2011年12月30日金曜日

奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園麗しの飛火野コース

奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園麗しの飛火野コースを歩いた。奈良ウォーキングマップベストセレクション 4.奈良公園見所たっぷりコースとの兄弟コースであり、両コースを歩けばほぼ奈良公園を踏破したことになる。兄弟コースが東大寺をメインに公園北部を巡るのに対し、本コースは奈良公園第二の観光名所である春日大社をメインに公園南部を巡る。本コースのベストシーズンはピンポイントであり、鹿苑で鹿の角きりが行われる体育の日(10月の第2月曜日)を含む3連休だろう。


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コースのスタートは県庁前バス停で、まずは奈良国立博物館を目指し東進する。鴎外の門を抜けて進路を南にとり、丸窓亭を横目で見ながら、新しくなった蓬莱橋を渡り浮見堂を訪れる。橋が白く新しいので印象がかなり違うのだが木はすぐに古色蒼然となりいい味わいになるだろう。安全のため定期的に修理するのは仕方ない。

この後奈良公園から離れて、入っていくのをためらうホテルの駐車場に入口がある頭塔を訪れる。入場するには事前予約が必要なのが平城遷都1300年を記念に春と秋の行楽シーズンには予約不要の特別公開が行われている。奈良時代の怪僧玄昉の逸話の残る構造的にもとてもユニークな塔なので是非とも特別公開を続けて欲しいものだ。

その後も高畑町を歩き奈良市写真美術館から新薬師寺を巡り、本コースのハイライトである上の禰宜道を登り春日大社を参拝する。毎年ニュースになる恒例の角きりが行われる鹿苑は春日大社表参道から鷺原道へ入ってすぐの春日大社神苑萬葉植物園の手前にある。そして本コースのゴールはかなりユニークで、駅でもバス停でもない本コースのタイトルとなっている飛火野である。近鉄奈良駅まで歩いても何のことはないが最寄のバス停は大仏前交差点から南に続く車道で飛火野に隣接している春日大社表参道バス停となる。