東向通りにある奈良基督教会を訪ねた後、三条通りをさらに東に歩いた最後に明治23年創業の和風迎賓館である菊水楼がある。そこからならまちの方へ南下し、明治42年創業の日本を代表する老舗ホテルの奈良ホテルを訪ねて、名勝旧大乗院庭園まで南下した後、三条通りの続きである春日大社表参道まで反転する。

春日大社表参道を明治35年奈良県物産陳列所として竣工された奈良国立博物館仏教美術資料研究センターまで歩く。この建物は歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)で初めて表参道を歩いた時に感動した建物である。ここから鴎外の門を左折してしばらくは西へ戻ることになる。

奈良を歩く ゆきめぐり「奈良公園めぐり~世界遺産奈良の魅力を訪ねて」を歩いた時に、奈良国立博物館本館は博物館入口ではない裏側が素晴らしいことを発見した。こちらは明治27年の完成である。この後地下道を通って国道369号を渡り、奈良県文化会館からNHK奈良放送局の前を西に道をとりきたまちを目指す。

明治42年に奈良女子高等師範学校本館として建設された奈良女子大学記念館奈良を歩く ゆきめぐり「ホッとする古い町並み「きたまち」を訪ねて」などで何回か訪れているが本当に美しい建物だ。なかなか写真に収めるのが難しいが、校門も同じ緑に統一されていて校門越しに眺める景色が素晴らしい。

この後、佐保川法蓮橋を右折して東大寺転害門まで再び東進した後、明治41年に建てられた奈良少年刑務所まで北上する。こちらも奈良を歩く ゆきめぐり「なだらかな北部の丘陵地「平城山」に沿って古社寺、古墳を訪ねる」で訪ねて、なぜ刑務所がこんなきれいなんだと感じたのだが、最初から刑務所として建設されており当時としては当たり前だったのだろう。

この後最寄の般若寺バス停がゴールだが、バス停は少し高台になっていてそこから大仏殿の威容を楽しむことができる。北側の屋根は前日の降った雪でほとんど覆われているのを望遠で狙ったのだが、残念なことにここからは電線が邪魔していい絵にならなかった。ここのバス停は昼間でも1時間に7本も便があるので時間を気にすることは全くないだろう。

2011年2月5日土曜日

生駒の散歩道「生駒山上コース」

生駒の散歩道生駒山上コース」を歩いた。約3.4km徒歩約1時間15分というのは、山頂までの片道分の距離と時間であり、マップに書かれているコースを全部歩いて往復するとほとんど10km4時間コースとなる。特に生駒山の上りの勾配はきつくウォーキングや散歩道の域を超えて完全に登山の感覚である。にもかかわらず結構散歩している風に見える人が多く歩いているし、地元ではなく本格的に山歩きをしているリピーターも多そうだ。繰り返し歩いて慣れれば楽しいのかもしれないが、勾配がきつかったり長い階段が続いていたりして、一度歩けばもういいかなと思うほど厳しいコースである。


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コースのスタートとゴールは近鉄生駒駅で、鳥居前駅から宝山寺駅まで日本最初の営業用ケーブルカーを利用する手もあるが、この間の勾配はそんなでもないので階段の続く宝山寺参道を楽しむ方がいい。帰りも同じ道を歩くのだがそんなに眺めもいいことはないので歩くのに疲れたり飽きたりしたら帰りに利用するのがおすすめである。ケーブルカーは元々宝山寺への参拝のために造られたのが、今では周囲が住宅地となって通勤通学の足になっているのがおもしろい。

参道の途中に鳥居があったし、また境内の入り口にも鳥居があった。参拝する時に全く違和感はなかったのだが、お寺に鳥居があるのは大変めずらしいことのようだ。ここから厳しい生駒山への山登りが始まるので、まずは旅の無事をお祈りするのは至極妥当なのだが、じっくり参拝できるよう帰りにお参りするのがおすすめである。観光生駒聖天通りを過ぎて一つ目の生駒フィールドミュージアム道標はそのまま階段を登り、その次の生駒フィールドミュージアム道標宝山寺鳥居へ真っ直ぐ進まずに左の細い階段を登ることになる。

すぐに梅屋敷駅に着いて、岩谷の滝を訪れるため踏切を渡って少し山道を下るのだが、こちらも帰りに寄るのが正解かもしれない。この後しばらく行くと休憩所が本当にいい所にある。この辺りはケーブルカーの隣を同じ勾配で直線的に登るのでとてもきつく休憩したくなるからだ。といってこの後きつい登りがないわけでなくずっときつい上りがケーブルカー終点の生駒山上駅まで続く。特に最後の長い登りの階段は特筆物である。

スカイランドいこまは冬は閉鎖されているが中を歩くことはできるようだ。本コースはその外周を少しだけ歩いて龍岳院を訪れる。生駒山テレビ・FM送信所の方へ歩きたくなるが、金剛生駒紀泉国定公園生駒地区案内図過ぎて直ぐの鳥居が目印の生駒フィールドミュージアム道標から旧鶴林寺を巡るため山道を下ることになる。ここからが本コースのハイライトで舗装されていない本当の山道が霞ヶ丘駅まで続くのだが、完全な裏道で人と出会うことは全くなかった。

霞ヶ丘駅に併設されている踏切を渡るとすぐ登った時に歩いた生駒フィールドミュージアム道標へと出て後は同じコースをゴールまで辿ることになる。この山道がとてもいいのは本コースで唯一平坦な道が長く続いて楽しく歩けるからなのだが、途中落ち葉に足を取られそうな急な坂道があったり足を踏み外しそうな歩く部分が細い道があるので往きの登りに歩く方が安全である。

2011年1月29日土曜日

歩く・なら「 卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」

歩く・なら卑弥呼はここにいたか?・ 纒向遺跡を歩く」を歩いた。本コースで訪れる古墳のほとんどは歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(桜井コース)で歩いていたが、昨今新聞をにぎわしている纒向古墳群を訪ねるのは初めてである。確かに古代日本の礎を築いたにふさわしい豊かな田園風景が広がっていて、卑弥呼に想いを馳せながらウォーキングを楽しむのもおもしろい。特に本コースの景行天皇陵へ向かう道は小川が流れていて最高だ。


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本コースのスタートはJR巻向駅で、まずは纒向遺跡群の東田大塚古墳纒向矢塚古墳纒向勝山古墳纒向石塚古墳を訪れるため、一度西へ向かった後反転しJR桜井線を東へ越えて相撲神社鳥居から、垂仁天皇纒向珠城宮跡へ向かう

