2011年1月15日土曜日

歩く・なら「古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」

歩く・なら古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」を歩いた。コース名通りの旧所名跡に加え現代的な公園まで遺跡に造られていて見所満載であるし、ほとんどが交通量の少ない歩きやすい道でウォーキングも楽しめるだろう。安堵町を中心に西の斑鳩町から東の大和郡山市へ歩くのだが、真っ直ぐ東に向かう道は少なく一度北東に歩いた後次は南東に向かい最後にもう一度北東に歩く。東西や南北方向に向かう道が多い中これほど斜めに歩くのはコース的にもおもしろい。


より大きな地図で 歩く・なら「古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング」 を表示
Picasaウェブ アルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートはJR法隆寺駅でまずはJR大和路線をくぐるが、この辺りは富雄川安富橋付近の工事のため富雄川沿いに設定されている飛鳥葛城自転車道の迂回路になっているので、自転車道道標通りに歩けばよい。自転車道の工事はもう終わっており後は河川工事が終わるのを待つばかりのようである。富雄川安富橋から上宮遺跡公園までは富雄川沿いの飛鳥葛城自転車道を歩くが、成福寺を訪れるため上宮遺跡公園の手前で富雄川土手を西へ降りる。

上宮遺跡公園を楽しんだ後、平安のプレーボーイである在原業平のゆかりの新業平橋で富雄川を渡り、再びJRを横切るJR大和路線踏切から飽波神社までは太子道(筋違道)を歩く。ここから安堵町中心部の極楽寺までが本コースのハイライトである。歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅を歩いた時は細い道で大いに迷ったが、太子道道標を安堵町が整備しているので難なく歩けるだろう。

ハイライトはわずか1km余りなのだがその他にも善照寺広峰神社八王子神社安堵町歴史民族資料館富本憲吉記念館と見所が目白押しだし、ハイライト後もゴールの近鉄平端駅まで、大変保存状態のよい中世の二重環濠住居の中家住宅や、聖徳太子ゆかりの額安寺、鎌倉時代に瓦を焼いた額田部窯跡、通称「鎌倉墓」と言われる額安寺五輪塔と見所が続く。