奇妙なオブジェである。球体は地球だろうとは思うが、何を表現しているかは説明プレートを見ないとわからない。
プレートには以下の記載があった。
万有引力のオブジェ
ニュートンは「運動の法則」と「万有引力の法則」を発見して、地球上の物体から天体に至るまでのあらゆる運動の問題に明快な回答を与えました。
このオブジェは、その業績にちなみ、地球上の全ての生物が地球の引力により共存していることを表現しています。
ここはけいはんな学研都市の中核である高山サイエンスタウンのほぼ中央、高山サイエンスタウンの中核をなす奈良先端科学技術大学大学院のキャンバス内である。以下にも科学の町にふさわしいオブジェではあるが、一体誰の作品なのかはわからない。
このオブジェがある南北の通りが散歩のメインストリートで気持ちいい。ここから北へ登ると、高山サイエンスプラザの裏手にもう一つオブジェがあった。これは芸術作品ではなく純粋な装置なので見ただけで、大体何かはわかる。
こちらにもよく見るとプレートがあった。
アルキメデスのネジ
アルキメデスは滑車の原理を応用して、中空の管を回転させ水を汲み上げる装置を発明しました。
ハンドルを回転させると、池の水が管を通って上がってきます。
本当に水を汲み上げるまでには相当の労力が必要そうだったので実際に試さなかったが、今でも水を汲み上げられるのだろう。
アルキメデスのネジの向こうに見えるのは、参天製薬(株)奈良研究開発センターである。中央のガラス部分がしゃれており、高山サイエンスタウンの中で一番デザイン性に優れた建物だ。
大きな地図で見る