2010年12月4日土曜日

生駒の散歩道「くろんど池コース」

生駒の散歩道くろんど池コース」を歩いた。富雄川近鉄学研北生駒駅からくろんど池まで溯るのではあるが、帰りのバス時間を合わせるのがわずらわしいのだからと体力的に楽な下りとなるようコースを逆向きに辿った。コースのハイライトはやはりくろんど池周辺であり、体の疲れた最終盤ではなく全く疲れていないコースの最初に風光明媚な景色を楽しめたのは大変よかった。しかしコース後半の富雄川沿いの車道は西側に歩道が設けられていて富雄川を流れを楽しむことができないし、また交通量も多く歩きにくい。ここは川沿いに歩くのにこだわらず、富雄川東の交通量の少ない道を選択して欲しかった。


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マップではゴールはくろんど池入口バス停になっているが実際にはいわゆる自由乗降指定地になっていた。今回はその手前の高山狭戸バス停から歩いた。バス道からはずれてすぐに素晴らしい里山の風景が開ける。生駒フィールドミュージアム道標からくろんど池を一周したが、池には人工的に造られたという感じが否めないのだがくろんど池は自然にできた湖のような趣がある。池の西端は近畿自然歩道で分けられているがそこを通らず生駒フィールドミュージアム道標から池の西岸を歩くと南岸にも生駒フィールドミュージアム道標がまたふれあいの森を指し示す生駒フィールドミュージアム道標あった。

池の東岸には近畿自然歩道道標があり、車道を渡ると高山溜池を望める。そこからすぐ南に近畿自然歩道道標がありこここら歩けばサクサクと音が鳴る落ち葉の絨毯の山道を下り、視界が開けた所に近畿自然歩道道標があり、ここから高山城跡道標を辿り、高山城跡を目指す。頂上手前の高山城跡道標から下るのでびっくりしたが、最後に階段が必要な険しい登りが待っていた。高山の地名の由来は鷹山氏が支配していたことによることがわかる。再び近畿自然歩道道標に戻り、かなりの急坂を富雄川城ノ茶屋橋まで下ると、ここからはほとんど富雄川沿いに歩くことになる。

次の目的地の高山竹林園では高山が茶筌の名産地であるからここに日本中の竹を集めた公園ができたことがわかるし、園内に生駒フィールドミュージアム案内板見かけた。さらにここに公園を造った理由となった高山茶筌にゆかりのある鷹山氏墓所であった園楽寺跡もあるし、富雄川にかけられた鷹山の大橋からは見事に色づいた笹の群集を眺めることができた。

高山八幡宮手前の川崎橋から法楽寺までは川床の中に遊歩道が造られているのでそちらを歩く方がいいだろう。高山八幡宮では手水にもみじが浮かんでいるのが風情があったし、法楽寺では鮮やかな紅葉を楽しむことができた。ここから後は冒頭にも述べた通り、退屈な車道をゴールの近鉄学研北生駒駅まで歩く。途中にある国道163号線の高山大橋はコース通りに渡るのはあぶないので、橋をくぐってもう少し西岸を南下するのがおもしろいだろう。