2013年1月4日金曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「緑が結ぶ奈良の歴史と文化コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ緑が結ぶ奈良の歴史と文化コース」を歩いた。奈良公園を起点に佐紀盾列(ささたたなみ)古墳群までほぼ歴史の道を辿るコースである。古墳は緑で覆われ多くが環濠を持つ上、コース上には水上池に代表されるように池も多く風光明媚である。時折小雪のちらつく厳しい寒さであったが楽しく軽快に歩くことができた。季節を問わず水と緑に加え歴史ロマンを堪能できて素晴らしい。

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屋根設置工事中の近鉄奈良駅をスタートして、すぐそこの猿沢池まで南下し、春日大社一の鳥居まで東進した後は、北上して登大路地下歩道を潜って、吉城園・依水園から東大寺大仏殿正倉院を巡り、五劫院からは西へ進路をとる。多聞城跡から聖武天皇陵光明皇后陵を訪れた後、鴻ノ池運動公園を抜けて階段を登った高台からの眺望はご覧のとおり鴻ノ池の背景に若草山が見えて素晴らしい。

興福院の手前からほとんど歴史の道を歩く。長慶寺瑞景禅寺から狭岡神社を巡り、東大寺若草山絶景ポイントへ寄り道した後、不退寺からJR関西本線(大和路線)を越えれば、佐紀盾列(ささたたなみ)古墳群だ。宇和奈辺古墳小奈辺古墳から北岸に磐之媛命陵(ヒシャゲ山古墳)のある水上池奈良自転車道となっており池の東南隅には奈良自転車道案内図がある。

平城天皇陵(市庭古墳)の手前から戻って、平城宮跡第一次大極殿を南に見て歩き、佐紀神社を参拝した後、教行寺へそれてから最後にコースハイライトの日葉酢媛命陵(佐紀山古墳)成務天皇陵・稱徳天皇高野陵を周って、近鉄平城駅へゴールする。佐紀盾列(ささたたなみ)古墳群は常緑樹に覆われて真冬に歩いても景色が変わらないのは新発見だ。