2014年10月25日土曜日

歩く・なら「大化の改新01仏教伝来による、波紋と対立」

歩く・なら大化の改新01仏教伝来による、波紋と対立」」を歩いた。歩く・なら「古代の記憶が眠る飛鳥の里へ」と大半をコースを共有する8K弱のミドルコースだ。明日香の里は何度歩いても郷愁を感じて飽きることはないのだが、今回新鮮に感じたのは以外に風情のあるススキが目についたことである。秋の観光シーズンに明日香を歩いたのは初めてだったのだろうか。旧跡古刹に事欠かない明日香の里だが訪れる目的地を絞っていてじっくり飛鳥時代に没頭することができる。


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近鉄橿原神宮前駅東口を東進し石川池(剣池)から和田池と水辺を楽しむと明日香の里に入る。百済から伝来した仏像を祀った事跡を由来とする向原寺(豊浦宮・豊浦寺跡)と仏教伝来に反対のため仏像が投げ込まれた逸話の残る難波池を訪ねた後、甘樫丘の麓を抜けて飛鳥川甘樫橋を渡る。開眼一四〇〇年を迎えていた現存する日本最古の仏像である飛鳥大仏を本尊とする飛鳥寺の参詣道を今回初めて歩いたのだが、石畳の細道が畝っていてとても風情があった。本当に細道でわかりくく他の名所旧跡を訪ねるためこの参詣道をコースに選ばれることはなかったのだろう。

この後かめバス道を南下するとすぐに新しい飛鳥観光案内図がある奈良県立万葉文化館へ出る。犬養万葉記念館から明日香村観光会館へ道を辿り、蘇我馬子の墓との説がある石舞台古墳で折り返して今度は明日香村商工会館から飛鳥川沿いに北上する。飛鳥川岡橋を渡って西へ歩を進め聖徳太子生誕の地と逸話が残る橘寺を参拝する。飛鳥川岡橋からゴールの近鉄岡寺駅までは両側に歩道のある二車線道路の奈良県道155号多武峰見瀬線を歩く。近鉄岡寺駅は初めてかなと思っていたら、歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース)のゴールだった。