2008年3月29日土曜日

ネオハイツ学園前百楽園横の七福神社

学園前マンション群の中にぽつりとある。ひっそりではなくかなり目立つ旗を立てている。小さく祠のような神社だが、お供え物もかなり多いし、熱心な信者の方がいるのだろう。



説明書きを見ると、南都七大寺である大安寺の田んぼの中から約30年前に掘り出されて、昭和37年に造営したと書いてある。しかし、なぜ大安寺から遠く離れたこんな所に祀られるようになったのだろうか。さらにこの七福神は室町時代に彫られたと書いてあり、かなりの由緒があるようだ。しかし石が祀られているだけで、どこにも七福神がないのが不思議に思った。



家に帰って写真を選んでいるとわかった。石に七福神が彫られているのだ。現物を見ている時は凹凸がないただの石に見えたので、御神体は石なのかと思ったほどなのだが、写真で見ると凹凸が確認できるのだからおもしろい。またお参りしてわかったのだが、銅鑼を鳴らすには、鐘をつくように、綱を引いてから前へ押し出すようにするのが普通だとう思う。しかし、この神社の綱は銅鑼の後ろ側に吊ってあるので、綱を引いた時点で銅鑼が鳴ってしまう。と、言うよりも銅鑼をどうやって鳴らすのか最初はわからず戸惑った。こんな神社は初めてなのだが、他にも銅鑼を引いて鳴らす神社はあるのだろうか。


大きな地図で見る