ここからが本コースのハイライトであり、珠城山古墳群を登り古の宮跡の眺望を楽しんだ後、景行天皇陵を目指す。冒頭にも書いたが、この道がウォーキングには最高でこの辺りが纒向遺跡後期の中心で本当にいい所だ。この後山の辺の道をしばらく南下するのだが、額田王歌碑では後ろの三輪山が神にふさわしい遠望を魅せてくれる。

歴史街道 桜井市周辺ご案内の後、山の辺の道とは森岡観光果樹園で別れを告げるが、歴史街道 大和・山の辺探訪物語も整備されており、道に迷うことはないだろう。しかしマップは上半分にしかコースは描かれておらず非常にもったいない。縮尺を2倍にしてもう少し詳細な地図にして欲しい。

次は、宮内庁では第7代孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命大市墓(やまとととひももそひめのみことおおいちのはか)として管理されているが、元々は卑弥呼の墓ではないかと言われている箸墓古墳を半周するのだが、こちらはまたJR桜井線の西側にあり、国道169号に併設されている歩道橋で越えることになる。そして次のホケノ山古墳は東側にあるので三度のJR桜井線越えだ。

この後茅原大墓古墳へ南下しそのまま富士神社厳島神社神御前神社へと本コースには珍しく真っ直ぐ南下した後、また桜井市立埋蔵文化財センターを訪れるためJR桜井線を西へ越える。その後またまた反転して大神神社大鳥居の威容を楽しんだ後JR三輪駅へとゴールする。JR桜井線を4度も越えてスタートとゴールを含めると都合6度JR桜井線を拝むことになるのだが、一駅分しか歩いていないのがおもしろい。

2011年1月22日土曜日

生駒の散歩道「矢田山 遊びの森コース」

生駒の散歩道矢田山 遊びの森コース」を歩いた。生駒の散歩道「暗峠コース」の続きを歩いているようでその昔奈良街道と呼ばれた国道308号を辿って矢田丘陵を登る。生駒の散歩道「暗峠コース」と同様国道の名に恥じない広い二車線道路はごくわずかで車がすれ違うのも大変な細い道路が続く。生駒市は矢田山遊びの森の手前で終わるので本コースのマップには市境で終わる2.5Kmのショートコースとなっている。そこからは矢田山遊びの森ハイキングマップ(近鉄 南生駒駅~矢田東山バス停)通りに歩こうと思っていたが、あまりに国道308号がおもしろくどこをどんな風に通っているか確かめたくなり結局近鉄尼ヶ辻駅まで国道308号を踏破してしまった。国道故に酷道と揶揄されることもあるが、難波と大和をつないだ街道に思いを馳せるには立派な二車線道路の歩道を歩くより随分と興趣が上がるというものである。


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コースのスタートは生駒の散歩道「暗峠コース」と同じ近鉄南生駒駅で駅前を竜田川沿いに南北に通る道は今も国道168号であり、生駒の散歩道「暗峠コース」で竜田川を渡った橋は国道168号と国道308号が共有する橋だった。今回はその橋を渡らずすぐに矢田丘陵を登るべく東に道をとるが、標識もないので言われなければ国道とは思わない狭い生活道路である。

この辺りも開発が進み住宅街となっているがすぐに登り坂となり特に大瀬ふれあい公園の手前は急坂で体力を消耗する。せっかく登ったのに次は南北に通る広い車道へ降りることになり、そこには矢田山遊びの森案内図があった。この広い車道を矢田山遊びの森標識まで南下した後、進路を東に戻すため左折する。そこから最初で最後の目的地である歓喜乃湯 足湯までの道は広い二車線の歩道のある立派な道であり、一度大きく北へカーブを切った辺りから西への視界を遮るものが全くなく生駒山まで素晴らしい眺望を満喫できる、歓喜乃湯 足湯ともどもコースのハイライトである。

この後すぐ細く険しい道となり、分岐のある矢田丘陵遊歩道道標辺りが市境で本コースのゴールで、次の矢田丘陵遊歩道道標までは大和郡山市だがすぐに奈良市に入る。次の郡山警察犬訓練所矢田山遊びの森入口看板は大和郡山市だが国道308号は奈良市を通っているようで、そこからしばらく行くと見覚えのある矢田丘陵遊歩道道標に出た。歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」で歩いた道である。それなら次は追分本陣村井家住宅があるので追分は奈良街道にあったのだと納得したところで、この道が国道だったとは露知らずである。

この後第二阪奈の南側を奈良ウォーキングマップ其の弐 6.梅香る追分梅林コースで歩いた道が国道308号だと思っていたら、国道308号は奈良市水道局大和田配水池を周って第二阪奈を越えるのだった。道はカーブしていてすぐに行き止まりになりとても阪奈道路を渡る橋に繋っているようには見えない道で、国道308号は本当におもしろい。この後しばらく下り坂となり降りた所の第二阪奈有料道路中町ランプ近辺は完全に農道の雰囲気である。

農道はそんなに続くはずもなくすぐに砂茶屋バス停があるが、こちらは近鉄富雄駅行きで1時間に1本の本数しかなく、その後すぐに近鉄学園前駅行きのある熊取バス停も同様の本数なので、バスの時間が合わなければすこし遠くなるが東坂バス停まで歩けばバスの待ち時間については問題はなくなるだろう。

ここからバスに乗るつもりは全くないので自宅最寄の近鉄学園駅前まで歩こうかと思ったが、距離的には変わりがないのでそのまま国道308号を近鉄尼ヶ辻駅まで歩いた。近鉄南生駒駅からは9Km未満でほどよい距離となった。ここから先落ち着いた味わいのある宝来町新池や懐かしい奈良市歴史の道道標があるが、宝来町で第二阪奈は終点で阪奈道路に合流するため、ここから国道308号は阪奈道路の裏道に当たり道が細い割には交通量が多くウォーキングには適さない。第二阪奈が国道24号まであればいいのにと思う。

2011年1月15日土曜日

歩く・なら「古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」

歩く・なら古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」を歩いた。コース名通りの旧所名跡に加え現代的な公園まで遺跡に造られていて見所満載であるし、ほとんどが交通量の少ない歩きやすい道でウォーキングも楽しめるだろう。安堵町を中心に西の斑鳩町から東の大和郡山市へ歩くのだが、真っ直ぐ東に向かう道は少なく一度北東に歩いた後次は南東に向かい最後にもう一度北東に歩く。東西や南北方向に向かう道が多い中これほど斜めに歩くのはコース的にもおもしろい。


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コースのスタートはJR法隆寺駅でまずはJR大和路線をくぐるが、この辺りは富雄川安富橋付近の工事のため富雄川沿いに設定されている飛鳥葛城自転車道の迂回路になっているので、自転車道道標通りに歩けばよい。自転車道の工事はもう終わっており後は河川工事が終わるのを待つばかりのようである。富雄川安富橋から上宮遺跡公園までは富雄川沿いの飛鳥葛城自転車道を歩くが、成福寺を訪れるため上宮遺跡公園の手前で富雄川土手を西へ降りる。

