2020年1月16日木曜日

スマホ2台持ちしたら~続編2~

奈良まほろばサイク∞リング 大和青垣ルート(柳生→水間)で6年間愛用していたSC-01F(GALAXY Note3)のGPSが測位しなくなった。2ヶ月前の歩く・なら「奈良盆地周遊型ウォークルート」(法隆寺前バス停~矢田寺前バス停)から週数ロールオーバーによりアシストデータが無効というより邪魔をして初回測位にとんでもなく時間がかかっていたので全くの突然ではないので心の準備はできていた。スマホ2台持ちしたら~続編~にも書いた2年前に買った「Sato Commerce GALAXY Note3 SC10 SCL22UAA 互換バッテリー Lサイズ ( SC-01F / SCL22 / N9000 ) 3.8V 6400mAh + TPUケース」のバッテリーも劣化してきたし、さすがにAndoroid5.0も見切り時だ。スマホ2台持ちしたらに記載しているがWi-FiはBluetoothの2.4GHzと被らない5GHzを必須にしているとなかなか大容量バッテリーを搭載している格安スマホがなかったのが、ピッタリはまったOPPO A5 2020(5,000mAh大容量バッテリー)がちょうどいいタイミングで発売されていたのはラッキーだ。しかし不安だったOPPO独自のColorOS 6.0.1(Android 9ベース) は杞憂に終わらなかった。

1.GPSロガー
測位にはオフラインマップを使えるOruxMapsをもう10年近く愛用している。しかしColorOS 6.0.1(Android 9ベース)はバックグラウンドでのGPS連続測位を許してくれない。仕方ないのでメインスマホのHUAWEI P10 liteでGPSロガーにすることにしたが、メインのままでは電池の持ちが心配だ。サブのSC-01F(GALAXY Note3)の後釜に考えてほとんどセッティングが終わっていたのに急遽方針変更を余儀なくされた。まさかGPSがバックグラウンドで連続動作しないとは残念だ。最後の最後に動作チェックしていてよかったのだが後の祭りだ。一番大事な機能は一番最初にチェックしなければならない。大失敗だ。したがって恒例の使用履歴を更新すると以下になる。

使用開始日  携帯電話      GPSハード     GPSソフト
2008/09/23 W51H(au携帯)     W51H(au携帯)     au地図ビューアー
2008/10/18 URBANO(au携帯)    URBANO(au携帯)     au地図ビューアー
2010/10/09 URBANO(au携帯)    IS01(au初代スマホ)     RMaps
2010/12/29 URBAN(au携帯)    IS01(au初代スマホ)     OruxMaps
2014/04/26 SC-01F(ドコモスマホ)  SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps
2016/04/01 ZE551M(格安スマホ)  SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps
2018/01/01 HUAWEI P10 lite    SC-01F(ドコモスマホ)   OruxMaps
2020/01/16 OPPO A5 2020     HUAWEI P10 lite      OruxMaps

2.Bluetoothタグ
2台持ちのメリットとして子機をBluetoothテザリングして電池寿命を伸ばすだけでなく、1台を置き忘れたら警告音を鳴らすBluetoothタグとして使用するためにAutomated Deviceを利用している。しかしHUAWEI P10 liteは何とか動作したのに、OPPOは言うことを聞いてくれない。まあAndoroidのバージョンアップが激しく公式配布が終わっているのだからと諦めてMacroDroid - デバイス自動化をインストールしたが状況はあまり変わらない。色々やってみたがOPPOの「通知とステータスバー」の「通知で画面を点灯」をオンにしてBluetooth接続が切れたら通知するのは問題なく画面は点灯するのだが、警告音は画面が点灯している間の1回しか鳴らない。自動で再接続して失敗した後に警告音を連続して鳴らしたいのだが無理だ。本当は接続が切れている間だけ警告音を鳴らして再接続に成功したら警告音を止めたいのだがとてもとてもそこまで行き着かない。警告音を連続再生するのは無理なので音楽プレーヤーを起動して再生することにした。これなら音楽は鳴り続けてくれるのだが、Bluetooth接続が切れて通知音が鳴った後に画面点灯している間に音楽再生が始まってしまう。もう少しうまい方法があるのかもしれないが疲れた。音楽再生が始まった後に接続が復帰したら自動で再生を止めるマクロを追加すれば誤動作で切断が発生した場合に直ぐに再生を止めることはできる。しかし家にいる間はWi-Fi接続しているのでWi-Fi接続している間は鳴らないよう条件を追加することにした。

OPPO A5 2020 MacroDroid設定


お互いに警告音を鳴らすので子機のP10 liteの方はAutomated Deviceで特段設定は変えていない。いや下のACTION(15秒待って1秒毎にサウンド再生)は変えていないが、親機のOPPO A5 2020と同様にWi-Fi接続している間は鳴らないように条件を追加した。

HUAWEI P10 lite Automated Device設定


これだけだとBluetooth接続が切れた後に自動で再接続はしない。SC-01Fが子機の時はAutomated DeviceでBluetoothをOFF→ONさせればBluetooth Auto Connectが自動接続してくれた。しかしOPPO A5 2020がAutomated DeviceやAutomated DeviceではBluetoothのON/OFF制御できないことがわかり、色々やっている内に気づいたのだが下記のようにDevice disconnectedにチェックをしておけばBluetooth Auto Connectが数回は繰り返し自動で再接続してくれる。

HUAWEI P10 lite Bluetooth Auto Connect設定


3.Auto Wi-Fi ON/OFF
自宅では親機子機ともWi-Fi接続してネットワーク速度を上げて、自宅以外はバッテリー節約のためWi-Fiをオフしたい。親機は位置情報を利用してWi-Fi ON/OFFさせる例は枚挙にいとまないのだが、如何せんOPPO A5 2020がAutomated DeviceやAutomated DeviceではBluetoothのON/OFF同様にWi-Fi ON/OFFのコントロールが効かない。ColorOS 6.0.1(Android 9ベース) 恐るべしなのだが、5,000mAh大容量バッテリーも恐るべしでWi-Fi ONでも普段使いなら全くバッテリーの持ちは気にならないし、子機のHUAWEI P10 liteも機内モードで使用したらWi-Fiオンしなっぱしでも普段使いなら問題ないと割り切った。

まとめ
メインOPPO A5 2020/サブHUAWEI P10 liteの組み合わせのデビューは奈良まほろばサイク∞リング 大和青垣ルート(水間→針)だったがすこぶる快調だった。この時は特別使いなので両機ともWi-Fiオフにて動作させたが10時間歩き回っても両機とも電池が持ちそうだ。2台の役割はメインが電話とネットワーク接続して行き帰りの移動中や歩行中のクラウド閲覧でサプがGPSロガーとなる。でも今回の試みで調査して感じたのだがスマホ自身で連続的に詳細なGPSログを測位するのではなく、専用のGPSロガーとBluetooth接続してログを蓄積するのがトレンドになりそうだ。Bluetoothタグ機能を搭載したGPSロガーが登場したらスマホ2台持ちのメリットはなくなるのだろうか。いやあるアプリでの2台同時プレイがどうしても必須だ。OPPOが特殊で他のAndoroid機なら将来もGPSロガーとして使えることを祈ろう。