2007年6月10日日曜日

あった!押熊瓦窯跡


探しているわけではなかったが、偶然発見した。まゆみは檀で気になっていた押熊瓦窯跡だ。

グーグル検索するとまゆみは檀が第2位になっている。それだけ無名なのだろう。よく見つかったものだ。神功六丁目緑地の中に入っていって正に発見したという感覚だ。奈良市は公園及び緑地の看板を必ずといっていいほど立てているのだが、表の道にある看板にはいつも通りの内容しか書かれていなかった。もう少し案内があっていいのではないだろうか。窯跡は緑地の北東のはずれにあり、緑地の西側から緑地を迂回していけるようにもなっているが、わずかに案内があるのは緑地の北西に「高の原古道」の道標があるのみである。この道標も緑地の奥の方なので、当然表通りからは見えない。


説明板によると奈良の都には多くの瓦を焼く窯があった。グーグル検索で1位のUR都市機構 関西文化学術研究都市事業本部 歴史街道Wa.4により詳しい説明があり、多くの窯が必要なのは多くの瓦が必要であったということだ。


1枚目の写真を見てもわかるように、金をかけて復元したにもかかわらず管理は杜撰である。鉄格子にして中に入れないようにしているのだが、この小屋つけられているドアの鍵が開いていた。あまり人が来ないように案内も出していないのだろうか。


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