上宮遺跡公園を楽しんだ後、平安のプレーボーイである在原業平のゆかりの新業平橋で富雄川を渡り、再びJRを横切るJR大和路線踏切から飽波神社までは太子道(筋違道)を歩く。ここから安堵町中心部の極楽寺までが本コースのハイライトである。歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅を歩いた時は細い道で大いに迷ったが、太子道道標を安堵町が整備しているので難なく歩けるだろう。

ハイライトはわずか1km余りなのだがその他にも善照寺広峰神社八王子神社安堵町歴史民族資料館富本憲吉記念館と見所が目白押しだし、ハイライト後もゴールの近鉄平端駅まで、大変保存状態のよい中世の二重環濠住居の中家住宅や、聖徳太子ゆかりの額安寺、鎌倉時代に瓦を焼いた額田部窯跡、通称「鎌倉墓」と言われる額安寺五輪塔と見所が続く。

2011年1月8日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「芸術の香りが漂う高畑から古刹を訪ねる」

奈良を歩く ゆきめぐり芸術の香りが漂う高畑から古刹を訪ねる」を歩いた。歩く・なら「奈良公園周辺 奈良の神社仏閣、国宝満載」(新薬師寺コース)の3分の1を切り取ったようなショートコースであるが、奈良公園は奥が深くまだ訪ねたことがない重要ポイントがあった。最後に訪れる白毫寺の裏は「歴史の道」で何度も歩いているのだが、参拝するのは初めてである。コースタイトル通りの古刹名刹の上に奈良市街から生駒山系から葛城山系まで一望できるのは素晴らしい。「花のお寺」の別名もあり季節を選べばもっと楽しめるのだろう。


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コースのスタートは広大な芝生に鹿が群れる飛火野にある春日大社表参道バス停で、苑萬葉植物園まで表参道を歩いた後、右へ参道をはずれると1番目の目的地の鹿苑であった。鹿の角きりはいつもニュースで流れるのだが、春日大社表参道のこんな近くに立派な観客席まであるとは全く知らなかった。日時を選べば勇壮な伝統行事を楽しめるようだ。

今回のコースは春日大社を参拝せず、二之鳥居の手前で右折して、次の目的地のささやきの小径(下の禰宜道)からその次の目的地の志賀直哉旧居を目指す。本当に静かでその静寂を破らないようにささやくように話したくなるからこんなしゃれた名前がついたのだろうか。本コースのハイライトだけでなく奈良公園全体でも屈指の散歩道である。

この後天平のスーパーレディである光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒を祈願して建立されたと伝わる次の目的地の新薬師寺を参拝した後、その次の目的地の入江泰吉記念奈良市写真美術館で芸術を堪能する。その両者の間には鏡神社があり、この辺りが高畑町のメッカである。

白毫寺道標歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」で訪れたこともあるが、最後の目的地の白毫寺を参拝するコースは今まで皆無だった。参道の途中には東海道自然歩道案内図がある。東海自然歩道は歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コースで歩いているがちょうどこの辺りが抜け落ちているので、いつか歩いてみたいものだ。

この後2008年に新薬師寺の七仏薬師金堂と推定される遺構が発見された奈良教育大学を半周して建立当時の新薬師寺の大きさを感じた所が、バスターミナルのあるゴールの高畑町バス停である。入江泰吉記念奈良市写真美術館をじっくり観賞するなら1日コースであるが、普通に観光するなら半日コースとなるので奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」と組み合わせるのがおすすめである。

2011年1月2日日曜日

生駒の散歩道「暗峠コース」

生駒の散歩道暗峠コース」を歩いた。コースのほとんどが暗越奈良街道の異名を持つ国道308号であるが、アスファルト舗装の広い二車線道路はほんの一部で、さすがに未舗装道路はないが大部分が細く険しいコンクリート舗装の車が対向するのも大変な国道とはとても思えない凄まじい道であった。圧巻はゴールの暗峠でなんととても風情のある石畳の舗装道路である。マップには約4km約1時間20分との記載があるが、コース上にバスは走っていないのでゴールの暗峠からは最寄りの駅まで歩く必要があり、結局コースを往復する。オプションコースを含めると計10km以上の坂道をアップダウンするかなりハードな道が続くが、復路では眼下に拡がる眺望を楽しむことができる素晴らしいコースだ。


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コースのスタートは近鉄南生駒駅で、竜田川を渡ると暗越奈良街道道標があった。この道標通りに真っ直ぐ細い道を行くとやがて登り坂になり、生駒市立生駒南小学校がいいランドマークである。とにかく国道とは思えない細い道が、国道308号暗峠道標の辺りだけ国道らしい二車線道路となる。ここから道を左にとればむかいやま公園だが帰りに寄ることにしてまずは一直線に暗峠を目指す。

石仏寺を参拝し石造阿弥陀如来立像から暗越奈良街道道標を過ぎた後、万葉歌碑の側には芭蕉も歩んだことをうかがわせる石標もあり歴史ある奈良街道を偲ばせる。この後視界の開けた棚田を楽しみ、信貴・生駒スカイラインをくぐればゴールの暗峠だ。何でこれが国道なのと不思議に感じる見事な本格的石畳がごく少しだけ拡がるのも奇妙で、全国唯一の国道ではないかと思わせる。

帰り道では、先程の棚田を見下ろした後も、眼下に拡がる眺望を楽しみ、つぎの暗越奈良街道道標から、鶴林寺を訪れるため、一旦奈良街道からはずれるのだが、この鬼取町も険しい急坂が続く。暗越奈良街道道標で奈良街道に戻るのだが、その手前で振り向いてみると生駒山テレビ・FM送信所がきれいに見えた。生駒市中央公民館南別館を過ぎて、西池の眺めも風情があってよかったが、さらに最後に寄り道したむかいやま公園へ向かう道でも、生駒山をバックに素晴らしい眺望に出会うことができた。

正月だというのに多くの同好者に出会ったのも、歴史街道だけでなく雄大な自然風景を満喫できるからであり、リピーターも多いのだろうと納得した次第である。

2010年12月29日水曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまち早回り2時間コース」

奈良を歩く ゆきめぐり江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまち早回り2時間コース」を歩いた。奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」と兄弟コースであるが、ならまち観光目的ならこちらのショートコースで十分だろう。しかし年末年始にならまちを訪れてはならない。普段の平日から休館している私設の施設が多い上に公的機関が運営している公設の施設も軒並み休館である。当然のことながら観光客もほとんどおらずということは、観光客を入れないようシャッターチャンスを待つ苦労をしない。いつもの開館状態とは表情の違う閉館状態を撮影する好機を得たとも言える。


