2018年2月2日金曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「飛鳥川満喫コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ飛鳥川満喫コース」を歩いた。奈良まほろばサイク∞リング 飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)を歩いた時からキトラ古墳壁画体験館四神の館が開館したら歩こうと決めていたがいつものことで1年以上経過してしまった。しかしある程度時間を置いたので開館時の熱気も冷めて、望外にも玄武の本物を見ることができた。後で調べると本物の壁画の公開期間は限られていて事前申し込みが当たり前なのだが、平日ということもありほとんど待ち時間なく見れたのはラッキーである。真冬の飛鳥を歩いた記憶はないがいつ歩いても飛鳥は素晴らしい。表題の通りコースの半分以上は飛鳥川沿いに歩く約11Kmのミドルコースなのだが、石舞台古墳へ渡る玉藻橋近辺の道は真冬に歩いても実に風情があって感動した。


地図の作成方法


Google フォト

コースのスタートは歩く・なら「橿原・明日香 明日香・藤原京へと都の歩みをたどる」(橿原コース) と同様にコースのスタートは近鉄畝傍御陵前駅でも構わないと思うが、奈良県みどりをつなぐウォーキングマップとしては県立橿原公苑は外せないので、近鉄橿原神宮前駅をスタートすると左手には橿原神宮北参道が見える。→特別史跡本薬師寺跡↑橿原市昆虫館2.6Kmを東に過ぎて、飛鳥川新河原橋を渡ると故村田己喜次之碑があり、ここから飛鳥川東岸を南上する。飛鳥川大柳川の手前では東岸沿いの道が途切れるので一旦西岸に渡り奈良まほろばサイク∞リング せんとの道へ合流し再び東岸を左手に明日香村小山の景色も楽しみながら南上する。

国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区を訪れるため飛鳥川雷橋を西へ渡るが、すぐ飛鳥川浅瀬を渡り返すようになっているが、流量多く片足を水没させ本当に飛鳥川を満喫してしまった。飛鳥橋から西岸を歩くのだが南の山並みが雪景色なのには驚いた。ならクル(C-7)明日香(石舞台)↑(C-16)御所→を過ぎると橘寺があり、岡寺三重塔を望むこともできる。ここから冒頭に述べた最高の散歩道だ。奈良まほろばサイク∞リング せんとの道と同じ飛鳥川玉藻橋を渡るのではなくマップには飛鳥川祝戸橋を渡るように書いているが、飛鳥川玉藻橋飛鳥川祝戸橋と間違えているようだ。飛鳥川祝戸橋を渡るとすぐ国営飛鳥歴史公園祝戸地区「マラ石」があり、明日香第二種歴史風土保存地区の辺りは棚田風景が素晴らしい。

南渕橋で飛鳥川からは別れて退屈な二車線道路を歩く。交通量は少ないので歩きにくくはないが歩道はないので車が来ると気を使う。しかも急坂を上り降りするので本コース一番の難所である。見所もなくロータリーの森を過ぎて、坂を下り終わると右手遠くに文武天皇陵が見えた。正面の施設はてっきり飛鳥近隣公園の施設かと思いきや国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区檜隈寺跡前休憩案内所だった。体験工房農体験小屋から四神の広場と続き実に広大である。キトラ古墳壁画体験館四神の館地階展示室は常設無料で石室原寸大レプリカもあり30分くらいは軽く楽しめる。キトラ古墳壁画体験館四神の館特別史跡キトラ古墳のすぐ下に建てられた。最後は子嶋寺へ寄り道し、歩く・なら「昔日の薫ただよう高取城跡と城下町」が懐かしい土佐街道を少し歩いて近鉄壺阪山駅がゴールだ。