2012年2月4日土曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 7.山の辺の道 北コース

奈良ウォーキングマップベストセレクション 7.山の辺の道 北コースを歩いた。奈良市作成でありながらコースの3分の2が天理市なのがおもしろいのだが、奈良ウォーキングマップ其の弐 2.広大自然豊かな京終・帯解コースと本コースを歩けば、歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」ほぼ歩いたことになり、奈良市から桜井市まで続く山の辺の道の北半分を踏破できる。山の辺の道らしくない道幅の広い車道も結構歩くのだが、広大な白川ダム(白川溜池)や奈良盆地の眺望を楽しむことができる。


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コースのスタートはJR・近鉄天理駅で、歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」とは逆向きに辿りいつもの奈良最大のアーケード街ではなく天理教教会本部への参道を歩くのが新鮮だ。この後歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(天理コース)の最終版を彷彿するように、天理大学付属天理参考館を潜って、石上神宮を参拝する。

歩く・なら「山の辺の道(奈良~天理)」同様に、石上神宮から東海自然歩道を歩くのかと思ったが、一部道がわかりにくい所があるのが理由なのか、一度車道に戻って東海自然歩道道標から東海自然歩道を辿る。その次の東海自然歩道道標から車道を離れ一山越えて名阪国道まで下るのだが、果樹園や溜池の他に竹林もあり本コースのハイライトであり、地元の方が整備していると思われる山の辺の道(北コース)石上大塚古墳案内もほほえましい。

名阪国道を潜ってすぐ白川ダムが目を楽しませてくれる。古墳公園の後しばらくはほとんど車が通らないが面白みがない新しい車道をしばらく歩いた後、東海自然歩道道標から弘仁寺を参拝したのだが、東海自然歩道弘仁寺の境内を通ることになるので、本コースは弘仁寺へ向かう道を東海自然歩道からはずしている。

この後は山辺りというより人里の道を行き時計台の後、山の辺の道 精華地区見所を見つけた。東海自然歩道とは山の辺の道道標で袂を分かつが、次の角には山の辺の道道標が、さらにはゴールの円照寺に向かうい途中に太師堂のある山道の登り口には、山の辺の道 帯解地区の見所が新しく設置してあった。山の辺の道「奈良道」として整備が進んでいる。

ゴールの円照寺の最寄の駅はJR万葉まほろば線(桜井線)の帯解駅であるが、1時間に2本程度の本数しかないのに比べ、円照寺の参道を歩いた所にあるバス停円照寺から近鉄奈良駅に向かうバスは1時間に3本あるので、バスで帰るのが便利だ。バスの本数が少ないとスタートとゴールを逆にして、行きにバスに乗ることを考えるのだが、これだけ本数があれば自宅からバスに乗るまでの電車の時間を気にするよりも、帰りのバスの時間に合わせて歩く時間を調整する方が気が楽だ。