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奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する 「歴史の道」全長27kmコース」から、auスマートフォンのIS01でオフラインのまま地図表示のできる無料ソフトのRMapsを走らせて歩いた軌跡をログ取得してきたが、Rmapsは毎秒ログデータを記録するので軌跡が細かすぎるしデータ量も多くなり過ぎる不満があった。その不満を解消してくれたのがOruxMapsである。

OruxMapsはGPSの測位間隔も調整できるし移動距離に合わせてログ記録する距離も自由自在である。Rmapsにもそのメニューはあるのだがなぜか毎秒測位の毎秒記録にしかならなかった。しかし移動距離に合わせて自動でログ記録してくれるのは秀逸だ。余分な測位データを削ぎ落としてきれいな軌跡を描いてくれるのは感動的ですらある。今回は8秒間隔で測位して40m毎にログ記録したが40mはやはり少し粗い軌跡になってしまった。次回は推奨設定の2秒間隔測位の20m毎のログ記録にしてみよう。

コースのスタートとゴールは近鉄奈良駅で、興福寺三重塔から猿沢池を3/4周して奈良市ならまちセンターから元興寺を訪れるのは、ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」と同じである。この後ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」では東に向かう所をそのまま南下して、元興寺塔跡からならまち格子の家でUターンする。

ならまち格子の家の手前からはまた全くゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまちじっくり3時間コース」と同じコースを巡り、元興寺小塔院跡庚申堂奈良町資料館奈良町物語館時の資料館杉岡華邨書道美術館なら工藝館と名所旧跡が目白押しである。さすがならまちであるが、この後は旧町とは対照的な奈良一番のアーケード街であるもちいどの通りから東向き通りを抜けてゴールする。

2010年12月18日土曜日

生駒の散歩道「松尾山コース」(矢田山遊びの森 矢田越えの道)

生駒の散歩道松尾山コース」(矢田山遊びの森 矢田越えの道)を歩いた。落葉を踏み締めて矢田山へ登る季節なのだが、道沿いには常緑樹と竹が密生していてまるで緑のトンネルを行くようだった。矢田丘陵は奈良県が矢田山遊びの森で、生駒市が矢田丘陵遊歩道としてとてもきれいに整備されていてとても歩きやすいのだが、本コースは2.5Kmのショートコースでとても物足りない。松尾山コースは、歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」のオプションコースになっているので、そのままオプションコースになっている大和郡山市の矢田寺まで歩こうと思っていたら、その道は矢田山遊びの森 矢田越えの道そのものだった。


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本コースのスタートは、近鉄萩の台駅で、駅を降りてすぐ矢田丘陵遊歩道案内板があったが、本コースは案内板のように右側への道では左側の階段を上がるとマップ通り矢田山遊びの森道標があった。しばらく住宅街の車道を歩いた後次の生駒フィールドミュージアム道標から散歩道らしくなってくるのだが、その次の矢田山遊びの森道標から急な登りとなってくる。丘陵だからゆるやかだと思っていたら大間違いであった。結構きつい登り坂が随所にあった。

この後も矢田丘陵遊歩道道標矢田丘陵遊歩道道標矢田丘陵遊歩道道標と道標が丁寧に整備されているのが矢田丘陵の特長である。お地蔵さんベンチ矢田山遊びの森案内板までくればほぼ丘陵を登り切りきつい登りはなくなる。その次の矢田丘陵遊歩道道標の次の矢田丘陵遊歩道道標を左折してすぐ松尾山コースのゴールの矢田峠だ。ここが本コースのゴールになるのはここから生駒市から大和郡山市となるからである。

矢田山遊びの森道標を左折してしばらく歩くとなかなか雰囲気のある露ナシ池が目に飛び込んでくる。次の矢田山遊びの森案内板の辺りは本当に慎重に歩かないとあぶない急坂が多い。最後の矢田山遊びの森道標までくれば急激な坂は終わりかと思ったら、矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡りから矢田寺境内となり矢田寺本堂を参拝した後、矢田寺山門は相当数の石段を降りた所にあった。

矢田寺前バス停からバスに乗ってもよいがなかなか本数が少ない。バス道をしばらく行くと熊澤蕃山先生遺址があり、大和郡山市総合公園を過ぎると歩く・なら「世界遺産へとつづく自然と歴史の回廊・矢田丘陵と斑鳩の里」のオプションコースの起点となる横山口バス停だが、ここまで歩いてもバスの本数は相変わらず少なくあまり意味がない。矢田山遊びの森 矢田越えの道の起点である矢田東山バス停まで歩けば、近鉄大和郡山駅とJR小泉駅を往復するバス路線なのでリーズナブルなバスの本数になる。しかしおすすめは近鉄生駒線から近鉄橿原線までの制覇であり、そのまま一直線に東進すれば近鉄大和郡山駅に着く。

2010年12月11日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「世界遺産「春日山原始林」を歩く」

奈良を歩く ゆきめぐり世界遺産「春日山原始林」を歩く」を歩いた。春日山遊歩道約10Kmを完歩するかなりハードなコースであるが、荘厳な春日山をほぼ一周するように設けられた遊歩道は心も体もリフレッシュさせてくれるだろう。ドライブウエィの一部であったり、またいつでも修繕ができるよう車が通れるように整備されているにもかかわらず、そのほとんどが無粋な舗装をされていない土の道なので、落葉を迎えたこの季節では落ち葉を踏みしめて快適に歩くことができた。コースには紅葉の名所が多くベストシーズンは11月中旬から下旬だろうが、まだまだ見頃の紅葉が目を楽しませてくれたたし、鳥のさせずりや小川のせせらぎは一年中耳を楽しませてくれるだろう。


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コースのスタートは旧柳生街道滝坂の道の玄関口である破石町バス停である。出出しは先々月歩いた奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コースと同じ車道を東に向かうのだがよりウォーキングに適した一本南の観光用にアスファルトが黄土色に舗装された道を歩くと、いつも軽自動車が止まっていて絵にならない隔夜寺をカメラに収めることができた。

スタートから1kmほど歩けばいよいよ本コースのハイライトである春日山遊歩道起点で、そこからすぐの南部交番にある春日奥山案内図には桜と紅葉の名所が示されており、本コースはほとんど紅葉マークである。しばらく行くと早速五色のもみじがあるのだがその手前の遊歩道の景色が今回一番見事であった。次の目的地の妙見宮口では季節を逸してしまっているがこちらも紅葉の名所だろう。

