2013年1月12日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「のどかなまちと川辺の散歩コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップのどかなまちと川辺の散歩コース」を歩いた。奈良公園を起点にならまちを抜けて奈良市南部の川辺を辿り西の京を終点とする、奈良ウォーキングマップ其の弐 8.唐招提寺からはじまるのんびり京終コース以上に平城京の東の端から西の端まで歩く。奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースを歩いた時に、もっと佐保川の桜並木を南へ歩きたいと思った道を行くので、ベストシーズンはやはり桜の季節になる。しかし奈良歴史の道の南部は名所旧跡が少なく本コースも退屈かと思っていたら、思いの外変化に富んだコースで楽しかった。桜並木はコースの極一部なので本コースは季節を選ばないだろう。

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コースのスタートは近鉄奈良駅でまずは興福寺の南から春日大社表参道を歩き平城京の東端を目指す。鹿苑で折り返して、途中道がどこか判別できない菅原道を下り飛火野に出る。ここから浮見堂に出るのに本当に道がなく小川を飛び越え崖を駆け上った。この後頭塔まで南下した後ならまちを西に辿り、福智院から今西家書院の前を通り、奈良町物語館の手前から南へ進路を変える。

高林寺を過ぎるとほっとする町並みのならまちは終わりやがて歴史の道に入る。このまま歴史の道を中心に歩くかと思いきや、岩井川沿いにJR桜井線(万葉まほろば線)を越えてすぐ道をそれて福寺橋から京終橋まで能登川を歩き、この後もほとんど別の道だ。大安寺村役場跡を過ぎて、奈良ウォーキングマップ⑨佐保川まなびやコースでも訪ねなかった杉山古墳を訪れる。大安寺杉山2号瓦窯復元された公園になっていて、奈良県みどりをつなぐウォーキングマップの面目躍如だ。

元来た道を戻って大安寺参道を歩くと史跡大安寺旧境内があった。大安寺を参拝した後の道は歩行者が歩くスペースのない交通量の多い道で、のどかな田舎道の歴史の道の方が断然歩きやすいし、JR関西本線(大和路線)を越えて、奈良ウォーキングマップベストセレクション 8.古都を守る像 柏木コースでも少し歩いた佐保川堤を歩く。ウォーキングマップでは北西岸にコース設定されているが交通量が半端ない。東南岸は全く車の姿が見えずコース設定が失敗だろうと切れていると高椅神社があったのでまあ許そう。

国道24号を潜ってすぐの佐保川に架かる橋には驚いた。人がすれ違うのも難しい細い橋でしかも吊橋のように揺れる。佐保川東南岸を歩いてこの橋を渡るコース設定にすればいいのにと強く感じた。この橋を最後にを真北に向かう道を歩いて柏木公園を巡った後、一直線に歩を西に進める。秋篠川右京橋を渡れば薬師寺はすぐで、その隣にある近鉄西ノ京駅にゴールすれば、平城京を東西に踏破した感慨に浸ることができるだろう。