2016年9月17日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「 橿原桜井史跡めぐりコース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ橿原桜井史跡めぐりコース」を歩いた。3年前に歩いた奈良まほろばサイク∞リング 上ツ道ルート(桜井市春日神社→橿原神宮)に飛鳥観光を加えたようなコースだ。その飛鳥観光は3ヶ月前に歩いた歩く・なら「恋する万葉集01飛鳥ルート」と被っていて新鮮味にかけるのだが、本コース最大の特徴は安倍文殊院を訪れる所である。今まで奈良県内の数々のウォーキングコースを歩いたのだが、参拝するコースは今までなかった。本尊は快慶による国宝の文殊院菩薩をいただく日本三文殊なのに訪れるコースがないのが不思議だ。世界遺産だけでなく国宝級の神社仏閣に事欠かない古都奈良の裏返しなのだろうか。


地図の作成方法


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近鉄畝傍御陵前駅西口を真っ直ぐ出て奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に突き当たった後は、スポーツ競技場が集まる橿原公苑を南下する。この後東に戻って近鉄橿原線を越えて近鉄橿原神宮前駅まで南下するのだが、見慣れない黄色い保線車両?や客車がない茶色の貨物車両?が目を楽しませてくれた。近鉄橿原神宮前駅からはいつもの道を東進し、石川池(剣池)を過ぎると豊浦駐車場の奥には古宮遺跡(小墾田宮推定地)がある。この後飛鳥川を遡上し豊浦寺跡甘樫丘を訪ねる。飛鳥川を渡ると明日香村埋蔵文化財展示室の南に飛鳥水落遺跡が、北には石神遺跡がある。この後も飛鳥観光が続き飛鳥寺を参拝してから、亀形石造物飛鳥民俗資料館の間を抜けて奈良県立万葉文化館から大原神社のある小原の里へ登る。

この後もう桜井市となる奈良文化財研究所飛鳥資料館へと下るのだが二車線の幹線道路で路側帯が狭く歩きにくく、交通量が多いと閉口する所だ。直ぐに緑の道標桜井市山田 ならクル(C-1)奈良公園↑があり、山田寺跡を訪ねると、奈良県道15号桜井明日香吉野線桜井市山田 ならクル(C-1)橿原↑だ。勿論幹線道路で交通量も多いが路側帯が広いかきちんと歩道もあり無問題だが本コースでは中だるみとなる。ならクル(C-1)上ツ道ルート奈良公園26Kmならクル(C-1)上ツ道ルート橿原6Kmは次の訪問地の安倍寺跡の中間地点にあり、この後安倍文殊院山門から安倍文殊院を抜けるのだが、駐車場から抜けるのにはまいった。この後細く曲がりくねった道が続き多いに迷った。しかもコース終盤に急坂急登が続きかなりハードだ。艸墓古墳は急坂を下った後ヘアピンで登り直す必要があるし、道標を見落とすと辿り着けない。迷い道は土舞台のある桜井公園を抜けて若櫻神社まで続き、近鉄桜井駅へ到着する。