この後三本杉跡で巨木の終焉を見納めて首切地蔵へ出る。ここまでの遊歩道は奈良ウォーキングマップ其の弐 1.健脚春日原生林コースで逆向きに歩いているのだが、やはりコース終盤の疲れた体で歩くのとはかなり印象が違ってとてもウォーキングに適したいい遊歩道だ。ここからちょっと寄り道の東海道自然歩道を歩いて春日山石窟仏を訪れたのだが、寄り道しすぎて(コースを間違えて)地獄谷園地新池春日奥山古事の森を巡ってしまった。

遊歩道は芳山交番所から鎌研交番所まで奈良奥山ドライブウェイとコースを共有しているがここをドライブする車はほとんどいないし、芳山交番所から遊歩道はほとんど下りである。鶯の滝分岐(大原橋)には、世界遺産「古都奈良の文化財」で統一されて使用されている「世界遺産 春日山原始林」の石碑があり、改めて春日山原始林は世界遺産「古都奈良の文化財」の8つの資産の内の1つの資産であることを思い起こさせてくれるのだが、もう少し奈良のメイン観光地近くの例えば若草山の近くに建てればいいのにと思ってしまう。

この後遊歩道からはずれて、興福寺別院鶯宮歓喜天まで下り、その後さらに鶯の滝まで急坂を下る。名所観光として遊歩道をはずれるのはいいのだが、この後鶯の滝分岐(大原橋)まで同じ道を登るのが体力的にも精神的にもつらい。登るのは仕方ないとしてもどこか別の道を歩かせて欲しいと思っていたら鶯の滝分岐2があった。後から鶯の滝を訪れていた人がそこから上がって来たので、鶯の滝から引き返さずにそのまま道なりに歩いて鶯の滝分岐2に出る方が間違いなく近道だろう。

花山・地蔵の背から十八丁休憩舎までは見所もなく遊歩道にも厭きてくるのだが、十八丁休憩舎から鎌研交番所はすぐそこで、ここに若草山山頂の駐車場もあり観光地らしい人込みとなってくる。若草山山頂からの眺めは素晴らしく山登りの達成感も味わうことができるし、また古都奈良らしく鶯塚古墳がある。お墓は一番いい所、即ち一番標高の高い所に建てられておりそこに立てないのは少し残念である。

若草山山頂からは若草山が開山していれば若草山を下ることもできるが本コースは遊歩道を完歩することが目的なので、遊歩道のある鎌研交番所まで戻って、かなりうねうねと山道を下るのだが、この道も車が通れるように整備されており人通りも多くウォーキングしている人ばかりでなく、純粋に観光しているカップルやランニングしている人までいた。途中中水谷休憩舎があったのだが遊歩道にはこのようにバランスよく休憩舎が建てられているのに感心する。

この後季節はずれで洞がどこかわからなかった洞のモミジとそのすぐ近くのかなり格式でしかも車も多く停まっていて人気があると感じた料理旅館月日亭の前を通り、春日山遊歩道入口で土の道は終わるが、遊歩道の終点はそこから坂を200m西へ下った春日山遊歩道北起点であり、そこからさらに200m南下した春日大社本殿バス停がゴールである。

しかしマップくの裏面に紹介されている御蓋山と三笠山のまめ知識は衝撃的であった。唐の玄宗皇帝に重用された阿倍仲麻呂が大和を偲んで詠んだ「天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の三笠山は春日大社のすぐ北にある御蓋山であり、昭和10年に創立された三笠宮家を畏れ敬ってその山の形状から名付けられた三笠山を若草山に改名したとは、驚き桃の木山椒の木である。

2010年12月4日土曜日

生駒の散歩道「くろんど池コース」

生駒の散歩道くろんど池コース」を歩いた。富雄川近鉄学研北生駒駅からくろんど池まで溯るのではあるが、帰りのバス時間を合わせるのがわずらわしいのだからと体力的に楽な下りとなるようコースを逆向きに辿った。コースのハイライトはやはりくろんど池周辺であり、体の疲れた最終盤ではなく全く疲れていないコースの最初に風光明媚な景色を楽しめたのは大変よかった。しかしコース後半の富雄川沿いの車道は西側に歩道が設けられていて富雄川を流れを楽しむことができないし、また交通量も多く歩きにくい。ここは川沿いに歩くのにこだわらず、富雄川東の交通量の少ない道を選択して欲しかった。


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マップではゴールはくろんど池入口バス停になっているが実際にはいわゆる自由乗降指定地になっていた。今回はその手前の高山狭戸バス停から歩いた。バス道からはずれてすぐに素晴らしい里山の風景が開ける。生駒フィールドミュージアム道標からくろんど池を一周したが、池には人工的に造られたという感じが否めないのだがくろんど池は自然にできた湖のような趣がある。池の西端は近畿自然歩道で分けられているがそこを通らず生駒フィールドミュージアム道標から池の西岸を歩くと南岸にも生駒フィールドミュージアム道標がまたふれあいの森を指し示す生駒フィールドミュージアム道標あった。

池の東岸には近畿自然歩道道標があり、車道を渡ると高山溜池を望める。そこからすぐ南に近畿自然歩道道標がありこここら歩けばサクサクと音が鳴る落ち葉の絨毯の山道を下り、視界が開けた所に近畿自然歩道道標があり、ここから高山城跡道標を辿り、高山城跡を目指す。頂上手前の高山城跡道標から下るのでびっくりしたが、最後に階段が必要な険しい登りが待っていた。高山の地名の由来は鷹山氏が支配していたことによることがわかる。再び近畿自然歩道道標に戻り、かなりの急坂を富雄川城ノ茶屋橋まで下ると、ここからはほとんど富雄川沿いに歩くことになる。

次の目的地の高山竹林園では高山が茶筌の名産地であるからここに日本中の竹を集めた公園ができたことがわかるし、園内に生駒フィールドミュージアム案内板見かけた。さらにここに公園を造った理由となった高山茶筌にゆかりのある鷹山氏墓所であった園楽寺跡もあるし、富雄川にかけられた鷹山の大橋からは見事に色づいた笹の群集を眺めることができた。

高山八幡宮手前の川崎橋から法楽寺までは川床の中に遊歩道が造られているのでそちらを歩く方がいいだろう。高山八幡宮では手水にもみじが浮かんでいるのが風情があったし、法楽寺では鮮やかな紅葉を楽しむことができた。ここから後は冒頭にも述べた通り、退屈な車道をゴールの近鉄学研北生駒駅まで歩く。途中にある国道163号線の高山大橋はコース通りに渡るのはあぶないので、橋をくぐってもう少し西岸を南下するのがおもしろいだろう。

2010年11月27日土曜日

歩く・なら「大和川・竜田川・富雄川と水辺をめぐる、龍田大社~廣瀬神社をつなぐ道」

歩く・なら大和川・竜田川・富雄川と水辺をめぐる、龍田大社~廣瀬神社をつなぐ道」を歩いた。有名作家・エッセイストが実際に歩いて感じた「ならを歩きたくなるさわやかエッセイ」に紹介されている作家・エッセイストおすすめルートである。この時期に歩いたのはもちろん竜田川の紅葉狩りであるし、奈良県下最大河川の大和川は是非とも歩いてみたかったのであるが、結果は期待通りの素晴らしいコースであった。初めに訪れる龍田大社と最後に訪れる廣瀬神社ともに七五三参りで有名なのもおもしろいし、コース中盤には世界遺産の法隆寺を参拝して「なら」を満喫できる超おすすめコースである。


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コースのスタートはJR三郷駅近畿自然歩道案内板があった。矢田丘陵をこえる道の起点になっているようだ。まずは急坂を登り最初の目的地である龍田大社を訪れる。こちらでも池の水面に映る紅葉が見事であった。この後大和川の多聞橋を渡り本コースのハイライトである大和川沿いを昭和橋まで歩く。大和川は本当に大きく散歩に適した川ベリの道もあるが、今回は雄大な景色を楽しむため視界が高くなる土手の道を明治橋若草橋と歩いて気分爽快である。

次に花小路せせらぎの道道標から三室山山頂を目指す。三室山はすでに龍田公園の一部でこちらの紅葉の方が見ごろであった。登ってきた道をそのまま降りずに北側に降りれば竜田川が古来より紅葉の名所になった由来の歌碑があり、いよいよ竜田川に映える紅葉を楽しむことになる。

この後斑鳩町の旧町を斑鳩町役場まで東進するが、途中龍田神社があった。次に藤ノ木古墳まで北上した後、法隆寺西大門から法隆寺夢殿まで法隆寺境内を東進するがその手前の歴史的町並み・西里が興趣をさそう。自然発生的にできた集落で、なんとT字かL字ばかりで十字路がない落ち着いた町並みを魅せてくれる。この後国道25号まで出る道が細かく迷うが、JR法隆寺駅への案内標識通りに進めば問題ないだろう。

JR法隆寺駅まで南下した後すぐに富雄川まで東進する。マップでは東岸を南下するようになっていたのでその通り歩いたのだがこれは完全に失敗であった。コース名通りに水辺をめぐるには西岸の飛鳥葛城自転車道を進まなくてはいけない。飛鳥葛城自転車道通りに進めば、大和川御幸橋を越えてその名の由来となった御幸瀬ノ渡・川合浜跡まで連れてってくれる。ここには新しい飛鳥葛城自転車道案内図もあった。

この後最後の訪問地である廣瀬神社を参拝するため不毛田川廣瀬橋を渡る。今回渡った橋は合計6個となった。廣瀬神社は想像以上に大きく次に大塚山古墳を望むために西進する交差点に一の鳥居があった。こちらの参詣道もなかなかの散歩道である。大塚山古墳を南に臨んだ後は道を南にとり近鉄池部駅にゴールする。

2010年11月20日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「なだらかな北部の丘陵地「平城山」に沿って古社寺、古墳を訪ねる」

奈良を歩く ゆきめぐりなだらかな北部の丘陵地「平城山」に沿って古社寺、古墳を訪ねる」を歩いた。奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」を逆回りするようなコースである。先週歩いた同じ季節限定の奈良を歩く ゆきめぐり「奈良公園紅葉めぐり」の最後の奈良公園を逆向きに辿るし、平城山は少し坂を登り降りするだけの平坦なコースであり、ちょっと平城山をコース名に冠するのはどうかなと思うが、奈良公園の北東部から「きたまち」を辿り、のんびり古都「なら」を楽しむことができるユニークなコースだ。


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コースのスタートは近鉄奈良駅で、まず吉城園と依水園から東大寺戒壇堂へ向かい、東大寺講堂跡へ出た。先週は紅葉の色づきはまだまだこれからだったが、正倉院正門前の紅葉のようにそろそろ見頃の紅葉も出てきた。今回大仏池北側の銀杏が一番見事で、先週見頃だった東側の銀杏は落葉が激しかったが、黄色の絨毯の中を鹿がえさをついばむ素晴らしい風景に出逢えて幸福感を満たしてくれた。

東大寺転害門から平城山を目指し、北山十八間戸から般若寺楼門までは坂道を登り、奈良少年刑務所の前から北向地蔵尊まで坂道を降って少し佐保川沿いに歩く。この後定番の聖武天皇陵・光明皇后陵を巡った後、興福院から南に下ったバス停佐保小学校(春日野荘)がゴールであるが、奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」を最後まで逆に辿り、佐保川沿いに歩いて近鉄新大宮駅にゴールするのがおすすめである。

2010年11月13日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「奈良公園紅葉めぐり」

奈良を歩く ゆきめぐり奈良公園紅葉めぐり」を歩いた。奈良を歩く ゆきめぐり「桜花爛漫 奈良公園の桜を訪ねて佐保川から奈良公園へ」と対のコースで同じく季節を選ぶ。紅葉の季節には少し早いのはわかっていたし、季節外れの黄砂が舞うあいにくの天気であったが、銀杏の色づきが見事であったし、奈良公園の目抜き通りは避けてどちらかと言うと裏道を選んでいるので初めて歩く道もあり、それがとても新鮮で大満足であった。奈良公園には至る所に楓が見られるので、寺社仏像を楽しむだけでなく鹿には相性のとてもよい紅葉を楽しむのも格別でとてもおすすめできる。


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コースのスタートとゴールは奈良公園の最寄りとなる近鉄奈良駅である。まず興福寺北参道を歩くのだがいきなり紅葉を楽しめる。とにかく奈良公園は至る所に落葉樹が植えられており、この後の訪問先の全てで紅葉を楽しめる。

次に紅葉を楽しみながらあまり立ち寄らない荒池を南下し、瑜伽神社天神社を訪ねた後、鷺池浮見堂へと出る。ちょうど鹿が出迎えてくれて素晴らしい風景に出会えた。ここへ至る道は初めて歩く道で奈良公園は奥が深い。

この後飛火野から奈良県新公会堂へと抜けいよいよ本コースのハイライトを迎える。浮雲園地春日野園地を分ける吉城川でも、見事な眺めであったし、さらに今回初めて歩く手向山へ登る小径で、今回一番に色づいた銀杏に巡り会えて大感激だ。

手向山八幡宮にも見事な銀杏があるがこちらは全く色づいていない。東大寺二月堂と裏参道では見事な枝振りの楓が風情を飾っているし、東大寺講堂跡では今回一番に色づいた紅葉に出会えた。大仏池東の銀杏も見事であるし、水面に東大寺大仏殿を映す大仏池は季節と天候を選べば絶景だろう。

この後東大寺戒壇堂を参拝した後、余力があれば衣水園と吉城園訪れるのもいい。また奈良県文化会館の前庭も見事であり、コースの最後まで紅葉を楽しめる。

2010年10月23日土曜日

奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コース

奈良ウォーキングマップ其の参 9.滝坂の道・円成寺コースを歩いた。奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースの両方を歩けば、東海道自然歩道16.旧柳生街道(滝坂の道)をほとんど踏破したことになる。圧巻はやはり滝坂の道で、能登川のせせらぎを楽しみながら心温まる石仏を巡ることができる。奈良ウォーキングマップ其の弐 1.健脚春日原生林コースで一度訪ねているが、滝坂の道は何度歩いても厭きないだろうし、柳生街道は奈良県のウォーキングルートとしては山の辺の道と双璧であり、季節のいい時期を選んで次回は是非ともコースを分けず一気に踏破したい。


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スタートの破石町バス停は柳生街道の玄関口である。東へ800mほど行くと、東海自然歩道道標があるが、ここはまだ東海自然歩道の本コースではなく、次の東海自然歩道道標から、東海自然歩道を辿ることになる。次の東海自然歩道道標の手前からいよいよ能登川沿いの趣のある石畳の坂道を登り、寝仏夕日観音朝日観音を巡る。次の東海自然歩道道標で左折して奈良奥山ドライブウェイまで北上するのだが、首切地蔵は左折せずに真っ直ぐ東進する道の方にある。能登川沿いに歩く本コースのハイライトはここで終わり、この後は春日山原生林の中を歩く。

次の東海自然歩道道標から奈良奥山ドライブウェイへ出た所にある春日奥山案内図までは東海自然歩道からははずれているようだが、春日山石窟仏案内板では戻っていた。ここから50mほど山道を登りきった所に史跡春日山石窟仏があり、春日山石窟仏はそこから少し下った所にあるのだが、その前の史跡春日山石窟仏にも詳しい解説があった。再び奈良奥山ドライブウェイに戻り、東海自然歩道道標を過ぎ、次の東海自然歩道道標で、奈良奥山ドライブウェイから離れて300mほど東進すると石切峠が、そこからすぐに峠の茶屋があり、東海自然歩道公衆トイレまで来れば、春日山原生林から抜けて人里に出る。

山里の道はすぐに終わり、次の東海自然歩道道標からその次の東海自然歩道道標までは県道184号を歩く。県道と言ってもアスファルト舗装されているだけでほとんどが対向不可能な細い山道なので全くと言っていいほど車は通らず軽快に歩くことができる。この後は完全な人しか通れない山道で、しばらく行くと東海自然歩道道標があり道を間違えていないことがわかる。ここからかなり距離をあけるが次の三つの東海自然歩道道標東海自然歩道道標東海自然歩道道標はあまり距離をあけずにまとまってあった。その次の東海自然歩道道標後が急激な下りの坂道で本コース最大の難所であり、明らかに雨が降れば川になっている証拠に道の中央が凹んでいてとても歩きにくく、しかも足を降ろすのに苦労する程段差が大きい所が多々あった。

しかしすぐに次の東海自然歩道道標の前のような広い山道になり快適に歩くことができる。その次の東海自然歩道道標からアスファルト舗装されて車も通れる道となってそのまま国道369号まで降りるかと思っていたら、その次の東海自然歩道道標からまた人しか通れない山道に戻った。ここからは距離をあけずに四つの東海自然歩道道標東海自然歩道道標東海自然歩道道標東海自然歩道道標があるので、国道369号線にある奈良観光案内図まで迷わず降りることができるだろう。

ここから東海自然歩道は国道369号をしばらく歩くのだが、本コースのゴールは円成寺なので、そのまま国道369号を渡り細い道を行くと円成寺庭園へ出た。帰りは忍辱山バス停からバスに乗ることになるが、円成寺庭園の前の道をそのまま真っ直ぐ行くのが近道である。奈良市街地寄りに次のバス停の円成寺口の方がが近いような名前であるが実際には吉野口のように近くはなく、忍辱山が円成寺の山号でそのものズバリの名前であり、奈良ウォーキングマップ⑪柳生剣豪ゆかりの地コースのスタートも忍辱山バス停である。

今回でウォーキング情報 - 奈良市役所の全コースを歩いた。実に感慨深い。次は多彩なウォーキングコースを掲載 奈良を歩く ゆきめぐりの全コース踏破だ。

2010年10月16日土曜日

歩く・なら「葬るかたち・宮都「飛鳥藤原」西方の古墳を訪ねて」(近鉄飛鳥駅~近鉄市尾駅)

歩く・なら葬るかたち・宮都「飛鳥藤原」西方の古墳を訪ねて」(近鉄飛鳥駅~近鉄市尾駅)を歩いた。明日香村から高取町へ抜ける細い山道でかなり迷って心細い思いをしたので、距離的には前半の歩く・なら「葬るかたち・宮都「飛鳥藤原」西方の古墳を訪ねて」(近鉄橿原神宮前駅~近鉄飛鳥駅)よりかなり短くなるが、コースを分けて正解であった。山道を抜けた後は稲刈り後の田園風景をのんびりと楽しむことができたし、もちろん古墳も盛り沢山で古代ロマンに浸ることもできる。


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まず案山子が歓迎してくれる近鉄飛鳥駅の東を流れる川沿いの道を南下するが、すぐ近鉄吉野線を越えて山沿いの道から完全に山道に入る。わかりにくい道であるが、一山越えて奈良県立高取国際高等学校が見えてくると、形が名を表しておもしろい形のマルコ山古墳はすぐそこである。

この後また完全な山道を一山越えて高取町に入ると、かなり急な石段を百段以上登らないといけない春日神社の境内に草壁王子の墓と言われている束明神古墳がある。この後すぐ訪れる草壁王子の死後におくられた称号の岡宮天皇陵以降は、わかりやすい田舎道で、高取町田園風景をのんびり歩いた後、高取町吉備川沿いに南西方向に歩く。

最後は歩く・なら「うるわしき葛城の古代風景・秋津州古墳の道」でも訪れ、全貌を見えるよう裏側へ回ってもどちらが前方でどちらが後円かわからない市尾墓山古墳と前回は気付かなかったちょっとした仕掛けが楽しませてくれる市尾宮塚古墳を巡って、近鉄市尾駅へゴールする。

2010年10月9日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する 「歴史の道」全長27kmコース」

奈良を歩く ゆきめぐり天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース」を歩いた。テレビを見ながらWEB閲覧やこのブログの更新をするのにネットブックがずっと欲しかったのが、やっとこれはいいと気に入って買ったのがAndroid搭載のauスマートフォンのIS01である。キーボードを搭載しているとはいえ、ブログ作成にはWindowsPCの使い勝手にはほど遠いが、さすがAndroid、オフラインのまま地図表示のできる無料ソフトがあった。RMapsというのだが、地図上に歩いてきた軌跡を表示してくれる優れものである。その軌跡はgpxまたはkmlフォーマットで出力してくれるので、奈良歴史の道(au地図ビューアー 簡易ハンディGPS)と同様に「歴史の道」を記念に一周した。
(12月29日 奈良を歩く ゆきめぐり「江戸・明治時代の町並みを今に伝える ならまち早回り2時間コース」からきれいな軌跡を描いてくれるOruxMapsに変更した。)
(2014年4月26日 奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「榛原周遊コース」からハードをSC-01Fに変更した。)

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IS01は図体がでかいだけあって、GPSの感度も素晴らしくシャープのURBANOは測位せず、日立のW51Hも測位できても裕に1分以上かかる木造2階建ての1階で、爆速の10秒以内で測位してしまう。携帯基地局からのアシストデータを利用しているとはいえ驚異の測位速度である。また電波OFFモードにしてもGPSは動作してくれるので、GPSロガーとして使用してもバッテリー消費も少なく、スタンバイから抜けてどれだけ地図を表示させているかにもよるが、今回9時間ロギングしても裕に20%の残容量があったので、10時間ぐらいは余裕のようである。扉を閉じたまま地図表示しなければ24時間でも持ちそうな気もするが、時々扉を開けて動作確認しないと不安でたまらない。

「歴史の道」は一周しているので、コース上で最寄りの駅から最も近い場所の一つである西大寺を起点に時計回りに歩いたのだが、終盤の非常に疲れている時に大安寺から薬師寺までのコース最大の退屈な道のりを歩くのがとてもつらかったし、西大寺から平城宮跡までのほとんどはつい先日奈良を歩く ゆきめぐり「西大寺、秋篠寺から御陵の森を訪ねて」で歩いたこともあり、今回は反時計回りで歩いた。結果は失敗で雨の中最も歩いてよかったのは御陵の森だったのに、体力が落ちていて十分に楽しむことができなかった。疲れたなら面白味の無い道でも別にかまわないので、大安寺から薬師寺が最後になるよう、もう一つのコース上から最寄りの駅へ最も近い薬師寺を起点に時計回りに廻るのがベストである。

西大寺からまず南下するが、この辺りは新しい街になっているので、菅原天満宮遺跡天神堀の手前では制定当時の「歴史の道」が失われている。天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース通りに歩くとこちらの道標を見ることはできないだろう。この後阪奈道路をくぐれば、すぐ垂仁天皇陵である。環濠の周囲の細い石畳の道は正に「歴史の道」を彷彿させてくれる。この後も南下を続け、唐招提寺の手前で近鉄橿原線を横断し、西ノ京のメインストリートを南下した後、薬師寺から東進するも、秋篠川沿いに奈良自転車道標識-7から奈良自転車道標識-8まで南下した後左折して、本格的に東進する。しばらく田園風景の田舎道を歩いた後JR大和路線を越えるために、一旦薬師寺から東進した道へ北上するのだが、今までこの北上する道がどこか確信できなかったが、県立奈良朱雀高等学校を畑越しに望む電柱の陰に歴史の道道標が隠れているのを発見してうれしかった。

JR大和路線を越えた後大安寺南大門の前を通る道まで再び南下し、県道歩道橋を渡ってもさらに東進するが、岩井川沿いに東進するために次の幹線道路を少し南下する。「歴史の道」の地図はデフォルメされてリアル縮尺ではなく、JR桜井線を越える手前では道標を見つけられずに前回はコースを取り違えていたのを、奈良ウォーキングマップ其の弐 8.唐招提寺からはじまるのんびり京終コースを歩いた時に、朽ち果てかけている奈良歴史の道道標を見つけた。この辺りのコースは天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコースはリアル縮尺なのでこちらを参照した方がよい。JR桜井線を越えてすぐに左折して、京終駅まですぐ近くの石燈籠まで北上する。この後また国道169号交点を越えて白毫寺案内横の石畳の坂道を登りきるまで東進してようやく本格的に北上するフェーズに入る。

新薬師寺の前後は道標が少なくコース通り進むのが困難だが、上の禰宜道さえ分かれば道に迷うことはない。ここから春日大社南門へ出て手向山八幡宮から東大寺大仏殿へと進むがこの間は道標がないので地図を頼りに歩くしかないが、コースを取り違えても目的地を目指せば道に迷うことは皆無であろうし、この辺りはどこを通っても歴史の道だろう。この後は細い道をうねうねと行くので道に迷うかもしれないが、逆に道標が充実しているのでコースを探し出すことができる。正倉院を半周して北上し、佐保川沿いに西進し国道369号線を越えた後般若寺の方へ北上し、奈良豆比古神社を訪れれば北上フェーズは終わりいよいよ本格的に西進することになる。

見晴らしのとてもいい黒髪橋を渡り、奈良ドリームランド沿いに南下した後、興福院長慶寺県立奈良高等学校瑞景禅寺狭岡神社と本当に細かいうねうねとした道を西進する。その後不退寺JR奈良線を渡る道まで少し北上し、ウワナベ古墳の南を西進した後、コナベ古墳磐之媛命陵の東を北上する。雨の散策では御陵の森が本コースのハイライトであり、特に磐之媛命陵沿いの石畳の小径が秀逸であった。この後ハジカミ池まで西進し平城宮跡まで一旦南下して、平城天皇陵の南を佐紀神社まで西進した後、日葉酢媛命陵の西と成務天皇陵の東をまたまた北上するがもちろんこの辺りの散策は雨が降っていても気持いい。いや雨が降っているからこその風情なのかもしれない。この後近鉄奈良線を越えると山陵八幡神社があり、神功皇后陵の西を抜けて奈良大学附属高等学校までくれば、ようやく南下するフェーズに入るがこの辺りはほぼ北西の方向に歩いていることになる。

秋篠寺の手前もわかりにくいが、奈良を歩く ゆきめぐり「西大寺、秋篠寺から御陵の森を訪ねて」にも書いた通り、秋篠町テニスコートを南下するのがポイントである。この後秋篠寺の境内を抜ければ、野神神社まで近鉄奈良線を越えて道なりに真っ直ぐ南下するのだが、秋の日は釣瓶落としで陽はとっぷりと暮れてしまった。この後は左折してしばらく西進すれば全長27Kmの「歴史の道」の一周が終わる。お疲れ様でした。